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【黙示録】2025年からの終末期を読む②大バビロンへの神の裁き


2025年からの終末期を読む
②大バビロンへの神の裁き

(第2回/全5回)


ヨハネの黙示録は、その解釈が非常に困難だと言われます。
それはこの書物が黙示的に書かれているうえに、前から順にひとつの時間軸で書かれているわけではないからです。

小説や映画やテレビドラマやアニメでも長編作品であれば場面の転換がありますよね。物語の途中で時間をさかのぼり「実はあの時はこうだったのです」とか「そのとき別の場所ではこんなことが」とか、同じ場面、同じ時間、同じ出来事であっても、別の主観や見せ方や表現でもって異なる描写をすることはありますよね。

ひとつの時間軸で初めから終わりまで話が完結する構成のほうがまれです(子ども向けの絵本は、そのような構成になっていますが)。

黙示録の「同じ場面」の複数の描写を整理する

この記事では、ヨハネの黙示録の全体構成を図表化した概観図を用いて、同じ場面の重なりが複雑な出来事について、その重なりを整理して再編しました。

図表を見ると「キリスト再臨までの三年半」について、複数の章が折り重なって読解が複雑になっていますが、これらの章を貫く一つの時間軸でみれば、次の順で展開されていくことが読み取れます。

① 再臨前の42か月間
② 大バビロンへの神の裁き(本記事)
③ 大バビロン崩壊後に大群衆は天に
④ キリストの再臨
⑤ 獣らの滅亡

これらの場面は、まさにこれからのこと(西暦2025年以降のこと)が描かれていますので、非常に重要で興味深い預言であり、多くの人が理解したいと思われるのではないでしょうか。

ひとつの時間軸で貫く整理再編集によって非常に分かりやすく読み取れまので、ぜひお読みください。


この記事は、【黙示録】2025年からの終末期を読む(全5回)の第2回です。他の回は、下のマガジンからどうぞ。




「同じ場面」の複数の描写を整理し再編集してみた


✅②大バビロンへの神の裁き

【重なっている箇所】
6章12-13節
11章14節
15章全体
16章1-16節
17章全体※
18章全体


【ここからひとつの時間軸に整理した本編です】


第二の災いの後、小羊が第六の封印(第三の災い)を解く

第二の災いが過ぎ去り、小羊が第六の封印を解いた時、第三の災いが来た。
大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。


七つの災害(七つの鉢)を携えた七人の御使

天にある、証しの幕屋の聖所が開かれ、その聖所から、七つの災害を携えている七人の御使が出てきた。これらの災害で神の激しい怒りがその頂点に達するのである。
大きな声が聖所から出て、七人の御使に言った。
「さあ行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に傾けよ」。


獣の正体と女の秘密

【ヨハネの黙示録 第17章】
1 それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。多くの水の上にすわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。 2 地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている」。 3 御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、また、それに七つの頭と十の角とがあった。 4 この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、 5 その額には、一つの名がしるされていたそれは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。 6 わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。

この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。 7 すると、御使はわたしに言った、「なぜそんなに驚くのか。この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と十の角のある獣の奥義とを、話してあげよう。 8 あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名をしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。 9 ここに、知恵のある心が必要である。七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。 10 そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、もうひとりは、まだきていない。それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。 11 昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、またそれは、かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るものである。 12 あなたの見た十の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。 13 彼らは心をひとつにしている。そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。 14 彼らは小羊に戦いをいどんでくるが、小羊は、主の主、王の王であるから、彼らにうち勝つ。また、小羊と共にいる召された、選ばれた、忠実な者たちも、勝利を得る」。

15 御使はまた、わたしに言った、「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である。 16 あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。 17 神は、御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、思いをひとつにし、彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたからである。 18 あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。


大バビロンの滅亡

この後、大いなる権威を持ったもうひとりの御使が、天から降りて来て力強い声で叫んで言った。
「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度の贅沢によって富を得たからである」。


神の民への勧告

もうひとつの声が天から出るのを聞いた、
わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。彼女がしたとおりに彼女に仕返し、その仕業に応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。彼女が自ら高ぶり、贅沢を欲しいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位に就いている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。それゆえ、様々な災害が、死と悲しみと飢饉とが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女を裁く主なる神は、力強い方なのである」。


第一の鉢から第五の鉢

第一の者が鉢を地に傾けると、獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々との身体に、ひどい悪性の出来物ができた。第二の者が鉢を海に傾けると、海は死人の血のようになって、その中の生き物が皆死んでしまった。第三の者が鉢を川と水の源とに傾けると、皆血になった。第四の者が鉢を太陽に傾けると、太陽は火で人々を焼くことを許された。第五の者が鉢を獣の座に傾けると、獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌を噛み、その苦痛と出来物とのゆえに、天の神を呪った。そして、自分の行いを悔い改めなかった。


地と海の者らの嘆き

地の王の嘆き
彼女と姦淫を行い、贅沢を欲しいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言う、
「ああ、災いだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、災いだ。お前に対する裁きは、一瞬にして来た」。

地の商人の嘆き
また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、
「ああ、災いだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、災いだ。これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは」。

海の民の嘆き
また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立ち、彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、
「これほどの大いなる都は、どこにあろう」。「ああ、災いだ、この大いなる都は、災いだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった」。


天からの声

天から出る声が言った、
「天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都について大いに喜べ。神は、あなた方のために、この都を裁かれたのである」。

ひとりの力強い御使が、大きなひき臼のような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、
「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。お前の商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はお前の呪いで騙され、また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。


第六の鉢(ハルマゲドンへの召集)

第六の者が、その鉢を大川ユーフラテスに傾けると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、涸れてしまった。また見ると、龍の口から、獣の口から、偽預言者の口から、蛙のような三つの汚れた霊が出てきた。これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちの所に行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。三つの霊は、ハルマゲドンという所に、王たちを召集した。



この後、「③大バビロン崩壊後に大群衆は天に」へと続きます。


続き➡️③大バビロン崩壊後に大群衆は天に


この記事で扱った各章の解説記事
ヨハネの黙示録
第6章・第11章・第15章-第16章・第17章・第18章


解説➡️ヨハネの黙示録 第6章-第7章


解説➡️ヨハネの黙示録 第10章-第11章


解説➡️ヨハネの黙示録 第15章-第16章


解説➡️ヨハネの黙示録 第17章


解説➡️ヨハネの黙示録 第18章


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