診察RPG。
先日、約4週間ぶりとなる、
膠原病内科の診察日だった。
ちょうどその2日前に、祖母が亡くなり、
お通夜の当日でもあった。
車は急に止まれない…の如く、
医大の予約変更は困難。
語感も何も合っていないが、
とにかく薬の都合が悪くなる。
幸い診察は午前中の予約だったため、
変更せずとも、お通夜には間に合う。
「おばあちゃん、ありがとう。」
と思った。
これまでいつも、
病院まで付き添ってくれていた父は、
この日、葬儀の準備で大忙しだった。
「今日は1人で行けるで。」
遠出の運転は、
出張相談会の時にもう試せていたので、
大丈夫、ノープレブレム、モウマンタイ!
三拍子揃ってるから!と、
心配そうな父母に念押しして、
車で片道1時間の医大へと1人向かった。
平日の高速は快適だ。
天気も良いし、
このままどこか行きたいくらい!
…だったが、寄り道する時間はなく、
ただただ目的地を目指す。
そんな風に、
運転で疲れることは無くなったが、
2つ気掛かりなことはあった。
1つは、
祖母が息を引き取った日の夜から、
両足の裏が少し痛み始めたこと。
昨年の秋から治療に入るまでの間に
よく感じていた、
内くるぶしから足の裏にかけての、
つっぱるような、じわじわとした痛み…。
色々バタバタしたことと、
ショックが重なり、足にきたのか…?
もう1つは、血圧手帳の記録。
プレドニン(ステロイド薬)の副作用による
高血圧かもということで、
主治医に渡された血圧手帳をつけながら、
経過観察中の私。
前回の診察では、とりあえず、
「様子見」ということになったものの、
その後からの記録は…、
1週目最高値 167 / 102
2週目最高値 161 / 97
3週目最高値 156 / 97
4週目最高値 155 / 98
毎週ビミョー…に、下がってはきていたが、
…ビミョーもビミョーすぎる。
対策として行っていたのは、
塩分控えめ、今出来る限りの軽めの筋トレ、
そして、高血圧に良いよと聞いた、
ルイボスティー。
…それだけでは、やはり弱いのか…。
これが主治医の目にどう映るだろうか…。
さてさて…と思いながら、
無事医大に到着。
血液&尿検査を済ませ、
予約の3時間後に呼ばれ、
(立て込んでいたのか、まぁざらにある。)
診察室へ入った。
足の痛みを主治医に伝えると、
「…うーん、減らしたかったけど、
少し延ばしましょか…。」
プレドニンの減量は、今回スルー。
次回まで、10mgキープとなった。
これまで、その減量の度に、
数日間ぐったりしていた。
減量後の、一時的なステロイド不足による
症状と思われ。
今回はそういうことはないか…
…ということだけ、
良かったとしておこう…。
血液検査結果では、
いつも気になる心筋トロポニンTの値が、
今回、基準値の3.5倍だった。
また少し下がっていたことに、ほっとした。
※心筋トロポニンT
心筋の筋原線維を構成する蛋白の一部。
心筋の損傷により、
心臓から循環血中に放出される
血清バイオマーカー。
TG(中性脂肪)も、前回より下がっていた。
ついでに、身体測定では、
BMIがまた下がっていた。
…筋肉が落ちていそうだ。
ここはひとつ、
からだ対策本部・筋トレ課が頑張らにゃ…。
「はい、…じゃあ、血圧手帳は?」
「あ…!はい!」
良くない成績表を渡すように、
おずおずと主治医に手帳を差し出した。
「んー…、高いね。」
鶴の一声。
高血圧の薬も処方されることになった。
ルイボスティー期間、
まだ短かったしな…。
(それだけのせいじゃないだろうけども。)
「…味は好きだから、
これからも飲み続けるよ、ルイボス。」
心の中でルイボスティーにエールを送った。
「血圧の薬、色々ありますけど、
どうしましょうか…。」
と、主治医が云う。
「え…?…あ、私、全然わかりませんので、
先生決めてください。」
びっくりした。
一瞬、高血圧初心者の
私が決めるのかと思ったが、
どうやら主治医の自問自答癖のようだ。
その後、彼は色々な薬名を
呪文のようにつらつらと唱え始めた。
「◯△※×⬜︎◯…、△×⬜︎◯※…」
「…。」
「◯△※◯×◯…、◯△×◯⬜︎×…」
「…。(サッパリワカラナイ…。)」
「オルメサルタンにしましょう。」
「オルメ…サルタン…。」
私の頭の中で、リヴァイアサンや、
タイタン、バハムートなどの召喚獣と並ぶ、
オルメサルタンが出来上がった。

私のイメージを具現化してくれたテネシー🌱
ファイナルファンタジーを
久々にプレイしたくなるような気になった。
こうして、新たに、
私の薬パーティに加わったオルメサルタン。
飲み始めてすぐに、
血圧が130/85ほどに落ち着いてきた。
高くても、140台。
低い時は、上が117という、
最近しばらく見なかった数値にもなった。
ステロイドを飲んでいても、
こんなに落ち着くなんて…、
さすが血圧の薬…!
とかなんとか、
当たり前のようなことを思ったりもした。
余談ながら、
祖母の葬儀で集まった際、
高血圧の親戚が3人いたので、
それぞれの処方薬を訊いてみると、
見事に全員違っていた。
高血圧の薬は、
本当に種類が多いんだなぁと、
改めて実感した。
主治医が唱えるだけのことはある。

妹曰く、私のイメージは
黒魔道士でしかないらしいので、これ。
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