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ChatGPTが、僕の発想を広げるちょうどいいパートナーになるまで

最近、思考実験をするときは、まずChatGPTのo1 Proに壁打ちするのが癖になっている。

自分であれこれ考えるより、AIに訊いて“中央値っぽいアンサー”をもらったほうが、余計な負担が減って早くゴールにたどり着ける感じがする。

いや、感じるだけじゃなく、実際に「暇な生活」に拍車がかかっている。今前なら100時間かかっていたことさえ5時間で終わっていた。もちろん、全ての業務を任せられるわけではないけど、そういう「任せると爆発的に処理が進んでいくタスク」はもうAIに完敗だ。

とはいえ、最初は月3,000円の有料プランにしてみたら「おお、意外とええやん」ってなった程度。その勢いで「ほな3万円プランはどんなもんやろう」と試してみたら、これがもうものすごく賢くてびっくりした。

具体的には、新事業の相談やマーケ戦略、思いついたビジネスアイデアのブラッシュアップ、さらにはちょっとした計算なんかもお願いできる。

しかも以前のChatGPTみたいに、即答で「役に立たない」文章を返すんじゃなくて、じっくり1〜3分かけて考えてくれる。当然、プロに相談するより早いし、ある意味役立ってる気がする。

もちろん、100点満点の答えが返ってくるわけじゃない。あくまで70〜80点だけど、その分レスポンスが速いし、「ちょっと違うかも」と思ったら、また違う視点から訊けばいい。

壁打ちの相手が欲しいだけなら、これ以上ないくらい便利で、3万円という値段も「人を雇うより安い」と思うと、そんなに高く感じない。

実際、僕のXのポストを1,000個くらい読み込ませて「性格診断してみて?」と指示したら、驚くほどズバズバ指摘をしてきた。人間ならオブラートに包んでくれるかもしれないのに、AIだと遠慮がない。

でも、そこがいいのかもしれない。AIだからこそ、こっちが腹を立てることもないし、批判されても「まあ、ただの機械が言ってるだけだし」という距離感が保てる。

下手に人間同士だと、言い方ひとつで空気が悪くなる場合もあるじゃないか。AI相手だとそういうしがらみがないから、思わぬ意見を受けとめやすい。

思考実験をAIとするのがラク、とはいえ、おまかせにしすぎると自分の頭がどんどん退化するんじゃないかという若干の不安はある。

ただ、少なくとも僕は「ある程度AIに整理してもらって、そこから自分なりに考える」工程が好みに合ってるらしい。頭が真っ白なときにゼロから構築するのはシンドいけど、たたき台があればチェックや修正がしやすい。

それだけでだいぶ楽になるんだから、そりゃ月3万円は当分課金し続けそうだな、と自然に思う。

たぶん令和の時代は、こういうふうにAIが思考の補助輪になっていくんだろう。昔は「こんなのに頼ったら考える力がなくなる」って言う人もいたけど、いざ使ってみると“考えない”というより“考えるキッカケを増やす”感覚に近い。

それに、人は本来バカな生き物だと思っていて、だからこそ、数字を発明し、計算を発明し、そろばん、電卓、エクセルという計算機まで開発してきた。それでも人間はバカになるどころから、さらに便利なものを開発したり生産性を上げている。

人類は積み上げたものに乗っかっているだけで賢いわけじゃない、と思う。

何にせよ、僕はありがたく壁打ちを続けるつもりだ。

もしかしたらいつか、AIがさらに進化して「もう全部まかせてもいいよ」と言ってくる日が来るかもしれない。

そのときはそのときで、また迷いながら壁打ちするんだろうな。


AIの話はこちらでも書いてます。


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