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似た人が、また出てくる|人間関係が繰り返されてしまう人へ

別の人なのになぜか、
同じような状況が生まれる。
同じような関係性になる。

似たタイプのパートナー。
同じように頼られてしまう上司。
いつも我慢してしまう自分。

「今度こそ」と思うのに、
気づけば、また同じ場所に立っている。

と、感じることはありませんか?


相手が悪いのではない。
自分が弱いのでもない。

ただ、
選ぶ基準が、まだ見えていない
だけかもしれません。


「私はどうしたい?」に、答えられない


人間関係でいちばん疲れるのは、
喧嘩やトラブルが起きたときではありません。


「私は、どうしたいのか」


答えが見つからないとき、
反応できないとき、
どうしたらいいのか、わからないとき。

そんな曖昧な状態に、
気づかずエネルギーを消耗していくことがあります。


だから、人に聞いたり、
占いに行ったり、
SNSを見たり。

答えを探して、
無意識のうちに、
誰かの正解を、自分のものにしようとしてしまう。

でも、借りた答えは、
いつまでも自分のこころに
根付いてはくれません。


断れないのは、優しさだけじゃない


断れない。
合わせる。
我慢する。
空気を読む。
期待に応える。

そうしているうちに、
自分の輪郭が、
少しずつ薄くなっていって、

「ちゃんとしなきゃ」
「嫌われたくない」
「迷惑をかけたくない」

という気持ちに駆られるようになる。


それは、優しさのようであって、
本当は、誰かの期待に、選ばれているだけなのかもしれない。


同じ関係が繰り返される理由


パズルのピースを違う場所にはめても、
絵柄がそっくりなら、完成した景色は似ているでしょう。

そんな風に、人間関係もまた、

「ちゃんとしなきゃ」
「嫌われたくない」
「迷惑をかけたくない」

という気持ちが、

似ているけれど微妙にズレている。
そんな状況をつくり出してしまう。

外側の相手を変えても、
内側の選択パターンが変わっていなければ、
また同じ形に戻ってしまうものです。


らしさを見ていない。
無意識を知らない。
感情の意味がわからない。

すると、
「自分の意思」だと思っているものが、
実は

  • 思い込み

  • 過去の傷

  • 他人の期待

  • 社会の常識

で決まっていることに、
気づけない。

そんなことが起こっているかもしれません。


見えないものが、見えてくると


心理療法や自己理解が目指すのは、
あなたを変えることではありません。

自分の選択を、自分の手に取り戻すこと。

それが分かってくると、
人間関係は少しずつ変わり始めます。

断れるようになる、
というより、
「これは、私が選んだ」
と感じられるようになる。

本音がわかる、
というより、
「今、私はこう感じている」
と言葉にできるようになる。

同じタイプの人に出会っても、
以前とは違う距離感で
向き合えるようになる。


今日、ひとつだけ


今夜、
今日いちばん疲れた場面を
思い出してみてください。

そこで、
「私はどうしたい?」と
自分に問いかけてみましょう。

答えがすぐに出なくても、
それでいい。

問いが立った瞬間、
すでに少しだけ、
選択の主導権は
あなたの手に戻ってきています。

あなたは今、
人間関係のなかで、
本当に自分で選んでいますか?


別の角度からも綴っています。


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美結(みゆ)|“目に見えない関係性”を読み解く人 応援、ありがとうございます。いただいたチップは、執筆や対話・探究を続けるための活動費に使わせていただきます。