「もし当日に熱が出たら…」中学受験まで残り1カ月。それでも、親の不安は消えない〜キャリアコンサルタントの母が記す、本番前のリアルな記録〜
中学受験当日まで、あと1カ月。
ここまで来たら、
「もうやるしかない」
頭ではそう分かっているのに、
心はなかなか落ち着きません。
本当に大丈夫なのか。
願書は無事に提出できるのか。
このまま、何事もなく当日を迎えられるのか。
受験が近づくにつれて、
子どもよりも、
むしろ親のほうが不安になっていく。
直前期に入って、
そんな感覚を何度も味わっています。
このnoteは4話完結シリーズの第3弾です。
第1弾・第2弾はこちら。
願書が「出し終わるまで」続く、親の不安

願書の提出は、思っていた以上に
神経を使いました。
報告書の受け取りは冬休み明け。
考査料の支払い、特定郵便の手配。
Web願書への正確かつ慎重な入力…
どれか一つでも抜けたら終わり、
という緊張感。
受験票が手元に届くまでは、
何度確認しても、どこか落ち着かない。
子どもは目の前の勉強に集中しているのに、
親は「見えない不安」をずっと抱えている。
直前期は、そんな時間が続きます。
39.4℃の発熱で、背筋が凍った日

そんな中、息子が39.4℃の高熱を出しました。
インフルエンザも、コロナも陰性。
幸い大事には至りませんでしたが、
そのとき、ふと頭をよぎったのです。
「もし、これが受験当日だったら…」
感染症で陽性なら、別日受験が認められます。
でも、陰性だったら…
その時点で、チャンスは消えてしまう。
考えたくないのに、考えてしまう。
ここまで積み重ねてきた時間が、
たった一日の体調で左右されるかもしれない現実。
中学受験は、
勉強だけではどうにもならない世界だと
改めて痛感しました。
直前期に意識した「スケジュール管理」

不安になるほど、何かを詰め込みたくなる。
でも、直前期にそれをやっても、
良い結果にはつながりません。
この時期に意識したのは、
「増やす」ことではなく、「抜けない」こと。
親が管理すべきこと
・食事の管理
・体調管理(睡眠を含む)
・通塾のスケジュール管理
・出願手続き
・受験前日~当日の管理
子どもに任せること
・宿題の管理
・遊びの管理
・友だちとの関係
・学校内での過ごし方
この線引きをはっきりさせ、
子どもは勉強に集中できるように、
親は「環境の用意と手続き」に徹する。
完璧じゃなくていい。
ただ、致命的なミスだけは防ぐ。
それが直前期の親の役割だと思っています。
子どもとの距離感に、いちばん悩んだ

直前期は、言葉選びにも気を遣います。
「大丈夫?」
「ちゃんとできてる?」
つい聞きたくなるけれど、
親の不安をそのままぶつけてしまうと、
子どもの心を揺らしてしまう。
だから、なるべく
体調や気分を気にかける声かけを
意識しました。
点数や結果よりも、
「今日はどんな感じ?」
そんな問いかけを
大切にするようにしています。
正解は分かりません。
でも少なくとも、親の不安を
子どもに背負わせないようにはしたい。
そう思いながら、年明けまで来ました。
キャリアコンサルタントの母として、意識したこと

私は現在、フリーランスの
キャリアコンサルタントとして働いています。
日々、仕事や人生に悩む方の話を聴き、
不安や迷いを言葉にし、
一緒に整理する仕事です。
だからこそ、
中学受験の直前期に入ってから、
自分自身に何度も問いかけていました。
「この不安は、誰のものだろう?」
「いま感じている焦りは、子どもの不安なのか、親の不安なのか」
支援の現場でも
「本人の課題と、周囲の感情を切り分ける」
ことを大切にしています。
けれど、それを自分の家庭で実践するのは、
想像以上に難しい。
親としての感情が先に立ち、
つい先回りしたくなる。
つい、結果を心配してしまう。
それでも意識していたのは、
「子どもの問題を、
親の不安で上書きしないこと」でした。
不安があること自体は、
悪いことではありません。
ただ、その不安を
誰が引き受けるべきかは、
慎重に考える必要があります。
直前期だからこそ、
子どもが背負うべきなのは
「自分の挑戦」だけ。
親の焦りや恐れまで、
息子に背負わせてはいけないと思いました。
専門家として、
完璧にできたとは思っていません。
何度も揺れ、迷いました。
それでも、
「親の役割は、
コントロールではなく環境づくり」
この考えだけは、手放さずに
ここまで来ました。
あえて「受験から離れる時間」をつくる

冬期講習は、大晦日も元旦もあります。
そのため、この冬は帰省もお休み。
それでも、塾と宿題の時間以外は、
できるだけ小学生最後の冬休みを
楽しもうと決めました。
プラネタリウムに行ったり、
すき焼きを食べに行ったり、
M-1を家族みんなで見たり、
映画『ズートピア2』を観に行ったり。
生活リズムも、
6:30起床、21:30就寝を徹底。
※大みそかを除く
受験生である前に、
一人の小学生であることを忘れない。
そのほうが、結果的に心が整う気がしています。
「学校を休む」という、答えの出ない悩み

先日、小学校の担任の先生から
「いつからお休みしますか?」と聞かれました。
受験する子は、
本番に備えて1~2週間欠席する家庭も多いそうです。
我が家も、どうするかまだ悩んでいます。
1週間前から休ませたほうがいいのか。
普段通り通わせたほうがいいのか。
今のところ、1月26日(月)から休ませて
塾だけは行かせる予定です。
正解は、きっと家庭ごとに違う。
だからこそ、この悩みも抱えたまま、
前に進くしかないのだと思っています。
また、受験当日の悪天候を考えて
念のため学校近隣のホテルも確保。
当日は夫も有休を取得して、
試験会場となる中学校の正門まで
夫婦で見送る予定です。
最後の最後まで、最大限に、
できる限りの支援をしたいと思います。
不安は、最後まで消えない

中学受験の直前期。
不安は、なくなりません。
でも、不安があるからこそ、
ここまで必死に考え、
動いてきたのだと思います。
親としてできることは限られている。
それでも、ここまで来た。
中学受験は、将来への投資である。
合否に関係なく、進学先は用意されている。
だから、安心して構えればいい。
それでも、ここまで3年間
遊びを我慢して頑張った息子のために、
できれば「合格したよ!」って伝えたい。
でも、絶対に親が焦らない。
最後は神様に、そして運命に任せよう。
そんな1カ月前の、
正直な記録です。
■2月23日、有料noteリリース

都立中の受験日は、2026年2月3日。
合格発表は翌週の2月9日です。
今回お伝えしきれなかった、
中学受験をして本当に良かったこと
親としてやれば良かったと痛感したこと
受験後、子どもにかけた「魔法の言葉」
夫婦で役割をどう分担したか
公開模試3位につながった我が家の子育て法
次の受験に向けた家庭マネジメント戦略
こうした
「1年前の私が知っておきたかったこと」を、
4話シリーズの完結章として
2月23日に有料noteで公開しました。
よろしければ、我が家の受験の記録を
フォローして見守っていただけたら嬉しいです。
もちろん、いいね💗も大歓迎です。
ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。
ゆきこからのメッセージ

あっという間に、
お正月を迎えてしまいました。
家族全員、落ち着かない日々を
過ごしています。
でも、前に進んでいる実感が
少しずつ増えてきたのも事実です。
不安を感じながらも、
子どもを信じて、一緒に歩む。
同じように受験を迎えるご家庭の力に、
少しでもなれたら嬉しいです。
小6の、小さな受験生を抱える親御様へ——
ここからまた、一緒に走り切りましょう。
普段は、
・転職活動のアドバイス
・キャリアコンサルタントの仕事術
・働く女性のキャリア支援
などを中心に発信しています。
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