B 0254:2011
目
次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 量記号···························································································································· 2
4 ゲージの種類 ··················································································································· 2
4.1 ねじ用限界ゲージの種類及びゲージ記号············································································· 2
4.2 点検用ゲージの種類及びゲージ記号··················································································· 3
5 ゲージの機能,管理及び使い方 ··························································································· 3
5.1 おねじ用限界ゲージ及び点検用ゲージ················································································ 3
5.2 めねじ用限界ゲージ ······································································································· 5
6 不完全ねじ山のねじ山払い及び面取り ·················································································· 5
7 おねじ用ゲージ ················································································································ 7
7.1 有効径の公差域の位置関係 ······························································································ 7
7.2 山形 ···························································································································· 8
7.3 諸数値 ························································································································ 10
8 めねじ用ゲージ ··············································································································· 12
8.1 有効径の公差域の位置関係 ····························································································· 12
8.2 山形 ··························································································································· 13
8.3 諸数値 ························································································································ 14
9 標準温度························································································································ 15
10 ゲージの寸法,許容差及び公差 ························································································ 15
11 硬さ及び表面粗さ ·········································································································· 15
12 測定方法 ······················································································································ 15
13 検査 ···························································································································· 15
14 表示 ···························································································································· 15
附属書JA(規定)ゲージの寸法,許容差及び公差 ····································································· 16
附属書JB(規定)JIS B 0202の附属書に規定するねじに用いる管用平行ねじゲージ ························· 30
附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 54
(1)
B 0254:2011
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本精密測定機器
工業会(JMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS B 0254:1985は改正され,この規格に置き換えられた。
また,令和2年10月20日,産業標準化法第17条又は第18条の規定に基づく確認公示に際し,産業標
準化法の用語に合わせ,規格中“日本工業規格”を“日本産業規格”に改めた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(2)
日本産業規格
JIS
B 0254:2011
管用平行ねじゲージ
Limit Gauges for Parallel Pipe Threads
序文
この規格は,1987年に第2版として発行されたISO 228-2を基に,一部技術的内容を変更して作成した
日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所,附属書JA及び附属書JBは,対応国際規格に
ない事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。
附属書JBはISO 228-2によらないねじ用のゲージに関する規定であるが,JIS B 0202の附属書に合わせ
て規定する。JIS B 0202の附属書が廃止されるときは,この附属書JBの廃止を検討する。
1
適用範囲
この規格は,JIS B 0202に規定する管用平行ねじ(G)の寸法検査に用いるねじ用限界ゲージ及びその
点検用ゲージについて規定する。
なお,ねじ用限界ゲージ及び点検用ゲージを総称して,単に,ゲージという。
JIS B 0202の附属書に規定する管用平行ねじ(PF)に適用するゲージは,附属書JBに規定する。
工作物ねじの用途によって,このゲージ以外の測定機器による検査を行ってもよい。
ゲージの機能は,次による。
a) 通り側ねじゲージは,工作物ねじの山形がJIS B 0202で定義された山形の最大実体限界を超えないこ
とを保証しなければならない。
b) 止り側ねじゲージは,工作物ねじのフランクの最小実体限界を決定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 228-2:1987,Pipe threads where pressure-tight joints are not made on the threads−Part 2:
Verification by means of limit gauges(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格で引用することによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引
用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0202 管用平行ねじ
注記 対応国際規格:ISO 228-1,Pipe threads where pressure-tight joints are not made on the threads−
Part 1: Dimensions, tolerances and designation(MOD)
JIS B 0261 平行ねじゲージ−測定方法
2
B 0254:2011
JIS B 0680 製品の幾何特性仕様(GPS)−製品の幾何特性仕様及び検証に用いる標準温度
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
3
量記号
この規格で用いる量記号は,表1による。
表1−量記号
量記号
意味
切り取ったフランクをもつゲージの谷底の逃げの幅
おねじ外径の基準寸法及びめねじ谷底の径の基準寸法(JIS B 0202参照)
おねじ谷底の径の基準寸法及びめねじ内径の基準寸法(d1=D1=d−1.280 654 P)
おねじ有効径の基準寸法及びめねじ有効径の基準寸法(d2=D2=d−0.640 327 P)
ねじリングゲージの有効径の公差域の中心から,通り側点検プラグの有効径の公差域の中心までの距離
完全なフランクをもつ山形のゲージのフランクの直線部分と接する山の頂及び谷底の丸みの半径
切り取ったフランクをもつ山形のゲージのフランクの直線部分と接する山の頂及び谷底の丸みの半径
ピッチ(P=25.4/ねじ山数)
切り取ったフランクをもつ谷底の逃げの偏りの量
b3の許容差
点検用ゲージの有効径公差
おねじの有効径公差
めねじの有効径公差
通り側及び止り側ねじプラグゲージの有効径公差
通り側及び止り側ねじリングゲージの有効径公差
通り側ねじプラグゲージ又は通り側ねじリングゲージの有効径の公差域の中心から摩耗限界までの距離
止り側ねじプラグゲージ又は止り側ねじリングゲージの有効径の公差域の中心から摩耗限界までの距離
通り側ねじプラグゲージの有効径の公差域の中心からめねじの有効径の最小許容寸法までの距離
ねじの山の頂及び谷底の丸み部高さを2倍した値 (u=0.147 84 P)
通り側ねじリングゲージの有効径の公差域の中心寸法からおねじの有効径の最大許容寸法までの距離
注a) 数式による計算値よりもJIS B 0202 に規定する値を優先する。
b) 数式による計算値よりも表5及び表7の値を優先する。
4
ゲージの種類
4.1
ねじ用限界ゲージの種類及びゲージ記号
ねじ用限界ゲージの種類及びゲージ記号は,表2による。
表2−ねじ用限界ゲージの種類及びゲージ記号
検査されるね
じ
おねじ
めねじ
検査される箇所
有効径
有効径
ねじ用限界ゲージの種類
ゲージ記号
通り側ねじリングゲージ
止り側ねじリングゲージ
通り側ねじプラグゲージ
止り側ねじプラグゲージ
注記 ゲージ記号は,ISO 228-2に規定されていないが,使用の便を考え従来から使用している記号を示した。
3
B 0254:2011
4.2
点検用ゲージの種類及びゲージ記号
点検用ゲージの種類及びゲージ記号は,表3による。
表3−点検用ゲージの種類及びゲージ記号
点検されるねじ用限界ゲージ
通り側ねじリングゲージ
止り側ねじリングゲージ
点検用ゲージの種類
ゲージ記号
新製の通り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ
新製の通り側ねじリングゲージ用止り側点検プラグ
通り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ
新製の止り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ
新製の止り側ねじリングゲージ用止り側点検プラグ
止り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ
注記 ゲージ記号は,ISO 228-2に規定されていないが,使用の便を考え従来から使用している記号を示した。
5
ゲージの機能,管理及び使い方
5.1
おねじ用限界ゲージ及び点検用ゲージ
5.1.1
通り側ねじリングゲージ
5.1.1.1
機能
通り側ねじリングゲージは,おねじの総合寸法,すなわち,おねじの有効径寸法を拡大させているねじ
の形状偏差(有効径の直径不同及びねじ軸の真直度),ピッチ誤差,リードのよろめき及び半角誤差を考慮
した総合有効径を点検するために用いる。
併せて,このゲージはおねじの直線フランクの長さが適切であるかどうか,すなわち,おねじの谷底の
丸みが大きすぎないかどうかも点検する。
このゲージはテーラーの原理(JIS B 0251参照)に従っているので,このゲージでおねじを点検するこ
とによって,おねじの山形がJIS B 0202に規定する最大実体限界を超えていないことが保証できる。
5.1.1.2
管理
一般に通り側ねじリングゲージは,通り側及び止り側の点検プラグで検査し,また定期的に摩耗点検プ
ラグで管理する。ただし,止り側点検プラグを用いない場合は,他の方法で通り側ねじリングゲージの有
効径の最大許容寸法を超えていないことを保証しなければならない。
5.1.1.3
使い方
おねじに,通り側ねじリングゲージを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,おねじのねじ全
域にわたって,ねじ込まれなければならない。これが不可能な場合は,おねじは仕様を満足していない。
5.1.2
新製の通り側ねじリングゲージ用点検プラグ
5.1.2.1
機能
通り側及び止り側点検プラグは,新製の通り側ねじリングゲージの総合有効径を検査するために用いる。
5.1.2.2
使い方
新製の通り側ねじリングゲージに,通り側点検プラグを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,
ねじリングゲージのねじ全域にわたって,ねじ込まれなければならない。
新製の通り側ねじリングゲージに,止り側点検プラグを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,
ねじリングゲージのどちらの端面側からも1回転を超えてねじ込まれてはならない。1回転を超えたかど
うかは,止り側点検プラグを抜くときに決定する。
4
B 0254:2011
5.1.3
通り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ
5.1.3.1
機能
摩耗点検プラグは,通り側ねじリングゲージの有効径が摩耗限界を超えていないことを確かめるために
用いる。摩耗点検プラグの有効径は,通り側ねじリングゲージの摩耗限界と同じ寸法である。
5.1.3.2
使い方
通り側ねじリングゲージに,摩耗点検プラグを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,ねじリ
ングゲージのどちらの端面側からも1回転を超えてねじ込まれてはならない。1回転を超えたかどうかは,
摩耗点検プラグを抜くときに決定する。1回転を超えてねじ込まれた場合は,通り側ねじリングゲージは
仕様を満足していない。
5.1.4
止り側ねじリングゲージ
5.1.4.1
機能
止り側ねじリングゲージは,おねじの実際の有効径が規定の最小許容寸法を超えているかどうかを検査
するために用いる。止り側ねじリングゲージによる検査は,剛性工作物おねじの検査ではテーラーの原理
を満たしていない。非剛性工作物おねじの検査もテーラーの原理を満たしていないが,これは工作物おね
じに柔軟性があるためである。
5.1.4.2
管理
一般に,止り側ねじリングゲージは,通り側及び止り側点検プラグで検査し,また定期的に摩耗点検プ
ラグで管理する。ただし,止り側点検プラグを用いない場合は,他の方法で新製の止り側ねじリングゲー
ジの有効径の最大許容寸法を超えていないことを保証しなければならない。
5.1.4.3
使い方
おねじに,止り側ねじリングゲージを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,2回転を超えて
はならない。2回転を超えたかどうかは,止り側ねじリングゲージを抜くときに決定する。2回転を超えて
ねじ込まれた場合は,おねじは仕様を満足していない。
なお,3山以下のねじ長さのおねじにおいては,止り側ねじリングゲージは,完全に通り抜けてはなら
ない。
5.1.5
新製の止り側ねじリングゲージ用点検プラグ
5.1.5.1
機能
通り側及び止り側点検プラグは,新製の止り側ねじリングゲージの総合有効径を検査するために用いる。
通り側点検プラグは,新製の止り側ねじリングゲージの谷底の直径が小さ過ぎないことも確認する。
5.1.5.2
使い方
新製の止り側ねじリングゲージに,通り側点検プラグを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,
ねじリングゲージのねじ全域にわたって,ねじ込まれなければならない。
新製の止り側ねじリングゲージに,止り側点検プラグを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,
ねじリングゲージのどちらの端面側からも1回転を超えてねじ込まれてはならない。1回転を超えたかど
うかは,止り側点検プラグを抜くときに決定する。
5.1.6
止り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ
5.1.6.1
機能
摩耗点検プラグは,止り側ねじリングゲージの有効径が摩耗限界を超えていないことを確かめるために
用いる。摩耗点検プラグの有効径は,止り側ねじリングゲージの摩耗限界と同じ寸法である。
5
B 0254:2011
5.1.6.2
使い方
止り側ねじリングゲージに,摩耗点検プラグを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,ねじリ
ングゲージのどちらの端面側からも1回転を超えてねじ込まれてはならない。1回転を超えたかどうかは,
摩耗点検プラグを抜くときに決定する。1回転を超えてねじ込まれた場合は,止り側ねじリングゲージは
仕様を満足していない。
5.2
めねじ用限界ゲージ
5.2.1
通り側ねじプラグゲージ
5.2.1.1
機能
通り側ねじプラグゲージは,めねじの総合寸法,すなわち,めねじの有効径寸法を減少させているねじ
の形状偏差(有効径の直径不同及びねじ軸の真直度),ピッチ誤差,リードのよろめき及び半角誤差を考慮
した総合有効径を点検するために用いる。
併せて,このゲージはめねじの直線フランクの長さが適切であるかどうか,すなわち,めねじの谷底の
丸みが大きすぎないかどうかも点検する。このゲージはテーラーの原理(JIS B 0251参照)に従っている
ので,このゲージでめねじを点検することによって,めねじの山形がJIS B 0202に規定する最大実体限界
を超えていないことが保証できる。
5.2.1.2
管理
通り側ねじプラグゲージの摩耗は,定期的に検査をする。
摩耗は測定して判定する。
5.2.1.3
使い方
めねじに,通り側ねじプラグゲージを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,めねじのねじ全
域にわたって,ねじ込まれなければならない。これが不可能な場合は,めねじは仕様を満足していない。
5.2.2
止り側ねじプラグゲージ
5.2.2.1
機能
止り側ねじプラグゲージは,めねじの実際の有効径が規定の最大許容寸法を超えているかどうかを検査
するために用いる。
5.2.2.2
管理
止り側ねじプラグゲージの摩耗は,定期的に検査をする。
摩耗は測定して判定する。
5.2.2.3
使い方
めねじに,止り側ねじプラグゲージを過大な力を加えることなく手でねじ込んだとき,2回転を超えて
はならない。2回転を超えたかどうかは,止り側ねじプラグゲージを抜くときに決定する。2 回転を超え
てねじ込まれた場合は,めねじは仕様を満足していない。
なお,3山以下のねじ長さのめねじにおいては,止り側ねじプラグゲージは,完全に通り抜けてはなら
ない。
6
不完全ねじ山のねじ山払い及び面取り
不完全ねじ山は,工作物ねじの寸法検査に支障が生じないようにねじ山払い(完全ねじ山の始まりまで
不完全ねじ山を除去する。)を施すことを推奨する(図1参照)。それが不可能な場合は,ねじの谷底から
27.5°の面取りを施す(図2参照)。
6
B 0254:2011
a) ねじプラグゲージ
及び点検プラグ
b) ねじリングゲージ
図1−ねじ山払い
a) ねじプラグゲージ
及び点検プラグ
b) ねじリングゲージ
図2−ねじ山の面取り
7
B 0254:2011
7
おねじ用ゲージ
7.1
有効径の公差域の位置関係
有効径の公差域の位置関係は,図3による。
図3−おねじ用ゲージの有効径の公差域
8
B 0254:2011
7.2
山形
7.2.1
通り側
通り側は,図4及び図5による。
a) 通り側ねじリングゲージ(GR)
b) 新製の通り側ねじリングゲージ用
通り側点検プラグ(GRGF)
図4−完全なフランクをもつ山形
a) 新製の通り側ねじリングゲージ用
止り側点検プラグ(GRNF)
b) 通り側ねじリングゲージ用
摩耗点検プラグ(GW)
図5−切り取ったフランクをもつ山形
9
B 0254:2011
7.2.2
止り側
止り側は,図6及び図7による。
図6−切り取ったフランクをもつ山形
10
B 0254:2011
注a) ねじの呼びG 1/16〜G 3/8 及びG 2 1/4〜G 6のB級ねじ用ゲージの外径は,
山の頂のとがりを弱めるために次の式によって算出する。
[d2−Td2−(TR/2)−m−(Tcp/2)+0.831 785 P−TPL]±TPL
a) 新製の止り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ(NRGF)
b) 新製の止り側ねじリングゲージ用
止り側点検プラグ(NRNF)
c) 止り側ねじリングゲージ用
摩耗点検プラグ(NW)
図7−完全なフランクをもつ山形
7.3
7.3.1
諸数値
山形に関する諸数値
山形に関する諸数値は,表4による。
11
B 0254:2011
表4−山形に関する諸数値
単位 mm
検査
され
るね
じの
呼び
ねじ山数
につき)
ピッチ
(参考)
完全なフランクをもつ
山形
切り取ったフランクをもつ山形
山の頂
の丸み
谷底の丸
みの最大
値r1max
半角の
許容差
(分)
谷底の丸みの最大値
GRNF, A級ね
じ用NR
谷底の逃げの幅
B級ね
じ用NR
基準
寸法
許容差
半角の
許容差
(分)
注a) 谷底の逃げの中心は,山形の中心に対して図に示すXだけ偏りがあってもよいが,その値はb3の許容差Sと同
じとする。b3の許容差は,実際の偏りXがSより小さいときは,SとXとの差の2倍だけ大きくすることがで
きる。
7.3.2
ゲージの寸法,許容差及び公差を求めるための諸数値
ゲージの寸法,許容差及び公差を求めるための諸数値は,表5による。
表5−ゲージの寸法,許容差及び公差を求めるための諸数値
単位 μm
検査される
ねじの呼び
A・B級ねじ共用通り側ねじリングゲージ及び点検用ゲージ
A級ねじ用止り側ねじリングゲージ及び点検用ゲージ
B級ねじ用止り側ねじリングゲージ
及び点検用ゲージ
12
B 0254:2011
7.3.3
ピッチの許容差
ゲージの全長にわたって任意の二つのねじ山間で測定したピッチの許容差は,±5 μmとする。
8
めねじ用ゲージ
8.1
有効径の公差域の位置関係
有効径の公差域の位置関係は,図8による。
図8−めねじ用ゲージの有効径の公差域
13
B 0254:2011
8.2
山形
山形は,図9及び図10による。
図9−完全なフランクをもつ山形
図10−切り取ったフランクをもつ山形
14
B 0254:2011
8.3
8.3.1
諸数値
山形に関する諸数値
山形に関する諸数値は,表6による。
表6−山形に関する諸数値
単位 mm
検査される
ねじの呼び
ねじ山数
につき)
ピッチ
(参考)
完全なフランクをもつ山形
山の
頂の
丸み
谷底の丸み
の最大値
半角の
許容差
(分)
切り取ったフランクをもつ山形
谷底の丸みの
最大値
谷底の逃げの
幅
基準
寸法
半角の
許容差
(分)
許容差
注a) 谷底の逃げの中心は,山形の中心に対して図に示すXだけ偏りがあってもよいが,その値はb3の許容差Sと同
じとする。b3の許容差は,実際の偏りXがSより小さいときは,SとXとの差の2倍だけ大きくすることがで
きる。
8.3.2
ゲージの寸法,許容差及び公差を求めるための諸数値
ゲージの寸法,許容差及び公差を求めるための諸数値は,表7による。
表7−ゲージの寸法,許容差及び公差を求めるための諸数値
単位 µm
検査される
ねじの呼び
めねじ用ゲージ GP,NP
15
B 0254:2011
8.3.3
ピッチの許容差
ゲージの全長にわたって任意の二つのねじ山間で測定したピッチの許容差は,±5 µmである。
9
標準温度
この規格に規定する各寸法は,JIS B 0680に規定する標準温度20 ℃における値とする。
10 ゲージの寸法,許容差及び公差
ゲージの寸法,許容差及び公差は,箇条7及び箇条8の計算式による。その計算結果は,附属書JAに
よる。
11 硬さ及び表面粗さ
ゲージの硬さは660 HV以上又は58 HRC以上とし,ゲージ面の表面粗さはRa 0.2とする。
12 測定方法
ゲージの測定方法は,JIS B 0261による。
13 検査
ゲージの検査は,箇条12で規定する方法で行い,箇条7,8,10及び箇条11に適合すれば合格とする。
14 表示
ゲージの表示は,ゲージの適切な箇所に次の事項を表示しなければならない。
a) 検査されるねじの呼び−ねじの等級を表す記号1) 2)
b) ねじ山の巻き方向3)
c) ゲージ記号
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月又はその略号及び製造番号
例1 通り側ねじリングゲージの場合
G1−A・B GR XXXX 1001 1234 4)
例2 通り側・止り側ねじプラグゲージの左ねじ(両頭形)の場合
GP 左G1 NP XXXX 1001 1234 4)
例3 通り側ねじリングゲージ用通り側・止り側点検プラグ(両頭形)の場合
GRGF G1−A・B GRNF XXXX 1001 1234 4)
又は GRGF−A・B G1 GRNF−A・B XXXX 1001 1234 2) 4)
注1) “−”及び“ねじの等級を表す記号”は,おねじ用ねじリングゲージ及びその点検用ゲージ
に適用する。また,通り側ねじリングゲージ及びその点検用ゲージは,等級A及びBを共用
できるため,ねじの等級を表す記号を“A・B”とすることができる。
2)
ねじの等級を表す記号はゲージ記号の後に“−”などに続けて表示してもよい。
3)
左ねじに限り“左”の文字又は“LH”の記号を表示する。
4) XXXXは,製造業者名又はその略号の例を示し,1001 1234 は製造年月又はその略号及び製
造番号の例を示す。
16
B 0254:2011
附属書JA
(規定)
ゲージの寸法,許容差及び公差
JA.1 適用範囲
この附属書は,JIS B 0202に規定するねじの寸法検査に用いるねじ用限界ゲージ及びその点検に用いる
点検用ゲージの寸法,許容差及び公差について規定する。
この附属書に示す寸法,許容差及び公差は,表JA.3によって計算した。表JA.3は,箇条7及び箇条8
の計算式を書き換えたものである。
JA.2 ねじ用限界ゲージの寸法,許容差及び公差
ねじ用限界ゲージの寸法,許容差及び公差の適用は,表JA.1による。
表JA.1−ねじ用限界ゲージの寸法,許容差及び公差
ねじ用限界ゲージの種類
ゲージ記号
寸法,許容差及び
公差の適用表
A・B級ねじ共用通り側ねじリングゲージ
表JA.4
A級ねじ用,B級ねじ用止り側ねじリングゲージ
表JA.5
通り側ねじプラグゲージ
表JA.6
止り側ねじプラグゲージ
表JA.7
JA.3 点検用ゲージの寸法,許容差及び公差
点検用ゲージの寸法,許容差及び公差の適用は,表JA.2による。
表JA.2−点検用ゲージの寸法,許容差及び公差
点検用ゲージの種類
ゲージ記号
寸法,許容差及
び公差の適用表
A・B級ねじ共用通り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ
表JA.8
A・B級ねじ共用通り側ねじリングゲージ用止り側点検プラグ
表JA.9
A・B級ねじ共用通り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ
表JA.10
A級ねじ用,B級ねじ用止り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ
表JA.11
A級ねじ用,B級ねじ用止り側ねじリングゲージ用止り側点検プラグ
表JA.12
A級ねじ用,B級ねじ用止り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ
表JA.13
表JA.3−ゲージの寸法及び許容差の計算式
ゲージの種類
外径,谷の径又は逃げの直径
基準寸法
許容差
有効径
基準寸法
内径,谷の径又は逃げの直径
許容差
基準寸法
許容差
通り側ねじリングゲージ GR
d以上
止り側ねじリングゲージ NR
(d+TPL)以上
通り側ねじプラグゲージ GP
D1以下
止り側ねじプラグゲージ NP
(D1−TD2)以下
通り側ねじリングゲージ用
通り側点検プラグ GRGF
(d1−TPL)以下
通り側ねじリングゲージ用
止り側点検プラグ GRNF
(d1−TPL)以下
通り側ねじリングゲージ用
摩耗点検プラグ GW
(d1−TPL)以下
止り側ねじリングゲージ用
通り側点検プラグ NRGF
d1以下
止り側ねじリングゲージ用
止り側点検プラグ NRNF
d1以下
止り側ねじリングゲージ用
摩耗点検プラグ NW
d1以下
注a) ねじの呼びG 1/16及びG 1/8の山の頂を平らにする場合の内径の基準寸法及び許容差は,次の式による。
b) ねじの呼びG 1/16及びG 1/8の山の頂を平らにする場合の外径の基準寸法及び許容差は,次の式による。
c) ねじの呼びG 1/16〜G 3/8及びG 2 1/4〜G 6のB級ねじ用ゲージは山の頂のとがりを弱めるため,許容差は次の式によって修正する。
上の許容差 d2−Td2−TR/2−m−TCP/2+0.831 785 P−d
下の許容差 d2−Td2−TR/2−m−TCP/2+0.831 785 P−d−2TPL
18
B 0254:2011
表JA.4−通り側ねじリングゲージ(GR)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
有効径a)
内径
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法 A・B級ねじ共用 基準寸法 A・B級ねじ共用
25.4 (参考)
上
下
公
上
下
公
の
の
差
の
の
差
許
許
許
許
につ
容
容
容
容
き
差
差
差
差
注a) この有効径は,単独有効径である。
b) この基準寸法d2は,JIS B 0202で規定するおねじの有効径d2の数値と一致する。
c) この基準寸法d1は,JIS B 0202で規定するおねじの谷の径d1の数値と一致する。
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
半
角
の
許
容
差
(分)
19
B 0254:2011
表JA.4−通り側ねじリングゲージ(GR)の寸法,許容差及び公差(続き)
注d) この呼びのゲージで,7.2.1による山の頂を平らにした形状の内径は,次による。
単位 μm
検査される
ねじの呼び
内径
許容差
公差
20
B 0254:2011
表JA.5−止り側ねじリングゲージ(NR)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ ピッチ
山数
(参考)
につ
き
有効径a)
基準
寸法
A級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
注a) この有効径は,単独有効径である。
内径
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
A級ねじ用
d1'' c) 許
容
差
B級ねじ用
公
差
b) この基準寸法d2は,JIS B 0202で規定するおねじの有効径d2の数値と一致する。
c) このd1''の数値は,理論寸法(公差の中央値)を示す。
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
半
角
の
許
容
差
(分)
21
B 0254:2011
表JA.6−通り側ねじプラグゲージ(GP)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
25.4 (参考)
につ
き
有効径a)
外径
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
注a) この有効径は,単独有効径である。
公
差
基準寸法
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
界
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
(分)
b) この基準寸法Dは,JIS B 0202で規定するめねじの谷の径Dの数値と一致する。
c) この基準寸法D2は,JIS B 0202で規定するめねじの有効径D2の数値と一致する。
半
角
の
許
容
差
22
B 0254:2011
表JA.6−通り側ねじプラグゲージ(GP)の寸法,許容差及び公差(続き)
注d) この呼びのゲージで,8.2による山の頂を平らにした形状の外径は,次による。
単位 μm
検査される
ねじの呼び
外径
許容差
公差
23
B 0254:2011
表JA.7−止り側ねじプラグゲージ(NP)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
25.4 (参考)
につ
き
有効径 a)
外径
許
容
差
公
差
注a) この有効径は,単独有効径である。
基準寸法
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
界
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
(分)
b) この基準寸法D2は,JIS B 0202で規定するめねじの有効径D2の数値と一致する。
c) このD''の数値は,理論寸法(公差の中央値)を示す。
半
角
の
許
容
差
24
B 0254:2011
表JA.8−通り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ(GRGF)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
25.4 (参考)
につ
き
有効径a)
外径
A・B級ねじ共用 基準寸法 A・B級ねじ共用
上
下
公
上
下
公
の
の
差
の
の
差
許
許
許
許
容
容
容
容
差
差
差
差
注a) この有効径は,単独有効径である。
b) この基準寸法d2は,JIS B 0202で規定するおねじの有効径d2の数値と一致する。
c) この基準寸法dは,JIS B 0202で規定するおねじの外径dの数値と一致する。
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
半
角
の
許
容
差
(分)
25
B 0254:2011
表JA.9−通り側ねじリングゲージ用止り側点検プラグ(GRNF)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
25.4 (参考)
につ
き
有効径a)
外径
A・B級
ねじ共用
許
容
差
注a) この有効径は,単独有効径である。
基準寸法 A・B級ねじ共用
公
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
(分)
b) この基準寸法d2は,JIS B 0202で規定するおねじの有効径d2の数値と一致する。
c) このd'の数値は,理論寸法(公差の中央値)を示す。
半
角
の
許
容
差
26
B 0254:2011
表JA.10−通り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ(GW)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
25.4 (参考)
につ
き
有効径a)
外径
A・B級
ねじ共用
許
容
差
基準寸法 A・B級ねじ共用
公
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
半
角
の
許
容
差
(分)
注a) この有効径は,単独有効径である。
b) この基準寸法d2は,JIS B 0202で規定するおねじの有効径d2の数値と一致する。
c) このd''数値は,理論寸法(公差の中央値)を示す。
27
B 0254:2011
表JA.11−止り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ(NRGF)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
有効径a)
外径
ピ
基準寸法
A級ねじ用
山数
B級ねじ用
基準寸法 A級ねじ用 B級ねじ用 ッ
チ
25.4 (参考)
許
公
上
下
公
上 下 公 上 下 公
の
容
差
の
の
差
の の 差 の の 差
許
容
差
許
許
許 許
許 許
につ
差
容
容
容 容
容 容
き
差
差
差 差
差 差
ねじ ピッチ
(分)
注a) この有効径は,単独有効径である。
b) この基準寸法d2は,JIS B 0202で規定するおねじの有効径d2の数値と一致する。
c) この基準寸法dは,JIS B 0202で規定するおねじの外径dの数値と一致する。
d) **印の数値は,表JA.3の注c) により修正してある。
半
角
の
許
容
差
28
B 0254:2011
表JA.12−止り側ねじリングゲージ用止り側点検プラグ(NRNF)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
外径
山数
につ
き
(参考)
基準寸法
有効径a)
ピ
B級ねじ用 基準寸法 A級ねじ用 B級ねじ用 ッ
チ
公 上 下 公
上 下 公 上 下 公
の
差 の の 差
の の 差 の の 差
許
容
許 許
許 許
許 許
差
容 容
容 容
容 容
差 差
差 差
差 差
A級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
注a) この有効径は,単独有効径である。
b) この基準寸法d2は,JIS B 0202で規定するおねじの有効径d2の数値と一致する。
c) この基準寸法dは,JIS B 0202で規定するおねじの外径dの数値と一致する。
半
角
の
許
容
差
(分)
29
B 0254:2011
表JA.13−止り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ(NW)の寸法,許容差及び公差
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ ピッチ
山数
基準寸法
25.4 (参考)
につ
き
有効径a)
外径
A級ねじ用
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
公
差
基準寸法
ピ
ッ
チ
公
の
差
許
容
差
A級ねじ用
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
注a) この有効径は,単独有効径である。
b) この基準寸法d2は,JIS B 0202で規定するおねじの有効径d2の数値と一致する。
c) この基準寸法dは,JIS B 0202で規定するおねじの外径dの数値と一致する。
半
角
の
許
容
差
(分)
30
B 0254:2011
附属書JB
(規定)
JIS B 0202の附属書に規定するねじに用いる管用平行ねじゲージ
JB.1 適用範囲
この附属書は,JIS B 0202の附属書に規定する管用平行ねじ(PF)の寸法検査1)に用いるねじ用限界ゲ
ージ及びその点検に用いる点検用ゲージ及び調整に用いる調整用ゲージについて規定する。
注1) ねじ山のフランク,山の頂,谷底の形状,有効径の真円度,表面粗さ及びその他の検査が必要
な場合には,この規格のゲージ以外の測定機器による。
JB.2 ねじ用限界ゲージの種類,記号,形状,寸法,許容差及び公差
ねじ用限界ゲージの種類及び記号は表JB.1に,それらの形状,寸法,許容差及び公差は,表JB.3〜表
JB.8による。
表JB.1−ねじ用限界ゲージの種類及び記号
検査される
ねじ
検査される
箇所
ねじ用限界ゲージの種類
通りねじリングゲージ(工作・検査共用)
総合
記号
(A・B級ねじ共用)
通りねじはさみゲージ(工作・検査共用)
適用表
表JB.3
(A・B級ねじ共用)
工作用止りねじリングゲージ(A級ねじ用) WR−A
おねじ
(B級ねじ用) WR−B
有効径
工作用止りねじはさみゲージ(A級ねじ用) WH−A
表JB.4
(B級ねじ用) WH−B
単独に
近い
検査用止りねじリングゲージ(A級ねじ用) IR−A
(B級ねじ用) IR−B
検査用止りねじはさみゲージ(A級ねじ用) IH−A
表JB.5
(B級ねじ用) IH−B
総合
めねじ
有効径
通りねじプラグゲージ(工作・検査共用)
(A・B級ねじ共用)
工作用止りねじプラグゲージ(A級ねじ用) WP−A
(B級ねじ用) WP−B
単独に
近い
検査用止りねじプラグゲージ(A級ねじ用) IP−A
(B級ねじ用) IP−B
表JB.6
表JB.7
表JB.8
JB.3 点検用及び調整用ゲージの種類,記号,形状,寸法,許容差及び公差
表JB.1に示すねじ用限界ゲージのうち,ねじリングゲージの点検に用いる点検用ゲージ及びねじはさみ
ゲージの調整に用いる調整用ゲージの種類及び記号は表JB.2に,それらの形状,寸法,許容差及び公差は,
表JB.9〜表JB.12による。
31
B 0254:2011
表JB.2−点検用及び調整用ゲージの種類及び記号
点検又は調整されるねじ用限界ゲージ
通りねじリングゲージ
(工作・検査共用)
通りねじはさみゲージ
(工作・検査共用)
工作用止りねじリングゲージ
点検用及び調整用ゲージの種類
記号
通り側はめあい点検ねじプラグゲージ GF−A・B
(A・B級ねじ共用)
通り側調整ねじプラグゲージ
(A・B級ねじ共用)
工作用止り側調整ねじ(A級ねじ用) WT−A
プラグゲージ
検査用止りねじリングゲージ
通りねじリングゲージ
(工作・検査共用)
表JB.10
(B級ねじ用) WT−B
検査用止り側はめあい(A級ねじ用) IF−A
点検ねじプラグゲージ(B級ねじ用) IF−B
検査用止りねじはさみゲージ
表JB.9
工作用止り側はめあい(A級ねじ用) WF−A
点検ねじプラグゲージ(B級ねじ用) WF−B
工作用止りねじはさみゲージ
適用表
検査用止り側調整
(A級ねじ用) IT−A
ねじプラグゲージ
(B級ねじ用) IT−B
通り側摩耗点検ねじプラグゲージ
表JB.11
GW−A・B 表JB.12
(A・B級ねじ共用)
JB.4 ねじとねじ用限界ゲージ,点検用及び調整用ゲージの公差相互の関係位置
ねじとねじ用限界ゲージ,点検用及び調整用ゲージの主要寸法について,それぞれの公差相互の関係位
置を図JB.1に示す。
JB.5 材料,硬さ及び表面粗さ
ゲージの材料は,JIS G 4404に規定するSKS3又はこれと同等以上の品質をもつ材料とし,ゲージ部の
硬さは,660 HV以上又は58 HRC以上とする。また,ゲージ面の表面粗さは,Ra 0.2とする。
JB.6 ゲージの測定方法
この規格に定めるゲージの測定方法は,JIS B 0261による。
JB.7 測定の温度条件
この規格に規定する各寸法は,JIS B 0680に規定する標準温度20 ℃における値とする。
JB.8 ゲージの使い方
この規格による限界ゲージを用いておねじを検査する場合には,通りねじリングゲージが無理なく通り
抜け,又は通りねじはさみゲージがいずれの方向においても無理なく通り抜け,止りねじリングゲージが
2回転以上ねじ込まれず,又は止りねじはさみゲージがいずれの方向においても通り抜けないとき,この
規格に定めるゲージによる寸法検査に合格したものとする。
めねじを検査する場合は,通りねじプラグゲージが無理なく通り抜け,止りねじプラグゲージが2回転
以上ねじ込まれないとき,この規格に定めるゲージによる寸法検査に合格したものとする。
なお,止りゲージの工作・検査別の使い分けは,使用者間において適宜行うものとし,これらのゲージ
の公差及び摩耗限度の内にあるものであれば,通常どちらで合格しても製品は合格とする。
ねじリングゲージ及びねじはさみゲージのいずれかで合格した場合は,ねじの製造業者と使用者との協
定がない限り,通常これを合格とする。
32
B 0254:2011
JB.9 製品の呼び方
ゲージの呼び方は,ねじの呼び及びゲージの記号による。ただし,両頭形又はA・B級ねじ共用のもの
は一部を省略することができる。
例 通りねじリングゲージの呼びがPF7の場合 PF7 GR−A
JB.10 表示
ゲージの適切な箇所に,製品の呼び方,製造業者名又はその略号及び製造番号を表示する。
33
B 0254:2011
図JB.1−ねじとねじ用限界ゲージ及び点検用ゲージとの公差相互の関係位置説明図
34
B 0254:2011
表JB.3−通りねじリングゲージ及び通りねじはさみゲージの形状,寸法,許容差及び公差
ねじリングゲージ記号
A・B級ねじ共用
ねじはさみゲージ記号
A・B級ねじ共用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ ピッチ
有効径a)
山数
基準寸法
25.4 (参考)
につ
き
A・B級ねじ共用
内径
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
度
の
許
容
差
基準寸法
A・B級ねじ共用
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
度
の
許
容
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
ゲージ
長さの
標準値
(分)
35
B 0254:2011
表JB.3−通りねじリングゲージ及び通りねじはさみゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ ピッチ
有効径a)
山数
基準寸法
25.4 (参考)
につ
き
A・B級ねじ共用
内径
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
度
の
許
容
差
基準寸法
A・B級ねじ共用
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
度
の
許
容
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
ゲージ
長さの
標準値
(分)
注記1 この表の許容差は,ねじリングゲージ及びねじはさみゲージに共通して適用し,このうち用途に適したい
ずれのゲージを用いて検査してもよい。
注記2 谷底は,表JB.9に規定する通り側はめあい点検ねじプラグゲージの山の頂よりも逃げた形状とする。
注記3 山の頂は,基準山形又はそれに近い形状とする。
注記4 有効径,ピッチの許容差及び山の半角の許容差の測定は,この表の数値に関係なく,通りねじリングゲー
ジにあっては,表JB.9に規定してある通り側はめあい点検ねじプラグゲージが無理なく,また遊びがなく
ねじ込まれ,更に通りねじはさみゲージにあっては,表JB.9に規定してある通り側調整ねじプラグゲージ
が無理なく,また遊びなく通り抜けることによって適合するものと判定する。
注記5 有効径の摩耗限度はこの表の数値に関係なく,表JB.12に規定する通り側摩耗点検ねじプラグゲージが通
り抜けないことで,摩耗限度内にあると判定する。
注記6 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記7 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するおねじの有効径 (d2) 及び谷の径 (d1) の基準寸法の数値とそれぞれ一致する。
c) JIS B 0253の附属書表1のゲージの厚さTの数値と一致する。
36
B 0254:2011
表JB.4−工作用止りねじリングゲージ及び止りねじはさみゲージの形状,寸法,許容差及び公差
ねじリングゲージ記号
A級ねじ用
B級ねじ用
ねじはさみゲージ記号
A級ねじ用
B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
25.4 (参考)
につ
き
有効径a)
A級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
B級ねじ用
山
の
半
角
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
(分)
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
内径の標準値
A級ねじ用 B級ねじ用
37
B 0254:2011
表JB.4−工作用止りねじリングゲージ及び止りねじはさみゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
25.4 (参考)
につ
き
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
A級ねじ用
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
(分)
有効径a)
公
差
公
差
内径の標準値
A級ねじ用 B級ねじ用
注記1 この表の許容差は,ねじリングゲージ及びねじはさみゲージに共通して適用し,このうち用途に適し
たいずれのゲージを用いて検査してもよい。
注記2 谷底の形状は,図のように短くしたフランク以外の部分が検査されるおねじと接触しないように,適
宜逃げをとるものとする。ただし,25.4 mmにつきねじ山数28のものは,フランクを延長した形状
でも差し支えない。
注記3 有効径,ピッチの許容差及び山の半角の許容差の測定は,この表の数値に関係なく,止りねじリング
ゲージにあっては,表JB.10に規定してある止り側はめあい点検ねじプラグゲージが無理なく,また
遊びなくねじ込まれ,更に止りねじはさみゲージにあっては,表JB.10に規定してある止り側調整ね
じプラグゲージが無理なく,また遊びなく通り抜けることによって適合するものと判定する。
注記4 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記5 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するおねじの有効径 (d2) の基準寸法の数値と一致する。
c) 内径の標準値は,通常,図のように山の頂の幅をP/3とするが,おねじ谷底の丸み部と干渉するので,
数値を修正してある。
38
B 0254:2011
表JB.5−検査用止りねじリングゲージ及び止りねじはさみゲージの形状,寸法,許容差及び公差
ねじリングゲージ記号
A級ねじ用
B級ねじ用
ねじはさみゲージ記号
A級ねじ用
B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
25.4 (参考)
につ
き
有効径a)
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
A級ねじ用
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
公
差
内径の標準値
A級ねじ用 B級ねじ用
(分)
39
B 0254:2011
表JB.5−検査用止りねじリングゲージ及び止りねじはさみゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
(参考)
につ
き
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
有効径a)
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
A級ねじ用
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
公
差
内径の標準値
A級ねじ用 B級ねじ用
(分)
注記1 この表の許容差は,ねじリングゲージ及びねじはさみゲージに共通して適用し,このうち用途に適し
たいずれのゲージを用いて検査してもよい。
注記2 谷底の形状は,図のように短くしたフランク以外の部分が検査されるおねじと接触しないように,適
宜逃げをとるものとする。ただし,25.4 mmにつきねじ山数28のものは,フランクを延長した形状
でも差し支えない。
注記3 有効径,ピッチの許容差及び山の半角の許容差の測定は,この表の数値に関係なく,止りねじリング
ゲージにあっては,表JB.11に規定してある止り側はめあい点検ねじプラグゲージが無理なく,また
遊びなくねじ込まれ,更に止りねじはさみゲージにあっては,表JB.11に規定してある止り側調整ね
じプラグゲージが無理なく,また遊びなく通り抜けることによって適合するものと判定する。
注記4 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記5 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するおねじの有効径 (d2) の基準寸法の数値と一致する。
c) 内径の標準値は,通常,図のように山の頂の幅をP/3とするが,おねじ谷底の丸み部と干渉するので,
数値を修正してある。
40
B 0254:2011
表JB.6−通りねじプラグゲージ(工作・検査共用)の形状,寸法,許容差及び公差
ねじプラグゲージ記号
A・B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
(参考)
につ
き
有効径a)
外径
A・B級ねじ共用
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
度
の
許
容
差
基準寸法
A・B級ねじ共用
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
度
の
許
容
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
(分)
41
B 0254:2011
表JB.6−通りねじプラグゲージ(工作・検査共用)の形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
(参考)
につ
き
有効径a)
外径
A・B級ねじ共用
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
度
の
許
容
差
基準寸法
A・B級ねじ共用
新製の場合
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
摩
耗
限
度
の
許
容
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
(分)
注記1 谷底は,最小めねじの山の頂よりも逃げた形状とする。
注記2 山の頂は,基準山形又はそれに近い形状とする。
注記3 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記4 PF 1/8〜PF 6のA級ねじ用は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するめねじの有効径 (D2) 及び谷の径 (D) の基準寸法の数値とそれぞれ一致する。
42
B 0254:2011
表JB.7−工作用止りねじプラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差
ねじプラグゲージ記号
A級ねじ用
B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
(参考)
につ
き
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
公
差
外径の標準値
A級ねじ用 B級ねじ用
(分)
有効径a)
A級ねじ用
43
B 0254:2011
表JB.7−工作用止りねじプラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
有効径a)
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
A級ねじ用
(参考)
上
下 公
の
の 差
許
許
につ
容
容
き
差
差
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
外径の標準値
A級ねじ用 B級ねじ用
(分)
注記1 谷底の形状は,図のように短くしたフランク以外の部分が検査されるめねじと接触しないように,適
宜逃げをとるものとする。ただし,25.4 mmにつきねじ山数28のものは,フランクを延長した形状
でも差し支えない。
注記2 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記3 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するめねじの有効径 (D2) の基準寸法の数値と一致する。
c) 外径の標準値は,通常,図のように山の頂の幅をP/3とするが,めねじ谷底の丸み部と干渉するので,
数値を修正してある。
44
B 0254:2011
表JB.8−検査用止りねじプラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差
ねじプラグゲージ記号
A級ねじ用
B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
(参考)
につ
き
B級ねじ用
上
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
外径の標準値
A級ねじ用 B級ねじ用
(分)
有効径a)
A級ねじ用
45
B 0254:2011
表JB.8−検査用止りねじプラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
(参考)
につ
き
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
有効径a)
A級ねじ用
B級ねじ用
上
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
外径の標準値
A級ねじ用 B級ねじ用
(分)
注記1 谷底の形状は,図のように短くしたフランク以外の部分が検査されるめねじと接触しないように,適
宜逃げをとるものとする。ただし,25.4 mmにつきねじ山数28のものは,フランクを延長した形状
でも差し支えない。
注記2 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記3 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するめねじの有効径 (D2) の基準寸法の数値と一致する。
c) 外径の標準値は,通常図のように山の頂の幅をP/3とするが,めねじ谷底の丸み部と干渉するので,数
値を修正してある。
46
B 0254:2011
表JB.9−通り側はめあい点検ねじプラグゲージ及び調整ねじ
プラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差
はめあい点検
調整ねじプラグゲージ記号
ねじプラグゲージ記号
A・B級ねじ用
A・B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
(参考)
につ
き
有効径 a)
外径
A・B級ねじ共用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
基準寸法
A・B級ねじ共用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
(分)
47
B 0254:2011
表JB.9−通り側はめあい点検ねじプラグゲージ及び調整ねじ
プラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
基準寸法
(参考)
につ
き
外径
A・B級ねじ共用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
基準寸法
A・B級ねじ共用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
(分)
有効径a)
注記1 谷底の形状は,図のように,検査されるねじリングゲージの内径又は調整されるねじはさみゲージ
の内径に相当する寸法の最小寸法との間に隙間のできるよう,適宜逃げをとるものとする。
注記2 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記3 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するおねじの外径 (d) 及び有効径 (d2) の基準寸法の数値とそれぞれ一致する。
48
B 0254:2011
表JB.10−工作用止り側はめあい点検ねじプラグゲージ及び調整ねじ
プラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差
はめあい点検
調整ねじプラグゲージ記号
ねじプラグゲージ記号
A級ねじ用
B級ねじ用
A級ねじ用
B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
(参考)
につ
き
外径
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
基準
寸法
A級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
(分)
有効径a)
A級ねじ用
基準
寸法
上 下 公
の の 差
許 許
容 容
差 差
49
B 0254:2011
表JB.10−工作用止り側はめあい点検ねじプラグゲージ及び調整ねじ
プラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
ピッチ
山数
(参考)
につ
き
外径
A級ねじ用
B級ねじ用
上
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
下
の
許
容
差
公
差
基準
寸法
A級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
(分)
有効径a)
基準
寸法
注記1 谷底の形状は,図のように,検査される止りねじリングゲージの内径又は調整されるねじはさみゲージの
内径に相当する寸法の最小寸法との間に隙間のできるよう,適宜逃げをとるものとする。
注記2 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記3 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するおねじの外径 (d) 及び有効径 (d2) の基準寸法の数値とそれぞれ一致する。
c) 外径の下の許容差は,通常0とするが,B級ねじ用では山の頂がとがるので,数値を修正してある。
50
B 0254:2011
表JB.11−検査用止り側はめあい点検ねじプラグゲージ及び調整ねじ
プラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差
はめあい点検
調整ねじプラグゲージ記号
ねじプラグゲージ記号
A級ねじ用
B級ねじ用
A級ねじ用
B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
山数
につ
き
ピッチ
(参考)
有効径a)
基準
寸法
外径
A級ねじ用
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
公
差
基準
寸法
A級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
(分)
51
B 0254:2011
表JB.11−検査用止り側はめあい点検ねじプラグゲージ及び調整ねじ
プラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ
山数
につ
き
ピッチ
(参考)
有効径a)
外径
基準
A級ねじ用
寸法
上 下 公
の の 差
許 許
容 容
差 差
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
B級ねじ用
公
差
基準
寸法
A級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
B級ねじ用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
(分)
注記1 谷底の形状は,図のように,検査されるねじリングゲージの内径又はねじはさみゲージの内径に相当する寸法
の最小寸法との間に隙間のできるよう,適宜逃げをとるものとする。
注記2 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記3 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するおねじの外径 (d) 及び有効径 (d2) の基準寸法の数値とそれぞれ一致する。
c) 外径の下の許容差は,通常0とするが,B級ねじ用では山の頂がとがるので,数値を修正してある。
52
B 0254:2011
表JB.12−通り側摩耗点検ねじプラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差
摩耗点検ねじプラグゲージ記号
A・B級ねじ用
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ山数 ピッチ
基準寸法
につき
(参考)
有効径a)
A・B級ねじ共用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
ゲージ外径
の標準値
A・B級
ねじ共用
(分)
53
B 0254:2011
表JB.12−通り側摩耗点検ねじプラグゲージの形状,寸法,許容差及び公差(続き)
単位 μm
検
査
さ
れ
る
ね
じ
の
呼
び
ねじ山数 ピッチ
基準寸法
につき
(参考)
有効径a)
A・B級ねじ共用
上
の
許
容
差
下
の
許
容
差
公
差
ピ
ッ
チ
の
許
容
差
山
の
半
角
の
許
容
差
ゲージ外径
の標準値
A・B級
ねじ共用
(分)
注記1 谷底の形状は,図のように,検査されるおねじリングゲージの内径又はねじはさみゲージの
内径に相当する寸法の最小寸法との間に隙間のできるよう,適宜逃げをとるものとする。
注記2 ピッチの許容差には,リードのよろめきも含める。
注記3 この表における の部分は,附属書JBの規定外事項である。
注a) この規格では,単独有効径とする。
b) JIS B 0202に規定するおねじの有効径 (d2) の基準寸法の数値と一致する。
参考文献 JIS B 0251 メートルねじ用限界ゲージ
JIS B 0253 管用テーパねじゲージ
JIS B 0254:2011 管用平行ねじゲージ
(I)JISの規定
箇条番号
及び題名
1適用範
囲
内容
JIS B 0202に規定する管
用平行ねじ(G)の寸法
検査に用いるゲージにつ
いて規定している。
国際規
格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
箇条
番号
箇条ごと
の評価
追加
ISO 228-1に規定以外の管用平行
ねじゲージについても規定して
いる。
技術的差異はない。
JISは,山の頂及び谷底のrなど
を規定している。
JISは,ゲージ記号を追加規定し
ている。
JISは,従来からrを規定してお
り,分かりやすい。
内容
ISO 228-1に規定する管
用平行ねじ(G)の寸法検
査に用いるゲージについ
て規定している。
3量記号
追加
4ゲージ
の種類
種類を表形式で規定し
て,更にゲージ記号を規
定している。
種類は文中に規定し,ゲ
ージ記号については規定
していない。
変更
変更
技術的差異の内容
7おねじ
用ゲージ
9標準温
度
追加
ISO規格はGRの山の頂は呼びに
かかわらず平らにできるとして
いるが,JISはねじ山数28に限
定した。
JISはNRGFの一部の山の頂のと
がりを弱める補正をした。
ISO規格では規定していない。
10ゲージ
の寸法,許
容差及び
公差
追加
ISO規格では規定していない。
使用の便を考慮して表形式で規
定している。
ゲージ記号は,呼び方及び表示
で多用している実状を考慮して
規定してある。
JISはISO規格どおりに変更す
ることによって新旧で判定差が
生じる危険性を考慮し,従来ど
おりとした。
日本の実状に合わせ追加した。
国際規格の改正を提案する。
日本の実状に合わせ追加した。
国際規格の改正を提案する。
附属書JC
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
(I)JISの規定
箇条番号
及び題名
11硬さ及
び表面粗
さ
12測定方
法
13検査
内容
14表示
附属書JA
(規定)
附属書JB
(規定)
JIS B 0202で規定されて
いるねじの検査に用いる
ゲージの寸法,許容差及
び公差について計算結果
を規定している。
JIS B 0202の附属書で規
定されているねじの検査
に用いるゲージの形状,
寸法について規定してい
る。
国際規
格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容
箇条
番号
箇条ごと
の評価
追加
ISO規格では規定していない。
日本の実状に合わせ追加した。
国際規格の改正を提案する。
追加
ISO規格では規定していない。
日本の実状に合わせ追加した。
国際規格の改正を提案する。
追加
ISO規格では規定していない。
日本の実状に合わせ追加した。
国際規格の改正を提案する。
追加
ISO規格では規定していない。
日本の実状に合わせ追加した。
国際規格の改正を提案する。
追加
ISO規格では規定していない。
日本の実状に合わせ追加した。
国際規格の改正を提案する。
追加
ISO規格では規定していない。
日本の実状に合わせ追加した。
国際規格の改正を提案する。
内容
(V)JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
技術的差異の内容
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 228-2:1987,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD………………国際規格を修正している。