2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
B 2401-4:2012
目
次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
4 記号······························································································································· 2
5 一般······························································································································· 2
6 種類······························································································································· 2
6.1 種類一般 ······················································································································ 2
6.2 スパイラル ··················································································································· 2
6.3 バイアスカット ············································································································· 3
6.4 エンドレス ··················································································································· 3
7 バックアップリングの装着位置 ··························································································· 3
8 形状・寸法 ······················································································································ 3
9 外観······························································································································· 4
10 材料 ····························································································································· 4
11 製品の識別コード ··········································································································· 4
11.1 一般 ··························································································································· 4
11.2 運動用Oリング(P)及び固定用Oリング(G)に用いるバックアップリング ························· 4
11.3 ISO一般工業用Oリング(F)及びISO精密機器用Oリング(S)に用いるバックアップリング · 4
12 検査 ····························································································································· 5
13 表示 ····························································································································· 5
14 規格準拠表示 ················································································································· 6
附属書JA(規定)ISO一般工業用Oリング(F)及びISO精密機器用Oリング(S)に用いる
バックアップリングの形状・寸法 ····················································································· 12
附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 15
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
B 2401-4:2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
これによって,JIS B 2407:1995は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 2401の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2401-1 第1部:Oリング
JIS B 2401-2 第2部:ハウジングの形状・寸法
JIS B 2401-3 第3部:外観品質基準
JIS B 2401-4 第4部:バックアップリング
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS
日本工業規格
B 2401-4:2012
Oリング−第4部:バックアップリング
O-rings-Part 4: Anti-extrusion rings (back-up rings)
序文
この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 3601-4を基に作成した日本工業規格であるが,既
に我が国で使用されているバックアップリングへの適用も可能とするため,技術的内容を変更して作成し
た日本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,対応国際規格の一部を附属書JAに移した。
1
適用範囲
この規格は,JIS B 2401-1に規定するOリングの,はみ出し防止に使用するバックアップリングについ
て規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3601-4:2008,Fluid power systems−O-rings−Part 4: Anti-extrusion rings (back-up rings)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格:ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 2401-1 Oリング−第1部:Oリング
注記 対応国際規格:ISO 3601-1,Fluid power systems−O-rings−Part 1: Inside diameters, cross-sections,
tolerances and designation codes(MOD)
JIS B 2401-2 Oリング−第2部:ハウジングの形状・寸法
注記 対応国際規格:ISO 3601-2,Fluid power systems−O-rings−Part 2: Housing dimensions for general
applications(MOD)
JIS K 6891 四ふっ化エチレン樹脂成形粉試験方法
JIS K 7215 プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。
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記号
この規格で用いる記号は,次による。
b1:Oリングのハウジング幅(バックアップリングなし)
b2:Oリングのハウジング幅(バックアップリング1個)
b3:Oリングのハウジング幅(バックアップリング2個)
b5:バイアスカット及びエンドレスのバックアップリングの厚さ
b6:スパイラルのバックアップリングの厚さ
d2:Oリングの太さ(JIS B 2401-1による。)
d3:ハウジング溝径(ピストンシール)
d4:シリンダ内径
d5:ロッド径
d6:ハウジング溝径(ロッドシール)
d9:ピストン径
d10:ロッド穴径
d14:バックアップリング内径(スパイラルだけに適用)
d15:バックアップリング外径(スパイラルだけに適用)
d16:バックアップリング内径(バイアスカット及びエンドレスに適用)
d17:バックアップリング外径(バイアスカット及びエンドレスに適用)
l:スパイラルの隙間[マンドレル径(d14)に装着したときのスパイラルの開口部寸法]
t:バックアップリングの半径方向の幅
5
一般
バックアップリングを使用する場合のハウジングは,Oリングのハウジングに対する一般的な要求事項
による。例えば,表面性状,溝底の丸み,溝角の丸み,装着面取り,ハウジングの寸法許容差,及びハウ
ジング幅については,JIS B 2401-2による。
6
種類
6.1
種類一般 バックアップリングの種類は,材料,色及び形状によって区分し,表1による。
表1−バックアップリングの種類
6.2
種類
材料
色
形状
四ふっ化エチレン樹脂
乳白色
スパイラル
四ふっ化エチレン樹脂
乳白色
バイアスカット
四ふっ化エチレン樹脂
乳白色
エンドレス
充塡材入り四ふっ化エチレン樹脂
茶褐色
スパイラル
充塡材入り四ふっ化エチレン樹脂
茶褐色
バイアスカット
充塡材入り四ふっ化エチレン樹脂
茶褐色
エンドレス
スパイラル
6.2.1
スパイラルは,圧力10 MPaから20 MPaの間で使用する。
6.2.2
使用温度が100 ℃を超える場合は,圧力10 MPa未満で使用する。
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6.3
バイアスカット
バイアスカットは,最も広く使われ,エンドレスよりも装着性がよい。圧力15 MPaから20 MPaを超え
ても,Oリングの保護に優れている。
6.4
エンドレス
エンドレスは,一体溝又は小口径でハウジングへの装着は難しい。圧力及び温度に対するOリングの保
護に優れている。圧力が25 MPaを超え,温度が135 ℃を超える場合に適している。
7
バックアップリングの装着位置
バックアップリングの装着位置は,用途及び圧力のかかる方向による。バックアップリングの装着は,
図1及び図2による。
a) バックアップリングなし
b) バックアップリング1個
c) バックアップリング2個
図1−バックアップリングの装着位置(ピストンシール)
a) バックアップリングなし
b) バックアップリング1個
c) バックアップリング2個
図2−バックアップリングの装着位置(ロッドシール)
8
形状・寸法
バックアップリングの形状・寸法は,表2による。
表2−バックアップリングの形状・寸法
Oリングの種類(種類を表す記号)
形状・寸法
運動用Oリング(P)
表4による。
固定用Oリング(G)
表4による。
ISO一般工業用Oリング(F)
附属書JAによる。
ISO精密機器用Oリング(S)
附属書JAによる。
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9
外観
バックアップリングは,表面が滑らかで,ひずみ,きず,割れ目(バイアスカットを除く。),しみなど
の欠陥があってはならない。
10 材料
バックアップリングに用いる材料は,完全に焼成された四ふっ化エチレン樹脂又は充塡材入り四ふっ化
エチレン樹脂とし,その特性は,表3による。
また,一般機器に使用される油などを汚染したり,油などに侵されたり,Oリング又は金属に悪い影響
を与えるものであってはならない。
表3−バックアップリングに用いる材料の特性
項目
四ふっ化エチレン樹脂
充塡材入り
四ふっ化エチレン樹脂
試験方法
比重a)
引張強さb) MPa
14.7以上
12.0以上
伸びb) (%)
100以上
100以上
硬さb) タイプD
50以上
60以上
±0.5以下
寸法安定性c) (%)
±0.5以下
注a) 比重測定用試験片は,製品から採取する。
b) 引張強さ,伸び及び硬さ測定用試験片は,製品と同一条件で成形した板から採取する。
c) 測定用試験片は,注b)によって成形した板から直径20 mmの円板を打ち抜く。これを175±5 ℃
で1時間空気中で加熱した後,恒温槽から取り出し,25 ℃まで自然冷却したときの直径変化率
を求める。
なお,寸法測定は,25±2 ℃で行う。
11 製品の識別コード
11.1 一般
バックアップリングの製品の識別コードは,11.2及び11.3による。
11.2 運動用Oリング(P)及び固定用Oリング(G)に用いるバックアップリング
運動用Oリング(P)及び固定用Oリング(G)に用いるバックアップリングの製品の識別コードは,
名称の略号,規格番号,種類及びリングの呼び番号による。
例 スパイラル,四ふっ化エチレン樹脂,リングの呼び番号P20の場合
BR□JIS B 2401-4-T1-P20 (□は,ブランクとする。)
リングの呼び番号(表4による。)
種類(表1による。)
規格番号
名称(バックアップリング)の略号
11.3 ISO一般工業用Oリング(F)及びISO精密機器用Oリング(S)に用いるバックアップリング
ISO一般工業用Oリング(F)及びISO精密機器用Oリング(S)に用いるバックアップリングの製品
の識別コードは,名称の略号,規格番号,種類,Oリングの太さ,用途の記号,ロッド径又はシリンダ内
径,及びハウジング溝径で,次による。
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5
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a) “BR”の後ろに,1文字分の空白を入れる。
b) “JIS B 2401-4”の次に,ハイフンを入れる。
c) バックアップリングの種類を入れた後,ハイフンを入れる(T1はスパイラル,T2はバイアスカット,
T3はエンドレス。T1,T2,T3は,四ふっ化エチレン樹脂を材料とする。)。
d) 3文字でOリングの太さ(mm)を100倍して入れる(例えば,d2=6.99 mmの場合,3文字は699で
ある。)。次に,ハイフンを入れる。
e) 用途の記号を入れる。ピストン運動用の場合はPD,ピストン固定用の場合はPS,ロッド運動用の場
合はRD,ロッド固定用の場合はRSとする。次にハイフンを入れる。
f)
6文字で,ロッド径(mm)又はシリンダ内径(mm)を100倍して入れる。ロッド用の場合は内径(d14
又はd16)で,ピストン用の場合は外径(d15又はd17)である(例えば,動作する直径が200.00 mmの
場合,文字は,020000とする。)。次にハイフンを入れる。
g) 6文字で,ハウジング溝径(mm)を100倍して入れる。ピストン用の場合はd3,ロッド用の場合は,
d6である(例えば,ハウジング溝径が211.8 mmの場合,文字は,021180とする。)。
例 スパイラルでOリングの太さ6.99 mmに使用し,ロッド運動用でロッド径が200.00 mm,ハウ
ジング溝径が211.8 mmの場合。
BR□JIS B 2401-4-T1-699-RD-020000-021180 (□は,ブランクとする。)
ハウジング溝径
ロッド径
用途の記号
Oリングの太さ
種類(表1による。)
規格番号
名称(バックアップリング)の略号
12 検査
バックアップリングの検査は,次の項目について行い,箇条8〜箇条10の規定に適合しなければならな
い。
a) 形状・寸法検査1)
b) 外観検査
c) 材料検査
注1) バックアップリングの寸法検査は,25±2 ℃で行う。
13 表示
包装には,次の事項を明瞭に表示しなければならない。
a) 規格名称
b) 種類
c) 製品の識別コード
d) 個数
e) 製造業者名又はその略号
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f)
製造年月日又はその略号
14 規格準拠表示
この規格に準拠していることを,試験報告書,カタログ及び販売資料に表示する場合は,次の一文を記
載する。
“このバックアップリングは,JIS B 2401-4に準拠する。”
表4−四ふっ化エチレン樹脂製のバックアップリングの形状・寸法
a) スパイラル
b) バイアスカット
0
注a) P3〜P10のカットの角度は,40
−°とする。
5
c) エンドレス
b) バイアスカット及びエンドレスの場合,1個内のtの最大値と最小値との差は,0.05 mmを超えてはならない。
単位 mm
バイアスカット及びエンドレスd)
スパイラル
リン
グの
呼び
番号
内
径
幅
厚さ
隙間c)
内径
外径
厚さ
参考
Oリン
グの呼
び番号
Oリングの寸法
内径e)
太さ
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B 2401-4:2012
表4−四ふっ化エチレン樹脂製のバックアップリングの形状・寸法(続き)
単位 mm
バイアスカット及びエンドレスd)
スパイラル
リン
グの
呼び
番号
内
径
幅
厚さ
隙間c)
内径
Oリングの寸法
内径e)
太さ
Oリン
グの呼
び番号
厚さ
外径
参考
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B 2401-4:2012
表4−四ふっ化エチレン樹脂製のバックアップリングの形状・寸法(続き)
単位 mm
バイアスカット及びエンドレスd)
スパイラル
リン
グの
呼び
番号
内
径
幅
厚さ
隙間c)
内径
外径
厚さ
Oリン
グの呼
び番号
Oリングの寸法
内径e)
太さ
参考
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9
B 2401-4:2012
表4−四ふっ化エチレン樹脂製のバックアップリングの形状・寸法(続き)
単位 mm
リン
グの
呼び
番号
バイアスカット及びエンドレスd)
スパイラル
内
径
幅
厚さ
隙間c)
内径
外径
厚さ
参考
Oリン
グの呼
び番号
Oリングの寸法
内径e)
太さ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10
B 2401-4:2012
表4−四ふっ化エチレン樹脂製のバックアップリングの形状・寸法(続き)
単位 mm
バイアスカット及びエンドレスd)
スパイラル
リン
グの
呼び
番号
内
径
幅
厚さ
隙間c)
内径
外径
厚さ
Oリン
グの呼
び番号
Oリングの寸法
内径e)
太さ
参考
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
11
B 2401-4:2012
表4−四ふっ化エチレン樹脂製のバックアップリングの形状・寸法(続き)
単位 mm
バイアスカット及びエンドレスd)
スパイラル
リン
グの
呼び
番号
内
径
幅
厚さ
隙間c)
内径
外径
厚さ
参考
Oリン
グの呼
び番号
Oリングの寸法
内径e)
太さ
注c) lは,マンドレル径d14
の軸に装着したときの隙間。
d) バイアスカット及びエンドレスの項の寸法は,エンドレスの寸法を表す。バイアスカットは,エンドレスにカ
ットを行う。
e) 許容差は,JIS B 2401-1におけるNBRの許容差であって,VMQ及びACMについては上記許容差の1.5倍であ
り,FKM及びHNBRについては上記許容差の1.2倍である。
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12
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附属書JA
(規定)
ISO一般工業用Oリング(F)及びISO精密機器用Oリング(S)に用いる
バックアップリングの形状・寸法
JA.1 適用範囲
この附属書は,ISO一般工業用Oリング(F)及びISO精密機器用Oリング(S)に用いるバックアッ
プリングの形状・寸法について規定する。
JA.2 バックアップリングの形状
バックアップリングの形状は,図JA.1による。
a) スパイラル
b) バイアスカット
c) エンドレス
0
注a) d14が7.0 mm未満の場合,及びd16が10 mm未満の場合の角度は,40°
−°とする。
5
図JA.1−バックアップリングの形状
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
13
B 2401-4:2012
JA.3 スパイラルの隙間
スパイラルの隙間(l)は,マンドレルに装着した状態の寸法で,表JA.1による。
表JA.1−スパイラルの隙間
単位 mm
Oリングの太さ
マンドレル径
隙間
JA.4 バックアップリングの厚さ及び幅
JA.4.1 バックアップリングの厚さ
バックアップリングの厚さ(b5及びb6)の寸法及び許容差は,Oリングの太さによって区分し,表JA.2
による。
表JA.2−バックアップリングの厚さ
単位 mm
バックアップリングの厚さ
Oリングの太さ
バイアスカット及びエンドレス
スパイラル
JA.4.2 バックアップリングの幅
JA.4.2.1 一般
バックアップリングの幅(t)は,ハウジングの半径方向の深さによる。例えば,油圧の運動用,固定用
などの用途によるハウジングの深さに合わせて,バックアップリングの半径方向の幅を決める。空気圧用
では,バックアップリングは不要である。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
14
B 2401-4:2012
JA.4.2.2 バックアップリングの幅(ピストンシール)
ピストンシール用のバックアップリングの幅は,シリンダ内径(d4)から,ハウジング溝径の呼び寸法
(d3)を引いた後,1/2にして求める。この寸法は,JIS B 2401-2の表JA.3及び表JA.4による。
JA.4.2.3 バックアップリングの幅(ロッドシール)
ロッドシール用のバックアップリングの幅は,ハウジング溝径(d6)から,ロッド径の呼び寸法(d5)
を引いた後,1/2にして求める。この寸法は,JIS B 2401-2の表JA.5及び表JA.6による。
JA.4.2.4 許容差
0
バックアップリングの幅(t)の許容差は,
−mmとする。
1.0
JA.5 バックアップリングの外径(ピストンシール)
JA.5.1 一般
ピストンシール用のバックアップリングの外径(d15及びd17)は,シリンダ内径の呼び寸法(d4)とす
る。この寸法は,JIS B 2401-2の表JA.3及び表JA.4による。
JA.5.2 スパイラルの外径(d15)の許容差(ピストンシール)
0
スパイラルの外径(d15)の許容差は,バックアップリングの幅(t)の許容差
−mmによる。
1.0
JA.5.3 バイアスカットの外径(d17)の許容差(ピストンシール)
バイアスカットの外径(d17)の許容差は,表JA.3による。この許容差は,バックアップリングを切断
する前の値とする。
表JA.3−バイアスカットの外径(d17)の許容差
単位 mm
シリンダ内径
d17の許容差
JA.6 バックアップリングの内径(ロッドシール)
JA.6.1 一般
ロッドシール用のバックアップリングの内径(d14及びd16)は,ロッド径の呼び寸法(d5)とする。こ
の寸法は,JIS B 2401-2の表JA.5及び表JA.6による。
JA.6.2 スパイラルの内径(d14)の許容差(ロッドシール)
0
スパイラルの内径(d14)の許容差は,バックアップリングの幅(t)の許容差
−mmによる。
1.0
JA.6.3 バイアスカット及びエンドレスの内径(d16)の許容差(ロッドシール)
バイアスカット及びエンドレスの内径(d16)の許容差は,表JA.4による。この許容差は,バックアッ
プリングを切断する前の値とする。
表JA.4−バイアスカット及びエンドレスの内径(d16)の許容差
単位 mm
ロッド径
d16の許容差
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附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS B 2401-4:2012 Oリング−第4部:バックアップリング
(I)JISの規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容
箇条番号
及び題名
1 適用範
囲
内容
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
箇条番号
内容
シリーズF及びシリーズ
SのOリングをISO
3601-2のハウジングに用
いた場合の5種類のバッ
クアップリングについて
規定。
JIS B 0142による。
ISO 5598による。
4 記号
この規格で使用す
る記号を規定。
5 一般
一般要求事項を規
定。
2 引用規
格
3 用語及
び定義
一般機器に用いるOリング
(P),(G)用のバックアップ
リングを追加し,コンケーブタ
イプのT4及びT5を削除した。
JISで広く使用されているOリ
ング用のバックアップリングを
残した。また,ISO規格で規定
するコンケーブは,特殊用途で
あり,装着に当たっての方向性
があるため,JISから除いた。メ
トリックOリングが規格化され
る場合に,ISOに働きかける。
一致
一致
一致
追加
追加
一致
材料の試験方法の規格を追加
した。
バックアップリングに用いる材
料に,四ふっ化エチレン樹脂に
ついて規定した箇条を設けたた
め。ISOの動向に応じて,規格
値を提案する。
この規格で使用する記号
を規定。
変更
スパイラルの厚さを1枚当た
りに変更した。
Oリングの太さの後ろに,対応
規格を参照するようにした。
一般要求事項を規定。
一致
スパイラルの厚さを検査するに
は,スパイラルを構成する1枚
当たりで測定するほうがよい。
参照規格がある方が分かりや
すい。
ISO規格改正時に提案する。
技術的差異の内容
JIS B 2401-1に規定
するOリングのは
み出し防止に使用
するバックアップ
リングについて規
定。
箇条ごとの
評価
追加
削除
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
内容
バックアップリン
グの種類を材料,色
及び形状によって
規定。
(III)国際規格の規定
箇条番号
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容
内容
箇条ごとの
評価
変更
5種類の形状を規定。
他のバックアップリング
を規定。
削除
特別な条件で温度,使用
条件に関係なく使用でき
ると規定。
削除
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
技術的差異の内容
JISでは,3種類の形状及び2
種類の材料を規定した。
Oリングのバックアップリング
は四ふっ化エチレン樹脂が主体
であり,形状もコンケーブは特
殊用途である。従来のJISの実
績を重視した。ISO規格の普及
状況を見て,見直しを行う。
ISO規格改正時に削除を提案す
る。
7 バック
アップリ
ングの装
着位置
バックアップリン
グの装着位置を規
定。
バックアップリングの装
着位置を規定。
変更
圧力の作用する矢印の方向,装
着位置及び細分図の表現方法
を変更した。
ISO規格の図の中に,圧力の作
用する方向及びバックアップリ
ングの装着位置が分かりにくい
図があり,変更した。
ISO規格改正時に変更を提案す
る。
8 形状・
寸法
バックアップリン
グの形状・寸法を規
定。
バックアップリングの寸
法を規定。
追加
Oリング(P),(G)に使用す
るバックアップリングを,本体
の表4で追加し,ISOのバック
アップリングは附属書JAで規
定した。
カットの角度は,従来のJISを
採用。また,面取りの指示を削
除した。
外観の規定を追加。
ISO規格は用途によってバック
アップリングの寸法が異なり,
ハウジングから計算し,規定す
る方法である。ISO規格の寸法
設定方法は,附属書JA に移し
た。ISO規格のハウジングの普
及状況を見て,見直しを行う。
変更
9 外観
バックアップリン
グの外観を規定。
追加
シール製品は,機能上外観が重
要であり,この箇条を追加した。
ISO規格の普及状況を見て,見
直しを行う。
箇条番号
及び題名
6 種類
国際規格
番号
(I)JISの規定
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
箇条番号
及び題名
10 材料
内容
バックアップリン
グに使用する材料
及び特性を規定。
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
箇条番号
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容
内容
バックアップリングに使
用できる材料を規定。
11 製品
の識別コ
ード
製品の識別コード
を規定。
12 検査
製品の検査を規定。
13 表示
包装の表示を規定。
14 規格
準拠表示
箇条ごとの
評価
変更
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
技術的差異の内容
バックアップリングに使用す
る2種類の材料と材料特性を
追加。
四ふっ化エチレン樹脂は,物性
及び寸法安定性が特異な材料で
あり,最小限の材料の特性を規
定した。ISO規格の普及状況を
見て,提案を行う。
ISO規格では,材料特性,種類
が定められていない。今後,ISO
の進展状況に合わせ,規定する。
変更
削除
削除
製品の識別コードを規
定。
追加
変更
Oリング(P),(G)に使用す
るバックアップリングの製品
の識別コードを追加。名称(バ
ックアップリング)を略号
(BR)にした。
JISで広く使用されているOリ
ング用のバックアップリングを
残した。メトリックOリングが
規格化される場合に,ISOに採
用を働きかける。
追加
検査の規定を追加。
使用者との間で,最小限の検査
項目及び内容を規定した。ISO
の動向に応じて,採用を働きか
ける。
追加
包装の表示を追加。
規格適合表示を規定。
一致
使用者との間で,最小限の包装
の表示項目を規定した。ISOの
動向に応じて,採用を働きかけ
る。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
内容
ISOのOリングに用
いるバックアップ
リングの形状・寸法
を規定。
(III)国際規格の規定
箇条番号
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容
内容
形状を規定。
寸法を規定。
箇条ごとの
評価
変更
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 3601-4:2008,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致……………… 技術的差異がない。
− 削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
技術的差異の内容
コンケーブを削除し,3種類の
形状とした。
スパイラルのバックアップリ
ングの厚さ(b6)をリングを構
成する1枚当たりの厚さに変
更した。
図JA.1の注記を削除した。
表JA.4のd16の許容差を設定す
る基準径をシリンダ内径から
“ロッド径”に変更した。
ISO規格で規定するコンケーブ
は,特殊用途であり,装着に当
たっては,方向性があるため,
JISから除いた。
我が国の実績を重視し,カット
の角度を変更し,面取りの指示
を削除した。また,ISO規格の
注記で記載するスパイラル及び
バイアスカットの方向は任意で
あり,規定する必要がないため,
注記を削除した。
ISO規格の普及状況を見て,見
直しを行う。
表JA.4の基準径は,バックアッ
プリングの寸法設定方法及び
ISO規格の審議経過に基づきロ
ッド径に変更した。
箇条番号
及び題名
附属書JA
(規定)
国際規格
番号
(I)JISの規定