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B 2401-1:2012

ページ

序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲 ························································································································· 1

2 引用規格 ························································································································· 1

3 用語及び定義 ··················································································································· 2

4 種類······························································································································· 2

4.1 Oリングの種類 ············································································································· 2

4.2 Oリングに用いる材料の種類及びその識別記号 ···································································· 2

5 形状······························································································································· 3

6 基準寸法及び呼び番号 ······································································································· 3

7 外観······························································································································· 3

8 材料······························································································································· 3

9 試験方法 ························································································································· 6

9.1 Oリングの寸法 ············································································································· 6

9.2 Oリングに用いる材料の物理的性質 ·················································································· 6

9.3 外観 ···························································································································· 6

10 検査方法 ······················································································································· 6

11 製品の識別コード ··········································································································· 6

12 表示 ····························································································································· 7

附属書JA(規定)シリーズFのOリング及び規定外Oリングの寸法及びその許容差 ······················ 13

附属書JB(規定)シリーズSのOリングの寸法及びその許容差 ·················································· 24

附属書JC(規定)Oリングに用いる材料の物理的性質の試験方法 ················································ 34

附属書JD(参考)Oリングに用いる材料の耐油性,耐寒性及び腐食性に関する物理的性質及び

その試験方法 ················································································································ 36

附属書JE(参考)製品であるOリングの物理的性質及びその試験方法·········································· 40

附属書JF(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 42

(1)

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B 2401-1:2012

まえがき

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)

及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があ

り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

これによって,JIS B 2401:2005を,この規格に置き換える。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS B 2401の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS B 2401-1 第1部:Oリング

JIS B 2401-2 第2部:ハウジングの形状・寸法

JIS B 2401-3 第3部:外観品質基準

JIS B 2401-4 第4部:バックアップリング

(2)

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日本工業規格

JIS

B 2401-1:2012

Oリング−第1部:Oリング

O-rings-Part 1: O-rings

序文

この規格は,2008年に第4版として発行されたISO 3601-1を基とし,国内で広く普及している種類及

び材料を加えたため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JFに示す。また,附属書JA〜附属書JEは対応国際規格には

ない事項である。

1

適用範囲

この規格は,一般機器に用いるOリングで,運動用Oリング(P),固定用Oリング(G)及び真空フラ

ンジ用Oリング(V)の形状,寸法,外観,材料などについて規定する。ISO 3601-1に規定するOリング

は,ISO一般工業用Oリング(シリーズFという。)として附属書JA及びISO精密機器用Oリング(シ

リーズSという。)として附属書JBにそれぞれ規定する。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 3601-1:2008,Fluid power systems−O-rings−Part 1: Inside diameters, cross-sections, tolerances

and designation codes(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語

注記 対応国際規格:ISO 5598:2008,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)

JIS B 2401-3 Oリング−第3部:外観品質基準

注記 対応国際規格:ISO 3601-3:2005,Fluid power systems−O-rings−Part 3: Quality acceptance

criteria(MOD)

JIS B 2410 Oリング−ゴム材料の選定指針

JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則

JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方

JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部:デュロメータ硬さ

注記 対応国際規格:ISO 7619-1:2010,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of

indentation hardness−Part 1: Durometer method (Shore hardness)(MOD)

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2

B 2401-1:2012

JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方

JIS K 6262 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。

4

種類

4.1

Oリングの種類

Oリングの種類は,表1による。

表1−Oリングの種類

Oリングの種類

4.2

種類を表す記号

運動用Oリング

固定用Oリング

真空フランジ用Oリング

ISO一般工業用Oリング

ISO精密機器用Oリング

Oリングに用いる材料の種類及びその識別記号

Oリングに用いる材料の種類及びその識別記号は,表2による。

表2−Oリングに用いる材料の種類及びその識別記号

材料の種類

タイプA

デュロメータ

硬さb)

材料の種類

を表す識別

記号

識別記号の意味

従来の識別記号

(参考)

一般用

ニトリルゴム

耐鉱物油用でタイプAデュロメータ

硬さA70のもの

1種A又は1A

耐鉱物油用でタイプAデュロメータ

硬さA90のもの

1種B又は1B

燃料用

ニトリルゴム

耐ガソリン用でタイプAデュロメー

タ硬さA70のもの

2種又は2

水素化

ニトリルゴム

耐鉱物油・耐熱用でタイプAデュロ

メータ硬さA70のもの

耐鉱物油・耐熱用でタイプAデュロ

メータ硬さA90のもの

ふっ素ゴム

耐熱用でタイプAデュロメータ硬さ

A70のもの

4種D又は4D

耐熱用でタイプAデュロメータ硬さ

A90のもの

エチレンプロピ

レンゴム

耐動植物油・ブレーキ油用でタイプA

デュロメータ硬さA70のもの

3種又は3

耐動植物油・ブレーキ油用でタイプ

Aデュロメータ硬さA90のもの

シリコーンゴム

耐熱・耐寒用でタイプAデュロメー

タ硬さA70のもの

アクリルゴム

耐熱・耐鉱物油用でタイプAデュロ

メータ硬さA70のもの

4種C又は4C

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3

B 2401-1:2012

表2−Oリングに用いる材料の種類及びその識別記号(続き)

注a) 括弧内の略号は,JIS K 6397を参照。

b) タイプAデュロメータ硬さは,JIS K 6253-3による。

5

形状

Oリングの形状は,図1による。

図1−Oリングの形状

6

基準寸法及び呼び番号

Oリングの基準寸法及び呼び番号は,表3による。ただし,表3以外のものは,受渡当事者間の協定に

よる。

表3−Oリングの基準寸法及び呼び番号

Oリングの種類

基準寸法及び呼び番号

運動用Oリング

表5による。

固定用Oリング

表6による。

真空フランジ用Oリング

ISO一般工業用Oリングa)

表7による。

附属書JAによる。

ISO精密機器用Oリング

附属書JBによる。

注a) ISO一般工業用Oリングには,精密許容差のクラス

Aと一般許容差のクラスBとがある。

7

外観

Oリングの表面の外観は,JIS B 2401-3の品質等級N,S及びCSに適合しなければならない。

なお,JIS B 2401-3に規定していない表7の10 mm±0.30 mmのOリングの表面の外観は,JIS B 2401-3

のOリングの太さが5.7 mmを超え8.4 mm以下の外観品質等級の規定を適用する。

8

材料

Oリングに用いる材料は,箇条9によって試験したとき,表4の規定に適合し,異物,分散不良などが

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4

B 2401-1:2012

なく均質なものでなければならない。ただし,Oリングに用いる材料は,十分な耐油性及び耐寒性をもつ

とともに相手金属を腐食したり,粘り付きを生じないものが望ましい。

なお,表4に規定する以外の物理的性質は,受渡当事者間の協定による。受渡当事者間の協定は,附属

書JDを参考にしてもよい。また,製品であるOリングの物理的性質については,附属書JEを参考にす

ることが望ましい。

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5

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B 2401-1:2012

表4−Oリングに用いる材料の物理的性質

試験項目

標準状態

試験

熱老化試

圧縮永久

ひずみ

試験

材料の種類を表す識別記号

タイプAデュロ

メータ硬さ

引張強さ

MPa 最小

伸び

% 最小

引張応力

MPa 最小

(100 %伸びのとき)

温度及び時間

タイプAデュロ

メータ硬さ 最大

引張強さ変化率

% 最大

伸び変化率

% 最大

温度及び時間

圧縮永久ひずみ

% 最大

試験

方法

によ

る。

によ

る。

によ

る。

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6

B 2401-1:2012

9

試験方法

9.1

Oリングの寸法

a) 太さ 太さの測定は,ダイヤルゲージ,投影検査機などを用いて測定する。

b) 内径 内径の測定は,内径測定用円すい形ゲージ,投影検査機などを用いて測定する。

9.2

Oリングに用いる材料の物理的性質

Oリングに用いる材料の物理的性質の試験方法は,附属書JCによる。

9.3

外観

Oリングの表面の外観は,箇条7による。

10 検査方法

検査は,合理的な抜取方式を用いて行い,箇条9で試験したときに,箇条6,箇条7及び箇条8に適合

したものを合格とする。

11 製品の識別コード

製品の識別コードは,規格名称の(Oリング)略号である“OR”を冠した後に各シリーズごとに次のよ

うに表示する。

a) 寸法及び呼び番号が表5による運動用Oリング(P),表6による固定用Oリング(G)及び表7によ

る真空フランジ用Oリング(V)の製品の識別コードの表示例を,例1に示す。また,寸法及び呼び

番号が表5〜表7によらない運動用Oリング(P),固定用Oリング(G),及び真空フランジ用Oリ

ング(V)の製品の識別コードは,受渡当事者間の協定によるが,例2を参照して製品の識別コード

を決めることが望ましい。

例1 材料NBR-70-1,固定用Oリング呼び番号G80,品質等級Nの場合

OR□NBR-70-1□G80-N(□は,ブランクとする。)

品質等級(JIS B 2401-3参照)

呼び番号(表5〜表7参照)

材料の種類を表す識別記号(表2参照)

名称の略号

例2 材料FKM-70,内径86.5,太さ5.5,品質等級CSの場合

OR□FKM-70□86.5×5.5-CS(□は,ブランクとする。)

品質等級(JIS B 2401-3参照)

内径(d1)×太さ(d2)

材料の種類を表す識別記号(表2参照)

名称の略号

b) 寸法及び呼び番号が表JA.1〜表JA.6によるシリーズFの製品の識別コードの表示例を,例1に示す。

また,寸法及び呼び番号が表JA.1〜表JA.6によらない規定外のシリーズFの製品の識別コードの表

示例は,例2を参照することが望ましい。

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B 2401-1:2012

例1 ISOシリーズF,呼び番号011,許容差クラスA,品質等級Sの場合

OR□ISO-F-011-A-S(□は,ブランクとする。)

品質等級(JIS B 2401-3参照)

許容差のクラス(附属書JA参照)

呼び番号(表3参照)

種類を表す記号(表1参照)

ISO表示

名称の略号

例2 ISO規定外のシリーズF,内径68.50,太さ2.62,許容差クラスA,品質等級Sの場合

OR□ISO-F-68.50×2.62-A-S(□は,ブランクとする。)

品質等級(JIS B 2401-3参照)

許容差のクラス(附属書JA参照)

内径(d1)×太さ(d2)

種類を表す記号(表1参照)

ISO表示

名称の略号

c) 寸法及び呼び番号が表JB.1〜表JB.5によるシリーズSの寸法識別コードの表示例を,例に示す。

例 ISOシリーズS,呼び番号C0545,品質等級CSの場合

OR□ISO-S-C0545-CS(□は,ブランクとする。)

品質等級(JIS B 2401-3参照)

呼び番号(附属書JB参照)

種類を表す記号(表1参照)

ISO表示

名称の略号

12 表示

包装には,次の事項を表示しなければならない。

a) 規格名称又は規格番号

b) 製品の識別コード

c) 材料の種類を表す識別記号

d) 製造業者名又はその略号

e) 製造年月又はその略号

f)

使用上の注意事項(作動油との適合性についての表示は,JIS B 2410による。)

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B 2401-1:2012

表5−運動用Oリング(P)の呼び番号,内径及び太さの基準寸法・許容差

単位 mm

内径d1

基準寸法

太さd2の基準寸法・許容差

許容差

呼び番号

材料の種類FKM,VMQ,HNBR及びACMのd1許容差は,VMQ及びACMについては上記許容差の1.5倍とし,

FKM及びHNBRについては上記許容差の1.2倍とする。

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B 2401-1:2012

表5−運動用Oリング(P)の呼び番号,内径及び太さの基準寸法・許容差(続き)

単位 mm

内径d1

基準寸法

太さd2の基準寸法・許容差

許容差

呼び番号

材料の種類FKM,VMQ,HNBR及びACMのd1許容差は,VMQ及びACMについては上記許容差の1.5倍とし,

FKM及びHNBRについては上記許容差の1.2倍とする。

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B 2401-1:2012

表5−運動用Oリング(P)の呼び番号,内径及び太さの基準寸法・許容差(続き)

単位 mm

内径d1

基準寸法

太さd2の基準寸法・許容差

許容差

呼び番号

材料の種類FKM,VMQ,HNBR及びACMのd1許容差は,VMQ及びACMについては上記許容差の1.5倍とし,

FKM及びHNBRについては上記許容差の1.2倍とする。

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B 2401-1:2012

表6−固定用Oリング(G)の呼び番号,内径及び太さの基準寸法・許容差

単位 mm

内径d1

基準寸法

太さd2の基準寸法・許容差

許容差

呼び番号

材料の種類FKM,VMQ,HNBR及びACMのd1許容差は,

VMQ及びACMについては上記許容差の1.5倍とし,FKM及

びHNBRについては上記許容差の1.2倍とする。

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B 2401-1:2012

表7−真空フランジ用Oリング(V)の呼び番号,内径及び太さの基準寸法・許容差

単位 mm

内径d1

基準寸法

太さd2の基準寸法・許容差

許容差

呼び番号

材料の種類FKM,VMQ,HNBR及びACMのd1許容差は,VMQ及びACM

については上記許容差の1.5倍とし,FKM及びHNBRについては上記許容差の

1.2倍とする。

参考文献 JIS B 2401-2 Oリング−第2部:ハウジングの形状・寸法

JIS B 2401-4 Oリング−第4部:バックアップリング

JIS K 6397 原料ゴム及びラテックスの略号

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B 2401-1:2012

附属書JA

(規定)

シリーズFのOリング及び規定外Oリングの寸法及びその許容差

JA.1

適用範囲

この附属書は,対応国際規格に規定するシリーズFのOリングの寸法及びその許容差について規定する。

また,規定外Oリングとは呼び番号にないシリーズFのOリングを意味するが,その寸法及びその許容差

の推奨値(JA.3参照)も記載する。

JA.2

シリーズFのOリングの基準寸法・許容差

シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,内径の基準寸法・許容差,及び太さの基準寸法・許容差

は,表JA.1〜表JA.6による。ただし,シリーズFのOリングには,クラスA及びクラスBの二つの内径

の許容差がある。内径の許容差がクラスBのOリングは,一般用途に用い,内径の許容差がクラスAのO

リングは,航空機用などの厳しい許容差が要求される用途に適している。

クラスBの内径の許容差Δd2は,式(JA.1)による。

d

2

= ±

([

d

2

.0

95

×

.0

009

)

+

.0

11

] ···················································· (JA.1)

表JA.1−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,内径の基準寸法・許容差,及び太さの基準寸法・

許容差

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

太さ

基準寸法

クラス B

基準寸法

許容差

クラス A

許容差

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B 2401-1:2012

表JA.2−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):1.78 mm,太さの許容差:±0.08 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

割り当てられていない

内径

基準寸法

許容差

クラス A

クラス B

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B 2401-1:2012

表JA.3−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):2.62 mm,太さの許容差:±0.08 mm(クラスA)

太さの基準寸法(d2):2.62 mm,太さの許容差:±0.09 mm(クラスB)

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

クラス A

クラス B

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B 2401-1:2012

表JA.3−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差(続き)

太さの基準寸法(d2):2.62 mm,太さの許容差±0.08 mm(クラスA)

太さの基準寸法(d2):2.62 mm,太さの許容差±0.09 mm(クラスB)

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

クラス A

クラス B

割り当てられていない

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B 2401-1:2012

表JA.4−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):3.53 mm,太さの許容差:±0.10 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

クラス A

クラス B

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B 2401-1:2012

表JA.4−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差(続き)

太さの基準寸法(d2):3.53 mm,太さの許容差:±0.10 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

クラス A

クラス B

割り当てられていない

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B 2401-1:2012

表JA.5−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):5.33 mm,太さの許容差:±0.13 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

クラス A

クラス B

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B 2401-1:2012

表JA.5−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差(続き)

太さの基準寸法(d2):5.33 mm,太さの許容差:±0.13 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

割り当てられていない

内径

基準寸法

許容差

クラス A

クラス B

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B 2401-1:2012

表JA.6−シリーズFのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):6.99 mm,太さの許容差±0.15 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

クラス A

クラス B

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

22

B 2401-1:2012

JA.3

シリーズFの規定外Oリングの寸法及びその許容差

表JA.1〜表JA.6の呼び番号にないシリーズFの規定外Oリングの太さの寸法及びその許容差は,表JA.7

を推奨する。また,シリーズFの規定外Oリングの内径の寸法及びその許容差は,表JA.8を推奨する。

なお,シリーズFの規定外Oリングの内径の寸法の許容差は,式(JA.1)を用いた計算値としてもよい。

表JA.7−シリーズFの規定外Oリングの太さの寸法及びその許容差

単位 mm

太さの寸法

許容差

注a) クラスAだけに適用

b) クラスBだけに適用

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23

B 2401-1:2012

表JA.8−シリーズFの規定外Oリングの内径の寸法及びその許容差

単位 mm

内径の寸法

許容差

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24

B 2401-1:2012

附属書JB

(規定)

シリーズSのOリングの寸法及びその許容差

JB.1

適用範囲

この附属書は,対応国際規格に規定するシリーズSのOリングの寸法及びその許容差について規定する。

JB.2

シリーズSのOリングの寸法

シリーズSのOリングの寸法は,表JB.1〜表JB.5による。

表JB.1−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):1.80 mm,太さの許容差:±0.08 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

page

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25

B 2401-1:2012

表JB.1−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差(続き)

太さの基準寸法(d2):1.80 mm,太さの許容差:±0.08 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

page

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26

B 2401-1:2012

表JB.2−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):2.65 mm,太さの許容差:±0.09 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

page

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27

B 2401-1:2012

表JB.2−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差(続き)

太さの基準寸法(d2):2.65 mm,太さの許容差:±0.09 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

page

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28

B 2401-1:2012

表JB.3−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):3.55 mm,太さの許容差:±0.10 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

page

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29

B 2401-1:2012

表JB.3−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差(続き)

太さの基準寸法(d2):3.55 mm,太さの許容差:±0.10 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

page

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30

B 2401-1:2012

表JB.3−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差(続き)

太さの基準寸法(d2):3.55 mm,太さの許容差:±0.10 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

31

B 2401-1:2012

表JB.4−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):5.30 mm,太さの許容差:±0.13 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

32

B 2401-1:2012

表JB.4−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差(続き)

太さの基準寸法(d2):5.30 mm,太さの許容差:±0.13 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

33

B 2401-1:2012

表JB.5−シリーズSのOリングの呼び番号,寸法表示,及び内径の基準寸法・許容差

太さの基準寸法(d2):7.00 mm,太さの許容差:±0.15 mm

単位 mm

呼び番号

寸法表示

(内径×太さ)

内径

基準寸法

許容差

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34

B 2401-1:2012

附属書JC

(規定)

Oリングに用いる材料の物理的性質の試験方法

JC.1

適用範囲

この附属書は,Oリングに用いる材料の物理的性質の試験方法について規定する。

JC.2

試験方法

JC.2.1

試験の一般条件

試験の一般条件は,JIS K 6250による。

JC.2.2

標準状態での試験

標準状態における材料の試験方法は,次による。

a) 硬さ 硬さ試験はJIS K 6253-3によって行い,試験片はOリングと同一条件で製造したものを用いる。

硬さの値は,瞬間値とする。

b) 引張強さ,伸び及び引張応力 試験片は,製品と同一条件で製造した板材から,JIS K 6251の箇条6

(試験片)に規定するダンベル状3号形又はダンベル状5号形を切り出し,JIS K 6251の箇条7(試

験装置)〜箇条17(試験報告)による。ただし,試験片として伸びの小さな材料に対しては,JIS K 6251

の箇条6に規定するダンベル状1号形を用いてもよい。

JC.2.3

熱老化試験

熱老化試験は,JIS K 6257の箇条4(原理)に規定する促進老化試験AA−2法による。ただし,空気加

熱の試験温度及び試験時間は,表JC.1による。また,熱老化後の試験方法は,次による。

a) 硬さ 熱老化後の硬さ試験は,JIS K 6253-3によって行い,試験片は製品と同一条件で製造されたも

のを用いる。硬さ変化は,JIS K 6257の箇条11(試験結果の表示)による。

b) 引張強さ・伸び 試験片は,製品と同一条件で製造した板材から,JIS K 6251の箇条6に規定するダ

ンベル状3号形又はダンベル状5号形とする。熱老化後の引張強さ及び伸びは,JIS K 6251の箇条7

〜箇条17による。

なお,引張強さ変化率(%)及び伸び変化率(%)は,JIS K 6257の箇条11(試験結果の表示)〜

箇条13(試験報告書)による。

表JC.1−空気加熱の試験温度及び試験時間

材料の種類を表す識別記号

試験温度

試験時間

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35

B 2401-1:2012

JC.2.4

圧縮永久ひずみ試験

圧縮永久ひずみ試験は,JIS K 6262による。ただし,熱処理の試験温度及び試験時間は,表JC.2による。

なお,試験片を圧縮する割合は,試験片の厚さの25 %とする。

表JC.2−熱処理の試験温度及び試験時間

材料の種類を表す識別記号

試験温度

試験時間

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B 2401-1:2012

附属書JD

(参考)

Oリングに用いる材料の耐油性,耐寒性及び腐食性に関する物理的性質及び

その試験方法

JD.1

一般

この附属書は,対応国際規格に規定されていないOリングに用いる材料の耐油性,耐寒性及び腐食性に

関する物理的性質及びその試験方法について記載する。

JD.2

Oリングに用いる材料の耐油性,耐寒性及び腐食性

Oリングに用いる材料の耐油性,耐寒性及び腐食性について,表JD.1に示す。

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37

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B 2401-1:2012

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表JD.1−Oリングに用いる材料の物理的性質及びその試験方法

試験項目

耐油試験

材料の種類を表す識別記号

温度,時間及び試験

潤滑油

潤滑油

燃料油

潤滑油

潤滑油

潤滑油

タイプAデュロメー

タ硬さ変化

潤滑油

ブレー

ブレー

キ液

キ液

潤滑油

潤滑油

伸び変化率

% 最大

体積変化率 %

温度,時間及び試験

潤滑油

潤滑油

潤滑油

タイプAデュロメー

タ硬さ変化

燃料油

潤滑油

潤滑油

潤滑油

引張強さ変化率

% 最大

伸び変化率

% 最大

体積変化率 %

低温弾性

回復試験

TR10値

℃ 最大

腐食試験

温度及び時間

相手金属を腐食したり,粘り付きを生じさせてはならない。ただし,金属面の変色は腐食とは認めない。

参照

参照

外観

参照

引張強さ変化率

% 最大

潤滑油

試験

方法

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B 2401-1:2012

JD.3

試験方法

JD.3.1

材料試験

JD.3.1.1

試験の一般条件

試験の一般条件は,JIS K 6250の6.(試験室の標準条件)を参照。

JD.3.1.2

耐油試験

耐油試験の試験油,試験温度,試験時間及び油浸せき後の試験方法を,次に示す。

a) 試験油 浸せきに用いる試験油を,次に示す。

1) 潤滑油 潤滑油は,材料の種類がEPDM-70,EPDM-90及びVMQ-70以外の材料に適用し,通常,

表JD.2に示すものを用いることが望ましい。

表JD.2−NBR-70-1,NBR-90,HNBR-70,HNBR-90,FKM-70,

FKM-90及びACM-70に用いる試験用潤滑油

性状

試験用潤滑油

アニリン点 ℃

動粘度 mm2/s

No.1油

No.3油

引火点 ℃

密度 g/cm3(15 ℃)

243以上

163以上

粘度比重定数(VGC)

カーボンタイプ

ナフテン系 %,CN

パラフィン系 %,CP

注記 No.1油は低膨潤油であり,No.3油は高膨潤油である。No.1油及びNo.3油は,そ

れぞれIRM901及びIRM903(油)に相当する。ただし,従来の試験用油と表JD.2

に示す試験用潤滑油とでは性状が異なるので,測定結果は必ずしも一致しない。

注a) 測定温度99 ℃

b) 測定温度37.8 ℃

2) 燃料油 燃料油は,NBR-70-2の材料に適用し,通常,表JD.3に示すものを用いることが望ましい。

表JD.3−NBR-70-2に用いる燃料油

成分

燃料油No.1

燃料油No.2

イソオクタン[体積分率(%)]

トルエン [体積分率(%)]

3) ブレーキ液 ブレーキ液は,EPDM-70,EPDM-90の材料に適用し,通常,表JD.4によって配合し

たものを用いることが望ましい。

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B 2401-1:2012

表JD.4−EPDM-70,EPDM-90に用いるブレーキ液

ブレーキ液の配合剤

配合比率

[体積分率(%)]

配合剤の症状

密度 kg/m3

留分

へキシレングリコール

体積分率95 %以上

エチレングリコールモノ

エチルエーテル

体積分率95 %以上

エチレングリコールモノ

ブチルエーテル

体積分率95 %以上

注記 配合剤の密度及び留分の測定は,JIS K 8001を参照。

b) 油の試験温度及び試験時間 油の試験温度及び試験時間を,表JD.5に示す。

表JD.5−油の試験温度及び時間

材料の種類を表す識別記号

試験温度

試験時間

c) 体積変化 試験片は,製品と同一条件で製造されたものを用い,JIS K 6258の5.5(試験方法)を参照

することが望ましい。

なお,体積変化率(%)は,JIS K 6258の5.6.1(質量変化率及び体積変化率)及び5.7(試験結果

のまとめ方)を参照。

JD.3.1.3

低温弾性回復試験

低温弾性回復試験は,JIS K 6261の7.(低温弾性回復試験)を参照することが望ましい。

JD.3.1.4

腐食試験

製品と同一条件で製造した板材から,幅25 mm,長さ50 mmの試験片を採取し,これを幅25 mm,長さ

50 mm,厚さ3 mmの表面をよく磨いた黄銅板,鋼板及びステンレス鋼板の間に交互に挟み,密着させて

積み重ね,70±1 ℃に保った恒温槽に24時間入れた後,金属面の状態を目視によって調べる。

注記 この試験に用いる黄銅板は,JIS H 3100,鋼板はJIS G 3101及びステンレス鋼板は,JIS G 4305

を参照。

JD.4

参考文献

JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材

JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条

JIS K 6258 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐液性の求め方

JIS K 6261 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−低温特性の求め方

JIS K 8001 試薬試験方法通則

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B 2401-1:2012

附属書JE

(参考)

製品であるOリングの物理的性質及びその試験方法

JE.1

一般

この附属書は,製品であるOリングの物理的性質及びその試験方法について記載する。試験試料として

運動用Oリングの呼び番号P26によって行う。

JE.2

製品であるOリングの物理的性質

製品であるOリングの物理的性質を,表JE.1に示す。

表JE.1−製品であるOリングの物理的性質

試験項目

JE.3

材料の種類を表す識別記号

引張強さ

MPa 最小

伸び

% 最小

引張応力

MPa 最小

(100 %伸

びのとき)

製品であるOリングの物理的性質の試験方法

製品であるOリングの物理的性質の試験は,次による。

a) 試験の一般条件 試験の一般条件は,JIS K 6250の6.(試験室の標準条件)による。

b) 試料の測定

1) 太さ(断面直径) ダイヤルゲージ,投影検査機などの測定機を用い,測定は円周上の数箇所で行い,

その最小値を,その試料の太さとする。

2) 内径 内径測定用円すい形ゲージ,投影検査機などを用いて,円周上の数箇所を測定し,平均値を

内径とする。

c) 試験装置 試験装置は,試料取付金具を除き,JIS K 6251の箇条7(試験装置)を参照することが望

ましい。試料取付金具は,外径12.7 mmの玉軸受付きローラを用い,2個のローラの中心距離は,18 mm

以下とする。また,試料を引っ張りながら回転させる装置を備えていなければならない。

d) 試料の取付け 試料は,できる限り引張応力のかからないように,取付金具のローラに取り付けるこ

とが望ましい。

e) 引張強さ,伸び及び引張応力の測定 引張強さの測定は,試料の切断時に至るまでの最大荷重を,引

張応力の測定は,100 %伸びに相当するローラの中心間の距離に達したときの荷重を,引張試験機の

ひずみゲージからそれぞれ読み取る。また,伸びの測定は,切断時のローラの中心間の距離を測定し,

式(JE.1)によって計算することが望ましい。

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41

B 2401-1:2012

L1=2LR+πDR········································································ (JE.1)

ここに,

f)

L1: 切断時の内径側の長さ(mm)

LR: 切断時のローラの中心間の距離(mm)

DR: 玉軸受付きローラの外径(12.7 mm)

計算 引張強さ,伸び及び引張応力の計算式を,次に示す。

1) 引張強さ(TB)は,式(JE.2)による。

B=

T

F

B

··············································································· (JE.2)

A

π

2

A

=

2

×

d

2

········································································· (JE.3)

4

ここに,

TB: 引張強さ(MPa)

FB: 切断時に引張試験機から読み取った引張荷重(N)

A: 試料の断面積(mm2)

d2: Oリングの太さ(mm)

2) 伸び(EB)は,式(JE.4)による。

(

L

L

0

)

×

100 ································································ (JE.4)

E

B

=

1

L

0

ここに,

EB: 切断時の伸び(%)

L1: 切断時の内径側の長さ(mm)

L0: 試験前に測定した内径側の長さ(mm)

3) 引張応力(M100)は,式(JE.5)による。

100=

M

F

100

·········································································· (JE.5)

A

ここに, M100: 100 %伸びのときの引張応力(MPa)

F100: 100 %伸びのときに引張試験機から読み取った荷重(N)

g) 試験結果のまとめ方 試験結果のまとめ方は,JIS K 6251の箇条16(結果の表記)を参照することが

望ましい。

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42

B 2401-1:2012

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JIS B 2401-1:2012 Oリング−第1部:Oリング

(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

1 適用範

内容

ISO一般工業用Oリング,

ISO精密機器用Oリング及

び一般機器に用いるOリン

グ(P),(G),(V)につい

て規定。

2 引用規

国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇

条ごとの評価及びその内容

箇条

番号

箇条ごと

の評価

追加

内容

一般工業用Oリング及

び精密機器用Oリング

の内径,太さ,許容差及

び寸法識別コードにつ

いて規定。

(V)JISと国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策

技術的差異の内容

一般機器に用いるOリング

(P),(G),(V)を追加し

た。

また,一般工業用Oリング及

び精密機器用Oリングは,附

属書(規定)とした。

JIS独自の寸法規定を追加した。

JIS B 2401:2005に規定されていたISO一

般工業用Oリング(シリーズG)及びISO

精密機器用Oリング(シリーズA)は,

我が国では普及していない。一般工業用

Oリング及び精密機器用Oリングは,普

及度に応じて,附属書から本文へ移す。

3 用語及

び定義

4 種類

主な用語及び定義は,JIS B

0142による。

Oリングの用途別種類及び

材料別種類を分類する。

5 形状

6 基準寸

法及び呼

び番号

形状を規定

寸法,予備番号を規定,

FKM,VMQ,HNBR及び

ACMのd1許容差は,VMQ

及びACMについては上記

許容差の1.5倍,FKM及び

HNBRについては上記許容

差の1.2倍とする。

主な用語及び定義は,

ISO 5598による。

一致

追加

国際規格にない項目

JISと同じ

一致

追加

一般機器用Oリング(P), 一般機器用Oリング(P),(G),(V)の

(G),(V)の寸法を追加し 寸法は,JIS B 2401として広く普及して

た。また,FKM,VMQ,HNBR いるため追加した。ISOではメートル系

及びACMのd1許容差を見直 のOリングを規定する動きがあることか

した。

ら,ISOにP,G,Vを提案する。

内径,太さ及び許容差を

規定

我が国の実情に合わせ,JIS B 2401:2005

で規定している項目を残し,ゴム材料は,

5種類を新たに追加した。

附属書JF

(参考)

JISと対応国際規格との対比表

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43

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(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

7 外観

内容

Oリングの品質等級を規

定。

国際

規格

番号

B 2401-1:2012

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇

条ごとの評価及びその内容

(V)JISと国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

追加

国際規格にない項目

追加

追加

国際規格にない項目

国際規格にない項目

追加

国際規格にない項目

我が国の実情に合わせ,JIS B 2401:2005

で規定している項目を残す。一般機器用

Oリング(P),(G),(V)の寸法は広く

普及しているため追加した。ISOではメ

ートル系のOリングを規定する動きがあ

ることから,ISOにP,G,Vを提案する。

寸法識別コードを規定

追加

一般機器に用いるOリング

(P),(G),(V)及び寸法表

にないOリングのOリング

識別コードを追加した。

JIS独自の寸法識別記号を追加した。ISO

ではメートル系のOリングを規定する動

きがあることから,ISOにP,G,Vを提

案する。

追加

国際規格にない項目

我が国の実情に合わせ,JIS B 2401:2005

で規定している項目を残す。

技術的差異の内容

8 材料

9 試験方

10 検査方

材料は,表4による。

11 製品の

識別コー

12 表示

Oリングの寸法識別コード

について規定。(P),(G),

(V),(シリーズF),(シ

リーズS)及び呼び番号に

ないOリング寸法識別コー

ドを規定した。

包装時の表示方法を規定。

受入れ検査方法を規定

規格適合表示を規定

削除

削除

附属書JA

(規定)

ISO一般工業用Oリング(シ

リーズF)及び規定外のシ

リーズFの寸法許容差を規

定。

6及

び附

属書

ISO一般工業用Oリン

グの内径,太さ及び許容

差を規定。また,附属書

JAで規定外のOリング

の寸法公差を規定。

追加

ISO一般工業用Oリングの名

称をシリーズFとした。

JIS B 2401:2005 ISO一般工業用Oリン

グ(シリーズG)との識別のためシリー

ズFとした。

附属書JB

(規定)

ISO精密機器用Oリング(シ

リーズS)の寸法許容差を

規定。

Oリング材料の物理的性質

に関する試験方法を規定。

ISO精密機械用Oリン

グの内径,太さ及び許容

差を規定。

追加

ISO精密機器用Oリングの名

称をシリーズSとした。

追加

国際規格にない項目

JIS B 2401:2005 ISO精密機器用Oリン

グ(シリーズA)との識別のためシリー

ズSとした。

JISマークの表示認定品のため,試験方

法を追加した。

基準寸法,外観及び材料の

検査方法について規定。

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 3601-1:2008,MOD

JISマークの表示認定品のため削除

附属書JC

(規定)

製品の物理的性質に関する

試験方法について規定。

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B 2401-1:2012

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

− 一致 ················ 技術的差異がない。

− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD ··············· 国際規格を修正している。