令和2年10月20日,産業標準化法第17条又は第18条の規定に基づく確認公示に際し,産業標準化法の用語に合わせ,規格中“日本
工業規格”を“日本産業規格”に改めた。
日本産業規格
JIS
Z 8726-1990
光源の演色性評価方法
Method of Specifying Colour Rendering
Properties of Light Sources
1. 適用範囲 この規格は,演色評価数を用いて一般照明用光源の演色性を評価する方法について規定す
る。
備考 この方法は,昼光照明又は昼光を併用した照明の光を評価するのに用いてもよい。
引用規格,対応国際規格及び関連規格:6ページに示す。
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS Z 8105(色に関する用語)及びJIS Z 8113(照
明用語)によるほか,次による。
(1) 基準の光 演色評価数を求める際に,比較の基準として用いる測色用の光。
(2) 試験色 分光放射輝度率によって規定され,演色評価数を求める際に,代表として用いる物体色。
(3) CIE 1964 均等色空間 CIE(国際照明委員会)が1964年に定めた均等色空間。U*V*W*色空間ともい
う。
参考 CIEは1976年にU*V*W*色空間を廃止し,新たにL*a*b*色空間及びL*u*v*色空間を規定した。現
在,U*V*W*色空間は演色評価数の計算だけに用いる。
(4) (演色による)色ずれ 異なる照明光にそれぞれ順応したときの,個々の物体の色に生じる変化。そ
の大きさは色差の尺度で表す。
参考 色差 (colour difference) は,一般に同一照明下で同時に異なる物体色を見比べた場合に知覚され
る色の差を指すのに対し,ここでいう色ずれ (colour shift) は,照明光が変わったときに起こる
同一物体の色の変化を指し,一般に記憶を介して継時的に知覚される。
3. 基準の光
3.1
基準の光の種類 基準の光は,原則としてJIS Z 8720(測色用の標準の光及び標準光源)の3.4に定
める完全放射体の光又はCIE昼光を用い,その選び方は次による。
(1) 試料光源の相関色温度が5 000K未満のときは,原則として完全放射体の光を用いる。ただし,相関色
温度が4 600K以上の昼白色蛍光ランプを試料光源とするときには,CIE昼光を用いる。
(2) 試料光源の相関色温度が5 000K以上のときは,原則としてCIE昼光を用いる。
備考 特別の目的があるときには,CIE標準の光又は任意の測色用の光を用いてもよい。
3.2
基準の光の相関色温度 基準の光は,原則としてその相関色温度が試料光源の相関色温度に等しい
ものを用いる。
2
Z 8726-1990
4. 試験色 演色評価数の計算に用いる試験色は,15種類(番号1〜15)とし,その番号,色の三属性に
よる表示記号,及び分光放射輝度率の値を付表に示す。
平均演色評価数の計算に用いる試験色は,上記15種類のうち,番号1〜8の8種類とする。
備考 特別の目的があるときには,分光放射輝度率を規定した他の試験色を用いてもよい。
5. 演色性の評価 光源の演色性は,原則として平均演色評価数Ra及び個々の試験色に対する特殊演色評
価数Ri (i=1〜15) によって評価する。
備考 特殊演色評価数については,Ri (i=1〜15) のうち,R9〜R15を優先的に用いる。
参考 演色評価数を補足する評価値として色域面積Ga(本体の後の参考 演色評価数による以外の演
色性の評価方法参照)を併用してもよい。
6. 演色評価数の求め方
6.1
計算に用いる表色系及び色空間 演色評価数の計算には,JIS Z 8701(XYZ表色系及びX10Y10Z10表色
系による色の表示方法)によるXYZ表色系を用い,この表色系に基づくCIE 1964均等色空間において演
色による色ずれを評価する。
6.2
試料光源の相対分光分布の測定 試料光源の相対分光分布は,JIS Z 8724(光源色の測定方法)の
4.2によって,波長380nmから780nmまでの5nm間隔の波長に対して求める。
6.3
試料光源の相関色温度の計算 試料光源の相関色温度は,JIS Z 8725(光源の分布温度及び色温度・
相関色温度の測定方法)の4.2によって求める。
6.4
基準の光の相対分光分布の計算 基準の光の相対分光分布は,3.1に従い,JIS Z 8720の3.4によっ
て求める。
6.5
試料光源及び基準の光の光源色の計算 試料光源及び基準の光の光源色の計算は,次による。
(1) 光源色の三刺激値X,Y,Z(1)は,式(1)及び式(2)によって求める。
780
∑
S
()()
λx λ
∆
λ
X
=
K
380
780
380∑
Y
=
K
λy λ
∆
λ
································································· (1)
S
()()
780
∑
S
()()
λz λ
∆
λ
Z
=
K
380
K
=780
100
···································································· (2)
∑
S
()()
λy λ
∆
λ
380
ここに,
S (λ): 試料光源又は基準の光の相対分光分布で,5nm間隔の値
x (λ): XYZ表色系における等色関数でJIS Z 8724の付表1に示
y (λ):
す値を用いる。
z (λ):
∆λ: 積算の波長間隔で,5nmとする。
注(1) 試料光源及び基準の光についての値を区別するには,記号の添字としてそれぞれk又はrを用
3
Z 8726-1990
いる。
(2) CIE 1960 UCS色度図上における光源色の色度座標u,v(2)は,式(1)で求めた三刺激値X,Y,Zから,
式(3)によって計算する。
u
=
4
X
X
+
15
Y
+
3
Z
···································································· (3)
v
=
6
Y
X
+
15
Y
+
3
Z
注(2) 試料光源及び基準の光についての値を区別するには,記号の添字としてそれぞれk又はrを用
いる。
備考 色度座標u,vは,CIE 1931色度図上の色度座標x,y(3)から,式(4)によって求めてもよい。
u
=
2
x
−
x
+
6
y
+
5.1
···································································· (4)
v
=
3
y
−
x
+
6
y
+
5.1
注(3) JIS Z 8701の6.1参照。
6.6
試料光源又は基準の光による試験色の三刺激値及び色度座標の計算 試料光源又は基準の光による
試験色の三刺激値及び色度座標の計算は,次による。
(1) 試験色の三刺激値X,Y,Z(4)は,式(5)及び式(2)によって求める。
780
λ
β
λ
x
λ
∆
λ
∑
S
()()()
X
=
K
380
780
λ
β λ
y
λ
∆
λ
··························································· (5)
∑
S
()()()
Y
=
K
380
780
λ
β
λ
z
λ
∆
λ
∑
S
()()()
Z
=
K
380
K
=780
100
···································································· (2)
∑
S
()()
λy λ
∆
λ
380
ここに,
S (λ): 試料光源又は基準の光の相対分光分布で,5nm間隔の値
β (λ): 試験色の分光放射輝度率で,5nm間隔の値
x (λ): XYZ表色系における等色関数JIS Z 8724の付表1に示す
y (λ):
値を用いる。
z (λ):
△λ: 積算の波長間隔で,5nmとする。
注(4) 試料光源及び基準の光についての値を区別するには,記号に第1の添字としてそれぞれk又はr
を付す。各試験色ごとの値を一般的に表すには,第2の添字としてiを付し,個々の試験色につ
いての値を表すには,第2の添字にその試験色の番号 (1〜15) を用いる。
(2) CIE 1960 UCS色度図上における試験色の色度座標u,v(5)は,式(5)で求めた三刺激値X,Y,Zから,
式 (3) によって計算する。
4
Z 8726-1990
u
=
4
X
X
+
15
Y
+
3
Z
···································································· (3)
v
=
6
Y
X
+
15
Y
+
3
Z
注(5) 試料光源及び基準の光についての値を区別するには,記号に第1の添字としてそれぞれk又はr
を付す。各試験色ごとの値を一般的に表すには,第2の添字としてiを付し,個々の試験色につ
いての値を表すには,第2の添字にその試験色の番号 (1〜15) を用いる。
備考 色度座標u,vは,CIE 1931色度図上の色度座標x,y(6)から,式(4)によって求めてもよい。
u
=
2
x
−
x
+
6
y
+
5.1
···································································· (4)
v
=
3
y
−
x
+
6
y
+
5.1
注(6) JIS Z 8701の6.1参照。
6.7
試料光源の色度座標及び試料光源による試験色の色度座標に対する色順応補正 試料光源の色度座
標は,一般に基準の光の色度座標と等しくないが,この色度座標の差による物体色の色ずれは,色順応効
果によって知覚的に補償される。この効果を近似的に表すため,試料光源(添字k)の色度座標uk, vk及び
試料光源による各試験色(添字i)の色度座標uki,vk,iを式(6)によって補正し,それぞれu'k,v'k及びu'ki,
v'k,iを求める。
u'k=ur
v'k=vr
c
d
10
.
872
+
.0
404
r
c
k
,
i
−
4
r
d
k
,
i
c
d
k
k
u
k
′
,
i
=
c
r
d
r
16
.
518
+
.1
481 c
k
,
i
−
d
k
,
i
c
k
d
k
··········································· (6)
v
k
′
,
i
=
.5
520
c
d
16
.
518
+
.1
481
r
c
k
,
i
−
r
d
k
,
i
c
k
d
k
ここに,
u'k, v'k: 色順応補正後の試料光源の色度座標
ur, vr: 基準の光の色度座標
u'k,i, v'k,i: 色順応補正後の各試験色の色度座標
cr, dr: 基準の光の色度座標ur, vrから,下に示す式(7)によっ
て計算した係数
ck, dk: 試料光源の色度座標uk, vkから,下に示す式(7)によっ
て計算した係数
ck,i, dk,i: 試料光源による各試験色の色度座標uk,i, vk,iから,下
に示す式(7)によって計算した係数
5
Z 8726-1990
c
=
1
(
0.4
−
u
−
10
0.
v
)
v
····················································· (7)
d
=
6.8
1
(
.1
708
v
+
.0
404
−
.1
481
u
)
v
ClE 1964均等色空間への変換 CIE 1964均等色空間への変換は,次による。
(1) 基準の光による各試験色の座標U*r,i,V*r,i,W*r,iは,6.5(2)で求めた基準の光の色度座標ur,vr,並びに
6.6で求めた各試験色の三刺激値のYのYr,i及び色度座標ur,vrから式(8)によって計算する。
W*r, i=25 (Yr, i) 1/3−17
U*r, i=13W*r, i (ur, i−ur)
····························································· (8)
V*r, i=13W*r, i (vr, i−vr)
(2) 試料光源による各試験色の座標U*k,i,V*k,i,W*k,iは,6.6で求めた各試験色の三刺激値のYの値Yk,i,並
びに6.7で求めた色順応補正後の試料光源の色度座標u'k,v'k及び各試験色の色度座標u'k,i,v'k,iから次
の式によって計算する。
W*k,i=25 (Yk,i) 1/3−17
U*k,i=13W*k,i (u'k,i−u'k) ······························································· (9)
V*k,i=13W*k,i (v'k,i−v'k)
6.9
演色による色ずれの計算 CIE 1964均等色空間における各試験色ごとの色ずれの大きさ∆Eiは,式
(10)によって求める。
∆
E
i
=
(
)(
)(
)
2
2
2
U
*
r
,
i
−
U
*
k
,
i
+
V
*
r
,
i
−
V
*
k
,
i
+
W
*
r
,
i
−
W
*
k
,
i
1
2
··················· (10)
6.10 演色許価数の計算
6.10.1 特殊演色許価数 各試験色に対する特殊演色評価数Riは,式(11)によって求める。
Ri=100−4.6∆Ei ······································································· (11)
6.10.2 平均演色評価数 平均演色評価数Raは,試験色1〜8に対する特殊演色評価数の平均値であって,
式(12)によって求める。
8
R
a
=
1
R
i
··········································································· (12)
8
i
=
1
∑
7. 演色性の評価結果の表示
7.1
演色評価数の表示 演色評価数の表示は,次による。
(1) 演色評価数を表す量記号はRとし,その種類を添字で示す。平均演色評価数を示す添字はaとし,付
表に与えた番号1から15までの試験色に対する特殊演色評価数の添字はその番号を表す数字とする。
(2) 演色評価数の値は,原則として小数点以下をJIS Z 8401(数値の丸め方)によって整数値に丸める。
参考 演色評価数を補足する評価値として,色域面積比Gaを併記してもよい。
7.2
7.2.1
演色評価数の付記事項
試料光源の色度座標 評価した試料光源の色度座標x,yを小数点以下3けた目まで付記する。
参考 試料光源の相関色温度及び黒体放射軌跡からの距離(JIS Z 8725参照)を併記してもよい。
6
Z 8726-1990
7.2.2
基準の光の種類及び相関色温度 計算に用いた基準の光の種類,及びその相関色温度(単位K)を
付記する。
なお,3.1に示した以外の基準の光を用いた場合は,その種類を具体的に明記し,それがJIS Z 8720に
記載されていないものであるときには,380nmから780nmまでの5nm間隔の相対分光分布の値を付記す
る。
7.2.3
試験色の種類 特殊演色評価数には,その試験色の番号を添字によって付記する。
なお,付表に示した以外の試験色を用いた場合は,添字として小文字のaを除く英字と数字とを組み合
わせて用いる。この場合は,380nmから780nmまでの5nm間隔の分光放射輝度率の値を付記する。
7.3
7.3.1
演色性評価結果の記載方法
付記事項の記号 演色性評価結果の記載に用いる付記事項の記号は,次のとおりとする。
項目
基準の光
試験色
7.3.2
種類
記号
完全放射体の光
CIE昼光
その相関色温度
試験色の番号
整数で表した数値
数字(Rの添字)
演色性の評価結果の記載 演色性の評価結果は,原則として次の例のいずれかに従って記載する。
引用規格:
JIS Z 8105 色に関する用語
JIS Z 8113 照明用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8701 XYZ表色系及びX10Y10Z10表色系による色の表示方法
JIS Z 8720 測色用の標準の光及び標準光源
JIS Z 8724 光源色の測定方法
JIS Z 8725 光源の分布温度及び色温度・相関色温度の測定方法
対応国際規格:
Publication CIE No.13-2 (1974) Method of Measuring and Specifying Colour Rendering Properties
of Light Sources, 2nd Edition
関連規格:JIS C 7601 蛍光ランプ(一般照明用)
JIS Z 8719 物体色の条件等色度の評価方法
JIS Z 8722 物体色の測定方法
JIS Z 8723 表面色の視感比較方法
JIS Z 9112 蛍光ランプの光源色及び演色性による区分
JIS Z 9113 放電ランプの色度範囲
7
Z 8726-1990
例1: すべての演色評価数を記載する場合
例2: R1〜R8を省略する場合
(演色AAA昼白色蛍光ランプの例)
試料光源
色度座標
○○製FL40S・N−EDL
例)
試料光源
基準の光
平均演色評価数
特殊演色評価数
(3波長域発光形昼白色蛍光ランプの
準拠した規格の種類
××製FL40S・EX−N
色度座標
基準の光
平均演色評価数
特殊演色評価数
準拠した規格の種類
例3: 特殊演色評価数を省略する場合
例4: 特殊演色評価数を省略する場合
(普通形白色蛍光ランプの例)
(蛍光高圧水銀ランプの例)
試料光源
□□製FL40S・W
試料光源
□□製HF 400X
色度座標 x
基準の光
平均演色評価数Ra
準拠した規格の種類
色度座標 x
基準の光
平均演色評価数Ra
準拠した規格の種類
付表 演色評価数計算用の試験色の分光放射輝度率(番号1〜8)
試
験
色
番号
色の三属性に
よる表示
記号
波長λ (nm)
8
Z 8726-1990
試
験
色
番号
色の三属性に
よる表示
記号
波長λ (nm)
9
Z 8726-1990
試
験
色
番号
色の三属性に
よる表示
記号
波長λ (nm)
10
Z 8726-1990
付表 演色評価数計算用の試験色の分光放射輝度率(番号9〜15)
番号
試
験
色
色の三属性に
よる表示
記号
波長λ (nm)
11
Z 8726-1990
番号
試
験
色
色の三属性に
よる表示
記号
波長λ (nm)
12
Z 8726-1990
番号
試
験
色
色の三属性に
よる表示
記号
波長λ (nm)
13
Z 8726-1990
参考 演色評価数による以外の演色性の評価方法
この参考は,演色評価数による以外の演色性の評価方法について記述するものであり,規定の一部では
ない。
1. 演色評価数による以外の演色性の評価方法の種類 この規格の本体で用いた演色評価数は,光源の演
色性を示すものとして国際的に公認された唯一の評価値であるが,演色性が演色評価数だけでは表しきれ
ないことも知られている。広義の演色性のうち演色の忠実性を推定するには,演色評価数と併せて条件等
色指数[JIS Z 8720の附属書(常用光源の分光分布の評価方法)参照]も参考にすることがある。一方,
演色の主観的な好ましさを推定したいときには,次に示す色域面積比がよく参考にされる。そのほか我が
国では,3波長域発光形蛍光ランプの演色性を評価する場合に,演色評価数以外の評価値として3波長域
放射束比(JIS Z 9112参照)が併用される。
2. 色域面積比の意味 番号1〜8の8個の試験色に対して,基準の光による座標U*r,i,V*r,i及び試料光源
による座標U*k,i,V*k,i(いずれもi=1〜8)が本体6.8の計算によって求められる。これらの座標U*V*平面
上にプロットして結ぶと,それぞれ8角形が得られる。ここでは,これらの8角形がU*V*平面上で囲む面
積を,それぞれ基準の光による色域面積及び試料光源による色域面積と呼ぶ。次に,試料光源による色域
面積の相対的な大きさを考えるために,これを基準の光による色域面積で割って比の値を求める。この比
の値を便宜上100倍して,これを色域面積比と呼び,記号Gaで表すことにする。
3. 色域面積比の求め方 上記の色域面積比Gaは,次の式によって計算することができて,求めた値は小
数点以下を四捨五入した整数で表すのがよい。
8
(
U
=∑∑
G
a
i
=
1
8
)
×
)100
U
*
*
*
*
k
,
i
−
1
V
k
,
i
−
V
k
,
i
−
1
U
k
,
i
(
U
*
r
,
i
−
1
V
*
r
,
i
−
V
*
r
,
i
−
1
············································ (1)
*
r
,
i
i
=
1
ここに, U*r,i,V*r, i: 本体の式(8)によって求めた基準の光についての座標
U*k,i,V*k, i: 本体の式(9)によって求めた試料光源についての座標
ただし,添字iの値が1のときは,i−1=8として循環的に適用する。
4. 色域面積比の見方 色域面積比Gaは,平均演色評価数Raを補足する別の評価値として併用すること
ができる。Gaは多くの場合100より小さいが,この値が小さいほど試験色1〜8の色ずれが平均的にみて
彩度を減じる方向にあり,色がよりくすんで見えると推定できる。逆に,Gaが100より大きい場合は,平
均的に彩度が増加する方向にあり,色がより鮮やかに見えることが期待される。一般の物体色は,概して
彩度が増して見えるほどきれいに感じられ,ある範囲内で好まれる傾向があるので,この評価値が参考に
なる。ただし,ここに示した色域面積比は,CIEなどの国際規格では規定されていない。
14
Z 8726-1990
原案作成委員会 構成表
(委員長)
(幹事)
(幹事)
氏名
○ 森
礼 於
○ 小松原 仁
◎ 渡 会 吉 昭
○ 芦 田 義 孝
所属
株式会社東芝総合研究所
財団法人日本色彩研究所
松下電子工業株式会社電子総合研究所
日本電池株式会社照明事業部
池 田 順 一
財団法人日本規格協会
石 井 栄 子
主婦連合会
○ 石 野 正 敏
株式会社東芝照明事業部
○ 浦 田 好 造
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社照明事業部
○ 大 沢
勇
株式会社東芝照明事業部
○ 加 藤 康 宏
工業技術院標準部
○ 加 茂
武
松下電子工業株式会社照明事業部
○ 金 谷 末 子
松下電器産業株式会社照明研究所
川 上 元 郎
東京工芸大学工学部
○ 小 玉 忠 良
株式会社日立製作所青梅工場
○ 斎 藤 哲 夫
社団法人日本電球工業会
佐 藤 修
社団法人日本照明器具工業会
○ 中 川 靖 夫
埼玉大学工学部
納 谷 嘉 信
大阪電気通信大学工学部
平 井 敏 夫
財団法人日本色彩研究所
福 田 保
大妻女子大学家政学部
○ 干 場 芳 洋
岩崎電気株式会社埼玉製作所
○ 村 上 勝 男
三菱電機株式会社大船製作所
備考 ◎印は小委員会主査 (JIS Z 8726) ,○印は小委貝会委員(JIS Z 9112
と合同)を示す。