サンドイッチテスト
結合テストの やり方だよ
トップダウンテストとボトムアップテストを同時並行でやるよ
簡単に書くよ
サンドイッチテスト(英:sandwich testing)とは
「合体して、ちゃんと動く?」を確認するテスト(結合テスト)の やり方のひとつ
であり
例えば「部品A-[呼び出し]→部品B-[呼び出し]→部品C-[呼び出し]→(中略)→部品Y-[呼び出し]→部品Z」のような構成のプログラムにおいて「まず部品Aと部品Bをくっつけてテストし、大丈夫そうだったら部品A+Bと部品Cをくっつけてテストし、大丈夫そうだったら……」のように呼び出す側の部品から少しずつ合体させていくテスト(トップダウンテスト)と「まず部品Zと部品Yをくっつけてテストし、大丈夫そうだったら部品Z+Yと部品Xをくっつけてテストし、大丈夫そうだったら……」のように呼び出される側の部品から少しずつ合体させていくテスト(ボトムアップテスト)を同時並行でやる やり方
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・結合テスト
・ドライバ
・スタブ
・トップダウンテスト
・ボトムアップテスト
について結構ガッツリ説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
結合テストは「合体して、ちゃんと動く?」を確認するテストです。
システム開発における工程のひとつです。
ある程度以上の規模のシステムを作るときは、システム全体をまとめて一気に作ることは、ほとんどありません。
機能や部品単位で分けて作って、最後にそれを合体させることで完成させます。
システムというのは普通のロボットではなくて合体ロボなのです。
ピヨレッドからピヨピンクまでが合体してピヨピヨ大魔神になります。
この合体ロボが「合体しても、ちゃんと動くか?」を確認するのが結合テストです。
ちなみに「合体する部品は、ちゃんと動く?」を確認する工程は「単体テスト」と呼んだりします。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。
単体テスト:合体前の部品のテスト
結合テスト:合体後の全体のテスト
です。
ドライバは「テスト対象を呼び出す部品の代わりとなるやつ」です。
スタブは「テスト対象から呼び出される部品の代わりとなるやつ」です。
例えば、そうですね。
ピヨピヨシステムを作っていたとしましょう。
ピヨピヨシステムは、ピヨ太ママプログラムから指令を受けたピヨ子プログラムが、ピヨ太プログラムに指示を出す構成になる予定です。
おっと、ちまちま作っていたピヨ子さんが完成したようです。
早速、テストしましょう。
ですが、ピヨ太ママとピヨ太君が、まだできていません。
そこで、ピヨ太ママとピヨ太君の代役を用意しました。
代役のお仕事は
ピヨ太ママの代役:ピヨ子さんを呼び出す
ピヨ太君の代役:ピヨ子さんから呼び出されて、結果を返す
です。
この話におけるピヨ太ママの代役に相当するのがドライバです。
ピヨ太君の代役に相当するのがスタブです。
トップダウンテストは「呼び出す側の部品から少しずつ合体させてテストしていく やり方」です。
トップダウンテストは結合テストのやり方のひとつです。
例えば、そうですね。
ピヨピヨシステム2を作っていたとしましょう。
ピヨピヨシステム2は、ピヨ太ママプログラムから指令を受けたピヨ子プログラムがピヨ太プログラムに指示を出して、ピヨ子プログラムから指示を受けたピヨ太プログラムが(ちょっと仕事をした振りをした後で)そのままアクマ君プログラムに仕事を丸投げする構成になる予定です。
おっと、ピヨ太ママプログラム、ピヨ子プログラム、ピヨ太プログラム、アクマ君プログラムが完成したようです。
結合テストをやりましょう。
とはいえ、いきなり全部くっつけて動かなかったら原因を探すのが大変です。
まずはピヨ太ママプログラムとピヨ子プログラムをくっつけて「ちゃんと動くかな?」を確認しました。
ピヨ太プログラムは代役(スタブ)を使います。
ふむふむ、どうやら大丈夫そうです。
次はピヨ太プログラムをくっつけてみましょう。
今度はピヨ太ママプログラムとピヨ子プログラムとピヨ太プログラムを合体させて「ちゃんと動くかな?」を確認しました。
アクマ君プログラムは代役(スタブ)を使います。
ふむふむ、どうやら大丈夫そうです。
いよいよ仕上げです。
アクマ君プログラムをくっつけてみましょう。
ピヨ太ママプログラムとピヨ子プログラムとピヨ太プログラムとアクマ君プログラムを合体させて「ちゃんと動くかな?」を確認しました。
ふむふむ、どうやら大丈夫そうです。
これで全部の部品がくっつきました。
結合テストは完了です。
このような順番でやる結合テストがトップダウンテストです。
呼び出す方から少しずつ合体させてテストする やり方
です。
ボトムアップテストは「呼び出される側の部品から少しずつ合体させてテストしていく やり方」です。
ボトムアップテストも結合テストのやり方のひとつです。
例えば、そうですね。
ピヨピヨシステム2を作っていたとしましょう。
ピヨピヨシステム2は、ピヨ太ママプログラムから指令を受けたピヨ子プログラムがピヨ太プログラムに指示を出して、ピヨ子プログラムから指示を受けたピヨ太プログラムが(ちょっと仕事をした振りをした後で)そのままアクマ君プログラムに仕事を丸投げする構成になる予定です。
おっと、ピヨ太ママプログラム、ピヨ子プログラム、ピヨ太プログラム、アクマ君プログラムが完成したようです。
結合テストをやりましょう。
とはいえ、いきなり全部くっつけて動かなかったら原因を探すのが大変です。
まずはアクマ君プログラムとピヨ太プログラムをくっつけて「ちゃんと動くかな?」を確認しました。
ピヨ子プログラムは代役(ドライバ)を使います。
ふむふむ、どうやら大丈夫そうです。
次はピヨ子プログラムをくっつけてみましょう。
今度はアクマ君プログラムとピヨ太プログラムとピヨ子プログラムを合体させて「ちゃんと動くかな?」を確認しました。
ピヨ太ママプログラムは代役(ドライバ)を使います。
ふむふむ、どうやら大丈夫そうです。
いよいよ仕上げです。
ピヨ太ママプログラムをくっつけてみましょう。
アクマ君プログラムとピヨ太プログラムとピヨ子プログラムとピヨ太ママプログラムを合体させて「ちゃんと動くかな?」を確認しました。
ふむふむ、どうやら大丈夫そうです。
これで全部の部品がくっつきました。
結合テストは完了です。
このような順番でやる結合テストがボトムアップテストです。
呼び出される方から少しずつ合体させてテストする やり方
です。
以上を踏まえて
トップダウンテストとボトムアップテストを並行してやる やり方
が「サンドイッチテスト」です。
「折衷テスト」とも呼ばれます。
例えば……と書こうと思ったのですが長くなるので止めておきます。
トップダウンテストとボトムアップテストを理解できれば、そんなに難しくないはずです。
一番上(呼び出し元)からトップダウンテストをしつつ、一番下(呼び出し先)からボトムアップテストをやって、両者がぶつかったら終わりなやり方のテストです。
一言でまとめるよ
まぁ「サンドイッチテスト」って単語が出てきたら「トップダウンテスト
(呼び出す方から少しずつ合体させてテストしていく やり方)とボトムアップテスト
(呼び出される方から少しずつ合体させてテストしていく やり方)を同時並行でやるんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「sandwich(サンドイッチ)」は食べ物の「サンドイッチ」です。
「test(テスト)」はカタカナで「テスト」で分かりますよね。
何となく くっつけると
サンドイッチなテスト
となります。
サンドイッチのように上下から挟むやり方だからですかね。
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