インターネットFAX
仕組み、もしくはサービスだよ
インターネットの回線を使ってFAXを送受信できるよ
メールとかで送って、サービス提供者が実際にFAXしてくれる形が一般的だよ
簡単に書くよ
インターネットFAX(読:インターネットファックス 英:Internet fax)とは
インターネットの回線を通じてFAX
(通信回線を使って画像を送る仕組み(もしくは機械))を送受信できるようにする仕組みのこと。
もしくは
インターネットの回線を通じてFAXを送受信できるようにしてくれるサービスのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「FAX」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
FAXは「電話回線などの通信回線を使って画像を送る仕組み(もしくは機械)」です。
まず、紙に書いてある情報(画像情報)をFAX機能の付いた電話機とかが音声情報に変換します。
次に、相手先に電話をかけて、その音声情報を流します。
相手先では受け取った音声情報を画像情報に逆変換します。
逆変換した画像情報を紙に印字します。
これがFAXの仕組みです。
一般的なFAXでは電話回線を通じて情報をやり取りします。
以上を踏まえて
電話回線ではなくインターネットの回線を通じてFAXを送受信できる仕組み、もしくは、サービス
が「インターネットFAX」です。
普通のFAXでは、画像が音声(電話の声)の振りをすることで、電話線の中を通って相手に送られました。
インターネットFAXでは、画像がインターネットのデータの振りをすることで、インターネットで使う回線の中をにゅるにゅる通って相手に送られます。
インターネットで使う回線には
1.電話線の電話が通るところを使う(ダイヤルアップ接続)
2.電話線の電話が通らないところを使う(ADSLとか)
3.電話線以外(光ファイバーとか)の線を使う(光回線とか)
のように、いくつかの種類があります。
普通のFAXは1と同じです。
電話線の電話が通るところを使います。
インターネットFAXは1~3のすべての可能性があります。
実際に何を使うかは、どれを使ってインターネットをやっているかによります。
……というのが、嘘ではないけどすべてを言い表しているわけでもない説明です。
一般的になされるインターネットFAXの説明は
1.FAXを送受信できるよ
2.電話回線ではなくて、インターネットの回線を使うよ
3.特別な機器(FAXを送受信する機械)を用意する必要がないよ
あたりでしょう。
この3つのうち
2.電話回線ではなくて、インターネットの回線を使うよ
が嘘ではないけど嘘なのです。
例えば、自分のFAX機に読み込ませた内容が相手先のFAX機にメールで送られるとします。
相手先では、受け取ったメールからFAXの内容を復元し、印字します。
メールはインターネットの回線を通じて相手に送られます。
ですから、この仕組みはインターネットFAXです。
ただし、ですよ。
相手先のFAX機がメールで送られることに対応しているとは限りません。
古い機械や安い機械であれば、むしろ対応していないことの方が多いでしょう。
これでは不便ですよね。
送る前に電話をして「あのー、お宅のFAX機はメールで送られることに対応していますか?」と確認するのでは二度手間です。
「もう、その電話で用件を話しちゃえよ!」と思う人も少なくないでしょう。
ですから、一般的なインターネットFAXの仕組みは、もう少し複雑です。
その仕組みとは……の前に、可哀想なピヨ太君の話をさせてください。
ピヨ太君はFAX機能付きの電話機を持っています。
ピヨ子さんはFAX機能付きの電話機を持っていません。
でも、ピヨ子さんもFAXを使いたいです。
そこでピヨ子さんは一計を案じました。
FAXしたい内容をピヨ太君にメールで送って、ピヨ太君にFAXさせることにしたのです。
ピヨ子さんの暴走は続きます。
なんと、ピヨ太君のFAX番号を自分の番号として知り合いに教えてしまったのです。
そして、ピヨ太君のFAX機にピヨ子さん宛で届いたFAXはメールで自分のところに送らせました。
これでピヨ子さんは、FAX機を持っていませんがFAXを使えます。
幸せです。
ピヨ太君は……まぁ、ドンマイです。
さて、ここでピヨ子さんに注目してください。
ピヨ子さんはFAX機を持っていません。
ですが、インターネットの線を使ってメールでやり取りすることによって、FAXを送受信できています。
これはインターネットFAXを使っていると言えるのではないでしょうか?
そうです。
これが一般的なインターネットFAXの仕組みです。
ピヨ子さんがインターネットFAXサービスの利用者です。
ピヨ太君はインターネットFAXのサービスを提供している業者さんに相当します。
ピヨ子さんがメールで送ったFAXの内容は、実際にはピヨ太君が用意した専用のコンピュータに届きます。
ピヨ子さんと専用コンピュータの間のやり取りは、インターネットの回線が使われます。
専用のコンピュータは、ピヨ子さんからメールで受け取ったFAXの内容を普通のFAXにして送り先に送ります。
専用コンピュータと送り先の間のやり取りは普通のFAXです。
電話回線が使われます。
この仕組みであれば、相手の持っているFAX機が機能のしょぼい機械でもインターネットの回線を通じてFAXを送れます。
相手からFAXを受け取るときは逆です。
相手は普通にFAXを送ります。
相手が送ったFAXはピヨ太君の用意した専用のコンピュータに届きます。
FAXの送り元と専用コンピュータの間のやり取りは普通のFAXと同じです。
電話回線が使われます。
専用のコンピュータは受け取ったFAXの内容をメールに変換します。
そして、メールでピヨ子さんに送ります。
専用コンピュータとピヨ子さんの間のやり取りは、インターネットの回線が使われます。
このような仕組みを用意することで、ピヨ子さんはインターネットの回線を使ったFAXの送受信ができます。
また、ピヨ太君は手間賃(サービス提供料)をピヨ子さんからもらえます。
これが
2.電話回線ではなくて、インターネットの回線を使うよ
に対して「嘘ではないけど嘘」と書いた理由です。
インターネットFAXの利用者(ピヨ子さん)から見れば、インターネットの回線を使ったFAXの送受信です。
電話回線を使いません。
あるいは、送り先のFAX機が対応していれば、インターネットの回線のみを使って直接送りつけることもできるでしょう。
電話回線を使いません。
ですが、FAXを送る相手が普通のFAX機であれば話が変わります。
あなたがメールとかで送ったFAXの内容は、インターネットFAXのサービス提供者が普通のFAXと同じ形(電話回線を通る形)に変換してFAXしてくれているのです。
あなたの見えないところで電話回線が使われています。
インターネットFAXのサービスを利用する分には、知らなくても困らないですけどね。
気が向いたら、仕組みの部分も覚えてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「インターネットFAX」って単語が出てきたら「インターネットの回線を通じてFAX
(通信回線を使って画像を送る仕組み(もしくは機械))を送受信できる仕組み(もしくはサービス)なんだな~」と お考えください。
おまけ
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