固定小数点
コンピュータ世界における小数の扱い方だよ
小数点が特定の位置にある前提で考えるよ
簡単に書くよ
固定小数点(読:コテイショウスウテン)とは
コンピュータ世界における小数の扱い方のひとつで、小数点が特定の位置にある前提で扱うやり方
です。
詳しく書くよ
ある日のことです。
ピヨ太君がパソコンさんに小数「123.45」を覚えさせようとしました。
ですが、パソコンさんは数字しか分かりません。
小数点が理解できないのです。
そこでピヨ太君は
「12345」だけ覚えておけ。そして、左から3番目の数字の後に点を打て
と指示しました。
これでパソコンさんは「123.45」を覚えられました。
正確には「123.45」を覚えているわけでは ありませんけどね。
覚えているのは「12345」です。
ただし、この数字を扱うときには、左から3番目の数字の後に点を打ちます。
ですから、実質的に「123.45」を覚えているのと同じです。
その代わり、数字が変わっても同じです。
「23456」を覚えさせれば、パソコンさんは「234.56」と解釈します。
「34567」を覚えさせれば、パソコンさんは「345.67」と解釈します。
このような
「この位置に小数点があるからね!」な前提で数字を扱う
のが「固定小数点」です。
ただし、固定小数点は、あまり一般的では ありません。
コンピュータの世界では「浮動小数点」で小数を扱うのが一般的です。
浮動小数点では
123.45
を
12345×10^-2
のように
X × Y ^ Z(XかけるYのZ乗)
形式で扱います。
なお、Xに相当する部分は「仮数」と言います。
Yに相当する部分は「基数」です。
Zに相当する部分は「指数」になります。
そして、仮数部と指数部のみをコンピュータさんに覚えさせるのです。
ピヨ太君が浮動小数点で「123.45」をパソコンさんに覚えさせる場合、まず
123.45
を
12345×10^-2
と解釈します。
そして
「12345」と「-2」を覚えておけ。答えるときは「12345」×10^「-2」の計算結果を教えろ
と指示を出すのです。
これでパソコンさんは「123.45」を覚えられました。
正確には「123.45」を覚えているわけでは ありませんけどね。
覚えているのは仮数部の「12345」と指数部の「-2」です。
ただし、この数字を扱うときには
【仮数】 × 10 ^ 【指数】(【仮数】かける10の【指数】乗)
の計算をしてから扱います。
実質的に「123.45」を覚えているのと一緒です。
これが固定小数点と浮動小数点です。
固定小数点
・小数点が特定の位置にある前提で、数字のみを覚えさせる
・数字を扱うときは、特定の位置に小数点を打つ
浮動小数点
・仮数と指数のみを覚えさせる
・数字を扱うときは、計算によって実際の数字を思い出させる
となります。
気が向いたら、固定小数点と浮動小数点はセットで覚えてあげてください。
難しければ、浮動小数点の方を優先して覚えてあげてください。
固定小数点は、あまり見かけません。
浮動小数点の方は、変数の型として、よく登場します。
一言でまとめるよ
まぁ「固定小数点」って単語が出てきたら「小数点が特定の位置にある前提で考える、小数の扱い方なんだな~」と お考えください。





