呼量
単位時間あたりの電話使用量だよ
1時間のうち、どれだけの時間(何時間)電話を使っていたか示す値だよ
「呼数×平均保留時間÷測定時間」で計算されるよ
単位は「アーラン」だよ
簡単に書くよ
呼量(読:コリョウ)とは
単位時間あたりの「どれだけ電話を使っていたかな~?」を示す値
であり
「1時間のうち、電話を使っていた時間は延べ何時間ですよ~」な値
であり
「呼数×平均保留時間÷測定時間」で計算される値
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・呼
・呼数
・保留時間
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
呼は「電話をかけたり受けたりすること」です。
言い方を変えると、電話回線を使うことです。
ちょっと小難しい表現を使って「通話や通信を目的として通信設備を一時独占すること」と説明されることもあります。
呼数は「ある一定の時間内に電話をかけたり受けたりした回数」です。
ちょっと小難しい言い方をすると「単位時間あたりの発着信回数」です。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が1時間の間にピヨ子さんに3回電話をかけました。
その1時間の間にピヨ太ママから2回電話が ありました。
この場合の呼数は
発信3回 + 着信2回
で
5
に なります。
保留時間は「呼の開始から終了までの時間」です。
ちょっと小難しい表現を使うと「回線を占有している時間」です。
よく分からなければ「電話している時間」と解釈しても かまいません。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がピヨ子さんに電話をかけたとしましょう。
ピヨ太君はピヨ子さんと30分おしゃべりしました。
この場合の保留時間は
30分(0.5時間)
です。
以上を踏まえて
「呼数×平均保留時間÷測定時間」の式で計算される値
が「呼量」です。
単位時間あたりの「どれだけ電話を使っていたかな~?」を示しています。
単位は「アーラン」を使うことが多いです。
せっかくなので、もう少し計算式を紐解いてみましょう。
呼数×平均保留時間
は
延べ保留時間
と言い換えられます。
「何回、電話を使いましたよ~」と「1回の電話で○時間、話しましたよ~」をかけて求められる値は「全部で○時間、話しましたよ~」ですからね。
よって
呼数×平均保留時間÷測定時間
の式は
延べ保留時間÷測定時間
と置き換えられます。
延べ保留時間を測定時間で割るということは、求められるのは
単位時間あたりの保留時間
です。
確か、保留時間は「電話をしていた時間」でした。
また、単位時間は「1時間」を使うのが一般的です。
つまり
単位時間あたりの保留時間
は
1時間あたりの電話をしていた時間
と言いかえられます。
そうです。
1時間あたりの「何時間、電話をしていたか?」を示す値
が呼量なのです。
呼量が0.5アーランであれば「1時間のうち、30分は電話していたよ~」の意味です。
1アーランであれば「1時間のうち、1時間ずっと電話していたよ~」の意味になります。
それを踏まえて、具体的な例を見てみましょう。
ある日のことです。
ピヨ太君が30分の間に電話を3回かけました。
電話していた時間は1回の電話につき平均6分です。
この場合の呼数は「3」です。
平均保留時間は「6分(0.1時間)」です。
測定時間は「30分(0.5時間)」になります。
このときの呼量は
3×0.1÷0.5
を計算して
0.6アーラン
です。
事実として、ピヨ太君は0.5時間のうち0.3時間(3×0.1時間)は電話していました。
それをもとにして「もし1時間だったら、0.6時間は電話しているよね?」と判断しているわけです。
ここまでは何となく分かったでしょうか。
「1時間のうち、何時間電話していたの?」を示す値が呼量です。
ふむふむ、なるほど。
1時間は最大1時間です。
ということは、呼量の範囲は「0」アーランから「1」アーランの間になるわけですね。
残念ながら違います。
回線が1つだけとは限らないからです。
回線が2つ以上あれば、呼量が「1」アーランを超えてもおかしくありません。
例えば、そうですね。
電話回線が2つあったとしましょう。
片方をピヨ太が使っています。
もう片方をピヨ子さんが使っています。
なんと!
2人は1時間ずっと電話で話しっぱなしでした。
このときの呼数は「2」です。
ピヨ太君がかけた分とピヨ子さんがかけた分ですね。
平均保留時間は「1時間」です。
2人とも1時間ずっと話しっぱなしでしたからね。
最後に、測定時間は「1時間」としましょう。
この条件を元に呼量を求めると
2×1÷1
を計算して
2アーラン
に なります。
意味は「1時間あたり、2時間電話していたよ!」です。
おかしいけど、おかしくないですよね?
一言でまとめるよ
まぁ「呼量」って単語が出てきたら「単位時間あたりの、電話をしていた時間の合計なんだな~」と お考えください。






