マルチリンクPPP
複数の線(データの通り道)を1つにまとめるよ
PPPで通信する線を まとめるよ
「PPP」の部分は「Point to Point Protocol」の略だよ
簡単に書くよ
マルチリンクPPP(読:マルチリンクピーピーピー 英:multilink PPP)とは
PPP
(あっちとこっちで通信するときに使うお約束事のひとつ)で通信する複数の線をまとめて1つの線っぽく扱う技のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・マルチリンク
・通信プロトコル(プロトコル)
・PPP
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
マルチリンクは「複数の回線をまとめて1本の回線っぽく扱う技」です。
例えば、そうですね。
ここにリンゴジュースとオレンジジュースがあります。
ジュースは紙パック入りです。
ストローが挿してあります。
ピヨ太君はリンゴジュースとオレンジジュースを飲みました。
ふむ、ピヨ太君的にはリンゴジュースの方が好みです。
そこでピヨ太君は、オレンジジュースのストローを抜き、リンゴジュースに挿しました。
これでリンゴジュースは2本のストローが挿してある状態になります。
ピヨ太君は2本のストローを口にくわえ、ジュースを飲みました。
何てったってジュースの通り道が2倍になっていますからね。
ストローが1本のときよりも、たくさんのジュースを一度に飲めます。
ピヨ太君は爆速でリンゴジュースを飲み切りました。
この話においてピヨ太君がストローに対してやったことを、回線に対してやったのがマルチリンクです。
例えば「ISDN」と呼ばれる回線では、1つの線の中に2つの通り道を用意できます。
1つの線の中に2つの通り道がある場合、電話をしながらFAXをやり取りしたりできます。
この2つの通り道を、あえて1つの太い通り道っぽく扱うのがマルチリンクです。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
PPPは「あっち と こっち で通信するためのお約束事のひとつ」です。
「Point to Point Protocol(ポイント・トゥ・ポイント・プロトコル)」の略で「PPP」ね。
PPPはOSI参照モデルのデータリンク層にあたるプロトコルで、うんちゃらかんちゃら。
OSI参照モデルは「国際標準化機構ってところが決めた通信機能の共通ルール」です。
データリンク層は「直接つながっている機器とのやり取りに関するあれこれ」です。
なんか小難しいですが、気にする必要は ありません。
言いたいことは
PPPは、直接つながっている機器と通信するときに使う お約束事ですよ
です。
以上を踏まえて
PPPで通信する複数の線をまとめて1本の線っぽく扱う技
が「マルチリンクPPP」です。
PPPで通信する線をマルチリンクにするだけです。
「マルチリンク」と「PPP」が分かっていれば、理解するのは難しくないと思います。
一言でまとめるよ
まぁ「マルチリンクPPP」って単語が出てきたら「PPP
(あっちとこっちで通信するときに使うお約束事のひとつ)で通信する複数の線を1つにまとめる技なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「multi(マルチ)」の意味は「複数の」とかです。
「link(リンク)」の意味は「接続」とか「つながり」とか「連結」とか「接続する」とか「関連づける」とか「結びつける」とかです。
「PPP」は「Point to Point Protocol(ポイント・トゥ・ポイント・プロトコル)」の略です。
「point(ポイント)」の意味は「点」とか「先端」とかです。
「to(トゥ)」の意味は「~に」とか「~へ」とか「~まで」とかです。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
何となく くっつけると
複数の接続の点から点へ(通信するための)お約束事
となります。
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