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Maximum Tolerable Period of Disruption

pointこの用語のポイント

point「どれくらいの時間で復旧しないと本気でヤバいか」だよ

pointディザスタリカバリ(災害対策)の話で出てくるよ

point災害後、復旧にかけられる猶予時間の目安だよ

point日本では「最大許容停止時間」や「MTPD」と表現されるのが一般的だよ

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簡単に書くよ

Maximum Tolerable Period of Disruption(読:マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)とは

いわゆる「MTPD(最大許容停止時間)」のこと。
用語の中身としては

「どれくらいの時間で復旧しないと本気でヤバい?」の目安
です。
別の言い方をすると

災害後、復旧にかけられる猶予時間の指針
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
最大許容停止時間」や「MTPD」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
MTPD(最大許容停止時間)の正式名称(?)が「Maximum Tolerable Period of Disruption」です。
Maximum Tolerable Period of Disruption」の頭文字を取ったのが「MTPD」ね。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)

※「Maximum Tolerable Period of Disruption」を何となく日本語にすると「最大耐えられる中断の期間」となります。[詳細]

以上が「MTPD」の意味を知っている人向けの説明です。

「MTPDって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩5

それでは、いってみましょう。

サクっと一言で説明すると

災害が起きて被害を受けたときに、いつまでに復旧しないと本気でヤバいかの目安

が「Maximum Tolerable Period of Disruption」です。
上でも書きましたが、一般的には「MTPD」と表現されます。
もしくは日本語で「最大許容停止時間」です。
※本ページでも以降は「最大許容停止時間」と表現します。

例えば、そうですね。

よく晴れた、ある日のことです。
ピヨ太君の会社(ピヨピヨカンパニー)に隕石が降ってきました。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)2

隕石はピヨピヨビルに直撃です。
ピヨピヨカンパニーは、えらいこっちゃな状態になりました。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)3

起きてしまったことは仕方がありません。
ピヨ太君は気持ちを切り替えて、のんびり片付けていくことにしました。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)4

でも、そんなにのんびりできますかね?

ピヨ太君の会社には、現在1ヶ月分の蓄えがあります。
つまり1ヶ月間はお仕事をしなくても生きていけます。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)5

見方を変えると、のんびりできるのは最長でも1ヶ月ということです。
1ヶ月以内に復旧してお仕事を再開しなければ、お給料が払えません。
お給料が払えないということは、ピヨ子さんが怒るということです。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)6

ピヨ子さんが怒るということは、ピヨ太君の身にとてつもない危険が迫ることを意味します。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)7

つまり、ピヨ太君は何があろうと1ヶ月以内に復旧させてお仕事を再開しないといけないわけです。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)8

このときの「いつまでに復旧しないとヤバいか」言い方を変えると「いつまで猶予があるか」が最大許容停止時間です。

ちなみに、どれくらいの期間で復旧させたいかの目安である「目標復旧時間」とは似て非なるものです。
ご注意ください。

目標復旧時間が「いつまでに復旧させたいな~」な理想であるのに対し、最大許容停止時間は「いつまでに復旧させないとヤバい!」な現実です。
そのため、目標復旧時間は最大許容停止時間より短く設定してあげる必要があります。

Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)9

あと、最大許容停止時間という用語は、事業継続計画(BCP)ディザスタリカバリ(DR)の話で よく出てきます。
事業継続計画(BCP)は「災害などのなんかヤバいことが起こったときに、どうやって事業を続けるかの計画」ね。
ディザスタリカバリ(DR)は「災害対策」です。

事業継続計画やディザスタリカバリの話では、以下の用語がよく出てきます。

目標復旧時点(RPO):いつ時点のデータを復旧できれば何とかなる?
目標復旧時間(RTO):どれくらいの時間で復旧できれば影響が少ない?
目標復旧目標復旧レベル(RLO):どの程度のレベルまで復旧するつもり?
最大許容停止時間(MTPD):どれくらいの時間で復旧しないと本気でヤバい?


余裕があれば、他の用語も覚えてあげてください。


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一言でまとめるよ

まぁ「Maximum Tolerable Period of Disruption」って単語が出てきたら「MTPD(復旧の猶予時間)のことなんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「maximum(マキシマム)」の意味は「最大」とかです。
「tolerable(タレラブル)」の意味は「耐えられる」とか「我慢できる」とかです。
「period(ピリオド)」の意味は「期間」とかです。
「of(オブ)」の意味は「~の」です。
「disruption(ディスラプション)」の意味は「分裂」とか「崩壊」とか「中断」とか「妨害」とかです。
何となく くっつけると

最大耐えられる中断の期間

となります。




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