Asymmetric Digital Subscriber Line
通信するための技術だよ
(アナログ)電話回線の一部を間借りするよ
上りと下りで速度が違うよ
「ADSL」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Asymmetric Digital Subscriber Line(読:アシンメトリック・デジタル・サブスクライバ・ライン)とは
いわゆる「ADSL」のこと。
用語の中身としては
(アナログ)電話回線の空いているところを間借りして通信しちゃうぜな技術
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「ADSL」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
ADSLの正式名称(?)が「Asymmetric Digital Subscriber Line」です。
「Asymmetric Digital Subscriber Line」の頭文字を取ったのが「ADSL」ね。
※「Asymmetric Digital Subscriber Line」を何となく日本語にすると「非対称デジタル加入者線」となります。[詳細]
以上が「ADSL」の意味を知っている人向けの説明です。
「ADSLって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
ここに1本の電話線があります。
この電話線はアナログ回線です。
中を通れるのはアナログ時計さんだけです。
デジタル時計さんは通れません。
普通に電話をするときは、この電話線の中を電話の声、つまり音声データが通ります。
でも実は、電話さんは奥ゆかしいやつなのです。
電話線の道幅一杯を我が物顔で歩いたりはしません。
どれくらいの幅かは分かりませんが「ここからここまでは俺たち電話が使うね」と決めていて、そこからズレたりしないのです。
そうすると、電話線の中には、まだ余裕がありますよね。
空いているところを他の人が通れそうです。
その空きスペースに目を付けたのでしょう。
「空いてるなら、ここを使って、やり取りさせてもらうよ!」と言い出すやつがいました。
そいつが「Asymmetric Digital Subscriber Line」です。
上でも書きましたが、一般的には「ADSL」と表現されます。
※本ページでも以降は「ADSL」と表現します。
ADSLは電話線の中の電話さんが使っていないところを間借りして通信します。
基本的には、これだけです。
簡単ですね。
以下は補足です。
ADSLでは、こっちからデータを送るときの速さと向こうからデータをもらうときの速さが違います。
これを専門用語で
上りと下りの通信速度が異なる
と言います。
また、ADSLさんが間借りしている場所は、疲れやすい過酷な環境です。
相手との距離が長いとへろへろになって到着するのが遅くなってしまいます。
そのため、回線の質や距離によって通信速度や通信の品質が変わります。
あとは、そうですね。
ADSLは日本語では「非対称デジタル加入者線」と表現されます。
「あれ?アナログ回線なのにデジタルなの?」と疑問を覚える人もいると思うので、補足しておきますね。
実は、ADSLでやり取りするデータ自体はデジタルデータなのです。
0!1!のようにカクカクしたデータです。
ただし、それを、うにょ~んとしたアナログ電話回線に乗せて、やり取りしています。
デジタル時計を渡したいんだけど「おいおい、ここはアナログ時計しか通っちゃダメなんだぜ」と言われたので、デジタル時計と同じ時間をアナログ時計に設定して、アナログ時計を渡すイメージです。
ADSLの説明としてよく取り上げられる内容は、そんなところでしょうか。
あと、ついでなので
・ダイヤルアップ接続
・ISDN
・ADSL
・光回線
の違いを簡単に比較しておきますね。
本当に簡単になので、できれば他のところで情報を補完してください。
まず、ダイヤルアップ接続は電話をかけるイメージです。
電話線の中の電話さんと同じところを使って、やり取りします。
次に、ISDNはデジタル回線です。
電話線を使ってデジタル時計を受け渡しするイメージです。
余談ですが、ISDNでは1つの電話番号に対して2つの回線を持てます。
例えば、同じ番号を使いつつ、電話をしながらFAXを受け取ったりもできるのです。
次に、ADSLはアナログ回線の電話さんが使わないところを使ってやり取りします。
デジタル時計を渡したいのですが、アナログ時計しか渡せないので、デジタル時計と同じ時間を設定したアナログ時計を用意します。
そのアナログ時計を電話線の中の電話さんが使わないところを使って受け渡しするイメージです。
最後に、光回線は電話線ではなく光ファイバーな線を使って、やり取りします。
やり取りするのはデジタル時計です。
大雑把な比較としては、そんなところでしょうかね。
一言でまとめるよ
まぁ「Asymmetric Digital Subscriber Line」って単語が出てきたら「ADSL
(アナログ電話回線の一部を間借りしてる回線)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「asymmetric(アシンメトリック)」の意味は「非対称の」とかです。
「digital(デジタル)」はカタカナで「デジタル」で分かりますかね。
「subscriber(サブスクライバ)」の意味は「加入者」とかです。
「line(ライン)」の意味は「線」とか「行」とかです。
何となく くっつけると
非対称デジタル加入者線
となります。






