Simple Network Management Protocol
通信するときの お約束事だよ
ネットワーク経由で機器を管理するときに使われるよ
「SNMP」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Simple Network Management Protocol(読:シンプル・ネットワーク・マネジメント・プロトコル)とは
いわゆる「SNMP」のこと。
用語の中身としては
通信するときに使う お約束事(通信プロトコル)のひとつ
であり
ネットワークにつながれている機器をネットワーク経由で管理するときに使う お約束事
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「SNMP」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
SNMPの正式名称(?)が「Simple Network Management Protocol」です。
「Simple Network Management Protocol」の頭文字を取ったのが「SNMP」ね。
※「Simple Network Management Protocol」を何となく日本語にすると「簡単なネットワーク管理用のお約束事」となります。[詳細]
以上が「SNMP」の意味を知っている人向けの説明です。
「SNMPって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として「通信プロトコル(プロトコル)」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
以上を踏まえて、本題に入ります。
例えば、そうですね。
ピヨ太ママは、とっても心配性です。
一人暮らしをしている息子のピヨ太君は、ちゃんと毎日ご飯を食べているのか。
気になって気になって夜も眠れません。
そこでピヨ太ママは、ピヨ太君の元へピヨ子さんを派遣することにしました。
ピヨ子さんにピヨ太君の生活を監視してもらおうと考えたのです。
ピヨ子さんは、ごく自然にピヨ太君に近づきました。
何も知らないピヨ太君、あっさりピヨ子さんに言いくるめられて、一緒に暮らすことになりました。
すべてはピヨ太ママの掌の上です。
ピヨ子さんは、ピヨ太君に隠れて定期的にピヨ太ママに連絡します。
ピヨ太君の生活の様子を逐一報告しているのです。
逆に、ピヨ太ママからピヨ子さんに指示が来ることもあります。
例えば「野菜を食べさせろ」とか「夜更かしさせるな」とかですね。
ピヨ太君の生活は、ピヨ太ママとピヨ子さんの手によって、完全に管理されていたのです。
恐ろしいですね~。
このお話において、ピヨ太ママとピヨ子さんは電話でやり取りをしていました。
この電話に関する お約束事、例えば「ピヨ太君が寝た夜22時以降にしか連絡しない」や「電話機は常にマナーモードにしておく」などに相当するのが「Simple Network Management Protocol」です。
上でも書きましたが、一般的には「SNMP」と表現されます。
※本ページでも以降は「SNMP」と表現します。
これだけだとよく分からないと思うので、もう少し実際のコンピュータに近い例を見てみましょう。
ここに、ネットワークにつながった機器、例えばルータがあったとします。
このルータさんをネットワーク越しに監視・管理したいです。
そんなときは、まず、監視・管理したい機器に監視員を派遣します。
今回はルータさんに監視員を派遣するのです。
実際には、ルータさんの中にあらかじめ監視員さんが入っていて、そいつを叩き起こすだけですけどね。
細かい部分は気にしないでください。
とにかく、監視員にルータを見張らせるのです。
一方で、その監視員さんを取りまとめる管理者さんもいます。
管理者は、監視員さんが見張っている機器とネットワークでつながった どこかのコンピュータにいます。
ふんぞり返って下っ端からの報告を待っているのです。
監視員さんはルータさんを見張ります。
そして、定期的に監視結果を管理者さんに連絡します。
「異常な~し」とか「大変です!息をしていません!」とかですね。
逆に管理者さんから監視員さんに指示が来ることもあります。
「最近サボり気味だから尻を叩け!」とか「取りあえず人工呼吸をしろ!」とかですね。
このような
1.実際に機器のそばで あれこれする監視員さん
2.本部にいて、監視員さんからの報告に対して あれこれする管理者さん
が連携することによって、機器をネットワーク経由で管理する やり方があるのです。
このときの
監視員さんと管理者さんが やり取りするための お約束事
がSNMPです。
なお、今回の話に登場した監視員さんは「SNMPエージェント」と呼ばれています。
管理者さんは「SNMPマネージャ」です。
せっかくなので、全部まとめて併せて覚えてあげてください。
・SNMP:監視員さんと管理者さんの間で意志疎通するためのルール
・SNMPエージェント:監視員さん(実際に機器を監視するやつ)
・SNMPマネージャ:管理者さん(監視員さんからの報告を受けてあーだこーだするやつ)
です。
一言でまとめるよ
まぁ「Simple Network Management Protocol」って単語が出てきたら「SNMP
(機器をネットワーク経由で管理するときに使うお約束事)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「simple(シンプル)」の意味は「簡単な」とか「単純な」とかです。
「network(ネットワーク)」はカタカナで「ネットワーク」で分かりますかね。
「management(マネジメント)」の意味は「管理」とかです。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
何となく くっつけると
簡単なネットワーク管理用のお約束事
となります。
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