「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

ラバーダック・デバッグ

pointこの用語のポイント

point何かを考えるときの やり方だよ

pointぬいぐるみとかに説明しながら考えるよ

point声に出して説明することで頭が整理されて、意外に効果があるらしいよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

ラバーダック・デバッグ(英:rubber duck debugging)とは

問題の解決法とかを考えるときの やり方のひとつ
であり

ぬいぐるみとかの無生物に「ここでは、こんな処理をやっていてさ~。でも、ここでこの操作をやると、こんな不具合が起きるんだよね~」みたいに説明しながら考えることで、状況を客観視できたり、それに対する理解が深まったりして、良い考えが浮かぶことを期待するやり方
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として

・ラバーダック
バグ
デバッグ


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

ラバーダックは、直訳すると「ゴムのアヒル」です。
みなさんも実物を見れば「あぁ、こいつね!」となると思います。
普通は手のひらサイズで、お風呂にプカプカ浮かべたりする黄色いゴム製のアヒル、アイツですよ、アイツ。

ラバーダック・デバッグ

バグは「プログラムのおかしいところ」です。
バグがあるとプログラムは期待した通りの動きをしてくれません。
変な動きをしたり、作ったデータの中身が変だったり、途中で処理を止めたりします。
バグの程度にもよりますが、バグがあるプログラムさんはラリラリです。

ラバーダック・デバッグ2

……というのが辞書的な説明です。

実際には、プログラムに限らず「おかしいところ」程度に、ゆるく解釈しておいた方が無難でしょう。
「バグ」という用語は結構アバウトな使われ方をしている用語です。

ちなみに「バグ(bug)」を日本語にすると「虫」です。
由来は知りません。
気になる方は他のところで調べてください。

ラバーダック・デバッグ3

デバッグは「バグの原因を探して取り除く作業」です。
プログラムに限らず「原因は分からないけど、なんか おかしい」な状況に対する原因の究明や不具合の解消を指して「デバッグ」と表現することもあります。

ラバーダック・デバッグ4

以上を踏まえて

ラバーダックやぬいぐるみ、あるいはピヨピヨの壺のような無生物に説明しながら考えるやり方

が「ラバーダック・デバッグ」です。

ラバーダック・デバッグ5

声に出して説明することで、状況を客観視できるようになるでしょう。
その物事に対する理解が深まることも期待できます。

しかも!

相手は無生物です。
何時間でも黙って付き合ってくれますし、こっちが求めていない余計なアドバイスめいたことも言ってきません。

最高の相談相手です!

そんな感じで、無生物に対して説明・相談の真似事をすることで自分の頭の中を整理するのがラバーダック・デバッグです。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「ラバーダック・デバッグ」って単語が出てきたら「ぬいぐるみとかに説明しながら考えるやり方なんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像005
書籍画像020

おまけ

■訳してみるよ

「rubber(ラバー)」の意味は「ゴム」とかです。
「duck(ダック)」の意味は「カモ」とか「アヒル」とかです。
「debug(デバッグ)」は「de(デ)」+「bug(バグ)」です。
「de(デ)」という接頭辞が付くと「反対に」とか「離れる」とか「下」とか「外へ」のような意味になります。
「bug(バグ)」の意味は「虫」とかです。
何となく くっつけると

ゴムのアヒルを使った「虫を外へ」

となります。




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
マンガでわかるITパスポート