Parallel Advanced Technology Attachment
コンピュータとハードディスクや光学ドライブを接続するための規格だよ
昔、主流だったやつだよ(今はSATAが主流だよ)
複数の線を集めた1つのぶっとい線で接続するよ
日本では「パラレルATA」や「PATA」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Parallel Advanced Technology Attachment(読:パラレル・アドバンスド・テクノロジー・アタッチメント)とは
いわゆる「パラレルATA(PATA)」のこと。
用語の中身としては
コンピュータにハードディスクとかを接続するための規格のひとつ
であり
複数の線を集めた1つの太い線で接続するIDEっぽいやつ
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「パラレルATA」や「PATA」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
PATAの正式名称(?)が「Parallel Advanced Technology Attachment」です。
「Parallel Advanced Technology Attachment」の頭文字を取ったのが「PATA」ね。
※「Parallel Advanced Technology Attachment」を何となく日本語にすると「パラレルでやる高度な技術による取り付け」となります。[詳細]
以上が「PATA」の意味を知っている人向けの説明です。
「PATAって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として「IDE」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
IDEは「コンピュータにハードディスクとかを接続するための規格のひとつ」です。
パソコンさんのふたをパカっと開けると分かりますが、ハードディスクは「マザーボード」と呼ばれるパソコンさんの中心となる部品に線でくっついています。
もう少しザックリと表現すると
ハードディスクはパソコンさんにくっつけて使う
のです。
この「パソコンさんとハードディスクをくっつける」ときの決まり事、コンピュータとハードディスクなどの接続に関する規格のひとつがIDEです。
ちなみに「とか」や「など」と付けているのは、くっつけるものが必ずしもハードディスクとは限らないからです。
実際には、CDドライブやDVDドライブなどの光学ドライブも含みます。
以上を踏まえて
IDEの別の呼び名
が「Parallel Advanced Technology Attachment」です。
上でも書きましたが、一般的には「パラレルATA」や「PATA」と表現されます。
※本ページでも以降は「パラレルATA」か「PATA」と表現します。
PATAは昔「パソコンとハードディスクをくっつけ隊」の隊長として第一線で活躍していました。
ですが、技術が進歩して「シリアルATA(SATA)」というやつが登場したのですね。
それに伴い、PATAは隊長の座をSATAに奪われてしまいました。
PATAとSATAの違いは、一言で言ってしまえば
線の数
です。
PATAが複数の線を集めたひとつのぶっとい線で接続するのに対し、SATAは1本の線で接続します。
PATAが複数車線ある道路でSATAが一車線しかない道路だと思ってください。
一見すると、複数車線あるPATAの方が良さそうですよね。
二車線の道路なら一車線の道路と比べて移動できる車の数が2倍です。
同じ時間で、たくさんの車(データ)が移動できます。
ですが、そう単純な話ではないのです。
車と違って、データは順番が大切です。
たとえ複数車線あろうとも、追い越し禁止です。
ヨーイ!ドンで一緒に出たデータは一緒に入らなくてはいけません。
どれか1台が遅れていたら、そいつの到着を待つ必要があります。
何だかんだで足並みを揃える必要があるのです。
ちょっと面倒くさいですよね。
それに対して、一車線であれば単純です。
どんなに頑張っても追い越しようがありませんからね。
何も考えずにアクセルを踏めば良いのです。
アクセルを踏めば踏むほどスピードが出ます。
昔はたくさんのデータを一気に流した方が速かったのです。
道路の状態が良くないので、移動に時間がかかりましたからね。
ですが、技術の進歩により、道路の状態が良くなって移動が速くなりました。
その結果、移動が速くなればなるほど足並みを揃えるのにかかる時間が無視できなくなったのです。
時代は進み、さらに技術が進歩して移動が速くなりました。
その結果、とうとう「一車線しかなくても、足並みを揃えるのにかかる時間をなくした方が速いんじゃね?」になったのです。
それが、PATAからSATAに主流が移った理由です。
おそらく、SATAがない時代には「パラレルATA(PATA)」という呼び名はなかったはずです。
「シリアルATA(SATA)」の登場に伴い、それと比較する形で、従来のIDEを「パラレルATA(PATA)」と表現するようになったのでしょう。
ちなみに、ATAは「IDEを標準化したもの」です。
実質的にIDEと同じものだと考えて かまいません。
推測ですが
「IDE」が登場
↓
IDEを標準化した「ATA」が登場
↓
「SATA」が登場
↓
SATAと比較するために、IDE(≒ATA)を「PATA」と表現するようになる
という流れだと思います。
あと、ATAをパワーアップした「ウルトラATA(UATA)」のような規格もありますが、これらの規格もPATAに含まれます。
まとめると
■パラレルなATA
・IDE
・ATA
・PATA
・UATA
■シリアルなATA
・SATA
です。
パラレルなATAとシリアルなATAは接続するときに使う線の本数が違います。
よって、互換性がありません。
無理やりくっつけたい場合は途中で変換する必要があります。
一言でまとめるよ
まぁ「Parallel Advanced Technology Attachment」って単語が出てきたら「パラレルATA
(コンピュータとハードディスクとかを接続するための規格)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「parallel(パラレル)」の意味は「並列」とか「平行」とか「並行」とかです。
「advanced(アドバンスド)」の意味は「高度な」とか「高等な」とか「上級の」とかです。
「technology(テクノロジー)」の意味は「科学技術」とか「テクノロジー」とかです。
「attachment(アタッチメント)」の意味は「取り付け」とか「連結」とか「付属品」とかです。
何となく くっつけると
並列でやる高度な技術による取り付け
となります。






