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CRUDマトリクス(クラッドマトリクス)

pointこの用語のポイント

pointデータに対する「登録」「参照」「更新」「削除」の4機能の有無を表にまとめたものだよ

pointCRUD分析で使うよ

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簡単に書くよ

CRUDマトリクス(クラッドマトリクス)(英:CRUD matrix)とは

CRUD分析で使う表のこと。
もう少し具体的に書くと

システムにおいて、各データに対する登録機能、参照機能、更新機能、削除機能の有無をまとめた表
であり

それぞれのデータに対して、登録機能、参照機能、更新機能、削除機能が ちゃんとあるか確認するときに使う表
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として

CRUD(クラッド)
CRUD分析
マトリクス


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

CRUDは「Create(生成)Read(読み取り)Update(更新)Delete(削除)の頭文字を並べた用語」です。
システムに必要な4つの基本機能である「登録機能」「参照機能」「変更機能」「削除機能」を一緒くたに表現したものです。

CRUDマトリクス

CRUD分析は「それぞれのデータに対する登録、参照、更新、削除の機能が ちゃんとあるか確認すること」です。

CRUDマトリクス2

マトリクスは「行と列があって、その交点に書き込みをしていくタイプの表」です。
マトリクス図」や「マトリクス表」などと表現される場合も あります。
そこら辺の表記ゆれは、ゆるく捉えてください。

CRUDマトリクス3

名前は知らなくても、実際に見れば「あぁ、アレのことね」と分かると思います。

例えば、以下のような形式の表がマトリクスです。
縦横に項目があって、該当する部分に「○」が付いていますね。

-食べ物飲み物その他
ご飯
ジュース
麻婆豆腐


あるいは、以下のような形式の表もマトリクスです。
こちらは、よく見かける一般的な形式の表ですね。

-いつどこで何した
ピヨ太君お家で寝坊した
ピヨ子さんカフェで寝坊した
ピヨ太ママホテルで寝坊した


「マトリクス」と出てきたら「縦、横で行列形式の表なんだな~」と思ってください。
黒づくめでサングラスをかける必要は ありません。

以上を踏まえて

それぞれのデータに対する、登録・変更・削除・参照機能の有無を表現した表

が「CRUDマトリクス」です。
CRUDマトリクスはCRUD分析で使います。

CRUDマトリクス4

例えば、そうですね。

ピヨ太君がピヨピヨ商品管理システムを作ることにしました。

CRUDマトリクス5

複雑なシステムにすると説明するのが大変なので、作るのは売上データと在庫データだけを管理するシンプルなものです。

CRUDマトリクス6

ピヨ太君は、まずレジに導入するシステムを作りました。
処理としては、レジでピッとやると売上データが作られます。
それと同時に、在庫データから売れた商品の在庫を減らす処理が動きます。

CRUDマトリクス7

そういえば、商品の入荷があれば在庫が増えますね。
また、このお店では月に1回、棚卸をやっています。
これに対応するために、在庫調整機能も作ってあげることにしました。

CRUDマトリクス8

これでピヨピヨ商品管理システムは完成です。
ピヨ太君は自分の作ったシステムに自画自賛していました。

そんな ある日のことです。
お客さまからピヨ太君に連絡が入りました。

すみません。
売上データの訂正をしたいのですが、どうすれば良いのでしょう?


……あれ?
ピヨ太君は慌てました。

なんと、売上データを修正する機能がなかったのです。

おーまいがっ。

こんな困った状態になるのを回避するためにやるのがCRUD分析です。
CRUD分析のやり方は いろいろありますが、それぞれのデータに対する登録・変更・削除・参照機能の有無を確認するのが目的です。

例えば、そうですね。

まずは横にデータ、縦に機能を並べた表を作ってみましょう。

売上データ在庫データ
レジ
在庫調整


次に、それぞれの機能ごとに、データに対する操作を書いていきます。

レジでピッ!は売上データの「登録(Create)」と在庫データの「変更(Update)」をやります。

表の「レジ」と「売上データ」の交わるところに「C(Create)」と書いておきましょう。

売上データ在庫データ
レジC
在庫調整


同じように、表の「レジ」と「在庫データ」の交わるところに「U(Update)」と書きます。

売上データ在庫データ
レジCU
在庫調整


次に在庫調整機能の方も埋めてみましょう。

在庫調整機能では、在庫を登録できます。
変更も できます。
削除も できます。
現在の在庫数を見ることも できます。
在庫データの登録・変更・削除・参照機能があるわけです。

表の「在庫調整」と「在庫データ」の交わるところに「C(Create)」「R(Read)」「U(Update)」「D(Delete)」と書いてあげます。

売上データ在庫データ
レジCU
在庫調整CRUD


ここで、できあがった表を じーっと見てください。
売上データは「C(Create)」しか ありませんね。
在庫データは「C(Create)」「R(Read)」「U(Update)」「D(Delete)」が揃っています。

この表から、売上データの登録機能はあるけど更新機能、削除機能、参照機能はないことが分かります。

さてさて、これは これで良いのでしょうか?

もちろん、これでも問題ない場合はあるでしょう。
現実的では ありませんが「売上データの登録は一発勝負。変更は しちゃダメ!」ということも あり得ます。
その場合は現状のままでも問題ありません。

ですが、一般的には、売上データの更新機能、削除機能、参照機能は必要です。
ピヨ太君の作ったピヨピヨ商品管理システムは必要な機能が足りていませんね。

このように、それぞれのデータに対する登録・変更・削除・参照機能の有無を確認するのがCRUD分析です。

そして、CRUD分析をするために作った表

売上データ在庫データ
レジCU
在庫調整CRUD


がCRUDマトリクスです。
売上データと在庫データに対する登録・変更・削除・参照機能の有無が表現されていますよね。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「CRUDマトリクス」って単語が出てきたら「登録機能、参照機能、更新機能、削除機能の有無をまとめた表なんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「CRUD(クラッド)」は「Create、Read、Update、Delete(クリエイト、リード、アップデート、デリート)」の略です。
「create(クリエイト)」の意味は「作りだす」とか「創造する」です。
「read(リード)」の意味は「読む」とか「読み出す」とか「読み取る」とかです。
「update(アップデート)」の意味は「更新する」とかです。
「delete(デリート)」の意味は「消す」とか「削除」とかです。
「matrix(マトリクス)」の意味は「母体」とか「母型」とか「行列」とかです。
何となく くっつけると

「作り出す・読み取る・更新する・消す」の行列

となります。





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