RAID2(レイド2)
複数のハードディスクを まとめて1つのハードディスクっぽく扱う技術だよ
基本的にはRAID0と同じだよ
チェック用のデータを一緒に保存するよ
簡単に書くよ
RAID2(レイド2)とは
複数のハードディスクを組み合わせて1台のハードディスクっぽくする技(RAID)の やり方のひとつ
であり
「データ本体とそのデータがおかしなことになっても復旧できるようなチェック用のデータを保存することで、ちょっとやそっとの出来事ではデータがなくならないけど、凄いお金もかかるし何かいろいろ大変だから実際にはほとんど使われていないよ」な やり方
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「RAID(レイド)」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
RAIDは「複数のハードディスク(HDD)を合体させて1つのハードディスクっぽく扱う技術」です。
なんちゃって1つのハードディスク(でも実際には複数のハードディスク)です。
詳細は、用語「RAID」の説明を ご覧ください。
RAIDのやり方は1つでは ありません。
ハードディスクの組み合わせ方によって、いくつかの種類があります。
一口に「RAID」と言っても、いろいろあるのです。
以上を踏まえて
RAIDのやり方のひとつで「データをガッツリ守ろうとしたら何かいろいろ大変になっちゃった」な やり方
が「RAID2」です。
実際のところ、RAID2は、あまり使われていないようです。
そんな可哀想なRAID2の特徴を、ずらずらっと書いていきますね。
まずRAID2では、データを複数のハードディスクに分割して保存します。
「RAID0」と呼ばれるやり方と同じです。
ただし、RAID0では「ブロック単位」と呼ばれる単位でデータを分割するのに対し、RAID2ではビット単位、もしくはバイト単位でデータを分割します。
よく分からなければ、RAID0ではデータを千切りにするけどRAID2ではみじん切りにすると捉えてください。
RAID2の方がデータを細かく分割します。
次に、RAID2では
1.データ本体
2.「データ本体がおかしくなっても何とかするぜ」なデータ
の2種類を保存します。
データ本体だけではなく「データがおかしくなっても何とかするぜ」なデータも作って保存しておくのがポイントです。
最後に、RAID2では最低5台のハードディスクが必要です。
RAID0では最低2台のハードディスクで済みますが、RAID2では最低5台必要なのです。
贅沢なやつですね。
内訳は、データ本体を保存するのに2台使います。
「データがおかしくなっても何とかするぜ」なデータを保存するのに3台使います。
これがRAID2の特徴です。
RAID2のメリットはデータの安全性です。
「データをガッツリ守るぜ!」と気合が入っています。
一方のデメリットは速度とお金です。
「データがおかしくなっても何とかするぜ」なデータを作るのが大変なので処理速度が落ちます。
ハードディスク2台分のデータを保存するのにハードディスク5台を使うので、お金がかかって仕方ありません。
ついでに、RAID2と似たような感じで、もう少しバランスのよい「RAID5」と呼ばれているやり方が世の中には存在します。
そのため、RAID2は、あまり登場しなかったりします。
一言でまとめるよ
まぁ「RAID2」って単語が出てきたら「データをガッツリ守ろうとしたら負担が結構大変なことになっちゃったRAID
(複数のハードディスクを合体させて1つのハードディスクっぽく扱う技術)のやり方なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「RAID(レイド)」は「Redundant Array of Inexpensive Disks(リダンダント・アレイ・オブ・インエクスペンシブ・ディスクズ)」の略です。
「redundant(リダンダント)」の意味は「余分の」とか「冗長な」とかです。
「array(アレイ)」の意味は「配列」とか「整列」とか「列挙」とかです。
「of(オブ)」の意味は「~の」です。
「array of(アレイ・オブ)」で「ずらりと並んだ」的な意味になります。
「inexpensive(インエクスペンシブ)」の意味は「安価な」とかです。
「disks(ディスクズ)」は「disk(ディスク)」の複数形です。
「disk(ディスク)」の意味は「円盤」とか「薄い円盤状のもの」とかです。
「2」は数字ですね。
何となく くっつけると
冗長なズラリと並んだ安価な円盤状のもの2
となります。






