XML
マークアップ言語だよ
HTMLの親戚みたいなものだよ
HTMLより自由だけどルールが厳しいよ
「eXtensible Markup Language」の略だよ
簡単に書くよ
XML(読:エックスエムエル)とは
目印で囲むことで構造を表現する書き方ルール(マークアップ言語)のひとつ
であり
HTML
(ホームページのファイルの書き方ルール)の親戚みたいなもの
です。
よく分からなければ
ファイルの書き方ルールのひとつ
くらいの解釈で かまいません。
詳しく書くよ
ちょっと大雑把過ぎる説明ですが、サクっと一言で説明すると
ファイルの書き方ルールのひとつ
が「XML」です。
「eXtensible Markup Language(エクステンシブル・マークアップ・ランゲージ)」の略で「XML」ね。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「eXtensible Markup Language」を何となく日本語にすると「拡張できる印を付ける言語」となります。[詳細]
例えば、そうですね。
誰かが「ホームページのファイルは、こんな書き方にしようぜ!」と書き方のルールを作りました。
そして、それに「HTML」と名前を付けました。
それ以来、ホームページを作る人は「HTML」というルールに従ってホームページのファイルを書いています。
同じように、誰かが「データをやり取りするときは、こんな書き方にしようぜ!」と書き方のルールを作りました。
例えば
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<staff>
<member>
<name>ピヨ太</name>
<position>社長</position>
<age>40代のおっさん</age>
</member>
<member>
<name>ピヨ子</name>
<position>営業部長</position>
<age>永遠の美少女</age>
</member>
</staff>
みたいな書き方です。
この書き方に付けた名前が「XML」です。
突然ですが、人間同士でコミュニケーションを取るときは何らかの「言語」を使います。
言語というのは、声の出し方や文字の書き方のルールです。
話すのを例にとると、声はすべて人間の口から出る音です。
でも、音の高低や組み合わせによって、異なる言語になりますよね。
それは「こんな音を出したら、○○語ね」なルールがあるからです。
世界には、いろいろな言語があります。
そして、それぞれの言語(声の出し方や文字の書き方のルール)に対して「日本語」「英語」などの名前が付いています。
それと同じです。
あなたがファイルに文字を書く(打ち込む)とします。
ホームページを作りたければ、ホームページ用の書き方ルールに従って書くでしょう。
「HTML」という名前が付いているルールに従って書くことになります。
HTML以外にも「これをやるときは、こんな書き方をしよう」なファイルの書き方ルールがたくさんあります。
その、たくさんある書き方ルールのひとつがXMLです。
言語が「日本語」「英語」など、たくさんあるのと同じです。
ファイルの書き方ルールも「HTML」「XML」など、たくさんあるのです。
XMLが何か、なんとなく分かった気分になれたでしょうか。
ここからは、もう少し詳しく見ていきます。
以下の例文を見てください。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<staff>
<member>
<name>ピヨ太</name>
<position>社長</position>
<age>40代のおっさん</age>
</member>
<member>
<name>ピヨ子</name>
<position>営業部長</position>
<age>永遠の美少女</age>
</member>
</staff>
この例文はXMLのルールに従って書かれています。
さて、この中に書かれている
ピヨ太
に注目してください。
「ピヨ太」という記述は何を表していると思いますか?
なんとなく分かりますよね。
「名前」です。
それでは、どうして「名前」だと想像できたのでしょうか。
おそらく「ピヨ太」という文字が
<name> ~ </name>
という目印で囲まれていたからでしょう。
「目印に『name』って書いてあるから、名前なんだろうな~」と推測できたはずです。
その通りです。
この例文の中の
ピヨ太
は
<name> ~ </name>
に囲まれて
<name>ピヨ太</name>
となることで
ピヨ太はname(名前)だよ
と意味付けされています。
このような「目印を付けることで中身の構造を表現する書き方ルール」を「マークアップ言語」と言います。
少し話が逸れますが、HTMLもマークアップ言語です。
HTMLも目印を付けることで中身の構造を表現していますよね。
例えば
ここは<strong>重要なところ</strong>です。
と書くと、Webブラウザ(ホームページを見るときに使うソフト)で見たときには
ここは重要なところです。
と表示されます。
これは「<strong> ~ </strong>」で囲まれた「重要なところ」が強調扱いになっているからです。
言い方を変えると「<strong> ~ </strong>」という目印を付けることで「重要なところ」が大事だと表現しています。
目印を付けることで文章の構造(「重要なところ」が大事だよ)を表現しているわけです。
XMLもHTMLと同じです。
目印を付けることで文章の構造を表現します。
つまり、XMLとHTMLは親戚みたいなものです。
どちらも「目印を付けることで中身の構造を表現する、書き方ルール」です。
それでは、XMLとHTMLは何が違うのでしょうか。
1.ルールの内容
2.使い道
の2つが違います。
もしかしたら、もっと違いがあるかもしれませんけどね。
とりあえず私が思い浮かぶのは、この2つです。
XMLとHTMLではルールの内容が違います。
「こう書くことで、こんな意味になるよ!」がXMLとHTMLでは違うのです。
当たり前ですよね。
ルールが同じだったら、XMLとHTMLを分ける必要は ありません。
どちらかに統一するべきでしょう。
ルールが違うから、XMLとHTMLは両方存在するのです。
ちなみに、XMLの方がHTMLより自由だけどルールが厳しいです。
XMLの方がHTMLより自由な書き方ができます。
目印を自分で勝手に作ってしまうこともできます。
その代わり、基本ルールを厳守する必要があります。
HTMLは、ちょっとくらいルール違反をしても、お目こぼしされる場合があります。
それに対してXMLは、ルール違反をすると、途端におかしなことになります。
あとは使い道が違います。
HTMLは、ほぼホームページを作るとき専用です。
それ以外で使われることは、まずありません。
それに対してXMLは、データをやり取りするときや設定ファイル書くときなど、いろいろなところで使われています。
これがXMLとHTMLの違いです。
一言でまとめるよ
まぁ「XML」って単語が出てきたら「ファイルの書き方ルールのひとつで、HTML
(ホームページのファイルの書き方ルール)の親戚なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「XML」は「eXtensible Markup Language(エクステンシブル・マークアップ・ランゲージ)」の略です。
「extensible(エクステンシブル)」の意味は「広げられる」とか「伸ばせる」とかです。
今回は「拡張できる」と解釈してください。
「mark(マーク)」の意味は「印」とかです。
「up(アップ)」の意味は「上へ」とかです。
「mark up(マーク・アップ)」で「印をつける」的な意味になります。
「language(ランゲージ)」の意味は「言語」とか「言葉」とかです。
何となく くっつけると
拡張できる印を付ける言語
となります。
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