User Datagram Protocol
通信するときの お約束事だよ
速度重視だよ
「UDP」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
User Datagram Protocol(読:ユーザ・データグラム・プロトコル)とは
いわゆる「UDP」のこと。
用語の中身としては
通信するときに使う お約束事(通信プロトコル)のひとつ
であり
「スピード重視で会話のキャッチボールをしましょう」な通信のやり方
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「UDP」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
UDPの正式名称(?)が「User Datagram Protocol」です。
「User Datagram Protocol」の頭文字を取ったのが「UDP」ね。
※「User Datagram Protocol」を何となく日本語にすると「使用者がデータグラムで使うお約束事」となります。[詳細]
以上が「UDP」の意味を知っている人向けの説明です。
「UDPって何だっけ?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として「通信プロトコル(プロトコル)」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
以上を踏まえて、いろいろある通信プロトコルのひとつで「スピード重視で やり取りするよ!」なのが「User Datagram Protocol」です。
上でも書きましたが、一般的には「UDP」と表現されます。
※本ページでも以降は「UDP」と表現します。
UDPは
送ったデータが相手に届いたか確認しないで通信する やり方
です。
小難しい言い方では
OSI参照モデルのトランスポート層にあたるプロトコルでインターネットなどで利用される。転送速度は高いが信頼性が低いという特徴がある
といった説明が、よくされます。
ポイントは
転送速度は高いが信頼性が低いという特徴がある
です。
UDPはスピード重視で通信します。
UDPを使った通信では、相手にデータをガンガン送り付けます。
相手が受け取ろうと受け取るまいと、知ったことでは ありません。
データをポイッと送ったら、間髪入れずに次のデータをポイッと送ります。
確認なしで送りつけるので
1.ちゃんと届くかは微妙
2.スピードは速い
といった特徴があります。
UDPは相手の反応を気にしないでマシンガントークでガンガン悪口を言うイメージです。
これがUDPです。
UDPは信頼性に微妙に難ありです。
そのため
でもさ~、データがなくなったら困るじゃん?いくら速くても、ちゃんと届くか分からないなら使うのが怖くない?
と思う人がいるかもしれません。
でも大丈夫です。
UDPは、例えば音楽のストリーミング配信やプリンタに対して印刷データを送るときのように「ちょっとくらいデータが欠けても大丈夫だよね?」な状況で使われます。
少しくらい音が飛んだところで、人間の耳では判別できないでしょう。
針の先くらいの範囲の色が塗られなくても気付きません。
それよりも大量のデータが速やかに相手に届く方が重要なはずです。
そのように「質より量」が求められるときにUDPは使われます。
あと、ついでなので書いておくと、UDPと比較されがちなやつに「Transmission Control Protocol(TCP)」があります。
TCPは送った内容が相手に届いたか確認しながらやり取りするやり方です。
相手の言ったことを復唱しながら罵り合うイメージです。
気が向いたら、セットで覚えてあげてください。
UDP:スピード重視、確認しないで送る
TCP:安全性重視、確認しながら送る
です。
一言でまとめるよ
まぁ「User Datagram Protocol」って単語が出てきたら「UDP
(通信する上でのお約束事のひとつで、スピード重視で やり取りする やり方)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「user(ユーザ)」の意味は「使用者」とか「利用者」とかです。
「datagram(データグラム)」の意味は……ちゃんと説明すると大変なことになるので「とある通信」ということにします。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
何となく くっつけると
使用者が、とある通信で使う お約束事
となります。
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