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Simultaneous MultiThreading

pointこの用語のポイント

point1つのコアに複数の仕事を(ほぼ)同時に並行処理させるよ

point日本では「同時マルチスレッディング」や「SMT」と表現されるのが一般的だよ

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簡単に書くよ

Simultaneous MultiThreading(読:サイマルテイニアス・マルチスレッディング)とは

いわゆる「同時マルチスレッディング」のこと。
用語の中身としては

1つのコア(CPUの脳みそ)に複数のスレッド(仕事)を並行で処理させるための技術とか機能とかあれやこれや
です。


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詳しく書くよ

最初に留意事項です。
同時マルチスレッディング」や「SMT」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
同時マルチスレッディングの英語表現が「Simultaneous MultiThreading」です。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)

ちなみに「Simultaneous MultiThreading」を何となく省略したのが「SMT」ね。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)2

※「Simultaneous MultiThreading」を何となく日本語にすると「同時のマルチスレッド」となります。[詳細]

以上が「同時マルチスレッディング」の意味を知っている人向けの説明です。

「同時マルチスレッディングって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩5

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として

CPU
コア
スレッド


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

CPUは「実際に計算したり、あれやこれやの処理を実行するパソコンの部品」です。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)3

CPUはパソコンさんの脳みそに相当する部品です。
パソコンさんが お仕事をしているときは、CPUさんが一生懸命 働いています。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)4

なお、話を単純化するために「パソコン」と表現しましたが、スマホや その他のコンピュータ類でも同じです。

コアは「CPUの脳みそ」です。
CPUの中核で、実際にCPUとしてのお仕事をする部分です。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)5

人間様と違って、CPUは脳みそを複数持っている場合があります。

1つのCPUに対して脳みそが1つある状態を「シングルコア」と言います。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)6

1つのCPUに対して脳みそが複数ある状態は「マルチコア」です。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)7

マルチコアの中でも、1つのCPUに対して脳みそが2つある状態は「デュアルコア」と言います。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)8

これが4つになれば「クアッドコア」です。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)9

技術の進歩に伴い、もっと、たくさんの脳みそがあるCPUも登場しています。

スレッドは「プログラムの処理単位(のひとつ)」ですが、今回は「(コンピュータさんのやる)お仕事」と捉えてください。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)10

以上を踏まえて、本題に入ります。

CPUの脳みそであるコアは不器用なやつです。
一度にできる仕事は1つだけです。
並行処理はできません。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)11

この不器用なコアに、あえて複数の仕事を同時にやらせるための技術……とか機能とかあれやこれやが「Simultaneous MultiThreading」です。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)12

上でも書きましたが、日本語では「同時マルチスレッディング」と表現されます。
※本ページでも以降は「同時マルチスレッディング」と表現します。

もともと、コアはずっと働き続けているわけでは ありません。
お仕事がないときは、ぼーっとして休んでいます。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)13

それに対して「よし!この休んでいる時間が無駄だから、もっと働かせよう!」と悪魔のようなことを考える人が出てきました。
人間社会だったら完全にブラック企業ですね。
でもコンピュータの世界ですから関係ありません。
労災も有給もない世界なのです。

そんな経緯で(実際にそんな経緯かは知りませんが)、コアの休んでいる時間にも別の仕事をさせることにしました。
そうすれば「なんちゃって」ではありますが、(ほぼ)同時に2つのことを処理できます。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)14

そんな悪魔のような技術が同時マルチスレッディングです。
「同時マルチスレッディング」という名前なので「ほぼ同時に仕事(スレッド)を並行処理させるよ」的な説明をしましたが、実際には「コアのやつがサボっている時間あるじゃん?その時間も働かせようぜ!」な技術です。

ちょっと休憩6

例えば、インテルさんが考えた技術に「ハイパースレッディング」というのがあります。

ハイパースレッディングは「CPUのコアに一人二役をやらせる技術」です。
実際には1つのコアしかないけど、コンピュータさんには複数のコアがあるように見せかける技術です。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)15

見せかけとはいえ、複数のコアがあれば、複数の仕事を同時にやれそうですよね。
ハイパースレッディングでは、1つのコアで複数の仕事を(ほぼ)同時にやります。

Simultaneous MultiThreading(サイマルテイニアス・マルチスレッディング)16

ということで、同期マルチスレッディングの実装例として、ちょいちょいハイパースレッディングが登場したりします。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。


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一言でまとめるよ

まぁ「Simultaneous MultiThreading」って単語が出てきたら「同時マルチスレッディング(1つのコアに複数の仕事を並行処理(っぽく)させるためのあれやこれや)のことなんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「simultaneous(サイマルテイニアス)」の意味は「同時の」とかです。
「multi(マルチ)」の意味は「複数の」とかです。
「threading(スレッディング)」は「thread(スレッド)」+「ing」です。
「thread(スレッド)」の意味は「より糸」とか「筋道」とか「脈絡」とかです。
何となく くっつけると

同時複数糸

となります。




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