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#84 オーストラリア留学と学び㉕|英検準1級S-CBT2回目で合格。でも総合スコアは下がる不思議

オーストラリアで単身留学している12歳の長男が、
2026年1月に英検準1級をS-CBTでもう一度受けました。

2025年7月の一時帰国で受験→不合格だった話は、
以前こちらに書いています。

留学している人が世界で使う頻度が低い「英検」を受ける必要があるのかという話は別として、12月と1月の2か月にわたる長い一時帰国中にも
何か目的をもって勉強してほしいという親の思惑があり、
オーストラリアに戻る前に英検準1級を受けることにしました。


結果:合格(やっと)

結論から言うと、合格しました。

もうね、準1くらいはそろそろ受かってもらわないと困るんですよ…
でも合格は合格。まずは一安心です。

前回(2025年7月・不合格)→今回(2026年1月・合格)スコア変化

  • Reading:+7

  • Listening:+37

  • Writing:+39

  • (一次合計:+83

ここまでは「順当に伸びたね」で終わるはずだったんですが問題は、

Speaking:−85

得意中の得意で、前回は1級も飛び越えて行ったハイスコアのスピーキングが、今回まさかの大ブレーキ。

さらに4技能を全部足した総合スコアは、前回(不合格)の方が高いという微妙な結果に…。


どうして「総合スコアが低いのに」合格するの?

モヤっとするこの状況ですが、これは英検の仕組みによるものです。
英検は、

  • 一次:Reading / Listening / Writing

  • 二次:Speaking

と合否の判定が2回にわたって行われます。
S-CBTは全部同日に受ける形式ですが、
判定の仕組み自体は「一次→二次」のまま

なので、前回のように

  • Speaking(本来の二次)が高得点でも

  • 一次(R/L/W)の基準に届いていなければ 不合格

逆に今回は、スピーキングが落ちても

  • 一次が基準を超えた

  • 二次も基準を超えた
    ので 合格、ということになります。

「4技能の合計点で決まる試験」ではない。
ここが英検の「仕様」です。


英検の制度の限界(=英検対策が必要になる理由)

こういったことはケンブリッジ英検では発生はしないです。

A candidate’s grade and Common European Framework of Reference (CEFR) level are based on their performance across the whole qualification, and there is no requirement to achieve a minimum score in each paper.
(受験者のGrade(成績)とCEFRレベルは試験全体のパフォーマンスに基づいて決まり、各技能で最低点を取る要件はない)

ケンブリッジ英検の説明

ケンブリッジ英検の説明には、このように書いてあるので、
足きりのようなものは英検のスタイルなんですね。

また今回、Writingはタイピングを選びました。
タイピングだと字数カウントが表示されるので、
少なくとも「字数のミス」は起きにくいです。

一方で、SNSでは
「手書きで字数オーバーしてWritingの要約部分がゼロ点になった」
という話も見かけました。

もちろんその投稿の真偽や詳細までは追えないし、
個別事情もあると思います。
でも、こういう話が出てしまう時点で何が起きるかというと、

英語力というより、英検に合格するための作法(英検独自の攻略)
が必要になります。

  • 「世界基準の英語力」として見ると、ちょっとズレている

  • でも「英検で合格を取る」なら、英検仕様に寄せた対策が必要

…という、独特の立ち位置。
英検のガラパゴス化と言われる所以かもしれません。


スピーキングが大幅に落ちた理由は?

それでは、Speakingについて。
今回いちばんショックを受けていたのは本人です。

本人の分析はこんな感じでした(あくまで本人視点)

  • S-CBTは会話じゃない(PCに向かって吹き込むだけ)から、
    コミュニケーションが成立してない(対話させたらオレ最強)

  • PCの不具合があった可能性もあるのでは

  • 発音がオーストラリア寄りになっていて、うまく伝わらなかったのでは

全部、自分に都合のいい捉え方ですね笑

事前に塾でやっていたSpeaking対策では大きな問題は出ていなかったので、今回は原因追及に深入りせず、「そういう回もある」として切り替えることにしました。


そして、やっぱり課題はReading

Listeningは十分な水準。Writingも上がった。
そうなると、残る課題はやっぱりReadingです。

塾でやっていたトレーニングは、
「選択肢を選ぶときは、必ず根拠を言語化する」
ということでした。
学校のEnglishの授業や宿題は問題なく回っているようなので、
テストで点を取り切る技術というのも必要ではあります。


次は英検1級ではなく、ケンブリッジ英検C1またはIELTSへ

英検1級は…たぶん受けません。

次のステップはケンブリッジ英検C1またはIELTSでしょう。
ただ、IELTSまだ早い気もするし受検料も高いので、
ケンブリッジ英検C1を挟むかもしれません。

なので今年の夏の帰国あたりから、
少しずつ次のフェーズの勉強に移行していこうかと考えています。


ここから有料(スコア詳細)

前回の記事と同様、本人のプライバシーのため、
今回のスコア詳細も有料で公開します。

大したスコアではないですが、

  • 小学校はインター卒

  • 12歳男子

  • ケンブリッジ英検B2所持

  • オーストラリアの現地私立校に正規留学して1年経過

  • 勉強は嫌い(本を読むのも嫌い)

そんな子が準1級を受けたら(2回目)、どんなスコアになるのか。
興味がある方に届けば嬉しいです。

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