#創作大賞2026読むぞ宣言⑤ どうしても、そろばんを100本のYouTubeで教え切りたかった 〜世界に「わかる順番」を渡した1年の物語〜
『火星の人』を思い出しました。
どうしても、そろばんを100本のYouTubeで教え切りたかった 〜世界に「わかる順番」を渡した1年の物語〜 100日後にそろばん完全マスター!さん
最初に書いておきますが、私はそろばんが好きなわけでもYouTubeの制作に興味があるわけでもありません。だから説明内容をしっかり理解しようと思いませんでした。すみません。
そのため、マスターさんのこの100本のYouTubeがどれだけ実用的でためになるものかはなんとも言えません。
でもこの記事(?)は間違いなくある種のエンターテインメントだと思うのです。
今日はそのことを書こうと思いました。
なぜYouTubeが100本も必要なのか、そこは重要ではないのです。
そこまでやる必要があったのかと今聞かれると、正直、困りますが、そのときの私は、それも必要だと思っていました。
これがすでにエンタメの起点になっています。
100本の案を考える。
ノートに台本を書く。
良い例題を考える。
机の上を片付ける。
撮る。
愛猫が鳴いてきたので中断。
噛んで納得がいかない。
撮り直す。
見返す。
「いや、この説明は余計だな」と気づいて削る。
この太字の辺りもそうです。マスターさんが確信犯的に忍び込ませた笑いのネタ。
一見、真面目で技術的な解説が目的のマニュアル制作話の振りをして、実はしっかりエンタメをしています(多分)。
それが楽しくて、にやにやしながら読んでしまいました。

小説にはブレイクスルーが必要だから
読者(私)がそろばんのことを知らずとも、マスターさんがそろばんの使い方を「伝える」ためどんなに苦労したか、挫折しそうになってもへこたれずに、妥協せずひたむきに向き合ったことがわかります。
それはただそれだけで尊く応援したくなるものです。そして難題を解決するアイディアが生まれ、ブレイクスルーするのを見るとこちらまで達成感を覚えます。
アンディウィアーの『火星の人』で主人公が、火星で何とかして食糧のジャガイモを作ろうとするくだりを思い出しました。

小説、特にエンタメに必要なことは、感情移入した主人公の成功や達成にカタルシスを得ることですから、マスターさんのこれも立派な小説なのだと思いました。
この記事は創作大賞「オールカテゴリー部門」にエントリーされています。私はこの「オールカテゴリー部門」というのが、よくわからなかったのですが、これは確かにほかの部門ではないなと思いました。
マスターさん、不真面目な感想で失礼しました。でも読み物としてとても面白かったですよ。
ところで……私が創作大賞感想記事を書いている理由
【創作大賞読むぞ宣言】も5回目になりました。ここで少し書いておきたいことがあります。
私が創作大賞感想記事を書いているのは、単純にお祭りが好きで創作を頑張る人を応援したいという気持ちのほかに、創作のためのトレーニングという理由があるのです。
たくさんの方が感想を記事にしていますが、同じような思いでいる方が多いと思います。そうでなくても、結果的に確実にスキルアップしているのだろう、と思います。
私が以前書いた記事の抜粋を参考につけておきます。
ここで言う「短編小説」が創作大賞のエントリー記事だと思ってください。
小説がうまくなる手軽な方法
⇒短編を読んで感想をSNSで公開すること
①短編小説を定期的に読む
毎日読めたら素晴らしいですが、それは日常の忙しさにもよると思います。ただし短編なら数十分で読めると思います。通勤通学の移動や休憩時間なども利用して、週に何編かは読みましょう。
②短い感想を書く
たとえばX(エックス)の文字制限は基本140字です。まずはそのくらいを基準にすれば良いと思います。私はTwitterの読書アカウントで、ずっと読了ツイートをしてきました。140字あれば十分感想を書けると思います。
それにあまり長文を書こうと思うと続きませんから。
むしろ、もっとも胸に響いたことを、的確にまとめて、短い言葉でわかりやすく書くことが大事です。
③SNSに公開する
名手の小説を読んだら、その日のうちに感想を書いてSNSに公開しましょう。これは手軽にできます。しかし誰かに読んでもらうというだけで意識が変わるはずです。
読んでくれる相手がいることを意識しましょう。伝わりそうな、鋭い言葉、気の利いた表現が見つかったりすると気持ちが上がってきます。
つまり自分のためでもあるのです。
以上です。
決して小説の執筆に行き詰まって、サボっているわけではありません。
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