【直島】フェリー待ち時間に訪ねたい[直島銭湯I♥湯] ,大竹伸朗作品[瀬戸芸2025]
瀬戸内国際芸術祭2025、開幕。
瀬戸芸に向かう旅人向けに、高松空港と、
宇野港で、
時間待ちの折にぜひ鑑賞したいパブリックアートについて書いてきたけれど、今回は直島の宮浦港。

直島港の近くに「銭湯」がある。ただそれは……
直島、宮浦港。


有名な草間彌生の赤い「南瓜」については、後日改めて紹介するとして、(とりあえず3年前の記事)
今回は、港で少し時間があるときに、行ってみると楽しい場所の紹介を。
港を背にして、

道路を渡って、

レンタサイクル屋さんの右の路地を、奥へ。

廃屋かお店か、はたまたアート作品かわからない、ふしぎな建物に出逢う。さらに進むと、

突如としてヤシの木が見えてきて、



「えっ」と異世界に引き込まれる。


「入浴できる美術施設」


「え、はぁ……」となってしまいそうな、この謎の施設、
直島銭湯「I♥湯」
アーティスト・大竹伸朗が手がける実際に入浴できる美術施設。直島島民の活力源として、また国内外から訪れるお客様と直島島民との交流の場としてつくられたこの銭湯は、外観・内装はもちろん、浴槽、風呂絵、モザイク画、トイレの陶器にいたるまで大竹伸朗の世界が反映されています。
また地域との協働として、施設の運営はNPO法人直島町観光協会が行っています。浴槽につかり、全身でアートを体験してみてはいかがでしょうか?
島民の方の、リアル銭湯だ。
いつも時間が合わなくて、わたしは入浴したことがない。思わずテンションが上がりそうな内部の写真は、上のサイトに掲載されているので、ぜひチェックを。
開館前だけど……グッズを購入してみる
今回もクローズドなのはわかった。入浴する時間もない。でもこのように、販売物は展示されており、


中には、人もいるようだ。思い切って、外から手を振ってみた。
フレンドリーなスタッフさん。

入浴はまだできないし、内部撮影もNG。でも、グッズを購入したり、ここなら撮影していいですよ、と言ってくださったので、撮影しつつ、タオルと手拭いを購入させていただいた。






外観 大竹伸朗の世界観がほとばしる
外をぐるっと1周してみよう。


道を挟んだ隣の建物と比較すると、ふしぎな感じがより伝わると思う。









アーティスト大竹伸朗
大竹伸朗ってどんなアーティスト?
わたしの記憶に強烈に残っているのは、2023年東京国立近代美術館での回顧展。作家のエネルギーの渦に巻き込まれ、翻弄された。
二度目に訪れたその日、なんと目の前で、ミュージシャンでもある作家自身の音楽ライヴ(DJ)が始まって、


慌ててシャッターを切り続けたのも懐かしい。



直島の大竹作品「はいしゃ」
直島には「家プロジェクト」の「はいしゃ」も、大竹作品。バスの車窓からも、異様な外観に「何?」と驚くことだろう。


中に入ると、絶句することになるのだけど。


ほかの「家プロジェクト」の情報は以下に↓
ちなみに同じく瀬戸芸開催の島である女木島(めぎじま)には、同じテイストの「女根 / めこん」という作品もある。
静かな大竹作品は、直島の美術館エリアに
一方で、大竹伸朗には静かな作品もある。


今回の直島滞在でも、夕暮れまでのひとときを過ごした。
こんな作風の幅広さも、魅力だ。

夕景の「I♥湯」と、その周辺
フェリー待ちのため、さまざまな時間帯に、周辺を徘徊したことがあるのだけど、最終フェリー待ちくらいの時間のこのあたりは、沈む夕日をうけて逆光になる。

それがまた、美しい。





フェリーが出る最後の時間まで、直島滞在を愉しんで。
