🚹愛を“測り始めた瞬間”に崩れ出す──『夫のトリセツ』が教える“見えにくい愛”の受け取り方
妻の目には、夫である自分はどのように映っているのだろう。
そんな疑問から手に取ったのが、黒川伊保子さんの著書
『夫のトリセツ』でした。
今回は、第2章①-7「愛を測ると自滅する」
の概要とポイントをまとめます。
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概要
この小さな節で語られるのは、
「相手の愛を数量化し始めると、夫婦関係は崩れやすい」
という警告です。
「私のこと、本当に愛してる?」
「◯◯さんの旦那さんはもっと〜してくれるのに」
こうした “見える行動” や “言葉” だけで愛を測ると、
かえって自分の心が苦しくなると著者は言います。
男性の愛情表現は、女性が期待しがちな
・サプライズ
・言葉の華やかさ
・特別な演出
ではなく、
・定番を守る
・働き続ける
・家に帰ってくる
といった “繰り返しの行動” として表れやすい特徴があります。
その部分を見ずに「愛の量」を測ると、
「愛されていない」という誤解に落ちやすいのです。
愛を測ると自滅する理由
女性脳は「比較モード」に入りやすいといわれます。
・もっとこうしてほしい
・前はこうだった
・他の人はしてもらっている
こうした思考が始まると、“足りない部分” ばかりが目につき、
不満や被害者意識が強まりやすくなります。
そして、
「どうせ私は大事にされていない」
という物語を自分でつくってしまうことに。
その過程で、夫の善意や努力すら見えなくなり、
結果的に自分で関係を壊す方向に進んでしまう危険がある――
と著者は警鐘を鳴らしています。
では、何を見るべきか?
著者が勧めているのは、
“愛を測る”ことではなく “繰り返し”を見る視点。
・約束を守る
・定番の行動を続ける
・毎日働き、給料を家庭に入れる
・家に帰る
こうした “日常の継続” こそ、
男性脳にとっては「家族への愛の実行」に近い感覚になります。
それをゼロ点扱いしてしまうと、夫側の心が折れやすくなる――
という指摘が印象的でした。
この小節のポイント
ドラマのようなサプライズや、美しい言葉だけを愛の基準にしてしまうと、多くの “普通の夫” は不合格になります。
その結果、妻自身が不幸になってしまう。
だからこそ著者は、
・愛を「採点する材料」にしない
・欲しい言葉や行動は、穏やかにリクエストする
・すでに続けてくれている “定番” を「これも愛なんだ」と翻訳し直す
この3つが夫婦関係を支えるコツだと語ります。
特別な瞬間ではなく、今日も変わらず続く行動。
そこにある “静かな愛” に気づけるかどうかで、
夫婦の関係は大きく変わるのかもしれません。
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