ペロブスカイトで株はどこが動く?|“技術=儲かる”じゃない理由 No1-2
#投資思考譚 No.1-2 【ペロブスカイト】についてです。
前回記事はこちら⇩⇩
新しい技術が出ると、
このような意見をよく見ます。
➤「とりあえず関連株、買えばいい?」
実は“その考え方少し冷静に見直す視点も重要”です。
技術がすごい=儲かる、ではない
例えば、今回でいうペロブスカイト太陽電池のような
すごい技術が出てきたとします。
で、普通に考えると、
➤「これ作ってる会社が一番儲かるでしょ」
って思いますが、
実はそうでもないケースが往々にあります。
別の企業を例に出してみると
例えばスマホ。
爆発的に普及しましたよね。
じゃあ一番儲かったのは誰か?
iponeを作った会社?
もちろんそうなんですが、
実はそれ以上に、
➤ 部品メーカー
➤ 製造装置メーカー
こういう“裏側”の企業がとんでもなく伸びてます。
(投資を長くやっている方には釈迦に説法かもしれないですが(笑))
ここはかなり重要で、
➤ 「主役=絶対的に一番儲かる」ではない
なぜこのようなことが起きるのか
理由はシンプルで、
➤「お金が流れる場所が1つじゃない」から
ペロブスカイトにおいても
1つの製品ができるまでに、
材料
加工
製造
組み立て
設置
さまざまな工程があり、様々な主体が関わります。
ペロブスカイトで考えてみる
じゃあこれを今回のテーマに当てはめるとどうか。
ペロブスカイト太陽電池が世の中に広がるとしたら、その裏ではこ下記のような流れがあります⇩
①材料を作る
② フィルム化する
③ 製造装置を作る
④ 実際に設置する
つまり、
➤関わるプレイヤー(会社)がめちゃくちゃ多い

ちなみに材料面でいうと、
ペロブスカイトにはヨウ素が使われます。
ここが地味に重要で、
➤日本はヨウ素の生産量が世界トップクラス
つまり、
➤日本企業が強みを持ちやすい領域でもあるということです。
建築目線だとさらに増える
ここからは完全に設計目線。
前回も触れましたが今の太陽光って、「屋根に載せる設備」なのですが。
ペロブスカイトは、
➤ 「貼れる」という強みがあります
これは、
・ 外壁
・ ガラス
・ 既存建物の改修
全部に入り込む可能性があるということです。
つまり、設置するだけの置物の「設備」じゃなくて「素材」になる
これは、建築的には「デザイン的」にも「法規的」にもかなり転換です。

(自身で作成)
じゃあ結局誰が一番儲かるのか?
ここは一番難しいところ。
ですが、明確な考え方の指針はあり、
➤「代替できない場所」が強い!
例えば、
特殊な材料
独自の製造技術
他が真似できない工程
こういうところは利益を取りやすい。
逆に弱い場所もある
一方で、
➤ どこでもできる工程
は競争が激しくなることが予想され
利益が薄くなる可能性があります。
投資の軸として
私たちが投資の意思決定をする際に
見るべきなのは、 技術そのものじゃなくて
➤「どのポジションにいる会社か」
まとめ
今回のまとめです。
➤技術がすごいかどうかではなく
「どのポジションでお金を取るか」
言い換えると、
➤ 主役を探すゲームじゃない
➤ “利益を抜く場所”を探すゲーム
これが、
新技術投資の本質です。
例えばこの中でも、
材料メーカー 製造装置メーカー
このあたりは特に重要になってきます。
(※次回で深掘りします)
次回
実際に、
👉 どの企業がそのポジションにいるのか?
ここを具体的に見ていこうと思います。
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