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学生最後に欧州サッカーを見るひとり旅 #10:色々ロンドン観光日記

1日半だけのロンドン観光。
色々ありすぎてどこを見ればいいかわがんねえ!


本記事は続き物ですが、この記事だけでもお楽しみいただけます。

前回のおはなし(#9)→

最初はここから(#1)→

※本記事に出てくる情報は2025年1月現在のものです。
※情報の正確性には万全を期しておりますが、その内容について保証するものではありません。


ロンドン橋


ヨーロッパ旅行11日目。土曜日のブライトン、日曜日のトッテナムという二日連続のプレミアリーグ観戦を終えた月曜日です。

今日はサッカー観戦はお休み。
まだ半日ほどしか見られていなかったロンドンの街や、その周辺を観光することします。

まずはロンドン橋(London Bridge)へ。

ロンドン橋といえば、「ロンドン橋落ちた」っていう童謡がありますよね。小さいころ歌っていた人も多いのではないでしょう。

か。私ももちろん歌っておりました。絶対当時はロンドンが何かもよくわかってなかったはずなのに。

何百万人もの幼児によって崩落のデマを拡散され続けたロンドン橋。
一体どんな橋なのか…

めっちゃ普通の橋!!

多摩川にかかっている橋ではありません。
テムズ川の上に架けられた、れっきとしたロンドン橋です。


どちらかというと、少し離れたところに見える橋の方がロンドン橋っぽくないですか? いや、きっとそうに違いありません。私が勘違いしていたのでしょう。

というわけで「本物」ロンドン橋へ向かいます。

これこれ、こういうやつ!!
流石「本物」のロンドン橋です!!

もしこのこの橋が落ちたら。
交通網が遮断されることによる生活への影響ではなく、街の象徴が失われることによる市民感情への影響も考えられます。

さきほどの「偽物」が崩落してもそこまでニュースにはならなさそうですが、こっちの「本物」が崩落したら流石に大ニュースになりそうです。遠く離れた極東の島国の幼児が知っていても違和感がないでしょう。


しかし、こちらの「本物」ロンドン橋を「タワーブリッジ(Tower Bridge)」という偽物と間違えているサイトが多数存在しています。Google MapやWikipediaといった有名どころですら、最初に訪れた多摩川の橋梁を本物のロンドン橋とするデマを支持しているのです。

デマ情報の問題は深刻です。
自分は大丈夫だと思っていても、気が付かないうちに偽の情報を信じてしまうことがあります。

この記事を読んでいるあなたにアドバイスです。
分かりやすい、耳障りの良い情報には特に注意が必要です。
そういった情報は人に信じてもらいやすくするために、真実を捻じ曲げているケースも多いのです。

あまりにも親しみやすすぎる情報は、子供であっても警戒しなければなりません。それは新聞やニュースといった堅苦しい情報源ではなく、身近な手段でやってくることも多いからです。

例えば、幼稚園児が歌う童謡とか………。


※この記事はフィクションです。


天空のグリニッジ


つづいて、本初子午線が通ることで有名なグリニッジ天文台(Royal Observatory, Greenwich)へ。

グリニッジ天文台があるグリニッジ公園は、ロンドン中心部から東へ10kmほどのところにあります。少し外れたエリアということで、周辺は住宅が多く、落ち着いた雰囲気でした。

中は、散歩路が設けられた一般的な公園といった感じ。平日のお昼時ということで、イヌを連れて散歩をする人たちの姿もちらほら見かけられました。

散歩路を歩いて坂を上っていくと、レンガ造りの建物が見えてきました。
グリニッジ天文台に到着です!

さっそく受付で入場券を買って中に入っていきます。入場料は24ポンド(約4,800円)。たっっっっかい。

そんなに高い入場料を払ってまでなぜ来ようと思ったのか。
それは……

『天空のグリニッジ』をグリニッジ天文台で聴くため!!

『天空のグリニッジ』とは、同人サークル『上海アリス幻樂団』が展開するメディア作品群、「東方Project」の中で、音楽CD作品『対空魔術 ~Magical Astronomy』に収録されている楽曲です。東方楽曲の中でも人気が高く、かくいう私もトップクラスに好きな曲です。BPMが120となっていて、秒の進みとリンクしたテンポになっているんですよ(早口)

知らない人を完全に置いてけぼりにする理由ではありますが、ともかくグリニッジという名前を冠する曲をグリニッジ天文台で聴きたいというだけです。

というわけで中へ。

いかつい

グリニッジ天文台はいくつかレンガ造りの建物で構成されています。中は博物館のようになっており、いかに航海術が発達し、どのようにして「時刻」が誕生したのかといった、興味深い展示もありました。

私たちが当たり前にように使っている「時刻」という概念を生み出すために、数々の学者たちが悪戦苦闘してきた歴史を学ぶことができます。とても面白かったです。

外には、小さな石畳の庭のようなものがあります。そしてその庭を区切るような直線が地面に埋め込まれています。

これが、グリニッジ子午線です。
経度0時0分0秒の線。世界の時刻を決める基準となった線です。

最初は各国がそれぞれ子午線を持っていました。しかし、大航海時代を経てイギリスが世界一の海運国家となったことで、次第にグリニッジ子午線が世界基準に統一されていきました。

つまりこの線は、イギリスの輝かしい歴史を象徴する線なのです。

ちなみに、現在基準となっている本初子午線は、グリニッジ子午線とは100mほどずれているそうです。つまりこの線は、今も正確に東経と西経を分けているというわけではないようです。

この線をまたぐようにして写真を撮っている人多数。線の両側を高速で行ったり来たりしている人多数。考えることは万国共通なんだな…。


広場からはロンドンのビル群がよく見える


一通り楽しんだところで、当初の目的を果たしにかかります。ベンチに座り、イヤホンを取り出し、音楽アプリを開いて再生ボタンを押します。

やっぱりいい曲!!

ベンチに座り、眼下に広がる青々とした芝生の広場を眺めながら聞き入っておりました。ここまで約2週間、時間に追われてあちこち歩きまわってばかりだったので、こうやってゆっくり時が過ぎるのを楽しむのは久々でした。


旅先での過ごし方なんて自由なのです。
別に日本の音楽を聴いてたっていいし、公園のベンチでゆっくりしててもいいし、バスターミナルで一日中スマホを眺めていてもいいのです。

このためだけにCD持ってきた


大英博物館


翌日。ヨーロッパ旅行12日目。
この日は、言わずと知れた世界でも有数のミュージアム、大英博物館(The British Museum)に行ってきました。

イギリスが世界を席巻した大英帝国時代に、世界各国から集めてきたコレクションが約800万点展示されています(そのせいで「盗品博物館」なんて呼ばれたりする)。

正門(帰りに撮りました)

古今東西さまざまな所蔵品がある大英博物館。私も高校時代は世界史を勉強していた身ですので、当時から一度は行ってみたいと思っていました。

というわけで入口へ。
大英博物館は入場無料なのですが、事前の予約が推奨されています。事前予約をしていなかった私は、有名な正門が入ることが出来ず、裏口に回って入場するように言われました。

ほんとにあの大英博物館の入口?


20人ほどしかいないこじんまりとした裏口から場内へ。
裏口とはいえ、これが本当に天下の大英博物館の入口か?という感じ。

手荷物検査などを行い、扉の中へ。
博物館らしい、大理石風のツルツルの床の上を進んでいくと…

いきなりモアイ。

場内は非常に広く、展示品のせいで通路が入り組んでいるためめちゃくちゃ歩きます。展示は地域ごとに分かれており、年代順に展示を追っていけるように順路が組まれていました。

エジプトが返還を求めているロゼッタストーンがあったり。


古代エジプトの猫の銅像やミイラがあったり(さすがにミイラは写真撮るのを憚られた)。


真ん中には戦車が描かれている

ソビエトによるアフガニスタン侵攻をモチーフにしたカーペットも。


日本のブースには甲冑や日本刀が置いてありました。
The・日本という感じで外国人ウケよさそう。
ちなみに日本ブースは三菱商事がスポンサーになっているらしい。


個人的には、中世ヨーロッパのスズ食器がいいなと思いました。

3時間ほど滞在して、一応ひととおり見ることが出来ました。
疲れた……。

大英博物館の感想。
あまりにも色々な展示がありすぎて、どこをどう見ればいいかわからなかったというのが正直なところです。

展示テーマが多岐にわたるので、それを一気に見たときにまとまりを欠いているような、とっ散らかっている印象を持ってしまいました。これは博物館が悪いのではなく、明確なテーマを決めずにとりあえず行ってみるかくらいのノリで見学した、私の方に問題があるとは思うんですが。

なので、次に大英博物館を訪れるときは、〇〇時代の展示を見たい、△△国の歴史を追いたいといった、見学をする上でのテーマを持っておくのがいいんじゃないかなと思いました。

あと、葛飾北斎の「富嶽三十六景」グッズの品ぞろえが充実しすぎてた。日本のどの博物館・歴史館よりも充実してるんじゃないか…?


ロンドンで食べたものたち


①マクドナルド

海外でも慣れた味があるとありがたいよね。
というわけで朝マックで2回も利用しました。

マックラップという、クレープの皮に目玉焼きやハッシュポテト、ハンバーグをくるんだメニューがあったので食べてみました。

朝ごはんとしてはガッツリめながらも、食べ応えは十分。
ジャンキーなもの同士を掛け合わせたらそら上手いに決まってる。

日本でも売ってくれ~


②Hobson's Fish and Chips SOHO

ロンドンの繁華街、SOHOにあるフィッシュアンドチップスのお店。

イギリスに来たときはとりあえずフィッシュアンドチップスを食べておけば問題はない…とは言うけど、実際それでいいから困る。

ここのお店のもとても美味しかったです。

③The Old Bank of England

昔のイングランド銀行の建物を利用して作られたパブ。
パイとマッシュポテト、ストロベリーライムのサイダーをいただきました。

人生初のパブだったわけなんですが、最初はわけがわからずずっと挙動不審になってましたね。

最初に席を確保してカウンターに注文しに行くシステムだと思うのですが、勝手に座っちゃっていいのかな?とか、どうやって声をかければいいんだ?とか、わからないことだらけでなかなか大変でした。

慣れてしまえば、こんシステムはなかなか楽。
英国式の飲み方も楽しいなと思いました。ご飯も美味しかったです!

④屋台のキャラメルの菓子

5ポンド(約1,000円)というボッタくりブランド価格で購入した屋台のお菓子。半分くらい鳩に持ってかれた。



そんなこんなでロンドンを見てきました。

正直あんまりロンドン観光の計画を立ててなかったけど、何も考えずにぶらぶらしているだけで、日本では見られないものが沢山目に入ってきました。

やっぱロンドンってすげー(小並感)



明日はドイツへ戻り、今回の旅最後のサッカー観戦です!



#11へつづく→


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