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悔しがる力が未来を変える──子どもを「チームに招かれる人」に育てる方法とは?

こんにちは。オランダからリアル孟母ベティです。
教育移住を15年経験しつつ、今は「語学・お金・仕事」を家庭教育に取り入れる“出口戦略型子育て”と“オンデマンド教育”を発信しています。

さて、私が英語・キャリアの専門家であるディーン千賀子さんと共同主催している無料オンライン連続セミナー

「君が志望校を決める前に、お金と仕事の話をしよう。」

第9回!感想レポです。

登壇者は、元NHK朝ドラヒロインであり、現在は3社経営・教育系一般社団法人理事として活動されている高橋ゆづきさん

私はこの回で、これからの時代を生き抜く子どもたちに必要なのは、「悔しがる力」だというメッセージに、深く感心しました。


「悔しがる力」とは、理想を持っている証

高橋さんが語った、とても印象的な問いかけ。

「なにをやらせれば、この子は悔しがるだろうか?」

この一言が、今回のセミナーで一番私の胸に刺さりました!
高橋さんはご自分の2人のお子さんをいろんな体験に連れて行き、そういう視点でずっと観察してこられたということなんです。

悔しいという感情は、

「本当はこうなりたい」
「勝ちたかった」
「自分にはこういう理想がある」


と感じているからこそ生まれます。

つまり「悔しがる力」があるということは、
自分の中に理想像を持ち、それに向かって動ける感受性とエネルギーを持っている証拠

これは、点数や偏差値で測れる力ではありません。
でも、人生の岐路や不確実な社会の中で、間違いなく“背骨”となる力です。

「好きなことを伸ばそう」式の子育てを、悔しがる力が超えていく

ここ数年、教育や子育ての場面でよく聞くのが、

「子どもの“好きなこと”を伸ばしてあげましょう」
「得意を見つけて、それをとことんやらせましょう」

というフレーズです。
私自身もその式で2人の娘を育ててきましたし、それは確かに大切な視点だと思っています。

でもある意味の「手ごたえの限界」も感じていて。

長女次女ある程度好きで、出来ることでも、そのことに対して

闘争心とか
ハングリー精神とか
絶対これにおいて人には負けたくない!

みたいなことを長女次女が感じていないことが私には見え見えなことも多々あったのですよ。

でも、それがないと絶対になんらかの専門性を身に着けてプロとしてお金を稼ぐことが無理だということは、私は体感として知っていました。

目指したいのは「好きなことで、誰にも負けない」


 私の本業は建築系コンピュータグラフィックス業です。
建築系コンピュータグラフィックス会社は世の中に数多くあるけれども、
私だって、

うちがやったほうが絶対他社より上手い!
一番うまいと言ってもらえるものをうちが作ってやる!
ただの外注先じゃなくてクライアントにチームとして迎えられるような存在になってやる!


って思いながら日々やっています。
そしたら起業は10年で潰れると言われる時代に、15年生き残ってこれていました。
実際に、「建築家が設計してからCGを外注に出す」レベルではなく、「建築家が施主と打ち合わせしているレベルからプロジェクトにCG担当として関わるチームの一員扱い」みたいな案件も多数いただいています(ホテルのCGとかに多いです)。

①得意なことを淡々と業務としてやっている人
②得意なことを、誰にも負けない気でやっている人・もっともっと上手くなりたい人

お客さんなら、どちらに依頼したいですか。どちらの人と付き合っていきたいですかね?
絶対に後者ですよ。
そういう「心で考えていること」って、けっこうお客さんにも見えているんですよ。絶対隠せないんですよ、自営業者として言いますと。

けれども、長女次女にそういう気持ちを持ってもらうためには、どうすればいいのか、ずっとわからなかったんです。
その長年の私の疑問に、高橋さんが答えをくださったと感じています。

今回の高橋ゆづきさんのお話を聞いて、私は一段上の視点に出会った気がしました。

“好き”や“得意”は、あくまで感覚的な入口でしかなく、
本当の成長は、その先にある「悔しい」「もっとできるはず」「絶対に他人には負けん!」という内発的な理想と行動力の火種から始まる。
それをどうやって子どもに身につけさせていくか、という方法ですね。

「悔しがる力」は、好き嫌いを超えて人生を引っ張る

これからの時代、ただ「得意を伸ばそう」だけでは足りません。
むしろ、得意なことすら“悔しい”と思えるレベルで鍛えていくことが必要なのです。

そして「好きとは思ってなかったけれども、必要だからやってみたら、悔しかった」という経験が、意外な「職業としてこれをやりたい」という発見方法になっていくのではないか。

つまり「悔しがる力」は、“好き・得意”の範囲を飛び越えて、
自分の人生を自分で動かすスイッチになってくれる。

だから私は、これからの子育てのキーワードとして、
「好きなことをやらせる」から一歩進んで、

「悔しがる力に出会える体験を設計してあげる」

という視点を持ちたいと思います。

多様な体験から「悔しがる瞬間」を見つけよう

高橋さんは、芸能界という競争社会を生き抜いた後、物販・貿易で起業し、3社を経営。
まさに「夢を時と共に変え、進化させてきた人」です。

その彼女が語る「悔しがる力」の重要性には、説得力がありました。

そして同時に、こうも言っていました。

「悔しがる=理想があるってこと。だから負けたくない、もっと次!と思えるんです」

これを育てるには、やはり体験が必要
親が手取り足取り道を整えてしまっては、「悔しさに出会う機会」すら失ってしまいます。

  • 学校のプレゼンでうまく話せなかった

  • オーディションに落ちた

  • コンテストで優勝できなかった

  • 英語で通じなかった

それでも「もっと上手くなりたい」「誰にも負けたくない」と思えたなら、それが“悔しがる力”の芽。

この視点を持って子育てすることが、進路や習い事を選ぶ際の、ひとつの指針になるのだと私は思います。

ティール組織に「招かれる人」になるという考え方

セミナー後半、高橋さんと司会のディーン千賀子さんが語りあった「ティール組織」の話も、非常に示唆的でした。

この「ティール組織」って私は初耳だったんですけれども(でも知っている概念でした・余談へ続く)。

ティール組織ってこういうもの


今の時代、リーダーが命令して動かすピラミッド型の組織ではなく、
自律・共創・目的駆動型のティール組織(非階層的な柔軟チーム)で働くという考え方が広がってきています。

そこで求められる人材になるため必要なことは、「ただのスペックの高い人」ではなく、

  • アンテナを張っている人

  • プロデュース力を持っている人

  • 企画できる人

  • マインドセットが整っている人

だというのです。

「これらを持っていると、“あの人と組みたいよね”とチームに“招かれる”人になれる」

この発言には、深く納得しました。

なぜなら、自営業15年の私も、ずっとこの「招かれるかどうか」の世界に身を置いているからです。ただ安いだけでは、すぐに他社に乗り換えられますよね。

「誰と働きたいか」「この人でなければ!」

と思ってもらえる人にまず自分がなることを、私も心掛けてきました。

  • 何が自分にできるのか

  • 誰と組むと面白いか

  • どこで発信すれば届くか

  • どうやって世の中に還元するか

それを考え、実行する力は、起業家でなくても必要な時代です。

「笑いながら稼いでいい時代」の到来

高橋さんのセミナー全体に通底していたのは、「希望」でした。

「お金を稼ぐことは、もう“汚い”ことじゃないんです」
「笑いながら稼いでいい。夢は変えていい。人生は何度でもやり直せる」

このメッセージは、親である私たちにも沁みました。

子どもが未来に対して不安や迷いを抱えているとき、
「でも大丈夫、あなただって“笑いながら”生きていけるよ」と言ってあげられる大人でありたい。

そのためには、まず私たち親世代が、挑戦し続ける背中を見せること

私たち自身が「悔しがりながら、プロデュースしながら、笑いながら」生きていれば、
子どもも自然と、その姿勢を学んでくれるはずです。

“招かれる人”を育てよう

高橋ゆづきさんの生き方は、いわば“選ばれた人生”ではなく、“自分で選び直し続けた人生”でした。

  • 芸能界から起業へ

  • 国内から海外へ

  • 消費者からプロデューサーへ

  • 母親として、教育者へ

そのたびに、悔しさも、喜びも人一倍あったことでしょう。

それでも彼女は、「笑いながら稼ぐ」「夢は変えていい」と、軽やかに言い切る。

私はこの生き様に、まさにこれからの教育の理想像を見ました。

「“ティール組織”に招かれるような人材へ。
その入り口は、“悔しがる力”を見つけることから始まる。」

死ぬほど悔しい経験、今すぐ簡単にできます(笑)

高橋ゆづきさんが理事として関わっておられる一般社団ティーンエイジャービジネス協会主催の超実践型体験「ビジネスキャンプ」。

ここでね、今すぐに死ぬほど悔しい経験が簡単にできます(笑)

子どもさんがアイデア出してそれを形にしてサービスを大人に売ってお金を稼がないと、「食べるところも住むところもない」っていう衝撃的な状況を、いますぐ経験できるんです。

出典

もうですね、ちょっと野外体験しましょうとか、そのようなレベルではないですね。
実際うまくお金が儲けられなくて、大泣きする子が続出!
これ、連れて行くのに覚悟のいるのは親のほうですね。大人は手助け禁止。

このビジネスキャンプについて説明すると、オランダで同居している長女が言ったんですよ、「それ、何が楽しいの?」って。

「苦難を味わいに行く」
「その先に自分にしか得られないものがある」

っていうめちゃくちゃ高次元の話ですよね。
忘れられない夏になります(笑)
ここでしかできない内容が評価を呼び、4年で全国6か所以上に拡大中!

北海道、千葉、福岡、兵庫、伊豆、長野、滋賀などにどんどん展開していっています。

余談:知らない言葉だけど知っている『ティール組織』と、あとやっぱりティーンは今すぐ同人誌作れと言いたい

私は上記記事で、

「ティーンのビジネス体験として同人誌制作販売体験が最高」
「子どもの体験としてみた場合のコスパも最高」
「東京の賢い人たちが言い出した新しい働き方って、ずっと同人誌界のオタクたちが何十年も前からやってきた活動方法なんっスよ」

って言ってるんですけど、まさにこの「ティール組織」って、何人もで集まって一つの本を作る「アンソロジー本」とか、ヒラエルキーの無い自律型組織って、「サークル運営」そのものだな、って思うんですよ(笑。

それで、「好き」な推しの本を作って売る!ってやっぱり売りたいじゃないですか。訴えたいこと(推しの良さ)があって自費出版として印刷所動かしてまで本作るんですから
ですので、この「悔しがる力」を育成するという意味でも、「作った本が売れなければ悔しい」という体験をするのにぴったりだな!と。
ティーンのうちに自分の好きな分野で絶対一冊はすべての子どもが同人誌制作販売体験をした方が良いと、改めて感じました(笑)。

今後のセミナー開催日程

  • 第10回  6/29(日)20:00-21:30

「掛け算思考で楽しく生き抜く!変化するオンリーワンの働き方を自分で育てる」

登壇者:かさこ(好きを仕事にする大人塾かさこ塾塾長)

  • 第11回  7/6(日)20:00-21:00

「5000人の相談に乗ってきたキャリアコンサルタントが教える、これから子どもが幸せに働いていく方法」

登壇者:宮内利亮(国家資格キャリアコンサルタント・つくば親と子のキャリア教育アカデミー主催)

  • 第12回  7/13(日)20:00-21:30

総括講演・「親子で楽しく将来を描くために、欠かせない考え方を教えます」

登壇者:ディーン千賀子(沖縄ホストファミリー主催)
    リアル孟母ベティ(語学教育研究家・英検教材開発者)

お申込(オンライン・無料)

セミナー全体情報:

過去回見逃し配信:

2025.6.17

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