『Tシャツが乾くまで』第5話感想
昨日は夜予定があったので、5話をTVerで。
「木曜日は仕事って忙しいですか?」「忙しいです。ごめんなさい」は良い会話だなぁ。このやり取りだけで、色んなことが伝わる。
「良い形が崩れちゃうならお終いだね」もなるほどなぁ。「楽しくて、迷惑をかけない」ってのは確かに。「喜んでくれると思ったのに」「その時点で間違いじゃない。私が喜ぶこと分かってなかったってことでしょ」はクリティカル。
「他者からの好意をそこはかとなく向けられていて、でもちゃんと言葉にはされていない」みたいな状態って、まあ別に僕は自分で経験することは別にほぼないけど、「それってややこしいよなぁ」と思う。昨日飲んでた女友達が、なんとなくそういう話をしてたりもして、「直接言われてるわけでもないのに断るのもね」「でも断ってる感を出さないとOKみたいになる」的な難しさがあるよなぁ。みたいなのが中島歩と蒼井優の関係にもあって、「忙しいです。ごめんなさい」もそういうことよね。
で、「断ったつもりなんですけど」「考えてみてください」も良いなぁ。っていうか、この一連の場面の中島歩の振る舞いや雰囲気、メチャクチャ良いな。いや、女性側からどう見えるのかはよく分からないけど、個人的にはメッチャ好き。
「電話出てもらっていいですか」は凄いなぁ。凄いっていうか、このドラマでしか成立し得ない状況というか。で、蒼井優の会話が「1年ぶりじゃなくて、昨日も喋った」ぐらいの感じでそれもなんか凄くリアル。たぶん俺もそうしちゃうなぁ。
「嘘はダメ。でも言いたくないことは言わなくていい」はホントそう。そういう同じスタンスでいれるのは良いね。
「われわれ、奇しくも男女なので」って良いセリフだなぁ。ってかやっぱ良い関係だなぁ、この2人。特に、「お互いがそれぞれどこかに『傷』を持っていることを知っていて、でもそれがどこにあるかちゃんとは分かってなくて、だからこそ絶妙な距離感にいる」って雰囲気がいい。
ってかラスト! 凄いことするなぁ。最近観た『A.I.』って映画でも「なるほど、そう展開するんか!」って思ったけど。いやしかし、かなりセンセーショナルな状況で、ドラマ的にはキャッチーだけど、でもこれ、「観てる人を『なるほどそういうことか~』って納得させる」のがメチャクチャ難しい気がする。「確かにそういうことだったらしょうがないよね」って感じさせるような背景が全然想像できない。
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