【2026年版】社労士試験の選択式で足切りを回避する勉強法|2回落ちた主婦が3年目に変えた対策
はじめに|「総合点は足りていたのに不合格」になる選択式の怖さ
「択一式では合格ラインだったのに、選択式で落ちた」
社労士試験では、決して珍しいことではありません。
何百時間、何千時間と勉強してきたのに、最後の最後で1科目の基準点に届かず不合格になる。
これが、社労士試験の本当に怖いところだと思います。
私自身、2年目の試験でまさにこの経験をしました。
総合点だけを見ると、「もしかしたら合格できるかもしれない」と思える点数でした。
でも、結果通知を見て分かったのは、選択式の1科目が基準点に届いていなかったということ。
「あんなに勉強したのに、たった数点で……」
その時の悔しさは、今でも覚えています。
特に苦しかったのは、「勉強していなかったから落ちた」のではなく、「勉強していたのに、試験で点数に変える力が足りなかった」と感じたことでした。
私は未就学児を育てながら、家事や育児の合間に勉強していました。
1年目も不合格。
2年目も不合格。
正直、「もう私には無理なのかな」と何度も思いました。
でも、3年目に勉強方法を大きく見直したことで、ようやく合格することができました。
そこで気づいたのは、
選択式は、択一式の勉強のおまけではない
ということでした。
選択式には、選択式専用の対策が必要です。
この記事では、
社労士試験の選択式とは何か
なぜ選択式で足切りにあう人が多いのか
2回落ちた私が3年目に変えた勉強法
忙しい主婦でもできる選択式対策
について、私自身の失敗経験も交えながらお話しします。
「また選択式で落ちたらどうしよう」
そんな不安を抱えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
第1章|社労士試験の選択式とは?まず知っておきたい基本
まずは、選択式試験の仕組みから確認していきます。
社労士試験には、
選択式試験
択一式試験
の2種類があります。
今回の記事で扱う選択式は、
全8科目
各科目5点満点
合計40点
という形式です。
文章の中に空欄があり、その空欄に入る適切な語句を選ぶ問題ですね。
一見すると、
「選択肢から選ぶだけなら簡単なのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、ここが社労士試験の難しいところです。
総合点だけでは合格できない「足切り制度」
選択式最大の特徴は、科目ごとに基準点があることです。
例えば、総合点が合格ラインを超えていても、
「ある1科目だけ基準点未満」
だった場合、不合格になります。
つまり、
「得意科目で高得点を取って苦手科目をカバーする」
という戦略が通用しにくい試験なんです。
社労士試験では、
全科目で大きな穴を作らないこと
が非常に重要になります。
私自身、2年目の失敗から、このことを痛感しました。
得意科目を伸ばすことばかり考えていましたが、社労士試験で本当に必要だったのは、
「苦手科目をなくすこと」
でした。
2025〜2026年の選択式試験の傾向
最近の選択式試験は、以前よりも難化していると言われています。
以前は、
「条文を覚えていれば解ける」
という問題も多くありました。
しかし近年は、
判例
長文読解
法改正
統計・白書
制度趣旨
など、単なる暗記だけでは対応しにくい問題が増えています。
つまり、
「知っているか」
だけではなく、
「知識を使って判断できるか」
が求められるようになっています。
第2章|なぜ選択式で足切りにあうのか?3つの理由
ここからは、選択式が難しい理由を具体的に見ていきます。
理由①|たった1〜2問のミスが命取りになる
選択式は、1科目5点満点です。
そして、基本的には3点以上を取ることが求められます。
つまり、
5問中2問しか正解できなかった場合、
その科目だけで不合格になる可能性があります。
択一式なら、
「他の問題で挽回する」
ということもできます。
でも選択式は違います。
1科目ごとに結果が見られるため、最後まで気を抜けません。
私が2年目に不合格になった原因も、まさにここでした。
総合点では届いていたのに、苦手科目を放置していたことで、最後に足元をすくわれました。
この経験から、
「得意科目をさらに伸ばすより、苦手科目を基準点まで持っていく」
ことの大切さを学びました。
理由②|「知っている」だけでは解けない
選択式で必要なのは、知識の正確さです。
例えば、
似たような制度名
似たような数字
条文の微妙な表現
こういった部分が狙われます。
択一式では、
「これは違うかな」
という判断で正解できることがあります。
しかし選択式では、
「この言葉だったかな?」
という曖昧な記憶では失点につながります。
必要なのは、
「なんとなく覚えている」
ではなく、
「正確に思い出せる」
状態です。
理由③|労一・社一など一般常識対策が難しい
選択式で、多くの受験生が苦戦するのが一般常識です。
特に、
労働一般常識
社会保険一般常識
は範囲が広く、すべてを完璧に覚えることは現実的ではありません。
統計や白書など、
「そこから出るの?」
と思うような問題が出題されることもあります。
ここで大切なのは、
全部覚えようとしないこと
です。
合格者でも、すべての問題を完璧に解いているわけではありません。
大切なのは、
基本問題を落とさない
消去法で1点を拾う
直前期に重要ポイントを確認する
という戦略です。
第4章|2回落ちた私が3年目に変えた選択式対策
ここからは、私自身が実際に何を変えたのかをお話しします。
今振り返ると、1〜2年目の私は「勉強しているつもり」になっていました。
もちろん、毎日テキストを開いていましたし、問題集にも取り組んでいました。
でも、なかなか合格につながらなかった。
その理由は、選択式で点を取るための勉強が足りていなかったからでした。
1〜2年目の私がやっていた失敗勉強
当時の私は、こんな勉強をしていました。
・テキストを何度も読み返す
・理解したつもりになって満足する
・択一式の問題を解けば大丈夫だと思う
・苦手科目は後回しにする
もちろん、基礎知識を身につけることは大切です。
でも、社労士試験では「分かっている」だけでは合格できません。
本番で、
「この空欄に入る言葉は何か」
を瞬時に思い出せる状態まで持っていく必要があります。
私はそこが足りていませんでした。
3年目に変えたこと①|目的条文を選択式目線で覚えるようにした
まず変えたのが、目的条文への向き合い方でした。
以前は、
「テキストに書いてあるから読む」
くらいの感覚でした。
でも3年目は、
「ここが穴埋めで出たら答えられるか?」
という視点で見るようにしました。
例えば、
「この法律は、○○を目的とする」
という文章。
読むだけではなく、
声に出して確認する
穴埋め形式で思い出す
重要語句をチェックする
というように、選択式で問われることを意識しました。
選択式は、「見たことがある」ではなく、「自分で出せる」状態にすることが大切だと感じました。
3年目に変えたこと②|過去問を見る視点を変えた
以前は、過去問を解くとき、
「正解できたか」
だけを見ていました。
でも3年目は、
「この部分が選択式で抜かれたら答えられるかな?」
という視点を持つようにしました。
例えば択一式の問題でも、
数字
年齢
期間
制度の目的
条文上の重要な表現
を見るようにしました。
すると、同じ過去問でも見えるものが変わってきました。
「ここは選択式で狙われそう」
という感覚が少しずつ身についていったんです。
3年目に変えたこと③|苦手科目から逃げないようにした
これは、私にとって一番大きな変化でした。
1〜2年目の私は、苦手科目を見ると、
「後でやろう」
「得意科目でカバーできるかも」
と思っていました。
でも、社労士試験ではそれが通用しません。
足切りがある以上、
苦手科目を放置すること=不合格リスクを残すこと
になります。
3年目は、苦手科目ほど早めに触れるようにしました。
完璧に理解することより、
「最低限、基準点を取れる状態にする」
ことを意識しました。
第5章|主婦でもできる!忙しい人向け選択式対策
「選択式対策までやる時間がない」
そう感じる方もいると思います。
特に、仕事をしながら勉強している方や、育児中の方は、毎日まとまった勉強時間を確保するのは難しいですよね。
私もそうでした。
子どもの予定や体調で、計画通りに進まない日もたくさんありました。
だからこそ、私は「短時間でも毎日触れること」を大切にしました。
私が実践していたスキマ時間対策
家事をしながら目的条文を確認
料理や洗濯をしながら、音声で条文を聞いたり、頭の中で確認しました。
「ながら勉強」でも、毎日触れることで記憶に残りやすくなります。
スマホで一問一答
子どもの昼寝待ちや、お迎え前の数分など、短い時間でも問題に触れました。
5分でも、
「昨日覚えた数字を確認する」
だけで違います。
苦手科目は毎日少しだけ触れる
苦手科目は、まとめてやろうとすると精神的にも負担になります。
だからこそ、
「今日は10分だけ」
と決めて、少しずつ向き合いました。
大切なのは、一気に克服することではなく、逃げ続けないことでした。
第6章|選択式を突破するための3つの鉄則
最後に、私が3年間の受験経験から感じた、選択式対策のポイントをまとめます。
鉄則①|救済を期待しない
社労士試験には、科目によって基準点が引き下げられる「救済措置」があります。
ただし、これは最初から期待してはいけません。
なぜなら、
「今年は救済されるだろう」
と思って準備すると、救済がなかった場合に取り返せないからです。
目標は、
救済される2点ではなく、自力で3点以上取ること
です。
鉄則②|知らない問題でも最後まで考える
本番では、必ず迷う問題があります。
「この言葉、どっちだったかな」
という場面は誰にでもあります。
そんな時に大切なのは、すぐ諦めないことです。
文章の流れを見る。
選択肢を比較する。
知っている知識から消去する。
最後の1点を拾う力も、合格には必要です。
鉄則③|普段から選択式の視点を持つ
選択式対策は、直前期だけやればいいものではありません。
普段の勉強から、
「ここが空欄になったら答えられるかな?」
という視点を持つことが大切です。
択一式の勉強時間も、選択式対策につなげることができます。
まとめ|選択式は怖い。でも、正しく対策すれば乗り越えられる
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
最後に、今回の記事のポイントをまとめます。
・社労士試験では選択式の足切りが大きな壁になる
・総合点が高くても、1科目の失敗で不合格になることがある
・択一式とは別に、選択式専用の対策が必要
・目的条文、数字、一般常識への対策が重要
・忙しい主婦でも、スキマ時間で積み重ねれば対策できる
私自身、2回不合格を経験しました。
「もっと早く選択式を意識して勉強していれば」
と思ったこともあります。
でも、失敗したからこそ分かったこともありました。
社労士試験は、ただ勉強時間を増やせば受かる試験ではありません。
どこで点を落としやすいのか。
何を優先して勉強するべきなのか。
それを理解して、正しく努力することが大切です。
選択式は、確かに怖い試験です。
でも、敵を知って対策すれば、決して乗り越えられない壁ではありません。
この記事が、選択式への不安を少しでも減らすきっかけになれば嬉しいです。
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私は1〜2年目、ただ一生懸命勉強しているつもりでした。
でも、振り返ると「いつ何を優先するか」という計画が足りませんでした。
3年目は、
・いつまでに何科目を終わらせるか
・基礎期に何を重視するか
・過去問はいつから本格的に始めるか
・直前期に何を捨てて何を伸ばすか
を明確にしました。
この記事では、家事や育児と両立しながら合格を目指す方向けに、1年間の具体的な勉強スケジュールをまとめています。
「頑張っているのに結果につながらない」
そんな状態から抜け出したい方に読んでいただけたら嬉しいです。
