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「冷凍餃子フライパンチャレンジ」から革新的フライパン販売に至る企業姿勢

おはようございます!ニュース連動型おじさんだっくでございます。

餃子、美味しいですよね!僕は餃子大好きです!!色んな種類があるし、自分で餡を詰め込む手作りもスキ。でも、やっぱり冷凍餃子が一番身近かもしれません。

焼き餃子
焼き餃子

さて、この冷凍餃子は手軽で美味しい家庭料理として多くの人に愛されていますが、調理中にフライパンにくっついてしまうという悩みを抱える方も少なくありません。

この課題に挑んだのが、味の素冷凍食品株式会社の「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトです。この取り組みは、消費者との対話を通じて新しい調理器具を開発し、冷凍餃子の調理体験を向上させることを目的としていました。

実はこのプロジェクト既にクローズしたかと思わせつつ、どっこい現役で新製品を作っちゃったみたいです!


「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトの背景と始まりSNSから広がった消費者の声

「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトは2023年6月、SNSで寄せられた消費者の声をきっかけにスタートしました。

多くの家庭で使われているフライパンが経年劣化やコーティング剥がれによって冷凍餃子が張り付きやすくなるという問題が明らかになりました。

これを受けて、味の素冷凍食品は「使い込んだフライパンでも綺麗に餃子を焼ける方法」を模索するため、消費者から実際に使用されているフライパンを募集。

約3,520個ものフライパンが集まり、そのデータをもとに研究が進められました。

この過程で、張り付きの原因にはフライパン表面に残るたんぱく質などの汚れが影響していることが判明しました。

また、調理方法や火加減も大きな要因であることが分かり、改善策として油の使用量や蒸し焼き時間など具体的な調理手順も提案されました。

実はこの内容を以前noteに書きました。今見直すとタイトルがダイレクトじゃなかったなあなんて反省しきりです。(気になったので修正しました。)

あのころ(といっても最近ですが)の渾身のnoteなので、出来ればご一読頂けますと幸いです。

まだだまだ終わらんよ、異業種と協業し果敢にチャレンジ

僕は、消費者と一致団結して餃子が焼き付く理由を実地検証し、餃子が焼き付かない手順を見出したところでこのプロジェクトは終了した物と思い込んでいました。

終わった物と思っていた僕が浅はかでした、マジですんません

実際消費者から預かった焦げ付いたフライパンを鎮魂する見送り式で話は終わる雰囲気はあったのです。

解体してインゴットにまでまでしちゃったりしていたので、普通にシャンシャンだと思いますよね!?

でも、終わってなかったです。

なんと!冷凍餃子が焦げ付かない専用フライパンを企画し販売を開始します。味の素冷凍食品株式会社からすれば、完全にテリトリーの外ですが、「そんなこと関係ねえ!」と断行しています。

シャアのごとく「まだだ!まだ終わらんよ!」と戦意を高めていらっしゃった。不屈のチャレンジング(諦めの悪さ)でしょうか?このニュースを一般媒体経由で見て「!?」と週刊マガジンの古きヤンキー漫画の表現張りに驚愕してしまいましたとも!

味の素冷凍食品株式会社の執念というのを甘く見ていた僕が悪うございました、ごめんなさい。

プロジェクトで集められたフライパンをアルミ資源としてリサイクルしただけでなく、新たな製品開発にも活用されています。このように、環境への配慮と持続可能な取り組みも同時に進められているのです。

三社協業での企画・製造、販売、プロジェクト総指揮の三位一体

プロジェクトの成果として開発された新しいフライパンは味の素冷凍食品株式会社が、杉山金属株式会社と株式会社燕三条キッチン研究所との協業によって商品化に進めました。それぞれの役割を下記します。

杉山金属株式会社の役割

杉山金属株式会社は、企画・製造を担当。この会社は、金属加工技術に優れた企業であり、新しいフライパンの設計や製造において重要な役割を果たしています。

杉山金属は、アルミ製品のフルファンクションメーカーで、創業70年を超える歴史があります。ホットサンドメーカーでも有名な燕三条のメーカーです。アルミの溶解・再生を担っていただいた大紀アルミニウム工業所さんを介したご縁で本プロジェクトに参加いただきました。今回はフライパンからの再生にこだわり、”小さな炉”で再生した経緯もあり、出来上がったダイキャストは全量一括引き取りが条件です。アルミの単価も少し割高にも関わらず、当社の取り組みに共感いただき、ご協力をいただけることになりました。本当に、感謝しかありません。

フライパン生産はじまりました 
味の素冷凍食品公式フライパンnote

特に、再資源化アルミ素材を活用した製品開発には、杉山金属の技術力が大いに寄与しています。

株式会社燕三条キッチン研究所の役割

株式会社燕三条キッチン研究所は、販売を担当。この会社は、生活雑貨やキッチン用品の専門店として、消費者に製品を届けるためのネットワークを持っています。

【4w1h_TPJ1】冷凍餃子フライパンチャレンジから生まれたフライパン
味の素冷凍食品とコラボレーション!
「冷凍餃子がフライパンに張りつく…」という1件の投稿から
始まった、味の素冷凍食品の
「冷凍餃子フライパンチャレンジ」。
この企画に4w1hがコラボレーションし、特別なフライパンを開発しました✨餃子の羽根を、パリッと美しく仕上げる専用設計。
味の素冷凍食品の「ギョーザ」1袋(12個)がちょうど焼けるサイズ。
底と側面の絶妙な角度(約10度)で羽根が割れにくく、
「皿のせハンドル」で盛り付けもスムーズ
さらに、火傷しにくい安心設計です!!
※ 蓋つまみとハンドルのフチは味の素冷凍食品とのコラボ色
「レッド」です(初回生産分限定)。

3月7日に公式サイトで詳細が公開されますので、サイトをチェックしてみてください。

株式会社燕三条キッチン研究所 新商品紹介

オンラインショップや実店舗での販売を通じて、新しいフライパンを多くの家庭に広く普及させる役割を担っています。

味の素冷凍食品株式会社の役割

味の素冷凍食品株式会社は、このプロジェクトの中心となり、冷凍餃子の調理における課題を解決するための新しいフライパンの開発を推進しました。

消費者からの意見や要望を集め、それを基にプロジェクトの方向性を決める司令塔的な役割。

消費者とのコミュニケーションを取って問題の所在を認知し、実態を確認し改善策を提案しました。

更に杉山金属株式会社や株式会社燕三条キッチン研究所とのパートナーシップを構築。

異業種での新しい価値提供というチャレンジを果敢に進めました。後述する持続可能な取り組みの推進という面でも先進的と思います。

新しいフライパン【4w1h_TPJ1】の誕生と販売、再資源化アルミ素材と共に

このフライパンには再資源化されたアルミ素材が使用されており、環境にも配慮されています。

このフライパンは特別なコーティング技術を採用し、冷凍餃子が張り付かないよう設計されています。

さらに、「1パック分(12個)の餃子すべてが張り付いてしまう」という状況でも、その26%で完全に張り付きを防止できる性能を実現

一部改善効果が見られるケースも含めると72%もの成功率となっており、多くの家庭で失敗なく餃子を焼ける可能性が広がりました。

お買い求め先、取扱店

2025年2月から生産が開始され、本日3月7日からより【4w1h_TPJ1】としてオンラインショップや生活雑貨専門店で販売予定です。

どこで買っても僕にはチャリンチャリンしません。安心してお使いください。(謙虚なおっさんにお小遣い投げ銭してくださるなら嬉しい限りなので、方向を教えていただければ足を向けて寝ません)

扱い店1:村の鍛冶屋本店(オンラインショップ)

新潟県三条市北入蔵2-2-57
TEL:0256-38-5635

扱い店2:燕三条地場産業振興センター

新潟県三条市須頃1丁目17番地
TEL:0256-32-2311

扱い店3:ならの実

奈良県奈良市鶴福院町13
TEL:0742-23-7557

扱い店4:暮らしと道具 forum 本店

神奈川県横須賀市久里浜4-3-7
TEL:046-845-9816

消費者との共創、リアルイベントと情報発信

このプロジェクトでは単なる製品開発だけでなく、消費者とのコミュニケーションも重視されています。

例えば、2024年3月9日には「みんなの、新『ギョーザ』焼き体験会」というイベントが開催され、多くの参加者が新しい調理方法や製品を体験しました。

みんなの、新『ギョーザ』焼き体験会の風景
みんなの、新『ギョーザ』焼き体験会の風景

また、公式サイトやSNSでは調理方法や注意点について積極的に情報発信され、多くの家庭で実践されています。

公式サイト

SNS

未来への展望、さらなる改良と挑戦

ここまでお伝えしたように味の素冷凍食品は、このプロジェクトを一過性の取り組みではなく、「永久改良」と位置づけています

ですのでフライパンをインゴットにしたら終わりとか、今回のフライパン発売で終わりとかじゃ無いのです。普通の会社だと「ここまでやるか?!十分凄いじゃん!!」となることをこなしたうえで未来への展開をするのです。

今後も消費者から寄せられる意見やデータを基にさらなる改良を重ね、一人でも多くの人々に「パリッとジューシーな羽根つき餃子」を楽しんでもらうことを目指しています。

このような取り組みは単なる商品開発ではなく、企業と消費者が共創する新しい価値づくりと言えるでしょう。

「冷凍餃子フライパンチャレンジ」は、美味しさだけでなく環境や生活スタイルにも貢献するプロジェクトとして、多くの注目を集め続けています。

他社でも消費者と協奏しているプロジェクトある?

勿論ありますとも!多分沢山捉えきれないくらいあります。何せ日本企業はこういった地道なカイゼンこそが身上の企業が多いのです。

ただ、それを「冷凍餃子フライパンチャレンジ」みたいに真正面から消費者とがっぷり四つで組み合って愚直にやってる事例はあまり表面化している例が見当たりませんが、幾つか挙げてみましょう。

京セラアニメプロジェクト

え?京アニじゃなくて京セラ?電子機器メーカだよね?打ち間違い?と思うのは当然のミスマッチぶりですが合っています。

京セラのアニメプロジェクトは、消費者、特に若年層にとって多様な意味合いを持つ取り組みです。

このプロジェクトは、普段接点の少ないB2B企業の存在や理念を身近に感じる機会を提供。アニメという親しみやすい媒体を通じて、京セラという企業の価値観や哲学に触れることができ、企業への理解を深めることができます。

「自分探し」や「将来への不安」といった普遍的なテーマを扱い若者の悩みや不安に寄り添う内容となっており、視聴者に共感や励ましを与える役割も果たすことを想定。世代間ギャップという社会課題にも焦点を当てています。

消費者スタートではないですが、コア事業で無くても社会にコミットしていこうという姿勢がよく似ています。

ドールのフルーツロスをゼロに!〝もったいないバナナ〟プロジェクト

株式会社ドールが2021年に開始した「もったいないバナナ」プロジェクトは、規格外として廃棄されるバナナを有効活用し、フルーツロスを削減する取り組みです。

このプロジェクトは、同社が掲げるSDGs目標「ドールプロミス」の一環として、「フルーツの埋め立て廃棄ゼロ」を目指しています。

輸入過程や産地で発生する規格外バナナ(年間約2万トン)は、皮の傷や熟しすぎなどが原因で廃棄されてきました。

これに対し、ドールは「もったいないバナナ」というポジティブな名称を付け、ジュースや冷凍デザート、ゼリーなどの商品に加工。さらに、収益を産地に還元し、持続可能な事業モデルを構築しています。

現在、日本国内では規格外バナナの9割が活用されていますが、産地での活用率向上にも注力しています。

このプロジェクトは消費者の意識改革にも貢献しており、「規格外=品質が悪い」という固定観念を払拭。さらに、他の果物(アボカドなど)のロス削減や果実の葉・茎を繊維素材として活用する新たな取り組みも展開中です。

これらの活動を通じて、ドールは「フルーツ埋め立て廃棄ゼロ」という目標達成に向けた着実な歩みを進めています。

日常を変える革新とコア事業の拡大

「冷凍餃子フライパンチャレンジ」から生まれた新しいフライパンは、日常生活における小さなストレスを解消し、美味しい食卓を提供するための大きな一歩です。

その背景には、多くの消費者との対話や研究開発への情熱があります。この取り組みは、冷凍食品業界だけでなく他分野にも影響を与える可能性を秘めています。

この姿勢は、「企業のコア事業って一体何だろう?」という疑問に辿り着きます。

親会社の味の素は、もはや単なる食品会社ではなく、多様な分野で活動する企業として成長しています。味の素は、食品以外にもバイオテクノロジーや医薬品、農業関連事業など、多角的な事業展開を行っています。

食品、そしてその味を引き立てるアミノ酸という事業分野は、他の周辺事業に幅広く深く関連をしています。

当初社内ではマイノリティであったアミノサイエンス事業をコアコンピタンスとして、医薬・ヘルスケア分野での展開したことで見事なV字回復したのはケーススタディの素材によく扱われます。

味の素株式会社 特別顧問(元CDO)福士 博司氏の書籍を読むとこの辺の性質が元々味の素にあった訳では無く、近年に構築されたものであることも分かりますので興味がある方は是非ご一読ください。正直僕は感動しました。

マインドセットというのは一朝一夕に変えられるものではありません。個人でも難しいのですから企業体では尚更です。

しかし、だからこそこういった取り組み事例や、成功事例には学ぶことがあります。そして、その成功に結びつくまでの数知れない失敗事例にこそ状況を打開する全ての要素が埋まっています。学ぶか学ばないかはその人次第です。

料理してる女の子
AI君、いくら餃子かいてと伝えても洋食とかラビオリにしてくるんだ、可愛いけどさ

僕はこういう姿勢が大好きですし、そういった指向を持とうとする同志と前を一緒に向きたい。だから、そういった方と話をしたいし、一緒に色々なことをしていきたいと強く思っています。

ピザかチヂミ焼いてる女の子
お姉ちゃん、ドヤ顔も可愛いけどピザかチヂミだよね、これ

あなたはどう思いますか?日々を生きる上で何かを打開しようと足掻いて進むマインドセットを持って生活していますか?よろしければコメントやマシュマロ(匿名投稿)でお教え頂けると幸いです。

ではまた


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日々、音声でも発信してるよ!内容は基本的に別物なので気に入ればどうぞ。


後はTheradsであれこれ流してます。結構辛口かも。


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