「私、絵が下手なんです」それ、誰が決めたの?発達障害の作家が「お絵描きノート術」を届ける理由。
はじめまして、の人も。 いつもありがとう、の人も。
発達障害の当事者として生きる中での葛藤や気づきをベースに、 「書く・描く・語る」の三軸で活動している、よりみちです。
今日は、私が大切に育てている、 ひとつのアプローチの話をさせてください。
それが
「絵本作家のお絵描きノート術」。
正解も、効率も求めない。 ただ純粋に、自分自身と対話するための時間です。
ジャーナリングとは、少し違う。 言葉ではなく、絵を通じた自己探求のプロセス。
なぜ私がこれを届けたいのか。 その理由は、「恩返し」なんです。
【パイロット版のワークへ協力してくれている様子】
よりみちさん @cc25Ca みくまゆさん @mikumayutan と「お絵かき会」をしました🎨絵本作家さん、小説家さんと雑談しながらのお絵かきの時間、よすぎる…! pic.twitter.com/wWQccu1T2J
— こじえみ|本の著者一年生📚 (@kojimaemi_2025) June 30, 2026
こじえみさん

みくまゆたんさん
「私には一体、何ができるのだろう?」
3年前から、私はただ、がむしゃらに前へ進んできました。
そして念願の絵本を出版した前後で、 ふと、立ち止まったんです。
「私には一体、何ができるのだろう?」
出てきた答えは、意外なものでした。
恩返し。
それも、過去の、あの頃の自分への恩返しです。
過去のキミへ。
発達障害を抱えるキミは、 まわりとのコミュニケーションに、 いつも違和感と苦味を感じているよね。
やがてうつを患い、その苦味は時として、 耐え難い痛みへと変わっていった。
だけど。
その一番苦しかった時、キミは何をしていた?
絵を、描いていた。
誰かに見せるわけでもない、 ただ自分のためだけの絵を。
あの時のキミの行動があったからこそ、今の私がいます。
「絵が下手」って、誰が決めたの?
「絵を描きませんか?」と誰かに尋ねると、 多くの人がこう答えます。
「私、絵が下手なんです」
でも、それは一体、誰が決めたことなのでしょうか。
そこには、「自分価値」と「市場価値」の混同があります。
もちろん、社会の中で評価される市場価値も大切です。 だけど、その手前にあるはずの「自分価値」をまず高めてあげなければ、 生きることは、どうしても苦しくなってしまう。
それは、他ならぬ私自身の経験が証明しています。
うまいへたは市場の話。描いていいかどうかは、あなたの話。
そんな想いから、このワークは生まれました。
パイロット版で届いた、リアルな声。
最初は身近な知り合いに体験してもらい、 何度もフィードバックをもらいながら、改良を重ねました。
そして先月から、「パイロット版」として開催を重ねています。
先日は、多摩地区のライター交流会で出会ったご縁から
「じゃあ、今日の夜さっそくやってみませんか?」という熱い流れになり、 その夜、私を含めて4人でのワークが実現しました。
参加してくれた方々から、さっそく反響が届いています。
普段、仕事で言葉を絞り出し、脳をへとへとにするまで使っている ライターのさいだ多恵(齋田多恵)さんは、
よりみちさんのお絵描きワークショップは、普段とはまったく違う脳を使っている感覚だ。
と、noteに書いてくれました。
石川えりささんは、
形にとらわれず色から描くやり方がとても面白く、いろんな思い込みから少し放たれたような気がしました。
忘れていた「好き」という気持ちを思い出す時間にもなって、これからも続けてみたいなあと思いました。
と言葉を寄せてくれています。
そして、おおいしまやさんはSNSで、
「内省や発信について良い気づきがたくさんあった!うまいへた関係なく楽しんで描けて楽しかったな〜」
と、このワークの本質をまっすぐ受け取ったポストを残してくれました。
よりみちさん @cc25Ca とお話して
— おおいしまや (@mayaco_basil) July 3, 2026
内省や発信について良い気づきがたくさんあった!
そして話が盛り上がって
お絵描き会を開催してもらいました🥳
うまいへた関係なく
楽しんで描けて楽しかったな〜
描いた絵があるからこそ、 自分の感じていることを、言葉にしやすくなる。
自分で描いたはずなのに、思いがけないモチーフが浮かび上がって、 そこから本当の気持ちが見えてくる。
このワークが、参加してくれたみんなの 心の深い場所とつながるきっかけになれたことが、 何より嬉しかったんです。
もう一度、過去のキミへ。
ワークがすべて終わり、パソコンの画面を閉じたとき。 静かになった部屋で、私はまた、キミのことを考えていました。
キミが「先生」という立場の人を、心底嫌っていることは、よく知っている。 上から目線で正解を押し付けてくる存在が、大嫌いだったよね。
だけどね。
表現者として数年歩いて、年間100人以上の人たちと出会う中で、 私はひとつ、分かったことがあるんだ。
大切なのは「立場」や「肩書き」で人を見ることじゃない。 相手のありのままの姿を、見ていくことなんだ、と。
コミュニケーションにおいて、スキルはもちろん大切だ。
だけどね。 ヤマアラシのように、自分を守るトゲばかりを磨いて、 そのトゲを持ったまま相手を抱きしめてごらん。
……お互いを傷つけるだけの、悲しい結末になってしまうよ。
大切なのはスキルじゃない。「どう生きるか?」なんだ。
これは、私の商業出版『発達障害のよりみちが、それでも生きる理由。』でも、 本質として語っていることです。
「先生」じゃなくて、「よりみち」として。
宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を、知っているでしょうか。
子どもの頃の私は、あの詩を読んで 「なんて大変な人なんだ」と思っていました。
でも、今の私は違います。 あんな風に「よりみち」したいんだと、確信して動いている。
北に行けるなら、いく。 南に行けるなら、いく。
遠すぎず、近すぎない存在。 それが、私の「よりみちスタイル」です。
だから私は、正解を押し付ける「先生」としてではなく——
かつてのキミのように、 まわりとの違和感に苦しみ、トゲを尖らせてしまっている誰かの呼吸を、 ほんの少しだけ楽にしたい。
ただそのために、このワークを伝えています。
言葉を脇に置いて、色を重ねてみませんか。
もしあなたが今
「生きるのが少し苦しい」
「毎日、頭がせわしなく動いて疲れている」 と感じているなら。
一度、言葉を脇に置いて、色を重ねてみませんか。
正解も効率も求めない、 あなたと、あなたの心だけの「寄り道」の時間。
パイロット版で重ねてきた手応えをもとに
今、「正式告知」に向けて、心を込めて準備を進めています。
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誰かの心がふっと軽くなって、 自分だけの価値に気づける場所を、 これから少しずつ、広げていきます。
あなたと一緒に色を重ねられる日を、楽しみにしています。
このnoteで、よりみちの仕方が迷ったらこの記事を。
