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【実録】一級建築士試験に2年間で合格!製図不合格からのリベンジ勉強記録📚

こんにちは、いえたろうです。

私はR6の一級建築士試験に合格し、現在免許申請中。
つまり、「一級建築士試験に受かっただけの、まだ一級建築士ではない(仮)」 です。

無事に一級建築士となったものです。

私はR4年、コロナが落ち着いた頃に海外勤務から帰国。
「いつか挑戦したい」と思っていた一級建築士試験の勉強を、本格的にスタートしました。

R5の学科試験は 125点満点中110点。
勉強のペースがつかめたおかげで、「これは受かるやろ」と確信。

…ところが、製図試験はまさかの不合格。
「えっ…?」と思う間もなく、次の1年間はひたすら自分の勉強法を見直し、R6の製図試験でリベンジ合格しました。

この記事では、学科試験と製図試験、それぞれで実践した勉強法を具体的に紹介 します。
「効率的に合格を目指したい人」には、きっとヒントになるはずです。

1. 私の試験挑戦ストーリー

R4の10月、私は海外の勤務先から帰国し、一級建築士試験の勉強をスタートしました。
R5の学科試験は合格できたものの、製図試験では不合格。
工夫しながらがっつり勉強に取り組んだこともあり、学科の点数も高く、周囲からの期待もあった分、製図試験での不合格は落胆も大きいものでした。
「なぜ合格できなかったのか…」を徹底的に振り返ることから再挑戦が始まりました。

R6に向けて私は、昨年の失敗を糧に資格学校の長期コースに通い、同時に私自身の課題を克服するため、毎日少しずつ地道に取り組みました。

その結果、ここ数十年で「最も難しかった(?)」と言われるR6製図試験に合格することができました。


2.学科試験の勉強法:徹底的に「解く」ことで、ルーティーン化する

学科試験では、出題範囲が広く、ただ覚えるだけでは歯が立たないと考えています。私が重点を置いたのは、「実践を通じて知識を定着させる」ことでした。

資格学校の問題集を活用しながら、物量をこなし、回転数をあげ、時間も把握する。これをずっと実践を続けることで、ルーティーン化していきました。

①マスタースケジュール:『進捗と時間の把握』アプリで時間管理を楽しむ。

『全体像把握→進行状況把握』のために、まず「マスタースケジュール」を作成し、日々の進捗を見える化しました。これにより、『今自分は何をやってるのか』『次は何をやるのか』『前何やってたっけ』を常に把握できました。

iPadのデフォルトのアプリ、Numbersを使い管理しました。(Exelアプリよりもインターフェイス的に好きで、Macと連携でき、機能も充分。仕事じゃないからExcelの必要もないし、楽しもうと思って迷わずNumbersで作りました)
※もし興味のある方がいらっしゃれば、どのようなマスタースケジュールを作って進捗させていたのか、別のノートで書きたいと思います。

次に、『物量把握(何時間勉強をしたかを把握)』するために、資格学校のスケジュール管理アプリが非常に重宝しました。日・週・月・累計の時間把握をすることができました。マスタースケジュールと合わせて、自分がどのくらい勉強したか、どのくらいの時間勉強できるのかの、ボリュームを把握することができました。

マスタースケジュールも資格学校アプリも、アプリでピコピコするだけですが、自分の手を動かしてスケジュールを組んで進捗させることが能動的な時間管理になり、結果、勉強に集中できました。

なお時間管理を徹底した理由は、一級建築士試験の第6科目の試験は『時間管理だ』との話しを人に聞いて、それを鵜呑みにしたためです。結果…正解でした。

例えば、ざっくりですが、
・1400時間を残り日数で割って1日あたりの勉強時間を出してみる。
・1日あたりの勉強時間を残り日数でかけたりして、1400時間との比較をする
・色々と1400時間を軸に当て込んでみる。
・そして進行を把握する。
私はこれをまず最初にやり、必要なものは『マスタースケジュールと日々の時間管理』だとあたりをつけて取り組みました。…というか、勉強を始めたばかりでできることは、スケジューリングくらいしかありませんでした💦

②過去問10回転:ただ解くだけではなく、鍵は回転数。『知識の定着+スピード向上=回転効率』

試験対策の中心は2つです。
1.常に満点を目指す
2.過去問の回転数
でした。

1つめ、資格学校の毎週のテストでは常に満点を目指しました。そのために問題集(過去問)はその単元の週のテスト前に、最低2周しました。復習テスト前にも2周、定着テスト前にも2周。毎週ある一つの単元のテストで常に満点を目指し、実際ほぼ満点でした。

2つめ、過去問の回転数では、10回転を目指しました。最初計画した時は『無理?』と思ってましたが、上記を見たらわかります。すでにルーティーンのように6回転もしていました。
あとは各模擬試験前や本試験前の復習で、自ずと10回転はいきました。ちなみに解くスピードはどんどん速くなっていくので、回転数能率は勝手に上がりました。

ただ解くだけではなく、以下のサイクルを回すことで、理解を深めました。
・1回目:正答率にこだわらず、まずは一通り解く。解説を見てすぐ復習する。
・2回目:満点を目指して解く。解説を見てすぐ復習する。
・3〜6回目:間違えた問題を中心に学習。間違えてないところも復習しながら繰り返す。
・7~10回目:忘れたところも振り返りながら、解答スピードを意識しながら解く。

ちなみに全てストップウォッチで時間を測って解くことを習慣にしていました。(この習慣が後々の法規の勉強に役に立っていきます。)

この方法により、知識が実践を通して整理され、試験本番でも「どこで時間を使うべきか」が明確になりました。

② 法規対策:秒単位で時間を管理し、『スピードと正確性』を高める

法規は文章量が多く、試験時間内に解き切るのが難しい分野です。私はストップウォッチを使い、問題ごとに秒単位で時間を計測しながら解く訓練をしました。
これにより、「このタイプの問題は◯秒以内で解く」という感覚が身につき、時間が足りなくなることが一切なくなりました。最終的には試験時間が30分は余るようになりました。

初めは一つの単元(資格学校の一回の講義の範囲の問題集。およそ25問)を解くのに3時間くらいかかりました。
法規では1回目に一通り解きながら、解説を見て、黄色マーカーを引く。法令集にも追加でマーカーを引く。まるで法令集を育てていくような感じでした。

結果、法令集を引くことに慣れ、引く速度は向上。
速く引いても正確性も損なわれずに引くことができるようになり、速さと正確性を両立。
速度が速くなることで問題集を回す回転数が増え、問題を解くスピードが増え、繰り返しの学習につながりました。
法令集を使わなくても解ける問題も増えていきました。

訓練された時間感覚をもとに本試験では、1問目から自分なりには時間を使って問題を解いても、30分余ることにつながりました。
見直しも容易にできるようになりました。

(私は本試験の法規ではひとつミスしてしまいましたが、『法規で満点は狙える』という逸話は『本当だ』というのがわかりました。マジでいけます。)

③ 構造の文章題は「文章を図に変換」。『視覚化!』

構造の問題では、文章の意味を正しく理解することが重要です。しかし、文章だけでは曖昧になりやすいのです。
私は『図』や『式』や『イラスト』を使って視覚的に整理しました。(視覚化です)
ちなみに私の場合は海外から帰ってきて、『日本語意味わからん』という状態にもありました。さらに、構造の文章題は『まじで何言ってるかわけわからん!』とはじめの方は思いました。日本語を理解するための苦肉の策が、『視覚化』でした。

例えば、
力の作用を説明する問題では、『シンプルな図を描いてイメージをつかむ。』
風の動きや、揺れ方は、『簡単なイラストで方向や強さ、揺れ方を表現する。』

これを繰り返すことで、抽象的な概念も具体的に理解でき、複雑な内容もシンプルに理解できるようになりました。
あと、それぞれの式を常日頃から書きながら解いて覚えれば、『〇〇を大きくしたら、⬜︎⬜︎は小さくなる。』系の問題がわかりやすく理解できました。

※結果、構造もまさかのほぼ満点💦

④施工は苦手…暗記も苦手意識…。それなら『視覚化!』

私は施工ノートをまとめました。
非効率と思いましたが、(私にとって)テキストを暗記するよりはるかに効率的だと感じたためです。
(私にとって)教科書の分量が多いので、一単元を見開き1ページ〜2ページにまとめました。

目で見て復習できるようなノートにし、試験直前までノートを繰り返し楽しみながら読んでいました。

(学習ノート一冊に満たない程度に要点がおさまりました。)
※これは後日気が向けば公開できればと思います。
自分で作っているのでバイアスかかっているかもしれませんが。


3. 製図試験の勉強法:計画的な習慣化とミスを減らす工夫

製図試験は、学科試験とは異なり、単なる暗記では太刀打ちできません。

私が意識したのは、「プロセスを細分化し、毎日少しずつ積み上げる」ことでした。

(※製図試験については別記事にまとめたいと思います。ですので、ここでは、あくまでも概要のみに注力します🙇

① 『時間管理表』を活用し、学習スケジュールを可視化する

もう、学科の時のノリです。
スケジュールファースト。
タイムマネジメントファースト。

試験本番で焦らないために、私は製図の作業をいくつかの工程に分け、時間管理表を作成しました。
各プロセスの自分の作業速度を把握するためです。

iPadのNumbersでつくり、毎回毎回打ち込んでいました。
例えば、
・課題文読み解き
・エスキス左半分(条件整理〜1/1000エスキス)
・エスキス右半分(1/400エスキス)
・中間チェック
・作図(⭐️各工程の時間も可視化)
・記述
・最終チェック(リカバリー)

自分の速度を知り、そして毎日、「今日はどの工程をどこまで進めるか」を決め、計画的に学習を進めました。

また、製図試験の勉強について、ひとつ気づいたことがあります。

製図試験の勉強は、1.5〜2.5時間単位でバラバラに勉強できるように作られている…。つまり1日ずつでも地道に勉強できる…。『毎日地道に勉強しなさい。できるから。』という試験元からのメッセージか…

私が気づいた国の意図

ということでした。

② 『法規9項目』と『留意事項』をノートにまとめ、瞬時に判断できるようにする

製図試験では、法規の解釈ミスが致命傷になります。
合格した年、私は『法規9項目』と、課題発表時に『留意事項』に書かれているキーワードをノートにまとめ、何度も復習しました。

「この用途では、こういう法規の制限がある」と簡単に判断できるようになりました。
エスキスのスピードは格段に上がり、正確な理解により正しい解釈と計画ができる正確性にも繋がりました。

③ 『ミスリスト』を活用し、改善を繰り返して精度を高める

1回目の製図試験では、「自分のミスを正しく認識できていなかった」ことが敗因でした。
そこで、2回目の試験に向けて、「ミスリスト」をつくり、同じ間違いを繰り返さない仕組みを作りました。

・設計条件の見落とし:チェックリストを作成し、作業ごとに確認
・作図ミス:ミスのパターンを分析し、対策を考える

…と大袈裟に言っても、最終的にやることは簡単で、

①ノートに毎週ミスをつける。
②携帯のスケジュールアプリのTODOメモにミスリストを写して、通勤中にも簡単に見れるようにする
※『致命的』or『ケアレス』のどっちかわかるようにしておく。

ミスリストについて

これだけです。これが一番しっくりきました。スマホピコピコで、楽しみながらミスを振り返りました。

これらにより、試験本番では焦らず冷静に対応できるようになりました。
…と言っても、焦りましたけど。あの“大学”の課題は…。
『焦ってもなんとかできるようになった』というのが大きいかもしれません。

(ところで、なんですか“建築の教材化”って。
『防災対応ゾーニングの参考事例になりますよ。」とか、『EHスケルトンで設備ルートの勉強になりますよ。」とかで良かったんですか?良くないんですか?何ですか?)

課題文の中の一文に対しての私の解釈はあってたんですか?

(それから何ですか。用途は近商なのに方位マークに『真北』って書くの。いやがらせですか?)
(他にもあれこれ、なんなんですか。)

振り返ると、難しいというより、性格が悪かったR6製図試験

なお巷では、製図試験はノーミスが全てだと言われているように感じますが…。
結果として私見ですが、製図試験は『ノーミス主義ではないんじゃないか(ノーミス主義じゃなくなってきたんじゃないか)』と考えています。(R6の大学の課題で特に感じました。)

なお、ミスには『致命的なミス』と『軽いミス』に分けられます。
『しょーもない致命的ミス』はまずNGで、『軽いミス』の減点よりも『この人わかってないんじゃない?』の方が重く減点されているように感じます。

『あ、この人わかってるな』と思われる図面の中の軽いミスより、『あ…この人全然わかってないやん』のしょーもない計画(ゾーニングや空間構成)は雲泥の差なので、基礎力向上が鍵だと思います。


4. 学び続けることで得たこと

一級建築士試験は、単なる資格試験ではなく、
・学ぶ力
・考える力
・計画する力
・日々実行する態度
が試される試験だと感じました。

この試験を通じて、私は「正しい努力を積み重ねれば、必ず成果は出る」ということを実感しました。

計画的に学習を進めることで、焦らず着実に成長できる
ミスの分析と改善を繰り返すことが、試験だけでなく実務にも役立つ
継続する力こそ、試験合格後も活きるスキルになる


5. まとめ:試験に挑むあなたへ。学習のポイント

最後に、私が意識した『学習のポイント』をまとめます。

【学科試験】

✅ 過去問を10回転し、知識を定着させる
✅ 法規は秒単位で時間を計測しながら解く
✅ 構造の文章題は、図やイラストに変換して理解

特に私個人的には、特にこの一言です。
✅物量が全て

【製図試験】

✅作業の細分化
✅時間管理表で自分の速度を知る
✅法規9項目と留意事項を整理
✅ミスリストを活用し、弱点の改善
✅用途の理解をもとにした、条件下での適切な提案力
✅すぐ使える引き出しを多数持つ

私個人的には、特にこれらです。
✅タイムマネジメント能力
✅適切な提案力を養っておく
✅記述力

この試験は長く厳しい道のりだと思いますが、正しい方法で努力を続ければ、確実に前進できました。
この記事が、あなたの勉強のヒント、ひいては合格の一助になれば嬉しいです。
合格を目指して、頑張ってください!


あとがき

現在、私は試験勉強で培ったスキルを日々の業務に活かそうと取り組んでいます。

試験を通じて学んだことは、合格後も活き続けます。(ちなみに私は『自分は仕事しながら勉強できたんだ。』と自覚できたことが大きいです。次は別の資格に挑戦します。)

振り返ると、試験一年目に不合格になったことが、私にとって良かったことだと思いました。
それは『成果に向けて継続的に努力を続けることができる』ことの大事さを知ったためです。

私の拙いノートをご覧になっていただけた方々。
ぜひ、楽しみながら学習を進められてください。

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