【番外編】また ComfyUI 環境をぶっ壊してしまった...復旧までの 3 日間。
また ComfyUI 環境をぶっ壊してしまいました。今回は今まで以上に事前
想定不能かつ深刻な環境破壊でした。なので情報共有の意味もあり取り
急ぎ【番外編】記事として公開待ち記事群に割り込みます。
2026/01/26(月)、ComfyUI 下で FL HeartMuLa というツールを導入して
ローカル生成だけで(=課金なし)での半自動作曲が出来る記事を拝見
しました。
半自動作曲といえば、sunoAIが有名ですが、その「勝手に人のアイデア
から離れて突進する」状態に淡い興味は続きませんでした。
課金のこともありますが、半世紀続けて来た作曲に対して共同作曲者
的な働きを期待したものの、当方の原曲を換骨奪胎して勝手に準備
された想定内の予定調和をただ走る安易な感じに残念を否めませんでした。
(作曲才能が全く無い方には強力な BGM 作成ツールとなっているようで
なまじっかその才能が最近まではあった当方としては、その違和感を
感じることのほうがきっと少数派なのだろうと思えば、その才能と技術
のすれ違いぶりには「さすがはオレ」な残念感もひとしおです。)
なので sunoAI とは異なる相互作用を期待して早速、その情報をもとに
ComfyUI 環境に追加を始めました。
(参考にした記事は明記しません。その記事のために当方の環境が
壊れた、という趣旨にはしたくありませんので。環境改変はあくまで
自己責任です。)
いろいろなエラーやアラートが出たので、不足モジュールが存在するのか
と考え、ComfyUI Manger から全環境の更新(Upgrade All)をかけました。
その直後から ComfyUI の起動バッチ run_nvidia_gpu.bat がエラー終了
して ComfyUI 自体が起動不能となりました。
現時点で ComfyUI を介さないといけないのは、以下記事のうち、
HunyuanVideo FastVideo による 3 秒未満の t2v 動画生成と Anim4gine
による t2i 二次元画生成のみです。
どちらも FLUX1 on Stable Diffusion Web UI Forge による t2i 原画生成
と、それ経由での i2v 動画生成では得られない強い個性がある処理
なので、自身の表現レパートリーから大きな 2 本柱が抜け落ちて
しまいます。



高精度 i2v 動画生成(掲載のための GIF 変換済)(1)

高精度 i2v 動画生成(掲載のための GIF 変換済)(2)
Skyreels_Hunyuan_i2v_native による i2v 動画生成は今ではFrampack_eichi_F1による i2v 処理(時間は要するものの精度
が格段に良い)、または 有償契約している KlingAI による i2v
動画生成や Elements、Multi-Elements の各処理(いずれ Kling O1
に併合予定)にとって代わっており復旧にそれほど深刻度は
ありません。
過去にあれだけ導入に苦労した pyramid_flow_miniflux や LTXV i2v
Lightricks などはもう今は復旧の価値もないと割り切ります。
保存して置いたアーカイバ ComfyUI_windows_portable_nvidia_
cu121_or_cpu.7z を別環境に再解凍して新たな環境を準備しました。
そのアーカイバ取得時点の古い環境が起動する筈が、何故か同じエラー
で ComfyUI が起動できません。
エラー終了直前の行に、Module Not Found Error : No module named
'sqlalchemy' という文字列があったので、それで原因を調べました。

対策のコマンドも掲載されており、それを所定フォルダ内で実行すると、
run_nvidia_gpu.bat が無事起動しました。
SQLAlchemy というモジュールが ComfyUI Manger から全環境の更新
(Upgrade All)で壊されたということでしょうか。
とんでもない話です。以降、怖くて環境の更新など出来ません。
Anim4gine の既存ワークフローは動いた一方(画像を残しておらず)、
HunyuanVideo FastVideo による 3 秒未満の t2v 動画生成は最終結果が
キラキラしたパターンが出るばかりでした。

環境に何か不足があるのかと ComfyUI Manager で検索するも該当なし
なので再度全環境の更新(Upgrade All)をかけました。

run_nvidia_gpu.bat が再びエラー終了して起動できなくなりました…。
しかも今回は終了直前の行にある文字列で Google 検索しても
有効な対策は得られませんでした。
やはり怖くて環境の更新など出来ません。
致し方なく調査するうち、スタンドアロンアプリ型の ComfyUI が
開発されたとのことで、それをダウンロード入手して起動出来た
ものの、やはり Anim4gine の既存ワークフローは動いた一方、
HunyuanVideo FastVideo による 3 秒未満の t2v 動画生成は
最終結果がキラキラしたパターンが出るばかりでした。



アプリ形式になることで余分にメモリを消費するために実行部分に
許容されるメモリ使用量が不足するのか、と生成される動画長など
を小さく設定しても結果は変わらずでした。
心底困ってしまい、再び冒頭の自身の記事に立ち戻ってみました。
その記事中で引用させて頂いた記事から「ComfyUI for Windows の
インストール」の項目経由で ComfyUI のダウンロードサイトに
至りました。
そこで今まで使って来たアーカイバ ComfyUI_windows_portable_
nvidia_cu121_or_cpu.7z より新しい ComfyUI_windows_portable_
nvidia_cu128.7z を見つけました。
(Portable with pytouch cuda 12.8 and python 3.12 がそれに
当たります。)
それをダウンロード入手して解凍し新しい環境を作成しました。

新しい環境での ComfyUI の起動バッチ run_nvidia_gpu.bat がやはり
エラー終了しました。

終了直前に URL の記載があり、それをネットブラウザでアクセスして
みると VC_redist.x64.exe のダウンロードサイトだったので、それを入手
して実行しました。Visial C++ の環境がこの新環境に無かった、ということ
のようです。

無事起動するも、やはり Anim4gine の既存ワークフローは動いた一方、
HunyuanVideo FastVideo による 3 秒未満の t2v 動画生成は今度は真っ黒
状態でした。


vae や text_encoders の設定がおかしいのかと考えるものの、ワークフロー
上で指定しているリソースは正しく所定フォルダに存在しており、原因が
分かりません。
逆に「デュアル CLIP を読み込む」ボックス中の 2 番目の設定に所定
フォルダにはない選択肢があることが、矢印での左右スライドで偶然発覚
して、それで実行するとようやく 3 秒未満の t2v 動画が生成されました。
(既存ワークフローのその部分はそれまで触っていないので、過去には
変更前の設定で動いていた筈ですので実に不可解です。)



所定フォルダ clip には clip_l.safetensors は存在して、所定フォルダ
clip_vision には llava_llama3_vision.safetensors は存在するものの、
ワークフロー内で見つけた選択肢 llava_llama3_fp8_scaled.safetensors
は今も存在しません。diffusion_model フォルダや checkpoint フォルダ
にもそのようなリソースは存在しません。不可解です。
(アプリ版の ComyUI でも後で試してみましたが構成リソースは同一
であるものの、その llava_llama3_fp8_scaled.safetensors の設定は
現れませんでした。)
格納している外付け HDD ドライブの全検索をかけましたら、新環境の
text_encoders フォルダにありました。clip や clip_vision に格納するもの
ではなかったのですかね…。
が、まあもうこれでワークフローや環境に手を入れないことにしました。
2026/01/29(木)の午後、ようやくここまで戻って来ました。
今回のトリガーとなった半自動作曲ツールを含め新しい機能追加は絶対
この環境には持ち込まず、ComfyUI Manger から全環境の更新(Upgrade
All)をかけることも絶対にしないことにします。
今回のように全環境を潰してもそれまでの描画環境は維持できるよう、
将来、別 PC を導入して、新リソースをテスト出来る状況になるまでは
もう今の ComfyUI の環境追加や改変、更新、update.bat 実行は一切
棚上げにします。
あと、別 PC 環境なので余計な関心が予期せず出て来ました(今回の
ような害は出ない)が、このダウンロードサイトのモジュール中に、
Portable with pytorch cuda 12.6 and python 3.12 (Support Nvidia
10 series and older GPUs)とあります。

従来の GPU なし PC 用の起動バッチとは異なり 10xx シリーズや
古い GPU をサポートする別モジュールがある、とのことです。
GPU なしでも動く NMKD Stable Diffusion GUI による t2i 描画生成でも
GPU の有り / 無しで同一プロンプトから生成する画の質が大きく異なる
ことを以前知ったのでした。(処理速度の差だけではなく)
もしこの新しいモジュールが勇み足で飛びついたものの結局使え
なかった VAIO に適用出来たら、新しい技術のテストには無理でも
並行して描画なり動画生成なりを出来ないものか、と。
一時期は介護のために実家と自宅を往復している家人に帰宅時の臨時
利用機として使って貰っていましたが、結局 2 つの PC で情報が分散
する不便もあって今は再び自室収納ダンスの肥やしに戻ってしまって
いました。
半導体不足での CPU、GPU 価格高騰でささやかな毎月貯金では新しい
PC を購入するのは何年先なのか、という状況でこれを活かせれば予期
しない福音となります。
でもまあ GPU VRAM 2GB 機だからな….。
(購入時はその規格では AI 描画各ツールの実装最低要件を満たさず
GPU なしと変わらないという理解が足りずの素人状態でした。
というか、この世界に偶然迷い込んで数日の出来事だったのでした。)
処理が遅いだけでなく VRAM への処理展開でもきっと無理が来て
処理出来ないものも多々あるのでしょう。
まあこれはまたぼちぼち…。(現在、疲労困憊気分満点。)
ご覧いただきありがとうございます。
(2026/01/29 執筆)
