【ロンドン生活】 Mortgage の正式申請 及び Lender (貸主) からの正式オファー - 住宅購入に向けて
はじめに
先日、ロンドンで 2 Bed Flat を購入しました。
前回の note では「Solicitor / Conveyancer と契約」についてまとめました。今回の note ではイングランドでの住宅購入の流れの5番目、「Mortgage の正式申請 及び Lender (貸主) からの正式オファー」についてです✍ 一般的な話も含めますが、私の経験をベースに記していきます。
申請からオファーまでにかかった時間
Mortgage の正式申請から、Lender にオファーをいただくまで、2週間かかりました。
申請の流れ (Lloyds Bank)
前提として、AIP を既に取得済であることを想定します。
本申請で行われるのは、アドバイザーとの長時間に渡る聞き取り調査 (面談)です笑 私の場合は3時間ぐらいかかりましたので、時間に余裕があるときに打ち合わせの予約を入れると良いと思います。
必要書類/情報
打ち合わせ前の予約確認メールには、以下の書類や情報を用意しておくよう記載されていました。
パスポート もしくは 写真付きUK運転免許証
直近3ヶ月分の Payslips (給与明細)
その他収入があれば、その証拠
直近3ヶ月分の Bank Statements (銀行取引明細)
借金額 (クレジットカード利用額、ローン等)
契約がある場合、生命保険や重大疾病保険等の情報
新居の *Energy Performance Certificate (EPC) の情報
*EPC: 省エネルギー性能証書と訳され、物件における公式なエネルギー効率評価を表したものです。
面談で確認されることの多い内容
実際に、どのようなことを面談で確認されることが多いのか簡単にまとめてみました。これから本申請に進む方の参考になれば幸いです。
1. 個人情報
・氏名、生年月日、婚姻状況
・国籍及び在留資格 (永住権、労働ビザなど)
・扶養家族の有無 (子どもなど)
・National Insurance Number
2. 住所履歴 (過去3年間分)
・現在の住所と居住年数
→ 3年に満たない場合は、それ以前の住所と居住年数
3. 職業と収入
・雇用形態 (正社員・自営業・契約社員など)
・勤務先名、勤続年数、役職
・年収 (ボーナスや副収入も含む)
・その他の収入 (例: 児童手当、家賃収入など)
4. 毎月の支出とローン状況
・家賃、光熱費、交通費、育児費用など
・クレジットカードやローンの残高及び月々の返済額
・学生ローンの有無と返済状況
・養育費やその他の継続的な支払い
5. 頭金 (Deposit)
・用意している頭金の金額
・頭金の出どころ (自分の貯金?家族からの贈与?)
・銀行口座に既にあるか、それともまだ移動中か
6. 購入予定の物件情報
・購入価格、所在地
・新築か中古か?
・自分が住むのか、投資用か?
・一軒家、フラット、Freehold か Leasehold か?
7. 希望借入条件
・希望借入額
・返済期間 (例: 25年)
・元利均等 (repayment) か利息のみ (interest-only) か
・固定金利 (例: 5年間) か、変動金利 (tracker) か
8. 信用情報 (クレジットヒストリー)
・過去の滞納や借金トラブルの有無
・Lloyds の場合、本申請時にハードクレジットチェックが実施されました⚠️
※ ハードクレジットチェック:
クレジットスコアが一時的に下がるだけでなく、チェック実施履歴がクレジットレポートに6〜12か月間記録されます。他の金融機関からもその履歴が確認できるので、必要な場合以外は極力避けるべきだとされています。
9. 所有保険
・生命保険、重大疾病保険、所得補償保険に加入しているか
※ 住宅購入には「建物保険 (Buildings Insurance)」の加入が必須です
面談の感想
なんといっても、想像していたより時間が長かったです。私はメインバンクが Lloyds なので直近3ヶ月の Bank Statements を求められませんでしたが、給与明細の提出は求められました。
住宅ローンを借りるということは、どういうことか?ローンとは何か?休日には何をしているか?趣味は何か?等の質問もあり、審査されている感がめちゃくちゃありました。
事前にどんなことを聞かれるかを知っていれば、落ち着いて対応できると思います。Lloyds Bank に限らず、他の Lender でも大きな流れや質問はほぼ同じなはずです。しっかり準備して、夢のマイホーム購入を成功させましょう😌
物件の調査 (Survey)
Mortgage の正式申請に際し、物件の調査 (Survey - サーベイ) が必要になります。目的や詳細度に応じて3つのレベルに分かれています。
Level 1: Mortgage Valuation (レベル1: モーゲージ バリュエーション)
目的: 住宅ローンを提供する金融機関が、担保としての物件価値を確認するために実施します。
特徴:
購入者のためではなく、あくまで銀行のリスク評価用です。
物件の内部や構造の詳しいチェックは行われません。
問題点や修理の必要性については報告されないことがほとんどです
通常、Lender が手配します (費用は買主負担の場合あり)。
Level 2: Homebuyer Survey(レベル2: ホームバイヤー サーベイ)
目的: 買主が物件の状態を確認し、将来的な修理費用などのリスクを把握するため。
特徴:
建物の構造や目に見える問題点を中心に、全体的な健康診断を実施。
湿気、カビ、ひび割れ、屋根、配管など、表面的なチェックを行います。
市場価格の妥当性に関する簡単なバリュエーション (評価額) も含まれます。
適している物件:
比較的新しい建物 (築年数が浅い)
大きな改修歴がない標準的な住宅
Level 3: Building Survey(レベル3: ビルディング サーベイ)
目的: 物件の状態を徹底的に調査し、購入前にあらゆる問題を把握するため。
特徴:
屋根裏・床下・壁内部 (見える範囲) まで含む詳細な構造調査。
潜在的な問題、修理が必要な箇所、メンテナンスのアドバイスなどが詳細に記載。
バリュエーションは含まれないことが多い (希望すれば追加可能)。
適している物件:
築年数の古い家や改装歴のある物件
木造や特殊構造の建物
明らかに修理が必要な箇所がある物件
私が依頼した Survey: Homebuyer Survey (Level 2)
依頼した当時は、Level 1 のサーベイは無料だったのですが、流石に大きな買い物だったので、数百ポンドを払って Level 2 のホームバイヤー サーベイを依頼しました。
サーベイが実施された翌日に Mortgage が正式にオファーされ、1週間後に95ページにも及ぶ Homebuyer Report が送られてきました😲
レポートのおかげで物件の原状を知ることが出来たし、その結果を元に売り主へ質問することも出来たので、Level 2 のレポートを依頼して良かったと思いました。
次回は「Seller と Solicitor / 不動産屋 を通じて契約書類等のやり取り及び Deposit 金額の準備」に続きます✍
最後までお読み頂きありがとうございました😌
<広告>
いいなと思ったら応援しよう!
もしこの記事が何かのお役に立てたのであれば、チップとしてサポートいただけると嬉しいです😌 チップの代わりに「スキ」も歓迎します😊