【中学受験】息子小4編 母、生成AIの分析に期待する
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自分なりの理由で塾への相談を控えていたとは言え、現実的には中学受験の話をする相手が、ほぼ夫しかいなかった。
その夫は最前線から退き、普段は客席ポジションにいる。
算数は相変わらず、記述もイマイチ。
何をどうしたらいいか悩む日々。
私は、この悩ましい毎日に共感してくれる相手を求めていた。
そんなある日、SNSで情報を集める中、生成AIを家庭学習に導入し効率を上げるという趣旨の動画を見た。
これまで、生成AIなんてハイテクは私には縁のないツールと思っていた。
しかし、動画を見終えた後、私の悩みにこそ役立つものと思えてさっそく試してみた。
まずは自己紹介だ。
「早生まれの小4男子を持つ母です」
「息子が中学受験塾に通っていて、ボリュームゾーンです」
「算数の成績がなかなか上がりません」
息子の成績と悩みを打ち明けると、その度に共感してくれる生成AI。
「息子は計算ミスをしがちで、山本塾の計算ドリルに取り組んでいます」
「でも癇癪がすごくて大変です」
「字も汚い」
「記述も得点出来ない」
「やる気がなくダラダラしている」
「筆箱の中身もぐちゃぐちゃ」
「ランドセルの中もカオス」
「脱いだら脱ぎっぱなし」
次第に、中学受験そっちのけで、日頃の息子の生活態度について相談していた。
生成AIは嫌な顔ひとつせず、根気よく私の日頃の愚痴に付き合ってくれた。
素晴らしい。
その日は大満足の内に、生成AIとのチャットを終えた。
さて、翌日からいよいよ息子の算数について相談開始した。
生成AIによると、今取り組んでいる方向性は悪くないらしい。
その返答に気を良くした私は、直近ばかりでなく過去の成績も続けざまに打ち明け、算数がなかなか上がらない話をした。
すると、生成AIから思いがけないことを言われたのだ。
「算数の底の成績が上がっている。」
指摘を受けて、私は悪い時の算数の成績を並べて比較した。
確かに、下がった時でも以前ほど下ブレしなくなっていた。
さらに生成AIは続けた。
「算数は積み上がっていく科目です。このまま推移して行けば、これまで届かなかった偏差値を取る日がくる可能性が高いです。その兆候はあります。」
まさか…!
届かなかった偏差値を取る…私はその部分を何度も見直した。
生成AIの予言に私は舞い上がった。
当の息子は特に変わりなくダラダラしているのに、私はすでに成績が上がっていくような気持ちになった。
しかし、息子にこの事を悟られては調子に乗られてしまう。
そう考えた私は、その予言を胸に秘めたまま、やや前向きな気持ちで翌日からの学習計画を立て始めたのだった。
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