朝の光を浴びるだけで、体は少し夏に慣れていく
ハイサイ。
ととのえ職人、五木田穣です。
このnoteでは、心と体と思考のズレをやさしくととのえる話を、日々書いています。
沖縄は、すでに梅雨が明けまして、
もうすっかり夏模様になっています。
そんな中、ここ数日は、
夏のはじまりに、
体の声を聴くこと。
暑さに体を急がせず、
少しずつ慣れていくこと。
冷たいものを欲しがる体と、
疲れている胃腸の声を、
どちらも見てあげること。
暑さで疲れる理由を、
気合いや根性ではなく、
体の調整力として見ること。
そんな話を書いてきました。
夏は、
思っている以上に体に負荷がかかる季節です。
暑さ。
湿度。
日差し。
冷房。
汗。
水分。
胃腸。
睡眠。
外と室内の温度差。
いろいろなものが重なりながら、
体は、夏に慣れようとしていきます。
夏のはじまりには、
何かを大きく頑張ることより、
小さく慣れていくことが大切です。
その小さな入口のひとつが、
朝の光を浴びることです。
朝の光を浴びるだけで、
体は少し夏に慣れていく。
沖縄で、すでに夏を迎えている方にも、
沖縄県外で、これから夏を迎える方にも、
今日は、そんな話をお届けします。
夏の朝には、体を起こす力がある
夏の朝は、
光が早く届きます。
朝起きた時、
すでに外が明るい。
カーテンの隙間から、
光が入ってくる。
窓の外の緑が、
少し濃く見える。
空気から、
夏の気配を感じる。
それだけで、
体は少し反応します。
目が光を受け取る。
皮膚が空気を感じる。
呼吸が変わる。
体が、
朝が来たことを知る。
夏の朝には、
体を起こす力があります。
もちろん、
朝から強い日差しを浴びすぎる必要はありません。
無理に外へ出なくてもいい。
長く歩かなくてもいい。
ただ、
カーテンを開ける。
窓辺に立つ。
玄関先に出る。
ベランダで空を見る。
少しだけ外の光を受け取る。
それだけでも、
体は季節を感じ始めます。
体は、光で時間を思い出す
体は、
頭で思っている以上に、
光の影響を受けています。
朝の光を浴びると、
体は「朝が来た」と受け取ります。
夜は暗くなることで、
体は「休む時間だ」と受け取ります。
この切り替えがうまくいくと、
生活のリズムが、ととのいます。
でも、
夏はこのリズムが乱れやすい季節です。
なぜならば、
暑くて眠りが浅くなる。
夜に冷房の温度の調節がうまくいかない。
寝苦しくて、
途中で目が覚める。
冷蔵が効きすぎて、
喉が乾燥する。
朝起きても、
すっきりしない。
日中の暑さで疲れて、
夕方以降にだらだらしてしまう。
だらだらと、
スマホを見てしまう。
眠る時間が遅くなる。
そうすると、
体の時間感覚が少しずつズレていきます。
朝なのに、体が起きない。
夜なのに、神経が休まらない。
そういうズレが積み重なると、
夏の疲れは抜けにくくなります。
朝の光を浴びることは、
ただ気持ちが良いだけではなく、
体に、「今は朝だよ」と知らせ、
時間感覚を戻すこと。
夏のリズムに、
少しずつ体を戻していくこと。
その入口になります。
暑さに慣れることは、光に慣れることでもある
夏に慣れるというと、
暑さに慣れることを考えます。
汗をかく。
水分を取る。
外気に触れる。
体温を調整する。
もちろん、それも大切です。
でも、
夏に慣れることは、
光に慣れることでもあります。
夏の光は強い。
明るい。
長い。
朝から外が明るく、
夕方になっても光が残る。
その明るさは、
体にとって刺激でもあります。
光が強いと、
活動しようとする力も出てきます。
一方で、
光に急かされるように感じることもあります。
まだ疲れているのに、
外が明るいから動かなきゃと思う。
体は重いのに、
夏だから元気でいなきゃと思う。
光があることで、
自分の疲れを隠してしまうこともあります。
だから、
夏の光とは、
上手に付き合っていく必要があります。
朝の光を、
少しだけ受け取る。
強すぎる日差しは避ける。
昼の暑い時間帯に無理をしない。
夕方のやわらかい光で、
体を少し落ち着かせる。
光に合わせすぎず、
光を味方にする。
自分に合わせて、
調整していく必要があります。
朝の光は、頑張らなくてもできる小さな調整
体をととのえようと、
何かを頑張って変えようとする人が多いです。
運動を始める。
食事を変える。
生活習慣を整える。
睡眠時間を確保する。
水分量を管理する。
もちろん、
どれも大切です。
でも、
いきなり全部をととのえようとすると、
それだけで疲れてしまいます。
朝の光を浴びることは、
シンプルな、小さな調整です。
カーテンを開ける。
窓を開ける。
外を見る。
少しだけ空気を吸う。
朝の光を、
体に入れる。
それだけでいい。
それは、
頑張るというより、
体に合図を送ることです。
今日が始まったよ。
今は朝だよ。
少しずつ起きていこう。
夏の空気に、
少しずつ慣れていこう。
そうやって、
体にやさしく伝える。
朝の光は、
気合いではなく、
合図になります。
朝から暑い日は、無理に光を浴びなくてもいい
ただし、
朝の光が良いからといって、
無理に外へ出なくてもいいです。
夏の朝は、
すでに暑い日もあります。
湿度が高い日もあります。
起きた瞬間から、
体が重い日もあります。
そんな日に、
「朝日を浴びなきゃ」と頑張りすぎると、
それもまた負担になります。
大切なのは、
朝の光を浴びることを、
義務にしないことです。
今日は、窓を開けるだけ。
今日は、カーテンを開けるだけ。
今日は、ベランダに一分出るだけ。
今日は、空を見るだけ。
今日は、無理せず、
部屋の中から明るさを感じるだけ。
それで十分な日もあります。
ととのえることは、
正しいことを無理に続けることではありません。
今の体に合わせて、
ちょうどよい形を選ぶことです。
朝の光も同じです。
浴びることが目的ではなく、
体が朝を受け取れるようにすること。
そのくらいの感覚でいいのです。
朝の光を浴びると、呼吸が変わる
朝の光を浴びると、
呼吸が少し変わります。
外を見る。
空を見る。
緑を見る。
光を感じる。
その時、
自然と息が入ってくる。
少しだけ、
胸が開く。
少しだけ、
肩の力が抜ける。
少しだけ、
体が今ここに戻る。
夏は、
呼吸が浅くなりやすい季節です。
湿度が高い。
暑さで体がこもる。
冷房で体が縮む。
疲れで姿勢が丸くなる。
だらだらとスマホを見る時間が増える。
そうすると、
呼吸は、知らないうちに浅くなります。
朝の光を浴びることは、
その呼吸を少し戻すきっかけになります。
深呼吸しようと頑張らなくてもいい。
ただ、
光を見て、
空気を感じて、
息を吐く。
それだけで、
呼吸は、深くなります。
朝の光で、体の声が聴きやすくなる
朝の光を浴びると、
体の声も少し聴きやすくなります。
部屋の中で、
ぼんやりしたまま一日を始めると、
自分の状態に気づかないまま、動き出してしまいます。
でも、
朝の光を受けながら、
動き出してみると、体の状態が見えてきます。
今日は、軽いな。
今日は、少し重いな。
眠りが浅かったな。
胃腸が重いな。
喉が渇いているな。
肩に力が入っているな。
呼吸が浅いな。
外の暑さに、
少し警戒しているな。
今日はゆっくり始めた方がよさそうだな。
そういう小さな声に気づきやすくなります。
朝の光は、
体を元気にするだけではありません。
今の自分を感じるための、
静かな時間にもなります。
体を夏に慣らしていくには、
自分の状態に気づくことが大切です。
そのために、
朝の光を少し借りる。
そんな使い方もあるのだと思います。
今日の小さな実践
今日の小さな実践は、
「朝の光を、少しだけ体に入れる」です。
大きなことをしなくていいです。
カーテンを開ける。
窓辺に立つ。
ベランダに出る。
玄関先で空を見る。
朝の涼しい時間に、
数分だけ歩く。
どれかひとつで十分です。
その時に、
体の声も少し聴いてみます。
今朝の体は軽いか。
重いか。
呼吸は浅いか。
眠気は残っているか。
喉は渇いていないか。
胃腸は重くないか。
今日は、
どんな速度で始めるとよさそうか。
朝の光を浴びることは、
元気になるための義務ではありません。
体に、
「今日が始まったよ」と伝えるための小さな合図です。
無理のない形で、
朝の光を少しだけ受け取ってみてください。
朝の光を浴びるだけで、体は少し夏に慣れていく
朝の光を浴びるだけで、
体は少し夏に慣れていく。
それは、
特別な健康法ではありません。
特別な努力でもありません。
でも、
夏のはじまりには、
こういう小さな合図が体を助けてくれます。
朝が来たことを知る。
光を受け取る。
呼吸を戻す。
体の声を聴く。
今日の速度を感じる。
暑さに向かう前に、
自分の状態を確認する。
それだけで、
夏の入り方は少し変わります。
夏に慣れるとは、
暑さに耐えることではありません。
体が季節を受け取りながら、
少しずつ自分のリズムを見つけていくことです。
朝の光は、
そのリズムを思い出すための、
小さな入口になります。
今日も、
強い日差しに急かされる前に、
朝の光を少しだけ受け取って、
体と一緒に夏へ入っていきましょう。
ととのえ職人
五木田穣
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