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6月前半、できなかったことより戻れたことを見る

ハイサイ。
ととのえ職人、五木田穣ごきたゆたかです。

このnoteでは、心と体と思考のズレをやさしくととのえる話を、日々書いています。

6月も、前半が終わり、後半が始まろうとしています。

沖縄では、5月から湿った季節が始まりましたが、
東海や関東にも梅雨が届きました。

雨の日が増える。

湿度が高くなる。

空気が重くなる。

体も少し重くなる。

朝、起き上がるまでに時間がかかる。

予定通りに進まない。

休みたいのに、休むことにも罪悪感が出る。

整えようとしているのに、
整えることまで頑張ってしまう。

そんな日もあったかもしれません。

6月前半は、
すっきり進めた日ばかりではなかったと思います。

できなかったこと。

後回しになったこと。

予定通りに進まなかったこと。

思っていたより疲れたこと。

いつも通りに動けなかったこと。

ちゃんと休めなかったこと。

つい自分を責めてしまったこと。

そういうものが、
いくつか残っている人もいるかもしれません。

でも今日は、
できなかったことより、
戻れたことを見てみたいと思います。

うまくできたかどうかではなく、
どこで自分に戻れたか。

予定を全部こなせたかではなく、
どこで少し立ち止まれたか。

前に進めたかどうかではなく、
どこで呼吸を戻せたか。

6月前半を、
そんな目で振り返ってみます。



できなかったことは、すぐ目につく

人は、
できなかったことを見つけるのが得意です。

やろうと思っていたのに、できなかった。

続けようと思っていたのに、続かなかった。

早く寝ようと思ったのに、夜更かしした。

予定を減らそうと思ったのに、また詰め込んだ。

休もうと思ったのに、休み方まで考えすぎた。

体が重いのに、無理をした。

食べ方を整えようと思ったのに、乱れた。

わかっていたのに、また自分を急がせた。

こういうものは、
目につきやすいです。

そして、
できなかったことが見えると、
すぐに自分を評価してしまいます。

やっぱり自分は変われていない。

また同じことをしている。

ちゃんとできていない。

続ける力がない。

整っていない。

でも、本当にそうでしょうか。

6月前半にあったのは、
できなかったことだけだったのでしょうか。

もしかしたら、
その中にも、
小さく戻れた瞬間があったかもしれません。


戻れたことは、見逃しやすい

できなかったことは、目につきます。

でも、
戻れたことは見逃しやすいです。

朝、体が重いことに気づけた。

いつもより予定をひとつ減らせた。

無理に深掘りせず、少し横になれた。

疲れている自分を、怠けだと決めつけなかった。

雨の日に、前へ進もうとしすぎなかった。

休むことに罪悪感が出ていると気づけた。

休み方までちゃんとしようとしている自分に気づけた。

食べすぎたあとに、自分を責めすぎず戻れた。

できなかった日を、全部ダメな日にしなかった。

それらは、
大きな成果には見えないかもしれません。

でも、
ととのえるという視点では、
とても大切なことです。

崩れないことだけが、整っていることではありません。

ズレたあとに、
少し戻れること。

急いだあとに、
急いでいた自分に気づけること。

責めたあとに、
少しやさしい見方へ戻れること。

それも、
ととのう、ということです。


6月前半は、戻る練習の時間だった

6月前半は、
梅雨や湿度や気圧の変化の中で、
自分の速度を見直す時間でもありました。

梅雨の疲れは、
怠けではなく調整のサインである。

体が重い朝には、
予定を詰めすぎない方がいい。

休むことは、
遅れることではない。

休もうとして疲れる時は、
休むことまでちゃんとしようとしているから。

ダイエットは、
体重を減らすだけではなく、
暮らしや人生の再設計である。

そんなことを、
この前半で書いてきました。

どの記事も、
結局は同じところにつながっています。

急がないこと。

責めないこと。

今の自分の状態を見ること。

自分に合う速度へ戻ること。

全部を完璧に変えるのではなく、
少しずつ調えること。

6月前半は、
何かを大きく達成する期間というより、
自分に戻る練習の時間だったのかもしれません。


できなかった日は、戻れなかった日ではない

できなかった日があると、
その日を失敗のように感じることがあります。

今日は何もできなかった。

予定が進まなかった。

思うように動けなかった。

また自分を責めた。

また食べすぎた。

また寝るのが遅くなった。

またスマホを見すぎた。

そう思うと、
その日全体がダメな日になってしまう。

でも、
できなかった日と、
戻れなかった日は同じではありません。

予定は進まなかったけれど、
体が重いことには気づけたかもしれない。

やることは減らせなかったけれど、
夜に少し横になれたかもしれない。

自分を責めたけれど、
そのあと少しだけ責めすぎだと気づけたかもしれない。

食べすぎたけれど、
翌朝にまた水を飲んで戻れたかもしれない。

休み方はうまくなかったけれど、
休むことまで頑張っていた自分には気づけたかもしれない。

その小さな戻りを、
なかったことにしない。

できなかったことの中にも、
戻れたことはあります。


戻るとは、元通りになることではない

戻るという言葉を使うと、
元通りになることのように感じるかもしれません。

以前の自分に戻る。

調子が良かった時に戻る。

崩れる前に戻る。

元気だった自分に戻る。

もちろん、
そういう戻り方もあります。

でも、ととのえるという意味での「戻る」は、
必ずしも元通りになることではありません。

今の自分に戻ること。

今の体の状態に気づくこと。

今の心の速度を知ること。

今の暮らしに合う形へ調えること。

前の自分と同じようにできなくても、
今の自分に合う場所へ戻れたなら、
それは大切な戻りです。

6月前半、
以前のようにできなかったことがあったかもしれません。

でも、
今の自分の重さを知れたなら。

今の自分の限界を少し見られたなら。

今の自分に必要な余白に気づけたなら。

それは、
元通りではないけれど、
ちゃんと戻るための時間だったのだと思います。


できなかったことより、戻れたことを数える

6月前半を振り返る時、
できなかったことを数え始めると、
いくらでも出てきます。

でも今日は、
戻れたことを数えてみます。

体が重い朝に、
いつもより少しゆっくり始められた。

雨の日に、
無理に外へ向かわなかった。

予定をひとつ減らせた。

返信を少し遅らせられた。

疲れている自分を、
怠けと決めつけなかった。

休むことに罪悪感があると気づけた。

深く考えすぎる前に、
水を飲めた。

少しだけ早く寝られた。

食べ方が乱れたあと、
次の食事で戻れた。

できなかった日も、
全部なかったことにしなかった。

誰かと比べそうになって、
少し自分の呼吸に戻れた。

言葉にできない感覚を、
急いで答えにしなかった。

ひとつでもあれば、
それは戻れたことです。

戻れたことは、
大きくなくていい。

誰かに見えるものでなくていい。

成果にならなくていい。

自分の中で、
少しズレに気づけた。

少し力を抜けた。

少し速度を戻せた。

それで十分です。


6月後半へ、全部持ち越さなくていい

6月前半にできなかったことを、
そのまま後半に持ち越さなくてもいい。

できなかった分を取り戻さなきゃ。

遅れた分を埋めなきゃ。

前半がうまくいかなかったから、
後半はちゃんとしなきゃ。

そう思うと、
6月後半の始まりから、
また自分を急がせることになります。

もちろん、
必要なことは調整していけばいい。

やることがあるなら、
整理すればいい。

でも、
前半の遅れを全部取り戻すために、
後半を使わなくてもいい。

6月後半は、
6月後半の自分として始めればいい。

前半に戻れたことを持って、
後半へ入っていく。

その方が、
心と体は安心します。


6月後半は、少しだけ見方を変える

6月後半も、
梅雨の重さは続くかもしれません。

雨の日もあるでしょう。

湿度の高い日もあるでしょう。

体が重い朝もあるでしょう。

予定通りにいかない日もあるでしょう。

でも、
前半に少し戻る練習をしたなら、
後半は少し見方を変えられるかもしれません。

体が重い日は、
調整のサインかもしれない。

予定を詰めたくなったら、
少し減らしてもいい。

休むことに罪悪感が出たら、
遅れているのではなく戻っているのかもしれない。

休み方まで頑張っていたら、
休むことまでちゃんとしなくていいと思い出す。

食べ方や暮らしが乱れても、
また戻ればいい。

そうやって、
できなかったことを責めるより、
戻れる自分を育てていく。

6月後半は、
そんなふうに過ごしてみてはいかがでしょうか。


小さな振り返り

最後に、
6月前半を振り返るための小さな問いを置いておきます。

6月前半、できなかったことは何でしたか。

その中で、自分を責めすぎたことはありますか。

逆に、少しでも戻れたことは何でしたか。

体の重さに気づけた日はありましたか。

予定を少し調整できた日はありましたか。

休むことを少し許せた日はありましたか。

自分を責めたあと、少し戻れた瞬間はありましたか。

前半の自分に、今どんな言葉をかけたいですか。

全部に答えなくていいです。

ひとつだけでもいい。

できなかったことを見つけるためではなく、
戻れたことを見つけるために、
少し振り返ってみてください。


6月前半、できなかったことより戻れたことを見る

6月前半。

思うように進まなかったことが、
あったかもしれません。

体が重かった日が、
あったかもしれません。

梅雨の湿度に疲れた日が、
あったかもしれません。

予定を詰めすぎた日が、
あったかもしれません。

休みたいのに休めなかった日が、
あったかもしれません。

休もうとして、
かえって疲れた日もあったかもしれません。

でも、その中にも、
戻れたことはあったはずです。

気づけたこと。

少し休めたこと。

少し減らせたこと。

少し呼吸が戻ったこと。

少し責めるのをやめられたこと。

少し自分の速度を思い出せたこと。

それを、
ちゃんと見てあげたい。

6月前半を、
できなかったことだけで終わらせなくていい。

戻れたことを見つけて、
後半へ持っていく。

それだけで、
6月の景色は少し変わります。

できなかったことより、
戻れたことを見る。

大きく進めなかった日も、
自分に戻る練習をしていた日かもしれません。

6月後半も、
急がず、責めず、
少しずつ自分の速度へ戻っていきましょう。

ととのえ職人
五木田穣


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