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高校受験体験記|不合格と回復。合否より整うことを選んだ1年

受験期の直前に、心が崩れた次女。
心が整わないまま始まった高校受験で、私が決めたこと。

合格をゴールにしない受験。
「挑戦できた」と思えることを大切にした1年。

不合格と回復の三部作。
最後は、次女の「整う」話です。


 この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ番外編 ⑨ です。
▼前回は、こちら


崩れた時期

長女に続き、次女も第一志望には届かなかった。

でも次女の場合は、少し事情が違っていた。
受験期に入る直前、ある出来事に巻き込まれ、メンタルを崩した。

次女に原因も責任もない。
ただ、タイミングが重なってしまった。

いま振り返って、次女は言う。
「あれは、受験という視点で見ると、最悪のタイミングだったね。」

結局、心が整わないまま、受験期に入ることになった。


ゴールを変えた

中学3年生という、受験にとって大事な一年。
でも、あの頃の次女は、正直に言うと、勉強どころではなかった。

だから、私はゴールを変えた。

次女の高校受験のゴールは、

私も第一志望校にチャレンジできた

を経験してもらうこと。

合否は、いったん横に置いた。
そう決めた。

なぜ、私は、そうしたのか。
その理由は、大学受験までに、もう一度、心を整えてほしかったから。

だから、高校受験では、 無理をさせないこと。
でも、逃げないこと。
そのちょうど真ん中を探して、決めた。


高校の門の前で

正直に言うと、実力は足りなかった。
第一志望に届く可能性は、低かったと思う。

それでも、受験当日を迎えた。

私は、次女を校門の前まで送った。
次女と私は、笑顔だった。

「よくここまで来れたね。
今日は思いっきり行っておいで。受験を、楽しんでおいで。」


私は、そういって、次女を見送った。


解答速報をみて、泣いた

受験を終えて帰ってきた次女。

解答速報をみて、号泣した。
「私、不合格だ…。わかってはいたけど、現実になるとつらいね…。」

希望は叶わない、とわかっての挑戦だった。

それでも。
一縷の望みを抱くのは、やっぱり行きたかった高校だったから。

そう思えた次女を見て、私はちょっと嬉しくなった。

次女は、逃げなかった。
ちゃんと、挑戦していた。
本気で、行きたい高校だったんだ。


それがわかったから。

だから、私は泣かなかった。


整うということ

結局、次女は第二志望に合格して、進学したけれど。
心は、まだ回復中で。
高校1年生の秋に、通信に転校した。

今。
大学受験まであと1年となって。

次女は、全力で大学受験に立ち向かっている。

「今が人生はじめての受験だよ(笑)
私、やっぱりどうしても国立大を目指したい。」


そう言って、勉強をすれば、点数が伸びること。
点数が伸びれば、さらに楽しくなること。

それを、今、実感中らしい。

そんな次女を見ていると、あのとき、ゴールを変えたことは、間違っていなかったと思える。

国立大学を目指すと決めた次女。
国立は、科目数も多いし、いばらの道でもある。

それでも。

挑戦できる心と体が戻ったこと。

それが、母としては、いちばん嬉しい。


 この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ番外編 ⑨ でした。
▶次回、⑩は こちら
▶①は、こちら


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