数学が得意な子って何してた?得意だった数学が「普通」になった日
中学まで、数学が得意だった長男。
でも塾や高校で、もっと数学のひらめきがすごい子たちに出会い、本人いわく今は「普通くらい」。
それでも落ち込むわけではなく、英語や国語という次の得意に目を向けている。
好きがある子は強い。
そんなことを感じた、母の小さな観察記録です。
この記事は、母が知る「附属高校の世界」 シリーズ第8話です。
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数学が得意な子って、小さいころ何をしていたんだろう?
「数学が得意って、センスかな?」
「数学のひらめきや数字感覚のすごい子って、小さいころ何をやっていたんだろう?」
先日、次女と長男と私で、そんな話題になった。
今回は、附属高校限定の話ではないけれど。
長男が高校に入ってから感じていることにもつながる話なので、書き留めておこうと思う。
我が家の数学事情
我が家の場合。
長女と私は、数学から早々に卒業した。
次女は、苦手だけど好き。
時間はかかるけれど、今も地道にがんばっている。
そして長男は、中学校のとき、数学が得意だった。
定期テストでも、模試でも、得点源になることが多かった。
でも、中学3年生の塾で。
長男は、数学のひらめきがすごい子たちに出会った。
高校に入ってからも、すごい子たちはたくさんいるらしい。
中学までは「数学が得意」と言えた。
でも今は、本人いわく「普通くらい」。
苦手ではない。
でも、理系学部に進みたいほどではない。
そんな現在地にいる。
「ひらめく子」は、何が違うんだろう?
そこで出てきたのが、この疑問だった。
「数学のひらめきや数字感覚のすごい子って、小さいころ何をやっていたんだろう?」
そろばん?
公文?
中学受験?
それとも、ただのセンス?
次女と長男、こんなことを言っていた。
「そろばんやっている子は計算が早い」
「公文の子も数字感覚がいい」
「中受組は、複雑な問題でもひらめきがすごい」
結局、答えはわからないんだけど。
でも、長男と話していて感じたのは、数学がすごい子たちは、単に計算が速いだけではないということ。
問題を見た瞬間に、
「あ、これはこう考えればいい」
と、道筋のようなひらめきのようなものが見えるらしい。
長男は、それを見て、
「すごいな」
と思ったらしい。
得意だったものが、普通になる世界
中学までは得意だった。
でも、塾や高校に入ったら、もっとすごい子がたくさんいた。
これって、少し切ないようで。
でも、実はいいことでもある。
自分よりすごい子に出会う。
自分の得意の先に、さらに広い世界があると知る。
それは、落ち込むことでも、負けることでもなくて。
世界が広がった、ということ。
自分の「得意」が「普通」になって。
それが当たり前の世界になる。
これもきっと、とても大事な成長なのだろう。
でも、長男には長男の「得意」がある
とは言っても。
数学に未練や悔しさがあるわけではないらしい。
長男は長男なりの「得意」を、ちゃんと見つけている。
英語と国語なんだけど。
特に、英語は「もっと得意」にしたいらしい。
自分より、すごい子たちに出会う。
その中で、
「じゃあ、自分は何でがんばるのか」
「自分はどこを伸ばしていくのか」
そこに、自然と目を向けている。
たくましいな、と思った。
好きがある子は、強い。
自分の得意がひとつ変わっても、別の得意をちゃんと見つけられる子も、強い。
長男は今、そんなふうに、自分の現在地を見ながら、次の「得意」を育てているのだろう。
この記事は、母が知る「附属高校の世界」 シリーズ第8話でした。
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