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【視力3.3に到達!】その見え方とは?

 先週末に視力を計測しまして、これまで視力が3.3に到達できました!以前の投稿(2025年6月8日)は視力3.0だったのですが、少し目がよくなりました!
 今回はその報告と、視力3.3って、どう見えているのか?というお話です。

 その後何度か検査し、6月半ばごろには視力3.1(10メートル視力検査表で、10.34メートル)が見えていたのですが、これは少しの視力向上なので報告していませんでした。ちょっとづつ良くなるんですね。

 以前、迷光対策をしたら普通の視力表でも視力3.0が見えた!という報告もしていたので、迷光対策をすれば視力が3.0以上も見えるのでは?と着想し、今回測定してみたのです。

 また、これまでの研究経緯から、視力表の基材に使っている白い紙「ルミネッセンス」が屋外ではまぶしいくらいに白い、ということがあって、むしろ見えにくくなっているのではないか、と考え、あえて曇りの日にしてみました。10万ルクスでは明るすぎる、ということですね。

迷光対策筒をのぞいて曇りの日に視力検査。私もいよいよ変人の仲間入りです。

 そして曇りの日である7月6日に迷光対策をしながら計測したら、視力3.3(10メートル視力検査表で、11.00メートル)が確認できたのです!再度日本一に輝きました!

測定条件

・7月6日11時ごろ
・照度;4.3万ルクス(曇り)
・備考;迷光対策筒(ファインシャットSP)
・新型視力表 第一世代

測定結果

視力3.0(10メートル視力検査表で、10.00メートル)
○、○
視力3.1(10メートル視力検査表で、10.33メートル)

視力3.2(10メートル視力検査表で、10.67メートル)

視力3.3(10メートル視力検査表で、11.00メートル)
○、○、○
視力3.4(10メートル視力検査表で、11.33メートル)

したがって私の視力は視力3.3です!

視力3.3はどんな見え方なのか?

 さて、視力3.3ともなると、指標が大変小さく、視力検査表のランドルト環である「C」の形は見えていません。何となく円が欠けている方向がわかる、という感じです。
 視力2.8の距離くらいまではCの形が見えるんですが、視力3.0以上の距離ともなると、何となくこっちが欠けているな、という見え方なのです。それが3回連続で正解できるので、見えている、という判定になります。

 見え方を図で説明すると、以下のような感じです。

Cではなく、欠けている方向がわかる感じなのです。
画力が低くて恐縮ですが、もっとぼやけた感じです。

 私と同等の視力を持つ視力3.0の中村龍太さんにも聞いてみたら、ちょっと修正くださいましたが、同じような見え方だそうです。
 私の画像は作る時にドーナツの中心抜き忘れただけなので、中村龍太さんと平賀はほぼ同じものが見えいる、と言っていいでしょう。

中村龍太さんの見え方。平賀の作製図に修正くださいました。

 中村龍太さんの視力計測結果は以下です。

 なぜか私が視力3.0実現した時よりスキが多い!(涙目)

視力3.3が見える理由

 さて様々な施策により視力3.3まで到達した私ですが、ぼやけた感じではあれ、人間の目にそんなに小さなものが見えるのでしょうか?少し解説してみたいと思います。

 人間の目が見えるのは網膜に光が当たって、光を感じるからです。網膜の中で視力を決める部分は中心付近にあり、「中心窩」という名前の、少し窪んだ部分です。大体1mmくらいのサイズの円形の部分のようです。

 この円形の中に「視細胞」という光を感じる部分があり、中心窩では錐体細胞という光の色を感じる細胞がほとんどなのだとか。そのサイズは1~1.5ミクロンメートル(ミクロンは1000分の1)で、網膜にシートのように敷き詰められて並んでいる、ということがわかっています。

 中心窩の錐体細胞は視神経1本につながっており、それが脳の視覚野に光の信号を伝達しているのです。つまり、視細胞のサイズが目の解像度であり、そこから算出される視力の限界値は3.23-4.76とされています(標準眼科学 医学書院)。

 これをイメージで図に書きます。平面に敷き詰められた視細胞に、ランドルト環のCが投影される際に、ランドルト環のスキマにある視細胞が「光がある」と感じ、ランドルト環部分は黒なので、視細胞が「光は無い」と感じ、Cのスキマ部分がわかるわけです。

 例えば最小の視角(スキマ)が見える時は、網膜に対してい以下のような光の当たり方をしているんですね。

網膜にランドルト環が投影されるイメージ図(六角形1つ1つが錐体細胞を現しています。)

 さてここで、錐体細胞は黒いランドルト環を見ているのではなく、光を見ているのだということを忘れてはなりません。つまり、ランドルト環の重なっている錐体細胞は反応しておらず、重なっていない部分に当たる光をみています。
 つまり、以下に青で図示した細胞は、「ここは光はありません/ちょっとあるかも」という信号を脳に伝えているのです。

ランドルト環と重なっている部分の視細胞を青く図示しました。

 青い部分だけ切り出してみると、視力の限界近くまで小さいサイズのランドルト環が網膜に投影された場合、「視細胞の反応の」と「ランドルト環」が、あまり一致しないということがわかります↓

視力の限界近くまで小さなランドルト環を投影した際の、視細胞の反応する位置の1例

 さらに、人間の目は固視微動といって、高速に左右上下に震えているのです。
 これは、網膜の投影される部分が同じ位置にならないようにしているんですね。一度視細胞が反応した部分は、同じ波長の光が当たっている時は次の信号を発しないためです。
 その20-80ミリ秒という短時間の間に、1秒当たり100-500度、も動いていると言われています。↓以下URLが参考資料

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.ite.or.jp/contents/keywords/FILE-20120103131433.pdf

 つまり、ものすごく小さなランドルト環を静止して見ている時も、網膜に投影されているランドルト環は動いており、反応する視細胞の位置も異なるということです。参考に、以下のようにいくつか例を書いてみました。

視力の限界近くまで小さなランドルト環を投影した際の、視細胞の反応位置を4例。

 ここから青い部分だけ取り出すと、以下の図になります。

視力の限界近くまで小さなランドルト環を投影した際の、視細胞の反応しない位置を4例抽出。

 ランドルト環の右側があいているわけですが、脳の視覚野は、こんなにあいまいな信号を送られて、短い時間の間に何枚もの図の刺激を重ねて、ようやく「右側が空いていそうだな」と認知しているというわけですね。これは難易度高い…人間の脳ってすごいですね!

さらに視力を上げるには?

 さて、視力3.3まで見えた私ですが、たとえば視力4.0は見えるようになるのでしょうか?古い文献では、日本海軍には視力3.0の精鋭が393人おり、さらに4.0も4名おられたとのことです。

 私自身、いまでは屋内でも3.0が見えるようになってきていて、研究を始めて以来、細かな視力検査表を見続けたことで視力が上がっているのです。この研究を始める前は健康診断では右2.0,左2.0、自宅の室内では両眼で測ったことがあり、右2.0,左2.0,両眼2.2でした(我が家のリビングは1300ルクス程度)。

 このまま視力表を見るトレーニングを重ねたら、4.0が見えるようになるかもしれません。しかしそれは私の視細胞のサイズ次第、ということになるわけですが、私は平均的な男性の身長より少し小さく、体重も軽いです。細胞の数は身長によって変わらないはずなので、私の視細胞は比較的小さいはずです。

 AIに聞いてみたら、眼球のサイズは身長によらず、24mmくらいとのこと、網膜も視細胞も身長とは関係なさそうですね!残念!

 実現できるかわかりませんが、ちょっと練習してみましょう。ほかにも何か工夫できることが無いか考えてみますね!

 45歳にして人間の最大の視力を追求します!この挑戦が面白い!という方はぜひフォロー&スキをください!

 視力をアップさせたいという方、書籍もどうぞご検討くださいますと幸いです。


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