「エレナ婦人の教え」創作過程#3 Making Of Mrs. Elena's Lesson.
○ はじめに
エレナ婦人の教え第一話「不思議な出逢い」はいかがでしたか?
なにかしら心に響くものがあったでしょうか?
これは、私の人生を変えた物語です。
この物語を書き始める1年半ほど前――。私はハワイのワイキキビーチにいました。時間は夜の9時。友人の女性二人と、海岸の砂浜に寝そべり語り合っていました。
その時間日本では夕方の4時。会社では、慌しい一日が終わる、皆が疲れ果てている時間です。
そのとき私は不思議な感覚に襲われました。満点の星空と流れ星を観ながら、波の音だけが私に届いている――なのに同じ時間、海の向こうの日本では慌しく働いているのです。
同じ時間なのに居る場所によってこうも現実が違うのか……。そこに住む人にとっては、「目の前の光景だけが現実だと思っている」と、そのとき気づいたのです。
目の前に広がる星空を眺めながら私は、一人空想していました。もしこんな平穏なひとときが毎日続いたらどんなにいいだろう。なんでも話せる友人がいたらどんなにうれしいだろう……と。
「エレナ婦人の教え」で出てくる海辺のシーンは、このハワイでの体験を元に描いています。自然素材をたっぷり使った地中海料理もそのハワイでの思い出が元となっています。
この第二話「見えてきた日常」では、「嫌な環境からどうやって脱け出すのか」「どうやって望む世界へ行くのか」をテーマに話が進みます。
現実を変えたければ、いまの状況から一歩引いて眺めてみる。するとだんだんやりたかったことが観えてきます。観ている方向、視点をほんのちょっと変えてみる。なりたい自分、やりたいことに目を向け、歩き出していけば現実も少しずつ変わっていくのです。
では、ご参考までに第二話でのポイントもご紹介しておきましょう。
◇ 自分を取り戻し、豊かさを惹き付ける
・ 自分を取り戻すために(自分のやりたいこと=ビジョンを受け取る)
(環境を変え、自然の中でたたずむと、観えなかったものが観えてくる)
・ 豊かさは目の前にあるが、気づくのは自分
・ 楽しいおしゃべりは、ハートを癒す。
・ 自然でできたものは体を喜ばす。
・ 最悪なことが最良への扉
・ ライフワーク、初めは孤独
・ 愛のメッセージがすべてを癒す。
・ 過酷な環境は、自分へのハードル
・ 答えは自分で見つけるもの。
・ 正直に生きるほうが善人になるよりもラク
・ 怒りをためないこと
・ 結果をどう受け取るかは「自分次第」
・ 嫌な相手は、どこか親に似ているもの(父は相手、母は自分)
・ 評価を手放せば、自由になれる。
・ 自分らしさとは自分を取り戻すこと
・ やりたいことをやる。やったことのないことをやってみる。
物語全体を通して「幸せに生きる知恵」をふんだんに入れました。
主人公ヒロになったつもりで、どこに立っているか(現在地)、どこに行きたいのか(目的地)を考えながら読んでみてください。そうすればこの物語は、あなたの背中をそっと押してくれるでしょう。
ではそろそろ始めましょう。
つづきはこちら 第二話「見えてきた日常」
※創作過程#4へ直接飛びたい方はこちら
