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「エレナ婦人の教え」創作過程#1  Making Of Mrs. Elena's Lesson.

【創作大賞2024】作品『エレナ婦人の教え』を応募したのですが、出品にあたって創作エピソードを#オールカテゴリー部門で同時に綴っていくことにしました。これを読んでいただければ、どのように作られていったのか、またどのように生かせばいいかがすぐにわかるようになります。

得てして小説というものはノンフィクションであり、ファンタジーの部分が少なからずあります。そのために物語としては面白くても虚構が強過ぎると現実離れしてしまい、実際には生かせません。私はその点に留意し、ち密に現実とシンクロさせながら、キャラクターを生み出し、物語を組み上げていきました。

また今回の創作過程を書くにあたっては、20年の時を経て若干の加筆を加えました。変わらない部分、変わった部分を踏まえました。そのためより生かせるような内容となっています。ではどうぞ。お楽しみください。【創作大賞2024】に処女作「エレナ婦人の教え」で応募しました。
そこで作品が生まれたきっかけ・創作過程を解説します。
(以下は各エピソードに直接飛ぶリンク先です。)

創作過程#1
創作過程#2
創作過程#3
創作過程#4
創作過程#5
創作過程#6
★『源三から応募に寄せて』スピンオフ作品

2005年かつて経験したことのない窮地:上司の罵倒がはじまり、そこから脱け出すため同時進行で小説を執筆。2006年に物語としてまとめた序文を紹介。読む際の一助としていただければ幸いです(序文の設定は若干変更)。


~はじめに

はじめまして、ひろ健作と申します。
このたびは「エレナ婦人の教え」を手にしていただき、ありがとうございます。これは私の人生を変えるきっかけを作ってくれた「実話に基づいた小説」です。

この物語を書いていたとき、私は、IT関連の企業に勤めていました。中途採用での入社という事もあって肩身の狭い思いをしていました。重苦しい雰囲気の職場になじめず、孤立していたのです。

それから丸二年が過ぎ、職場に慣れてきたころ、今度は新しい上司がきて、最も苦手な仕事を命ぜられました。ささいなミスをすると連日のように罵倒される。私はいまにもつぶれそうになりました。

「このままじゃいけない。なんとしてもいまの状況を抜け出さなくては――」その想いだけを頼りに、夢(自分の行きたい場所)を思い描きながら文章を綴っていたのです。

すると不思議なことが起きました。想像を巡らせながらこの物語を書いていると、状況がいい方向に変わりはじめたのです。

~当時の状況

当時、私の前に立ちはだかったのは、自分の力が一切通用しない相手――。

いままでの知識や経験がまったく通用しないのです。言ってみれば魔法が解けた後のシンデレラのような状態――夢のように楽しかったお城でのひとときは一瞬にして消え、元のいじめられる生活に戻された――そんな心境になったのです。

なにごともなく平和だった毎日が、その上司に出逢って以来、一変しました。

私はどうしていいかわからなくなりました。現状を変えられない自分に腹が立ち、情けなくなりました。どこかに抜け道があるのではないかとさ迷い歩いたのです。

歩くたびに壁にぶち当たり、行き詰まる……。そのくり返しでした。ところがです。あるときから最悪の状況が少しずつ緩和されていったのです。

いまでも不思議に思います。朝の通勤時、周りの景色が灰色に観えていた日々からどうして脱け出すことができたのか、と。

~あるおばあさんとの出逢い

ある日のことです。仕事でくたくたに疲れたからだを癒すため、あるヒーリング・センター(癒しの場所)に立ち寄りました。診療の順番を待っていると、ふと壁に貼られていたチラシが目に留まりました。

そのチラシは診療前と後の変化をわかりやすく解説したもの。あまりによくできていたので思わず「このチラシ、わかりやすいですね」と言ったのです。するとそこにいた見知らぬおばあさんが驚いた顔をしてこちらをふり向きました。私の放った何気ないひと言に反応してくれたのです。そこから私の人生は大きく変わっていきました。

~この物語の不思議な力

この物語を書いたとき、私は何かの力に導かれていきました。おばあさんと出逢ったことで自分の中の想像力がふくらみ、現状を抜け出す道しるべを手にしていったのです。

そこであなたが読む際は、ぜひ主人公ヒロやほかのキャラクターになったつもりで読んでみてください。そうすれば、この物語が人生の道しるべとなり、あなたを導いてくれるでしょう。

前置きはこのくらいにして……。
では、そろそろはじめましょう。
『エレナ婦人の教え』第一話 ふしぎな出逢いはこちら

○ 当時レポートを読んだ方からいただいた感想(一部)
・「エレナ婦人の教え」の第一話8章の最後の3行で、涙が出ちゃいました。泣くところじゃないと思いますが、三人のことをいろいろ思うと、涙が出てしまったのです。 いつか直接会って熱い語りを聞いてみたいです……。(ミクシィ読者 ミユキさん)

・エレナ婦人の教えから、ひろ健作さんにたどり着きました☆
耐え難い状況・苦痛の毎日、気力をなくした時分にエレナ婦人の教えは、大変心の支えになりました。ありがとうございます♪(メルマガ読者、セミナー参加者 ナミさん)

・主人公のヒロさんと同じような環境だったこともあり……、非常に感情移入して読むことができました。すばらしい作品です。

ご自身の体験からつづられただけあって、共感できるというか……文章に力があります。読んでいて、惹き付けられるエネルギーがあります。
 
自分にとってもベストなタイミングで作品を拝読することができました。すばらしいご縁をいただいたことを感謝いたします。(木工職人、「ソース」セミナー講師 南さん)

・あなたには文才があるわ、応援してるから(エレナ婦人のモデルのおばあさん)

・おもしろかったっす。つぎが読みたいっす。(居酒屋店長 森くん)

・いや、よく書けていたよ。早くデビューしてくれ、応援するから(そば職人 Tさん)

・面白かったですよぉー。帰りのバスで全部読んじゃいました。(物語のイメージとなったカフェのバイト女性)

・いやぁ面白かった! 三べん読んだ。(中学の同級生カックン)

・面白かったですよ! 続きが読みたいです。(本田犬さん)

~終わりに

当時、小冊子レポートの形で渡したのですが、非常に好評でした。というのも、この小説がリアルタイムに起きている現実から脱け出すための物語であり、単なるフィクションではなかったからです。

以来今日に至るまで、一度も公的な応募はしたことがありませんでした。またしたとしても本作品の良さは伝わらないだろうな、と思ったからです。

ですがnoteでは周辺の製作過程やエピソードをふんだんに紹介できます。仮になにも受賞しなくても足跡は残すことができます。一番は賞を獲ることよりも、本作が多くの、自分と同じような境遇の人や、よくある教えを学びながらも使えずにいる人への福音となればという想いです。そこから創作大賞に応募することを決めました。

願わくば一人でも多くの人に届いたらいいなと思っています。私ひとりの力は微々たるものです。もしも少しでも共感してくださったらぜひ知人や周りの人に教えていただけたらうれしいです。

                   20年の時を経て ひろ健作

 「エレナ婦人の教え」創作過程#2へつづく

#創作大賞2024

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