【Log.4-03】ミステリーは「未遂」がお好き~先輩が死亡フラグを秒速でへし折る件~[夏合宿編:前編]
🧛〈 怪奇同好会へようこそ 〉🧛♀️
~変人先輩と巻き込まれ俺の、受難な日々~
BLラブコメ×オカルト / 4話完結
事件が未遂で終わって暇すぎる! そこで先輩が提案したのは「手を離したら即・呪われる(爆発する)」という、 幽霊への配慮がゼロで、先輩の下心だけが満点な「地獄のカップル肝試し」でした。
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第3章:暇を持て余した神々の「肝試し」
「……暇だ」
警察(地元の駐在さん)が到着し、犯人たちが連行された後のロビー。 事件が解決してしまったため、俺たちは強烈な虚無感に襲われていた。
「せっかくの『吊り橋効果』が期待できるシチュエーションだったのに。これではただの『警察24時』だ」
先輩が不満げにソファに沈み込んでいる。
「いいじゃないですか、誰も死ななくて。平和が一番ですよ」
「悠斗くん。平和すぎて『萌え』が足りないわ」
詩音が退屈そうにスマホをいじりながら言った。
「このペンション、殺人事件は回避したけど、元々の『幽霊』はまだウヨウヨしてるのよね。……どう? 暇つぶしに『肝試し』でもしない?」
「は? 俺たち、普段から幽霊退治してるのに、今更肝試し?」
「違うわ。ただの除霊じゃない。……『カップル限定・愛の肝試し』よ」
詩音の目が怪しく光った。
「ルールは簡単。裏の森にある祠(ほこら)まで行って、お札を貼ってくること。ただし、道中は『常に手を繋いでいること』が条件よ。手が離れたら――森の霊たちに『リア充爆発しろ』と呪い殺されるわ」
「なんだその理不尽なルール!」
「採用だ」
先輩が即答して立ち上がった。
「行こう、悠斗。君の命を守れるのは俺だけだ」
「いや、俺一人なら呪われないですよね? 先輩と行くから呪われるんですよね!?」
抵抗も虚しく、俺は先輩に手を引かれ、漆黒の森へと連れ出されることになった。
(続く)
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因習村の生贄に選ばれたんだが~相手が変人先輩(男)な件~
