《葬送のフリーレン》第146話を読む前の雑談・予想と《葬送のフリーレン》がよくわかる旅のガイド
第146話を読む前に、第145話「未来視」までを踏まえて、第146話以降はどんな展開になるのか予想をしてみます。当たっても外れても単純に面白がっていただければ幸甚です。そうは言っても当てずっぽうではなく、なぜそう予想するかの理由をできるだけ書きますので、ツッコミながら楽しんでください。コメントも歓迎です。
また、記事の最後に「参考」として、《葬送のフリーレン》がよくわかる旅のガイドを書きました。これを押さえた上で再読すると《葬送のフリーレン》よくわかる、新しい魅力が見つかるというポイントです。私の記事を初めて読む方向けです。
当然ですが、第145話「未来視」までのネタバレや、その先の展開に関する考察・予想が含まれます。
感想、疑問、質問など《葬送のフリーレン》に関することでしたら何でもコメント歓迎です。
第145話の感想・考察は次の三つがあります。
《葬送のフリーレン》に関する読解、考察はマガジンにまとめています。130以上の記事がありますので、興味のあるキャラ名で検索をかけてみてください。フランメ、ヒンメル、エーヴィヒなどで検索すると物語の全体像に関わる考察が出てきます。
はじめに
第145話「未来視」の構成を見ると、以降 基本的には、予知夢でのゼーリエと皇帝の情報交換を使って帝国編の背景を説明しつつ、適宜、戦闘を描くという形で物語りを進めて行くのかな?と感じました。
黄金郷編ではマハトの記憶を使って一気に説明してから戦闘というシンプルな構成でしたから、後で帝国編の全体を通して読んだ時にどんな印象になるのか楽しみです。
各人の状況はこんな感じですね。レルネンとデンケンが何をしているのか?等は考察があるので過去の記事を参照ください。
予知夢:皇帝とゼーリエ
会場:皇帝/ゼーリエ、ゼンゼ/特務隊/クレマティス、シュリット、レーヴェ?
戦闘区域:ファルシュ? ユーベル・ラント vs. ルティーネ・イーリス
地下通路:ファルシュ? ヴァルロス・クライス
執務室:フラーゼ、カノーネ(リネアール)
移動中:フリーレン一行/ガゼレ、ヴォルフ?
帝都:レルネン?、ロレ?、爺?
ヴァイゼ:デンケン
既に何度か検討はしているのですが、最初に大陸魔法協会の作戦を見直してみます。再読で気付いたことがあったので、新しい視点で書きます。
ゼンゼの作戦に対するユーベルの分析(第142話)
ゼンゼは敵の「出方を待つ作戦」を選びました。しかし、この作戦は「追いつめられるだけの悪手」だとユーベルは考えています。

一級魔法使いたちの中で考え方に相違・対立があるわけです。
そうは言っても、フリーレンもゼンゼの作戦を評価しています。

ですから、ユーベルだけが独自の主張をしているようにも見えます(これについては後述します)
そうすると、ゼンゼ案とユーベル案、結局どちらが「正しい」のか?が関心事になります。
そのユーベルは会場に向かっています。

イーリスは「舞踏会なんてどうなってもいいって奴が会場に向かっている。(中略)なんとかしないと、任務に支障が出る」(第141話)ということで、会場に向かうユーベルを迎え撃ちます。

このイーリスの反応を踏まえると、ユーベルの行動は影なる戦士たちの懸案になっているわけですから、ユーベルの分析(第142話)がおそらくは「正しい」のだろうという気がします。

ラントの「代案」とは?
もちろん単純にユーベル案が正しく、ゼンゼ案が間違っているという話ではありません。
ラントはユーベル案について「主張自体はよくわかる。否定するつもりはない」けれども「大勢死ぬことになる」と考えており、「代案を提示して」います。(第142話)

ユーベルの考えは、命の重みに対するユーベル独特の価値観が前提されていて、あくまでもゼーリエ暗殺計画を防ぐという観点しかありません。(目的のためには自らの命も駒として扱う発想は影なる戦士と同じです)
ですから、ユーベル案の修正案(ユーベル案とゼンゼ案の折衷案とも言えます)であるラントの「代案」が最も正しいのでしょう。ゼーリエがユーベルとラントを組ませた理由です。

では、ラントの「代案」とは何なのか?ですが…
「(ユーベルの主張はわかるし否定もしないが)会場で暴れていい理由にはならない」と言うのですから、ラントの代案は「会場の外で暴れる」ではないでしょうか。(もともとユーベルたちによる遊撃はゼーリエの肝煎りですし(「遊撃ってどれだけ暴れていいの?」「好きなだけ良いぞ」(第140話))、ゼンゼも認めています)
ですから、会場の外で戦うことについては、ラントは躊躇いません。ルティーネと接敵した際には「何人?」とラントの方から確認しています。

ここまでの会話ではユーベルに引っ張りまわされていて戦うことには消極的な印象のラントでしたが、ここにきて主体性を取り戻して積極的になっています。このラントの豹変をユーベルは戸惑うことなく当然のこととして受け止めて、最も端的な一言で「二人」と即答しています。私は何週間も経ってから気付いたのですが、この二人はお互いのことを相当わかっていることになります。(私がユーベルだったら「あれ?メガネ君さっきまで戦うの嫌がっていたのに。急にどうしたんだろう…?」と思ってしまいます)
話をランユベから事態の分析に戻しますと、結果的として、ラントの代案に従って事態は進んでいます。
ユーベルに関する疑問(恋愛模様か駆け引きか)
ユーベルは帝国の出身ではないため、帝国の事情には詳しくないということになっています。第14巻128話ではラントに色々と教えてもらっています。

しかし、なぜか影なる戦士たちのことになると饒舌ですし、鋭い洞察力を発揮します。第138話の作戦会議では影なる戦士たちに関する自らの考察を語っていました。(そしてフリーレンはそんなユーベルを訝しむようにじっと見ていました。そもそも、帝国への忠誠心の塊である影なる戦士の指揮官の行動原理を考察する際に、国や組織への忠誠心といったものとは縁のなさそうなユーベルが「私だったら」と仮定することが妙ですし、ユーベルが「正義感に燃える」というのもかなり違和感があります)

なぜなんでしょう?
「よくわからないんだよねー」という言い方からは、ラントの前でカマトトぶっているというか、とぼけている、誤魔化しているのではないか?という気もしますね。そして、そんなユーベルの態度にラントは気付いているような様子もあります。

これが二人の恋愛模様を描いているのか、水面下の駆け引きを描いているのかは微妙なところです。その両方だというのが正解な気もします。(台詞の最後を長音(ー)で伸ばすユーベルの癖は、ユーベルの蠱惑的な魅力にもなっていますし、人を食ったようなところのある(本気なのかふざけているのか はっきりとせず、思わせぶりで人を惑わすような)ユーベルの性格を表現していると思います)
この場面もそうです。ユーベルは「黙ったら死んじゃうような」(第6巻50話)お喋りでしたよね?ラントもそのユーベルの性格はよくわかっているはずです。(というかこの指摘はラントによるものです)

なのに、なぜかユーベルは一日中リネアールを眺めていたと言い、それに対してラントも軽くツッコミを入れるだけで深く追及したりはしないのです。
こういった、ユーベルが甘えたような態度を見せる→ラントは違和感を覚えつつも相手をしてあげる、というやり取りは何度かあります。これは、素直に見れば恋人同士(見方によっては兄妹)の微笑ましいやり取りなのですが、同時に、ユーベルは何か重大な隠し事をしているのではないか?という気もしてくるのです。(リネアールとの関係、影なる戦士との関係)
私は帝国編はユーベル・リネアール(カノーネ)姉妹によるレーヴェへの復讐劇でもあると考えています。それで、ユーベルは影なる戦士に詳しいのだと思います。(別記事参照)
※リネアール(Lineal)はドイツ語で「定規(物差し)」。これは裁縫道具ですね。メタを使った考察は最後の補強材料だと思うので私は基本的には使いませんが…。メタの話をすれば、帝国編のユーベル(とラント)は黄金郷編のデンケンと同じポジションです。つまり、ユーベルの伏線は帝国編で解決される可能性が高いです。ユーベルの伏線と言えば姉です。帝国編には年齢も容姿もユーベル姉だとして不思議が無い謎の女性が存在しますし、今のところ姉だとしても矛盾がありません。そういう状況がそろっています。
※ユーベルは姉(リネアール・カノーネ)と協働するために「姉貴が見つかる魔法」=「姉の居場所がいつでもわかる魔法」を特権としてもらった、と。カノーネの接近に気付くのはいつもラントよりユーベルが先でした。また、ユーベルはカノーネと戦おうとはしませでした。
※ユーベルの目的が復讐であることは次の考察を参照ください。
暗殺までの流れ
ユーベルは「敵が動いた時には、手遅れになっていることだって有り得る」と言っています。

ですから、私としては、「手遅れ」にならないか?ユーベルは間に合うのか?とハラハラする気持ちです。これが一般的な読者の心理状態かわかりませんが、少なくとも私はそうなので、それを前提に話を進めます。
そうするとユーベル・ラント対ルティーネ・イーリスの戦いが終わって、さあユーベルが会場に入るぞ!なんとか間に合ったか!?というギリギリのタイミングでレーヴェが動くのではないでしょうか。なぜなら、作劇としてそれが一番盛り上がりそうだからです。
この予想はユーベルたちとイーリスたちの動きだけをもとにして考えています。実際はここにフリーレンたちの動向も加わってきますので、事態はより複雑です。
他の観点からも予想すると、ゼーリエ暗殺の実行犯レーヴェが動くのは次のタイミングです。(これも考察があるので、詳しい理由を知りたい方は過去記事をどうぞ)
ゼーリエが皇帝に謁見している正にその時。なぜなら、この時テロの効果(人々に与える影響)が最大化するから
カノーネがゼーリエのそばにいる時。なぜなら、カノーネはフラーゼから「貴女が正しい選択をすることを願っています」と言われており、カノーネの判断・行動が暗殺計画の帰趨を左右することが示唆されているから
このとおりだとすれば、暗殺の瞬間、ゼーリエのそばにはゼンゼとカノーネ(リネアール)がいるはずです。もしかするとユーベルも。ですから私は結構安心しているんですよね。(私はゼーリエは死なないと考えています。一時的に退場するだけでしょう。これも別記事参照です)
第145話「未来視」の最後で皇帝が会場に入った様子が描かれました。ですから、しばらくは会場の時間の流れはかなりゆっくりになって、ほかの場面の描写が増えると思います。
第145話「未来視」を読んで生じる期待と第146話の予想
皆さんは、第145話でどこが気になりましたか?次の第146話で何を知りたいと思いましたか?
皇帝は何を語るか?

一つはもちろんゼーリエと皇帝の情報交換でしょう。ゼーリエが皇帝に何を求めるのか?皇帝が何を語るのか?です。候補としては私は次の三つを考えています。この辺も詳しくは別の記事を参照ください。
南側諸国について(ミーヌス・レーヴェ関連)
聖杖法院について(ミリアルデ関連)
ヴァイゼについて(レルネン、デンケン、フラーゼ関連)
ファルシュの焦りの原因は?
ただ、第145話の最後のコマはファルシュでした。

影なる戦士たちが地下通路を使うことはファルシュも(読者も)想定内だったと思うのですが、なぜかファルシュの表情には焦りが見られます。何か想定外があったのではないか?と感じます。これは心配です。
一級魔法使いたちの作戦会議でどのような検討があったのかは不明ですが、イーリスに毒が効かないことも情報共有されています(第143話参照)。地下通路についても話題になっているでしょう。

ゼンゼたちは地下通路は「水没していて通行が不可能だ」(第14巻134話)と考えていたのでしょうか。影なる戦士たちも最初はそう判断していました。


しかし、一級魔法使いたちの作戦会議には戦士のシュタルクも僧侶のザインも参加しています。水没に関しては、シュタルクとザインから、それぞれ戦士視点・僧侶視点での分析があったはずでしょう。

そもそも、地下通路が使用不能だと考えているなら、ファルシュがわざわざ状況を確認しに行った理由が分かりません。
これを踏まえれば、ゼンゼたちが地下通路を使用不能だと判断している可能性は低いと思います。
ですから、このファルシュの焦りは、今開示されている情報からは読者には理由がわからない、なぜ焦っているんだろう?と心配になる要素です。それを作者は第145話の最後のコマに置いて、「つづく」とやっているわけです。
第146話の予想
ということは、第146話では、「ファルシュの焦りの理由は?」に対するアンサー(回答)があるはずだ、と予想(というか期待)してみます。
皇帝からの情報提供は「今」である理由がありませんからね。南側諸国等について知ったからといって、現場の戦闘が面白くなるか?というと、そういう関係にはなさそうです。(暗殺の前には説明を終えるでしょうけれども、説明のタイミングは結構自由な気がします)
そして、主人公であるフリーレン一行が会場を出てからしばらく登場していません。最後に登場したのは第143話です。
ということで、第146話ではフリーレンたちがファルシュと合流して、影なる戦士たちとの戦いが始まる、でどうでしょう?
相手は「前哨戦」(第14巻135~137話)のリベンジマッチということで、ヴォルフとガゼレ。そして…ロレはいないしシュリットは寝ているので、地下通路のヴァルロスとクライス。この四人。

シュリットは後から合流ですかね。こちら側にザインがいるのですから、ロレも復帰しそうですけれども。
第146話予告を踏まえて
と、ここまで書いたところで水曜日になってしまい、次回予告が出てしまいました。https://websunday.net/sunday/next/
ヴァルロスの回想が来るようです。全く予想していませんでした…というかこれはわからないでしょう。
気を取り直して、では、どうやってヴァルロスの回想に入るかですが…素直に考えれば、ヴァルロスがフリーレンと相対して、ですよね。
では、フリーレン一行がファルシュと合流してヴァルロスたちと会敵して回想シーンに入るのでしょうか?(だとしたらここまでの予想もそれほど悪くはないです)
フリーレンとヴァルロスが出会ったのは魔王討伐の旅の途中でのことですから(第14巻133話)、勇者ヒンメルの英雄譚が補足されるのかな?

それとも、王都凱旋後、次のエーラ流星までのフリーレンの空白期間(フリーレンが影なる戦士のリストに載った事情)についてでしょうか?

いずれも帝国編の本筋とどう関係するのかわかりませんが…。ヴァルロスの回想によって話が広がっていくのか集束してゆくのか、そこが気になります。
おわりに
第146話が掲載されたら(風邪でも引いていなければ)数日後には感想・考察を上げていると思いますので、是非また来てください。
「スキ」していただけると励みになります。コメントもとても嬉しいです。《葬送のフリーレン》に関することでしたら感想、疑問、質問など何でも歓迎です。
以下は、私の《葬送のフリーレン》に関する考察を読むのが初めての方向けのガイドです。これを押さえた上で再読すると《葬送のフリーレン》がよくわかる、新しい魅力が見つかるというポイントを紹介しています。この部分は何度かリライトして独立させようと思っています。
参考:《葬送のフリーレン》がよくわかる旅のガイド
※ここを読んでいる方は皆さん第145話まで既読だと思いますが、念のため、ネタバレ注意です。この先は「女神の石碑編」まで読んでいることを前提に書いています。
《葬送のフリーレン》のメインストーリーは「エンデ(魂の眠る地)を目指すフリーレンの旅」を描いています。

この旅の一般的なイメージは「過去との出会い直しの旅」です。フリーレンは旅を通じて過去と再会し、過去の意味を捉え直すことで成長・変化してゆきます。アニメ公式サイトなども、そういったイメージでプロモーションをしていますね。とても感動的で心温まる物語です。

ただ、この旅はフリーレン自身もまだ気付いていない別の面を持っています。
それはこの旅がフランメとヒンメル、ハイター、アイゼンの計画した「失敗した魔王討伐のやり直しの旅」であることです。
計画の概要は、エンデにある女神の石碑からフリーレンを魔王戦時点にタイムリープさせて魔王を討伐するというものです。ヒンメルたちは魔王を倒したと嘘をついて王都に凱旋しています。魔王戦の前後でタイムリープしているため現在のフリーレンに魔王戦の記憶はありません。この計画のためにフランメたちはフリーレンをエンデに導いています。この計画を知っているのは他にはゼーリエ、南の勇者、魔王、シュラハトに近い一部の魔族たちのみです。
もちろん、これは私の解釈であり「私はこう考える」という主張に過ぎないのですが、このように《葬送のフリーレン》を捉え直すことで、物語上の様々な疑問がかなり説明できます。(あるいは理解の手掛かりになります)
その疑問とは、たとえば…(ここには疑問に対する私の回答は書きませんが、ご自身で疑問を見つけたい方は、この先の横線まで飛ばしてください。疑問を見つけることは答えを見つけることと同じくらい楽しい体験なので、まずは再読をお勧めします)
序章
ヒンメルとフリーレンは10年間も一緒に旅をしていたのに、第1話でヒンメルがフリーレンの時間感覚に驚いているのはなぜ?
第1話でハイターと比べてヒンメルは老けすぎじゃない?
ハイターとアイゼンは、なぜヒンメルの死後になってから急にヒンメルとフリーレンの仲を取り持つようなことをするの?旅の途中で二人の仲に気付かなかったの?
なぜハイターは魔力制限をフェルンに教えていたの?
なぜクヴァールも倒せなかった勇者一行が魔王を倒せたの?どうやって倒したの?
どうしてフランメは「フランメの手記」の該当ページまで開いてフリーレンのために準備していたの?フリーレンとヒンメルの恋愛のためにそこまでする?
フランメの手記に「この世界の人々が…」ってあるけど、ちょっと日本語おかしくない?フランメはどの世界の人なの?
アイゼンはエンデについて「あの場所ではいろいろあった」と言って口をつぐんでしまうけど、エンデで何があったの?フェルンにも話せないような秘密なの?
断頭台のアウラ編
なぜフランメは魔力制限をフリーレンに教える時に「卑怯者は私たちだけでいい」と言って暗い顔をしているの?
なぜヒンメルは「勇者の剣」を抜けなかったの?
クラフトの相方「僧侶アゴヒゲ」の正体は?
一級魔法使い試験編
なぜゼーリエは魔王討伐に消極的なの?
フランメは平和な時代の魔法使いが平和な時代を切り開くって言っているけど、これって鶏が先か卵か先かの循環論法じゃない?
なぜフリーレンは魔王を殺せるのに、フランメは殺せないの?フランメは花畑を出す魔法が好きで「誰もが魔法を使える時代」を夢見る女の子だったんだから、平和な時代に生きる自分をイメージできたと思うけど?
なぜ大陸魔法協会は零落の王墓の攻略を目指したの?なぜゼンゼは二次試験の課題に零落の王墓攻略を選んだの?
水鏡の悪魔《シュピーゲル》って本当に魔物なの?見た目は宝珠だし、死んでも魔力の粒子になってないよね?
なぜゼーリエは「お前のような魔法使いが魔王を倒したとは到底信じられん」ってフリーレンを挑発したの?勇者一行が倒したのは常識だよね?フリーレンが一人で倒したなんて誰も考えていないよね?
なぜゼーリエは面接の前からフェルンを不合格にすると決めていたの?そして、不合格にすると決めていたのに、なぜ合格させてしまうの?
なぜ南の勇者は人間なのに完全な未来視が使えたの?「私の魔法(ひみつ)」ってなに?
黄金郷編
「支配の石環」って役立たずじゃない?ほんとうにこれで魔族の心を操れたの?
女神の石碑編
なぜ魔王は女神の石碑を部下に監視させていたの?
なぜ魔王はフリーレンの未来の情報を奪うように命じたの?魔王の狙いは何?
ソリテールは女神の石碑を前にして「こんな化け物まで魔族(わたしたち)は相手にしなければならないのね」って言っているけど、どういうこと?
グラオザームが手に入れた「収穫」ってなに?
帝国編
なぜゼーリエは帝国編の任務からフリーレンたちを遠ざけようとするの?そして、なぜ、ゼンゼのせいにして任務への参加を黙認してしまうの?
フリーレンがゼーリエに訊いた「私の役割」ってなに?どうしてフリーレンは不安そうなの?
南の勇者は何のためにゼーリエに会いに行ったの?
これらの疑問に対する説得力のある答えはネット上を探してみてもなかなか見つからないと思います。が、フリーレンの旅を「失敗した魔王討伐のやり直しの旅」と捉え直すことで、これらの疑問に対する回答が(かなり)できます。
ですから、この捉え方が「正しい」(作者の構想と一致する)かどうかはわからないのですが、今のところは《葬送のフリーレン》を理解するための最も有効なガイドではあるのです。
ぜひ一度「失敗した魔王討伐のやり直しの旅」という観点から《葬送のフリーレン》を再読してみてください。本作品の新しい魅力をたくさん発見できると思います。私の見立てでは本作品は第1話から最終話までの骨格が最初からがっちりと固まっているタイプの物語です。ですから、各所に(それこそ第1話から)物語全体に関わる伏線や手がかりが仕込まれています。
私の考察を読んでみたいという方は下記のマガジンをどうぞ。上記の疑問に関する読解や考察を行った記事が130本以上あります(初期は私もこの観点に気付かずに書いています)。フランメ、ヒンメル、エーヴィヒなどで検索すると物語の全体像に関わる考察が出てきます。また、結末予想やキャラ考察(私はユーベルのファンなので、ユーベル関連の記事が多いです)も行っています。魔族は人工生命体なのではないか?とか、魔族が復活するのでは?といった一見外連味のある考察もまじめにやっています。検索機能などを使って読んでいただけると嬉しいです。
