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《葬送のフリーレン》第145話「未来視」感想・考察

『週刊少年サンデー』(2025/09/17発売号)掲載《葬送のフリーレン》第145話「未来視」の感想です。ネタバレや先の展開に関する考察・予想が含まれます。

一つ前の第144話「予知夢」の感想・考察はこちらです。

《葬送のフリーレン》に関する記事は下記のマガジンにまとめています。


はじめに

第145話以降の帝国編の流れは、背景説明→戦闘→暗殺→結末へ と予想していました(詳細は下の記事)。では、実際、第145話を読んでみると…

第144話「予知夢」に引き続き第145話「未来視」も皇帝とゼーリエの夢の中のお話でした。ただ、最後に会場ホールと地下通路の様子が描かれて、これどういう構成で物語を進めるんだろう?と思いました。

黄金郷編は、プロローグ→背景説明(マハトの記憶)→戦闘→エピローグ というシンプルな構成でしたからね。

帝国編では現場の戦闘と、背景説明を交互に描くのでしょうか?

とりあえず、内容の感想・考察に進みます。

感想

表紙

表紙は皇帝とゼーリエで、タイトルは「未来視」。背景の説明ですね。

ゼーリエ、ズボン(パンツ)短すぎだろうと思いましたw

ゼーリエって裸足ですし少年のような格好です。顔立ちも美女というよりは、ちょっと斜に構えた扱いの難しそうな少年らしさがあります。最年長エルフですし、弟子たちに対して内面ではかなり「母親」しているキャラなのですけれども、そこのギャップはおもしろいと思います。ゼーリエを女性的な造形にしてしまうと くどくなってしまうのかもしれません。

帝国と皇帝

「皇帝」という名称からイメージするほど絶対的な権力があるわけではないようです。最高権力者としての全能感など全くなく、無力感を感じている様子。それで「暗君」と自嘲するのですね。

今回は情報も多いのですが、人情物のような心温まるところの多い回でもありました。

たとえば、このやりとりは、この場にはいないデンケンを媒介にして皇帝とゼーリエの人柄を感じることができるという所が私はとても好きです。

皇帝:デンケンが受けた恩も返したい
ゼーリエ:私は何もしていない

第145話

一級魔法使いになるというデンケンの決断は見方によっては帝国を裏切る行為で、実際デンケンの宮廷内での影響力は若干低下してしまったようですが、それでも腹心の部下が受けた恩を返したいという皇帝。おそらく皇帝はデンケンからヴァイゼでの出来事やゼーリエの世話になったことに関して話を聞いているのでしょう。

これは第14巻132話「追跡」でのゼンゼとデンケンのやり取りですが…

第14巻132話「追跡」

(手元をアップで見せてから)「一級魔法使いになったことは後悔していない」(目を細めて)「お陰で(中略)取り戻せた」としみじみ語るデンケンを見ても、ゼーリエがデンケンのために「何もしていない」はずがないのですが、ゼーリエは素っ気なく無関係を装って、さっと話題を元に戻します。デンケンとの師弟関係を他人からあれこれ指摘されたくないのでしょう。ゼーリエ「らしい」です。

非常に抑制の効いた表現だと思いますが、十分に皇帝⇔デンケン⇔ゼーリエの関係が伝わって来ます。皇帝もゼーリエもデンケンのことを大切な家臣・弟子だと考えていて、デンケンもそれに応えている。こういう控え目な表現が上手いですね。

一々とりあげることはしませんが、ゼーリエの弟子たちへの愛情もかなり伝わってくる回でした。ゼーリエは魔法が好きというよりは魔法使いが好きなのではないかと思います。フリーレンと同じで。

未来視と南の勇者

未来視についてゼーリエからの説明があり、そのなかで南の勇者が登場しました。「人類の中で完璧な未来の予測を実現した者は、私の知る限りでは一人しかいない」。それが南の勇者だというのです。

しかし、未来視の難しさに関するゼーリエの説明を聞いて、どう思われました?

私は、人間である南の勇者が全知のシュラハトと同じような未来視の魔法が使えたとはますます思えなくなりました。

たとえば、黄金郷編でデンケンがマハトに対して使った呪い返しの魔法ミスティルジーラは、ゼーリエでさえ習得に100年かかる魔法です。呪い返しの魔法ミスティルジーラと未来視の魔法の難易度を比較して考えてみれば、人間が通常の方法で(完璧な)未来視の魔法を習得できるとは到底思えません。

第10巻96話「師弟」

たしかに、誰かから譲り受けた可能性はあります。でも、ゼーリエではありません。とすれば、大魔法使いミーヌスでしょうか。南の勇者が南側諸国の人間であればその可能性はありそうです。

しかし、南の勇者の未来視が大魔法使いから譲り受けた魔法なのであれば、それが絶対口外禁止の秘密だということには違和感を覚えます。譲り受けた魔法を「私の魔法ひみつ」(第7巻63話)などと表現するでしょうか? 第一、そのような貴重な魔法を他人に譲る魔法使いは普通はいません。ミーヌスと南の勇者の間に相当深い関係がなければ不自然でしょう。

第7巻63話

というわけで、私としてはヒンメル=タイムトラベラー=南の勇者説は維持しておきます。

※未来視とは魔法ではない。未来視は魔法とは異なる特殊能力だ。というようにも解釈可能ですが、それは新設定の濫用だと私は感じます。ですから、未来視の魔法というものが存在する(ただしそれは魔族の魔法で、人類が取り扱うことは困難)と私は考えています。

南の勇者とゼーリエ

南の勇者はゼーリエと会っていた。これもびっくりです。

南の勇者は何のためにわざわざゼーリエに会いに行ったのでしょう?

フリーレンを誘ったのと同じように、単に魔王討伐協力願いに行って同行を断られただけなら、ストーリー上のイベントとして意味がありません。(未来を知っているのですから、断られることもわかっていたはずですし)

そもそも、ゼーリエは魔王討伐にはあまり積極的では無かったようです(フランメとのやりとりから)。また、ヒンメルたちが魔王討伐の旅をしていた時代には目立った活動をしていません。

南の勇者と出会ったことでゼーリエの行動に何か変化があったとすれば、それは魔王討伐後のことでしょう。(なお、大陸魔法協会の設立はヒンメルの死の20年程前です。この辺りの計算はネットで年表を見るのが便利です)

第3巻23話
第7巻59話

南の勇者はゼーリエに未来予測を語っています。

もし、南の勇者=ヒンメルであるとすれば、現在のフリーレンの旅(タイムリープを利用した魔王討伐計画)について説明して、ゼーリエに協力を頼んだのかもしれませんね。ヒンメルたちとフランメの計画にゼーリエも一枚噛んでいるというわけです。

フリーレンの旅とゼーリエ

さて、フリーレンのエンデ(魂の眠る地オレオール)を目指す旅とゼーリエの関係については、気になっていることがあります。

それは、一級魔法使い試験の面接試験において、ゼーリエは「フェルンを受からせる気はない」(とフリーレンが推測している)ことです。

第6巻57話

まず、フリーレンがゼーリエの内心について全く的外れな推測をしているというのは、可能性としてはなくはないのですが、物語的にはリアリティがありません。試験前から試験結果が決まっているという非常識をわざわざ作者がフリーレンに語らせる理由は、それが真実だからでしょう。(逆に、常識的で当たり前の発言をしたら、ちょっと怪しいな?何かあるのかな?と疑いたくなるのが物語的なリアリティです。なぜなら、登場人物たちは私たちに何かを伝えるために存在して、行為しているからです。私たちが既に知っていることをわざわざ説明することは、特別な意図がない限りは、普通はしません。現実の人間と物語の登場人物とでは行動原理が異なります)

第一、フリーレンの推測が誤っているのなら、この発言はフリーレンの底意地の悪さを示す(根拠のない憶測を弟子に吹き込むほどゼーリエを嫌っている)ことになりますが、そんなわけがありません。

ですから、このフリーレンの推測は正しいと私は考えます。

フリーレンの推測が正しいのなら、フェルンに実際に会う前から、ゼーリエは実力とは無関係にフェルンを不合格にするつもりでいます。(フリーレンの推測は正確には「ゼーリエはフェルンを不合格にするつもりでいるけれども、フェルンに実際に会えばその実力に気付いて必ず合格させる」です)

第6巻57話
第7巻58話

この点、ゼーリエがフリーレンに対して愛情の裏返しで子供っぽい意地悪な対応をするのはまあ理解できます。(千年間出禁など)

しかし、フリーレンの弟子とは言え、会ったこともない前途有望なフェルンに対してまで、「坊主憎けりゃ」のような器の小さい意地悪をするでしょうか? むしろ「最年少の三級トップ合格者がどんな奴なのか見てやろう」と楽しみにしているくらいが本来のゼーリエの性格ではないでしょうか?

第4巻37話

ですから、ここに私は違和感を覚えます。ゼーリエが「嫌な奴」に見える時、そこには必ずしっかりとした理由があるはずだと思うのです。

では、ゼーリエはなぜフェルンに会いもしないうちから不合格にすると決めてかかっているのでしょうか?

もしかすると、ゼーリエはフリーレンの旅の真の目的を知っていたのではないか?そして、フリーレンにエンデに行って欲しくない理由があるのではないか?フリーレンの邪魔をしようということではなくて、フリーレンのことを慮って不器用な愛情表現としてフリーレンとフェルンを不合格にしようとしたのではないか?

そんなふうに私は想像しています。

それが、今回の第145話で示された南の勇者とゼーリエの出会いの結果(の一つ)なのではないか?という気がしました。

ここはかなり私の想像が入っていますから、何が正しいのかは私も良くわかりません。

ただ、「ゼーリエはなぜフェルンを不合格にするつもりでいたのか?」は面白い謎だと思います。(が、これに関する他の人の考察はほとんど見当たらないのです)

※関連する考察です。

暗殺者は誰か?(魔力探知に一切反応がない)

まあ、これは順当にレーヴェだと思います。今のところ他に候補がありません。

私はここでちょっとよくわからない点があります。ゼーリエの「魔力探知に一切反応が無かった」という点です。

第145話「未来視」

たとえば、断頭台のアウラの部下であり、魔力探知の得意な魔族であるリーニエは次のように語っています。(第3巻20話)

第3巻20話

リーニエは基本的には戦士の動きを模倣するのですから、魔法を使わない戦士であっても体内には魔力があって、身体を動かす時には体内で魔力の流れが生じているということでしょう。

ユーベルも「(魔力探知で)魔力の流れを読めば(ラントの動きは)先読みなんて簡単」(第143話)と言っています。

魔力探知で体内の魔力の流れを読みます。第143話


影なる戦士たちは魔力探知を使えないために動きの先読みができないので、このラントの戦法が有効になります。つまり、魔力探知のできる魔法使いには通用しない戦法です。

一級魔法使い試験の一次試験(シュティレ捕獲)の際に、フリーレンはラヴィーネとカンネに次のとおり説明しています。体外に放出される魔力を完全に消したとしても、体を動かせば魔力がわずかに漏れてしまうというのです。(第5巻40話)

体外に放出される魔力を消したフリーレンでさえ、体を動かせば魔力が漏れます。第5巻40話
魔力切れになると体外に放出される魔力もなくなります。第5巻45話

これらの説明と、ゼーリエの「魔力探知に一切反応が無かったことから相手は戦士」に整合性があるのかも含め、今一つよくわかりませんでした。(これは次の話題とも関係します)

暗殺者が封魔鉱(第7巻61話)を利用している可能性もありますが、だとすればゼーリエは気付くはずだと思います。(夢の中なので現実とはちょっと異なるのかもしれませんが)

第7巻61話「封魔鉱」

※この点に関して、私はまだ整合性のある(かつ素直な)理解ができていません。もちろん、私の理解力不足かもしれません。ただ、作者の設定ミスかもしれないとも考えています。そして、この辺りの理屈を詰めてみても物語の本質には影響がないため、実益がなさそうだと感じます。

未来視を使っているのは誰か?

皇帝によればフラーゼではないとのことです。ゼーリエも同意しているのでこれは確定でしょう。

では誰なのでしょう? レーヴェでしょうか?

ゼーリエは「未来視に関わる魔法はそう多くない。その大半が南側諸国の戦乱で滅びた一族に継承されていた魔法だ」と言っています。これは未来視を使っているのがレーヴェであることを強く示唆する情報です。

第14巻133話

レーヴェのバックグラウンドは今まで全くわからなかったのですが、このゼーリエの話からレーヴェの半生を想像すると…

レーヴェはもともと南側諸国の高名な戦士だった。けれども、南側諸国の戦乱で一族が滅びてしまう。その復讐のために戦乱の元凶であるミーヌスを討ち取った。その後は身分も名前も捨てて(大戦士の亡霊となって)、なんやかんやあり、最終的には影なる戦士の指揮官、ロルベーア領総督の地位に納まって現在に至る。

…こんな感じになると思います。結構すっきりとしたストーリーになっていますよね。

ちなみに、これがレーヴェの剣です(第13巻126話)。私たちがこれまで見てきた剣とは形が異なります。これが南側諸国風の剣なのかもしれません。

第13巻126話

そうすると、未来視を使っているのはレーヴェだという気がしてきます。

ただ、レーヴェは戦士ですから、まずは戦士は魔法を使えるのか?という疑問があります。

また、レーヴェが魔法を使えるとしても、ゼーリエは魔力探知に一切反応が無かったと言っています。前述したとおり、魔力探知の働きには今一つよくわからないところがあるので、戦士であるレーヴェが未来視を使える程の魔法使いの才能もあって、しかもゼーリエの魔力探知にも引っ掛からないというとんでもない手練れであるのかもしれません。

でも、これでは戦士としても魔法使いとしても強すぎると感じます。

そこで、レーヴェではない別の誰かが未来視を使っている可能性を検討してみたいと思います。

カノーネ以下の魔導特務隊の隊員とは考えにくいです。フラーゼの真意を掴んでいる隊員はいないからです。一級魔法使い(リネアール)でもありません。未来視を使えるゼーリエの弟子たちは「もう全員死んでいる」からです。当然ですが、影なる戦士達でもありません。暗殺計画を知ったのはつい最近だからです。

とすると、消去法で残るのは…レーヴェの使用人の爺!?

第13巻127話

もちろん、まだ登場していない人物である可能性もありますが…

まだ登場していない黒幕がいるのか?

未来視を使っているのが爺(レーヴェの使用人)だというのは半分冗談ですが…

ただ、爺ではないとしても、レーヴェとは別の、まだ登場していないゼーリエ暗殺計画の黒幕がいるのではないか?という気もしています。

というのは、これは私の感覚ですが、レーヴェの言動からはゼーリエ暗殺にかけるパッションを感じないといいますか、まるで仕事として暗殺計画を進めている、誰かの指示を受けてそれに従っているかのような印象も受けるからです。

たとえば、このレーヴェ、クレマティス、爺のやり取りです。

クレマティス:ゼーリエ暗殺の理由を聞いても?
レーヴェ:任務の遂行に理由が必要なのか?
クレマティス:貴方の望む結末にできるかもしれない。
爺:…閣下。
〔顎に指をあてて少し思案するレーヴェ〕
レーヴェ:この世界から、魔法を無くす。

第139話「鍛冶屋のクライス」

クレマティスが暗殺の理由を質問すると、なぜか爺が「…閣下」と口を挟みます。レーヴェに返答を促しているのか、拒否するように進言しているのかはわかりません。しかし、いずれにせよ、暗殺の理由は高度な機密でしょうから、それを駒に過ぎないクレマティスに伝えるかどうかはレーヴェが判断することであって、使用人の爺が口を挟むべきことではないと感じます。

また、ここでクレマティスは「貴方の望む結果にできるかもしれない」と言います。しかし、そんな上手い方法があるのなら、レーヴェがとうの昔に検討しているはずではないでしょうか?なぜ、数日前に任務を知らされたクレマティスがそんな余計な世話を焼くのでしょう?そして、なぜレーヴェは唯唯諾諾として目的をクレマティスに伝えたのでしょうか。クレマティスの提案をもっともだと感じたのでしょうか?

レーヴェが黒幕だとすればレーヴェはずっと以前から未来視を使ってこの暗殺計画を練っていたわけです(ゼーリエの説明のとおり)。対してクレマティスは数日前に計画を知ったばかりです。しかも伝えられたのはおそらく現場の実行部隊に必要な範囲のみでしょう。

ですから、二人の計画の理解度には天と地ほどの差があります。そうすると、この場面でのレーヴェとクレマティスのやり取りはちょっと妙だと感じます。レーヴェとクレマティスが計画について対等の立場で語っているように見えるからです。

そして、クレマティスに「影なる戦士の指揮官である貴方直々に指揮を執ったっていい。そうでしょうレーヴェ総督」と言われたレーヴェは次のように語っています。

指揮官か、それが名ばかりのものであることくらい、知っているだろうに。所詮は人殺ししか能のない、無学な戦士よ。俺もまた駒に過ぎん。

第139話

「名ばかり管理職」という言葉がありますが、レーヴェは「自分は名ばかり指揮官だ」と言うのです。指揮官という肩書はあるけれども実態は違う。お前たちと同じ現場で働く駒に過ぎない、と。なんだか中間管理職の悲哀のようにも読めます。

この台詞からは、血塗られた軍神リヴァーレと同じような、細かい理屈は別にしてとにかく与えられた自分の役割を果たすのみだという割り切りを感じます。また、未来視を使って「手の込んだ」緻密な暗殺計画を練り上げるような人物像はかなり想像しにくいです。

第12巻117話

そうすると、レーヴェでもなくフラーゼでもない、まだ登場していない黒幕がいるのでは?という疑念ももっともらしく思われてきます。

別の記事で、《葬送のフリーレン》の長編に必ず登場しなくてはいけないはず・・なのに、なぜか未だに帝国編に登場していない存在と言えば?それは魔族、という話を書きました。

敵側にも未来視がいる、しかもそれはフラーゼではないとなると、帝国編の勢力図に変更が加わるのではと感じます。

会場ホール(皇帝登場)

ゼーリエとゼンゼの待つ会場ホールに皇帝がやってきました。予想したよりもずっと早かったです。

では、これですぐに謁見に進むのかといえば、どういう順番で読者に見せていくのかという問題があり、会場の時間はしばらくこのまま止まるんじゃないか?と思いますが…

地下通路(ファルシュとヴァルロス・クライス)

地下通路でヴァルロスたちの様子をうかがうファルシュ。

ヴァルロスとクライスは黒ずくめの完全武装ですから、宮殿に入れる格好ではありません。地下通路から出ることはないでしょう。ですから、この二人は当面の脅威ではないはずです。

にもかかわらず、ファルシュの表情には若干の焦りがみられ(汗)、ユーベル・ラントたちの戦闘区域を管理していたときのような自信に満ちた落ち着きがありません(第143話)。

影なる戦士たちが地下通路を利用することは知っていたはずですが、何か想定外があったのでしょうか? この描写からはわかりませんね。ちょっと心配です。

また、ファルシュがユーベル・ラントたちの戦闘区域の管理を止めて地下通路に移動したとも思えないのですが、分身のような魔法を使っているのでしょうか??

フリーレンたちはファルシュと合流する予定だと思いますが、どうなるんでしょうね?

なお、空間転移は「人類の魔法体系では実在することすら証明されていない」魔法です。(第12巻108話)

第12巻108話

まとめ

この先、どういう順番で物語りを進めるのでしょうね?

  • 予知夢:皇帝とゼーリエ

  • 会場:皇帝/ゼーリエ、ゼンゼ/特務隊/クレマティス、シュリット、レーヴェ? 

  • 戦闘区域:ファルシュ? ユーベル・ラント vs. ルティーネ・イーリス

  • 地下通路:ファルシュ? ヴァルロス・クライス

  • 執務室:フラーゼ、カノーネ(リネアール)

  • 移動中:フリーレン一行/ガゼレ、ヴォルフ?

  • 帝都:レルネン?、ロレ?、爺?

  • ヴァイゼ:デンケン

予知夢での皇帝とゼーリエの情報交換という形をとって背景の説明をしつつ、時折、戦闘を挟む感じでしょうか?

情報交換なら、次は皇帝が語る番です。フラーゼとレーヴェについての説明があるでしょうか。それとも現場に戻って戦闘か。意外と会場で事態が進行するのか。うーん。わかりません。

後半は疑問形ばかりになってしまいました。

ストーリーがどうなるのか?にも期待ですが、複数個所で事態が同時進行しているため、どういう構成で物語りを進めていくのか?も興味深いです。

おわりに

連載を追いかけて読むようになって、次回の展開を予想をするようになりました。素人が予想をしてみたところで、作者は読者の期待をちょっとずつ裏切ろうとしているでしょうから当たるわけはないのですが、裏切られて面白がるために予想をしているようなところがあります。なので、なるべく素直に予想するようにしています。(考察でも私は素直に考えているつもりなのですが、他の人が見てどう感じているのかわかりません)

私の作文が皆さまの《葬送のフリーレン》を読む楽しみを増す一助になれば幸甚です。

「スキ」していただけると励みになります。コメントもとても嬉しいです。《葬送のフリーレン》に関することでしたら何でもどうぞ。

《葬送のフリーレン》に関する記事は下記のマガジンにまとめています。120本以上ありますのでキャラ名で検索をかけてみてください。フランメ、ヒンメル、エーヴィヒなどで検索すると物語の全体像に関わる考察が出てきます。

帝国編の関連では、次のような考察があります。

  • レルネンとデンケンは何をしている?(ヴァイゼの秘密)

  • レーヴェはどうやって魔法を無くすつもりなの?

  • 会場ホールは安全なのか? / レーヴェはいつ動く? / フラーゼの狙いは? / ゼーリエ暗殺計画の結末は?

  • 影なる戦士のレーヴェと血塗られし軍神リヴァーレって、似てるけど…?

  • ユーベルの目的は?

  • カノーネ=リネアール

  • リネアールはユーベルのお姉さん?

巻話対応表