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「支配の石環」は役立たず?←使用目的を間違えています。


「支配の石環」は役立たず?

「支配の石環」って使えないなぁ。どうしてこんなものを賢者エーヴィヒは作ったんだろう?ハイターがフリーレンに解読を依頼した魔導書も使えなかったし、もしかしてエーヴィヒって…?

黄金郷編を読んで、そう思いませんでしたか?

私はこれでかなり悩みました。

レルネンの説明では、「支配の石環」は魔族の心を操るための魔導具ということになっています。

けれども、「支配の石環」を着けたマハトを見ていると、一体どのような場面で「支配の石環」が有効に機能するのか、さっぱりわかりせん

こんな魔導具、取扱説明書なしで使いこなせるとは思えません。これを作ったエーヴィヒは少しおかしいのではないでしょうか?

『葬送のフリーレン』では、「偽の事実」が事実として後世に伝わってしまうというモチーフがしばしば現れます。(フランメが女性から男性に歴史改変されているのが典型例です。)

そうすると、「賢者エーヴィヒ」も、「賢者」というよりは、物語をかき回す壮大なトリックスターという役回りなのかもしれません。

しかし、ここでは別の可能性を考えてみたいと思います。

「支配の石環」はもともと魔族に使うためのものではなかった

賢者エーヴィヒは「永遠の命」を研究する過程で魔導具「水鏡の悪魔」を作り、複製体を生み出しました。(この考察については下記の記事を見てください。)

そして、この複製体をコントロールするために作られたのが「支配の石環」です。

そう考えると、魔族に対してはあまり有効ではないことにも頷けます。

神話の時代の魔導具ですから、本来の使用目的が忘れられてしまい、正しく伝わっていないと考えれば、レルネンの説明も当然です。

複製体と魔族との関係については次の記事で触れています。端的に言えば、複製体が元になって魔族が生まれたのでは?という推測です。

※『葬送のフリーレン』に関する記事はこちらにまとめています。